☆ちこ☆さんのマイ★ベストレストラン 2010

ちこの暇つぶし

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☆ちこ☆ (40代前半・女性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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食べログを始めて丸2年
他のレビュアー様と比べると、一向に口コミ件数の増えない私ですが、今年も素敵なレストランに出会うことができました♪
しかしながら、去年までは足しげく通っていたのに様々な理由から、今は通わなくなってしまったお店があるのも事実です

一度気に入ると、とことんリピートするタイプなので、来年はジャンルの幅を広げて、新しいお店を開拓できればと思っていますo(*^▽^*)o

マイ★ベストレストラン

1位

レストラン バカール (神泉、駒場東大前、渋谷 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/09訪問 2010/10/01

ビストロ感覚でいただけるCP抜群の絶品フレンチ☆

<2010/9 再訪>
四ヶ月ぶりの訪問となる今回も、アラカルトではなくCP抜群の¥5,250のおまかせコース♪
こちらでは、いつもHAPPYな気分にさせていただいていますが、今回は前菜とメインがメチャクチャ私好みの品だったこともあり、今までで一番幸せな時間を過ごすことができました

そして、私の当たって欲しくなかった予想が見事に的中し、次回の訪問日はなんと半年後の2011年3月!!
クリスマスもお正月もバレンタインデーも終わり、そろそろ桜が咲き始める季節です(汗)

詳細はこちらでどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10645692610.html

<2010/5 再訪>
前回の感動的な初訪問から約四ヵ月
蟹味噌のソースでいただく絶品バーニャカウダが恋しくなって再訪しました

今回は3月末に予約の電話を入れて、一番早く18時から2名で予約を取れるのが5月の下旬と言われたのですが、帰り際に次回の予約を入れようと「次に予約が取れるのは8月頃ですかね?」と聞いたところ、なんと一番早くて9月の中旬とのこと!!
しかも、週末になると年末か来年の1月。。。
予約開始日の夕方にはこの先3ヶ月分の予約が全て埋まってしまったアロマフレスカもスゴいですが、こちらの人気も相当なものです

ただ、これは訪問した際に予約を入れて帰るリピーターの場合であって、電話で直接予約してくる方のためには別に席を確保しているそうなので、そんな先まで待てない方は電話でチャレンジしてみるのもいいかもしれません

時間制限があるため、今回もアラカルトではなくCP抜群の¥5,250のおまかせコースを注文

旬の活稚あゆのフリット、野生派トマト・狼桃(おおかみもも)のガスパチョ、リードボーとフォアグラのパイ包み焼き、桜エビとブルゴーニュバター『意気込み』鉄鍋炊きあげご飯など、どれもとても美味しく、前回は食べ損ねてしまった生キャラメルもしっかりいただき、お腹も心も大満足のディナーでした

充実した内容のコース料理と、シャンパン2杯、グラスワインを7杯を飲んで、お会計は二人で2万5千円ちょっと
これだけ美味しい料理をこんな格安のお値段でいただけるのですから、予約が取れないのも納得です

このときは、一番早く取れるという9月の予約を入れて帰ったため、次回の訪問はあと一ヵ月後ですが、その次の訪問は一体いつになるのやら
もしかしたら、来年の春って可能性も有り得るかも!!??

料理その他の詳細はこちらでどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10614883751.html

<2010/3初訪問>
2008年の12月にOPENして以来、多くのグルメ通の間で「素晴らしいCPを誇るフレンチが味わえるお店」との噂が瞬く間に広がり、今では1~2ヶ月の予約待ちは当たり前の渋谷の超人気フレンチレストラン『バカール』

実際に、私も昨年の12月中旬に電話をして、2名で18時からのディナー予約が一番早く取れたのは、1月の上旬でした(クリスマスの前後一週間は除く)

お店の最寄り駅は、井の頭線の神泉駅になりますが、渋谷駅からでも歩いて15分ぐらい
しかし、渋谷駅からは何気に距離があるため、途中で下手に曲がろうものなら住宅街に入ってしまい、迷子になる可能性が高いため、渋谷駅から行く場合は、文化村通りを東急本店前で左折し、その後は右手にお店が見えるまで道なりを真っ直ぐ歩くことをお勧めします

店内は、カウンター席が7つと、2人掛けと4人掛けのテーブル席が一つずつ
こじんまりとして、気軽に入れるビストロのような雰囲気です

オープンキッチンになっているため、カウンター席からはシェフが腕を振るう姿を垣間見ることができます
     
●Today’s メニュー
壁に掛けられた黒板には、通常のメニュー以外のその日のお勧めメニューが書かれています

今回は、初訪問&時間の制限(2時間)があったため、アラカルトではなく¥5,250のおまかせコースにしました

●モエ・エ・シャンドン ¥1,500
まずはシャンパンで乾杯しようと思ったら、今まで見たことのない光景にビックリ
こんなに並々と注がれたグラスシャンパンは初めてです
気前の良さと、溢れそうで溢れていないこの絶妙な注ぎ方に拍手拍手
敢えて言うまでもないと思いますが、一口目はグラスを持たずにそのまま口をつけて飲まないと、間違いなくこぼれてしまいますのでご注意ください

●アミューズ
アミューズは、5つの味(甘味・酸味・塩味・苦味・辛味)を体感できるプチトマト
ヘタに見立てたローズマリー付きのキャラメリゼされたトマトに、岩塩と胡椒のアクセントが加わり、今まで味わったことのないトマトの新しい美味しさを楽しめます
ちなみに、オーナーソムリエ&ホールを担当されている金山さん曰く、「旨味」という味覚は日本ならではだそうです

●リエット&バター
超ミニサイズのStaubに入ったリエットとバター

●自家製パン
4~6種類ある自家製パン
ひとつはコースに含まれていますが、二つ目からは追加料金が発生します
店名の「bacar」と刻印されたブリオッシュ(¥200)はどうしても食べてみたかったので、まずはブリオッシュを選び、二つ目に私はリエットとも相性の良さそうなドライトマト(¥160)を、旦那様は大好きな胡桃パン(¥200)を追加でお願いしました

バターたっぷりのブリオッシュも香ばしいドライトマトのパンも、期待していた以上に美味しかったため、図々しく「持ち帰り用に購入することは出来ますか?」と聞いたところ、その日に来店されるお客様の分しか作っていないそうなので、販売はしていないとのことです

●Leon Manbach Alsace Riesling 2007 ¥850
シャンパンのあとは、白ワインをグラスで
一杯目は、すっきりした口当りが特徴の白ワインをチョイス
この日、グラスでいただけた白ワインのラインナップはこの4種類です

●日本各地から取り寄せた有機野菜と能登産ズワイ蟹とカニミソのバーニャカウダ
湾曲した珍しいガラスの器に、美しく盛られた色鮮やかな野菜
見ただけで、新鮮さが伝わってくるほど瑞々しく輝いています
この日いただいた野菜の一部をご紹介しますと、オレンジカリフラワー、プチベール(芽キャベツ)、根は生のままで穂先はボイルされたアスパラガス、素揚げされたサツマイモ、ロマネスコ、坊ちゃんかぼちゃ、 紅心(こうしん)大根etcです
アンチョビ系が多いバーニャカウダソースですが、こちらのソースはなんとズワイ蟹と蟹味噌を和えた、超濃厚なカニミソのソース
しかも、ソースの上には香箱蟹(せいこ蟹)の身と卵がトッピングされていて、なんとも贅沢です
そしてこのソース、ペロっとひと舐めした瞬間「美味しい、美味しーい、美味し過ぎるぅぅぅ」と周りの迷惑も考えずに叫んでしまいたくなるぐらい、超感動的な旨さ
このソースに出会えたことを、心の底から喜びたいと思わせてくれるほど、大変素晴らしいソースでした
別皿で供されたのは、珍しいマイクロラディッシュと、この時期(1月)沖縄では旬を迎えていたヤングコーン
このマイクロラディッシュ、見た目は小さいですが味はしっかりラディッシュです

ヒゲまで食べることができるヤングコーンは、生ならではの食感と優しい甘味を味わえます
絶品ソースを最後の一滴まで楽しみたく、とうもろこしのヒゲをパスタに見立てソースと絡め、小さなフォークを使っていただきました
この食べ方は、旦那様のアイデアです

●Little Jame's Basket Press White ¥950
二杯目は、エチケットにコミカルな絵が描かれたフルーティーな白ワイン

●冷製コンソメゼリーのカクテル塩水ウニとカリフラワーのアレンジで
カクテルグラスに盛られた、目にも美しい冷前菜
温前菜に変更することもできましたが、ウニが大好きな私達は二人ともこちらにしました
蛤の泡の下には、北方領土のひとつである歯舞の塩水ウニ、オクラ、菜の花、コンソメゼリー、角切りされたナスとパプリカ入りのカリフラワーのムース
塩分が少し強めのカリフラワーのムースでしたが、その他の食材の味を邪魔することなく、実に見事にまとめあげています
あまりの美味しさにしばし言葉を失ってしまうぐらい、至高のお料理でした

●ブルターニュ産うずらに麦を詰めた丸ごとロースト ポルト酒薫るソース
メインのうずらは、丸のまま熱々のSTAUBに入った状態で一度お披露目
蓋を開けた瞬間、香草とお肉の焼けるなんとも言えない芳しい香りが辺りに漂います
その後、美しく盛り付けされ供されたうずらには、SUTAUBで一緒に調理された玉葱とほうれん草が添えてありした
このほうれん草は、埼玉県の「中さん」という農家の方が作られたものだそうで、普段は捨ててしまう先の部分まで甘くて美味しかったです
絶妙な焼き加減で仕上げられたジューシーなうずらの中には、これまた見事に炊き上げられたワイルドライスがたっぷり
私にとってうずらは苦手な食材ですが、このお料理は何の抵抗もなく、最後まで美味しくただきました

●Saint Joseph Offerus 2006 ¥1,400
メインには、他の3本のワインと比べると少し値段は高めですが、芳醇な香りと豊かな余韻を楽しめる赤ワインを合わせました

●ブドウジュース ¥950
旦那様は、北海道十勝産の無加糖ジュース
一口飲ませてもらいましたが、無加糖とは思えないぐらい甘味が強く、かなり濃厚な葡萄ジュースでした

●『意気込み』鉄鍋炊きあげご版 ~鰯とフォアグラ~
STAUBご飯は2種類からチョイスできたため、一つずつお願いしました
鰯とフォアグラのご飯は、全体をよく混ぜて頂きます
皮目をカリっと香ばしくソテーされた鰯に、スパイスとフォアグラの濃厚な味わいが加わることで、青魚独特の臭みが緩和され、あまり青魚が得意ではない私でも美味しく食べられました

●『意気込み』鉄鍋炊きあげご版 ~小鴨とトリュフ葱~
脂ののった鴨と相性抜群のネギを合わせたご飯は、言うまでもなくメチャ旨
肉好き&鴨好きの私的には、こっちのほうが好みでした

このストウブご飯が美味しいのは、存在感のある具はもちろんのこと、艶々と輝き、甘みのある白米があるからこそだと思います

●El Majuelo
小鴨とトリュフ葱のご飯には、お好みでスペインのフレーク・ソルト「El Majuelo」を加えていただきます
「El Majuelo」は、一粒一粒がピラミッド型をしていて、マイルドながらも味わい深いお塩でした

ちなみに、鰯とフォアグラのご飯はブルーのSTAUBに、小鴨とトリュフ葱のご飯は、赤いSTAUBに入っていました

●甘いもの ~抹茶のブリュレ&塩キャラメルのスフレ~
全13席の小さなお店ながら、デザートはなんと6種類から選ぶことができます
バラを使ったデザートも気になりましたが、2~3分悩んだ末に、旦那様は大好きなブリュレを私はスフレを選びました
程よい塩気がキャラメルの甘味を優しく引き立て、キャラメルのしつこい甘さを感じさせないスフレ
スフレには、砂糖がほとんど加えられていないホイップをのせていただきます
チーズの風味が口の中にふわぁ~っと広がる、なめらかなアイスクリームも美味しかったです

●コーヒー
最初、よく食べる私達には「少し物足りないかも・・・」と思ったコースメニューでしたが、食後に上品な苦味とコクのあるコーヒーをいただくと、お腹も心もしっかり満たされていました

しかし、店内が満席で忙しかったからなのか、プチフールとして振舞われる「生キャラメル」をいただくことが出来なかったのが、とても残念です

●MOETのオリジナルグラスマーカー
最後に、ホールを担当されているオーナー兼ソムリエの金山さんから「たくさんあるので、もし良かったらどうぞ」といただいたMoëtのプチギフト
家に帰り中を開けてみると、携帯ストラップとしても使える、とても可愛いグラスマーカーでした

ジーパンに白シャツ、黒いエプロン姿の金山さんのフレンドリーな接客、石井シェフならではのアレンジを加えた絶品フレンチと、またぜひ再訪したいと思えるとても素敵なお店でした

ただ、出来ることなら食べたいと思ったときにふらっと立ち寄り、コースではなくその日の気分に合わせてアラカルトとワインのマリアージュをゆっくり楽しみたいと思ってしまいました

しかし、希望日の予約を取るのも困難なほどの超人気店なので、そんな贅沢なことは不可能に近いですが・・・

こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10485481666.html

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • カウンター席

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2位

まき村 (大森海岸、大森、立会川 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2011/09訪問 2011/09/08

食材に対する拘りと出汁の旨さでは、他店より頭一つ抜きん出ている日本料理の名店

<2011/9 再訪>
大森という非常にマイナーな場所にありながら、その確かな実力はミシュランでも既に証明済の日本料理の名店『まき村』

春から夏にかけては、鯉や鮎など私の苦手な食材が多いため、少し足が遠退いていましたが、暑さがやや落ち着いてきた昨今、「そろそろいい時期になってきたかな♪」と思い、お邪魔してきました

夜の料理は¥10,000と¥13,000の二種類
値段の違いはお造りの内容と特別料理が一品付くか付かないか
¥10,000のコースはいただいたことがないので、お造りがどの程度違うかは分かりませんが、特別料理をいただくのといただかないのとでは、満足度にかなり差がでると思っていますので、今回も¥13,000のコースをお願いしました

●前菜~無花果の胡麻ソースかけ アーモンドとアスパラガス添え、蛸とキュウリ、ワカメの酢の物、とうもろこしの手鞠揚げ
●椀~玉子豆腐 鮑、肝、オクラ餅、生姜
●造り~鱧、毛蟹
●焼物~天然鰻の白焼き
●造り~大間のマグロ、千葉県産の真子鰈
●炊物~焼き茄子、カボチャ、里芋、パプリカ
●特別料理~松茸と鱧のお鍋
●飯物~松茸ご飯
●香の物  
●水菓子


こちらの料理が本当に美味しくて大好きなので、昨年の初訪問以来、下手な日本料理店には怖くて行けない私たち
そんな素晴らしいお店に軽装でふらっと行けてしまう自分たち(家から徒歩圏内なのでw)が、この上なく幸せ者に思える今日この頃です

松茸が本格的な旬を迎える9月末の予約をその場でして、今回も大満足でお店を後にしました
ちなみに、昨年はお願いする時期が遅すぎて、注文できなかった御節
今年は震災の影響もあり、食材を手に入れるのが何かと厳しいため、一時はどうしようか迷われたそうですが、つい先日、重箱の深さや間仕切りの厚さなど、ご主人の拘りが細部にまで行きわたった、まき村の御節に合うためだけに作られる特注のお重を、例年通り京都に発注されたとのことなので、こちらの予約もお願いしてきました
毎年イマイチな既製品の御節で迎えるお正月が、来年は素敵なものになりそうです♪

料理の詳細は、こちらでどうぞ  http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-11011261724.html

<2010/12 再訪>
前回の感動的な初訪問から約二ヵ月
こちらの素晴らしいお料理が恋しくなり、二度目の訪問
当初の予定では旅行から帰ってきた後、日本食が恋しくなっているだろう頃に訪問しようと考えていたのですが、お店の営業が25日(土)までと伺ったため、旅行前にお邪魔しました

今回いただいたお料理も、特別料理が一皿付き、お造りの内容がUpする¥13,000(税、サ別)のコースです

●先付     くみ上げ湯葉 出汁のジュレ 雲丹 山葵のムース 菜の花
●前菜     帆立のフライ 柿の種の衣
●椀      玉子豆腐 子持ち柳鰈、鶯葉(小松菜の赤ちゃん) 柚子
●造り     豊後水道の天然とらふぐの刺身、大間の鮪
●焼物     車海老・アオリイカ・鮑の石焼き
●炊物    京人参(梅風味) カボチャ 大根 厚揚げ 青菜
●特別料理 ふぐの唐揚げ、ふぐの白子焼き
●飯物    A5ランクの松坂牛のフィレステーキご飯
●香の物  
●水菓子


厳選された食材にご主人の技術が施された、唸らずにいられない絶品料理の数々
今回で二度目、しかも三ヶ月ぶりの訪問にも関わらず、私たちのことをしっかり覚えていてくださった、温かく笑顔が素敵な女将さん
「ここは本当に大森??」と疑いたくなるような、今年ミシュラン一つ星から二つ星に昇格したのも納得の本当に素晴らしいお店です

最後に、あわよくば今回の訪問時に来年の御節を頼もうと思ったいた私
しかしながら、こちらの御節はお重の高さや仕切りの間隔など、料理だけでなくお重の細部にまで拘り、京都のお店に『まき村』専用のお重を特注しているため、毎年9月頃には売り切れてしまうとのこと
「12月の上旬だから大丈夫だろう」と、高を括っていた自分が恥ずかしくなりました
来年は遅れることなく、夏の終わりには翌年の御節を注文したいと思います
(注)御節の発送はしていないため、31日(もしかしたら30日だったかも)にお店に受け取りにこられる方限定です

料理の詳細等はこちらでどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10751578511.html


<2010/9 初訪問>
大森という非常にマイナーな場所にありながら、三年連続ミシュランで一つ星を獲得している日本料理店
だいぶ前からお店の存在は知っていたのですが、「訪問するならやっぱり秋がいいな」と思っているうちに機会を逃し、ずっと未訪問のままでした

そんなこんなでモタモタしていたら、今年の夏前に<品川区南大井6-19-10>から<品川区南大井3-11-5>へ移転
旧店舗から距離的にはあまり離れていませんが、以前にも増して分かりづらい場所に移転してしまったため、大森に土地鑑のない方はJR大森駅ではなく、乗り換え等が多少面倒でも京急本線の大森海岸駅を利用されたほうが良いと思います

大森には似つかわしくない高級感漂う外観に少し緊張しつつも、期待に胸を膨らませ入店
真新しさの残る白を基調とした店内は、余計な装飾品はなく、シンプルで落ち着いた大人の空間
席数は、カウンター6席、2~8名テーブル席の計14席と、さほど多くはありません

夜のコースは¥10,000と¥13,000(税、サ別)の2種類あり、値段の差はお造りの内容の違いと、特別料理が一皿付くか付かないか
人数が多い場合は予約の時点でどちらのコースにするか選ばなければなりませんが、二名の場合はメニューの説明を受けてから当日選択することも可能です
この日の特別料理は、「松茸と鮑のお鍋」または「松茸と松阪牛のすき焼き」だったため、迷うことなく¥13,000のコースにしました

●食前酒
食前酒はスッキリした飲み心地の梅酒

●前菜
季節感漂う3品の前菜

・渡り蟹の黄身酢かけ
まろやかな黄身酢と酸味のやわらかい酢がいい感じに調和した一品
手前茶色の食材は、クニュっと弾力のある歯ざわりが面白い茸(名前は失念)です

・無花果の胡麻ソース和え
甘みの濃い熟れた無花果と、甘さを抑えたクリーミィーな胡麻ソースが絶妙にマッチ
デザートのイメージが強い無花果ですが、天婦羅にしても美味しいそうです

・蓮根の車海老しんじょ挟み揚げ
レンコンのサックリと軽快な食感と、車海老の旨みが詰まった優しい口当たりのしんじょ
添えられているブランド銀杏も含め、熱々で美味でした

●日本酒
前菜をいただいている途中、これは日本酒と共に味わなければ美味しさが半減してしまうと悟り、最初に注文した生ビールを即行で飲み干し、冷酒にチェンジ
女将さんにお勧めを聞きながら、10種類近くある日本酒の中から3種類いただきました
・純米吟醸 白岳仙 中取 (福井) ¥1,200
・純米大吟醸 加賀鳶 (石川) ¥1,200
・純米吟醸 乾坤一 超辛口 (宮城) ¥1,000

●椀物 ~岩手県産の松茸と鱧の土瓶蒸し~
今年は猛暑の影響で本当に採れないとニュース等で報道していたため、「国産は愚か外国産も食べられないかもしれない」と、諦めていた秋の味覚の王様松茸
しかしながら、訪問したその日に今シーズン初となる岩手県産の松茸がようやく手に入り、松茸を使った料理が採算ど返しで何品か供されると聞き大興奮
そして、そんな貴重な国産松茸を使った一品目は、私が大好きな土瓶蒸しでした
海の幸(鱧)と山の幸(松茸)の旨みがたっぷり染み出したお出汁は、口に含んだ瞬間この上なく幸せな気分にさせてくれる極上品
今まで食べてきた土瓶蒸しは一体なんだったのかと思うほど、上品で格調高い最高のお出汁でした
そんな素晴らしいお出汁を最後の一滴まで存分に堪能した後は、中の具もしっかりいただきます
小骨の不快感が全くなく、身がふわっと花開いた鱧は、丁寧な下処理と鮮度の良さを実感できる味
また、丸々1本贅沢に使われていた松茸も、若干薄れてはいるものの、芳しい香りと心地よい歯ざわりを楽しむことができました

●生牡蠣
ぷりっと厚みのある北海道釧路町の仙鳳趾(せんぽうし)の生牡蠣は、食べやすいよう包丁が入れられています
一口目はそのままパクっといきましたが、添えられているレモンを絞ることで牡蠣の濃厚な味わいがキュっと引き締まり、一段と美味しさが増しました

●造り
お造り3品は、お好みで醤油または塩でいただきます
口に含むと華麗に融けていく大間の鮪、カボスを絞り塩で食べることで甘みが一層増す真子鰈、そして、味噌の代わりに温泉卵の黄身をちょこんとのせ、濃厚さとまろやかさをプラスした伊勢海老と、どれも天然物ならではの格別な美味しさがそこにはありました

●焼物
表面を炙ったスライス松茸付きの真子鰈
やや強めの塩加減でふっくら焼き上げられたマコガレイは、日本酒の速度を加速させます
お酢に軽く浸した兎型の山芋と、レモン汁で煮たサツマイモでイメージした月見
食材だけでなく視覚でも楽しめる季節感を取り入れ、客人をもてなす
やっぱり日本料理っていいですね

●炊物
里芋、かぼちゃ、茄子と、それぞれが一番美味しい状態に調理された炊合せ
薄味で控えめながらも、素材の味と出汁の旨さが光る一品です

●特別料理Ⅰ ~松茸と鮑のお鍋~
今回いただいた料理の中で最も感動したのが、この松茸と鮑のお鍋
葛仕立ての澄んだお出汁に浮かぶのは、本日3度目の登場となる岩手県産の松茸と、かなり厚めにスライスされた鮑
松茸の華やかな香りもさることながら、噛んでも噛んでも内側から溢れてくる鮑の旨みエキスにノックアウト寸前
鱧と松茸の土瓶蒸しも驚きの美味しさでしたが、それを超えるスペシャルなお鍋でした

●特別料理Ⅱ ~松茸と松坂牛のすき焼き~
もうひとつの特別料理は、岩手県産の松茸とA5ランクの松阪牛のすき焼き
これまた豪華な取り合わせです
すき焼きは、目の前でご主人自らが作り上げ、取り分けてくださいます
但し、カウンターより一段下がったスペースで調理されるため、残念ながら作っている様子を見ることはできません
綺麗にサシの入ったA5ランクの松阪牛は、いい感じに火が通され、とろけるような旨みとしっかりとした肉の風味をバランス良く味わえる逸品
甘すぎずさらっとした割り下で食すすき焼きは、思っていたよりも軽く、胃への負担もありません

●飯物 ~鯛茶漬~
この日の〆の飯物は、松茸ご飯か鯛茶漬けから選ぶことができました
今の時期ならではの松茸ご飯も魅力的で心惹かれるものがありましたが、初訪ということで素直に名物の鯛茶漬けをチョイス
見ただけで鮮度の良さが伝わってくる鯛の切り身に合わせるのは、前菜の無花果の胡麻ソース和えとは違い、胡麻が全面に主張してくる濃厚で風味豊かな胡麻だれ
まずは、胡麻だれに絡めた鯛の身を、まさに銀シャリと呼ぶに相応しい艶やかさな白飯と一緒にいただきます
日本人で良かったと思える瞬間です
ご飯は一組ずつ時間をかけて丁寧に土鍋で炊き上げてくださるため、炊きたてホヤホヤを味わうことができますし、一人2~4杯はお替りできるため量的にも十分
そして、もちろん土鍋ならではの香ばしいおこげを楽しむこともできます

鯛の胡麻丼を堪能した後は、お待ちかねの鯛茶漬け作り
①ご飯をお替りする
②胡麻だれとたっぷり和えた鯛をご飯にのせる
③昆布で摂った熱々のお出汁を注ぐ
④お好みで海苔をのせる
⑤完成
鯛の風味を邪魔しない上品で深みのあるお出汁を注ぐことで、身に熱が徐々に伝わり、生のまま食べたときとは異なる柔らかくふわっとした食感に変化していく鯛がこれまた美味
名物というだけあり、実に美味しい鯛茶漬けでした

●水菓子
豊水と巨峰のジュレかけ
そのままでも美味しい旬のフルーツに、ミントが香るジュレをかけ爽やかさと涼を演出
こういうひと手間こそが、他よりも一歩抜きん出た美味しさを作れる秘訣なんだと思います

この日の訪問客は、私達とひと回りからふた回り以上歳の離れた常連さんばかり
得てしてこういう場合、一見の私達にとってはあまり居心地が良い環境とはいえないのですが、女将さんとご主人の自然体で物柔らかな接客に、疎外感を感じることも萎縮することもなく、とてもリラックスして食事を楽しむことができました

それにしても、仙鳳趾の生牡蠣、大間の鮪、鮑、A5ランクの松坂牛、そして今年は手に入れることすら難しいと言われている国産の松茸をこれだけ堪能し、一人¥13,000(サ・税別)
これは、大森という場所柄だけではなく、ここ『まき村』でしか実現不可能なとんでもないお値段だと思います

今更、何故もっと早く訪問しておかなかったのかと後悔しても始まらないので、これからは季節の変わり目をひとつの目安として、ちょくちょくお邪魔させていただこうと考えています

こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10659249594.html

  • (説明なし)
  • 大森には似つかわしくない高級感漂う外観
  • カウンター席

もっと見る

3位

すゝき野 鮨金 (すすきの(市電)、すすきの(市営)、狸小路 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2011/08訪問 2011/11/09

ネタは近海産・天然もののみという拘り☆私が札幌に来る理由がここにはあります♪

<2011/8 再訪>
美味しいお鮨が食べたくて、札幌にちょこちょこ遊びに来るようになってから早3~4年
その間に札幌市内で評判の良い鮨屋に何軒か足を運びましたが、「ここだッ」と思えるだけの魅力を持ったお鮨屋さんには巡り合えていませんでした
そんな中、昨年の<さっぽろ雪まつり >の時期に初めてお邪魔し、「ようやく見つけた」と思ったのが、こちらの『薄野 鮨金』
当初、今回の旅行では初日のみ訪問する予定でいましたが、前日の美味しいお寿司が忘れられず、なんと二日連続で伺ってしまいました♪

この日いただいたのは、
●毛蟹
●函館の真イカ
●島海老の燻製
●秋刀魚の刺身
●鵡川の雄ししゃも
●雲丹の昆布〆 
●鱒のすけ 大助
●ボタン海老
●ほっき貝 炙り
●中トロ
●平目のえんがわ
●南蛮海老の昆布〆 etc


他ではなかなか味わえない、ひと手間もふた手間も加えた絶品のおつまみと、江戸前の仕事がきっちり施された完成度の高い握り
そして、忘れてはいけないのが、素晴らしく高いコストパフォーマンス!!
これだけ揃った名店を見つけてしまったら、札幌ではもう他のお鮨屋さんには行けません♪

私が札幌に来る理由
それは、「ここのお鮨が食べたいから」といっても、過言ではないと思います

料理の詳細等は、こちらでどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-11002944117.html

<2010/2 初訪問>
お店は、すすきの交差点から徒歩1分という、アクセス抜群の立地にあります
月寒通り沿いにも入口があるそうですが、今回は月寒通りから一歩路地を入ったところにある表玄関からお邪魔しました

店内はカウンター席が10席、テーブル席が10席、5名まで対応可能な小上がりの座敷席がひとつ
美しい白木のカウンターに、拘りの品々が並べられたネターケース、椅子には白いカバーまでかけられ、私のようなお子様がお邪魔しても良かったのかと若干戸惑いを感じてしまったほど気品漂う雰囲気
まるで、東京の高級鮨屋に訪問したかのような、キュっと身が引き締まる思いがしました

おきまり握り等もあるようでしたが、カンター席の醍醐味を味わうべく全てお任せでお願いしました

●生ビール
まずはお決まりの生ビールで乾杯
以前はスーパードライの生ビールを出していたそうなのですが、ご主人がプレミアムモルツの美味しさに惹かれ変更されたそうです

●煮蛸
真蛸を鰹出汁で煮た上品な煮蛸は、蛸特有の噛み応えを残しつつも、すんなり噛み切れる柔らかさ

●生牡蠣
厚岸産の「カキえもん」
牡蠣の上に乗っているピンク色の食材は、エシャロットの甘酢漬けです
小ぶりながらも、牡蠣本来の甘みとふくよかな味わいを堪能できる、とても美味しい牡蠣でした

●ツブ貝
肉厚なツブ貝は、ほのかな甘みを楽しめるよう、シンプルにスダチor塩でいただきます
コリコリっとした食感が最高です

●キンキ
脂の乗りと甘みが他の白身魚とは雲泥の差の網走産の釣りキンキ
私の大好きな魚のひとつです

●ガリ
短冊のようにスライスされた新生姜のガリ

●国稀 雪さび
ビールを2杯飲んだ後は、ご主人お勧めの冷酒にチェンジ
この「雪さび」は、季節限定の地酒で、キリっとした飲み口としっかりと深みのある辛口が楽しめる、とても飲みやすいお酒で、お鮨との相性も抜群
セーブしなければと思いつつも、結局何度もお替りをしてしまい、最終的には飲みすぎて記憶を無くすハメに。。。

●締め鯖
絶妙な締め具合の鯖に、たくあんと胡麻を振りかけた、ご主人オリジナルの一品
たくあんのほのかな甘みと胡麻の香ばしい香りが鯖とよく合います

●炙り白子
表面を香ばしく炙った濃厚でクリーミィーな白子は、お好みで黒七味をつけて
白子と黒七味の組み合わせは初めてでしたが、とても美味しかったです

●中とろ
見るからに艶やかで美味しそうな中トロは、函館・戸井産
舌の上ですっととろける上質な脂と、舌に残るしっかりとした旨みの余韻
今まで食べてきた中トロの中でも最上級の美味しさを誇る、大変素晴らしいお味でした

●茶碗蒸し
このこ(ナマコの卵巣)の茶碗蒸し
出し汁たっぷりのなめらかな玉子に、「このこ」の食感と塩気がアクセントになり、シンプルながらも味わい深い美味しい茶碗蒸しでした

●鮟肝
自家製のあん肝に奈良漬けをのせるという、凡人の私には想像もつかない斬新なアイデアに驚きながらも一口食べてみると、これが美味しくてビックリ
濃厚なあん肝と、適度な甘みと酒粕の風味が芳しい奈良漬けが、口の中で見事なハーモニーを奏でます

●毛蟹
虎杖浜・噴火湾産の毛蟹
予め、ほぐした蟹身と味噌を絡めたものが供されるため、手を煩わすことなく美味しい毛蟹を堪能

●寒鰤
脂ののった天然の寒鰤を霜降りにすることで、余分な脂分を落とし、旨みだけを閉じ込めます
鰤は苦手な魚のため今までは食べるのを避けてきたのですが、これからは鰤を好んで食べたいと思ったほど、この寒鰤の冷しゃぶ風はメチャクチャ美味しかったです

●平目の昆布締め
昆布の優しい旨みを纏った平目と、やや甘みのある舎利がベストマッチ

●帆立貝柱
オホーツク産の帆立
厚みもさることながら、繊維のザクザクした心地よい食感と強い甘みを味わえます

●鯵
鮮度の良さが光る鯵の握り

●北寄貝の炙り
北寄貝の炙りは、カボス&塩で
炙ることで柔らかさと甘みが増した北寄貝を塩で食すことにより、甘みがより一層高まります
個人的に、北寄貝は生で食すよりも軽く火を入れて食すほうが断然好みです

●ボタン海老
大きさはそれほどではありませんが、濃厚な味噌と弾けるようなプリっぷりの身は美味

●赤身
鮪の美味しさを再認識させられる赤身
鮪には特に強い拘りを持っていらっしゃるだけあり、口に入れたときに迸る旨みが違います
北海道で美味しい鮪に出会ってから、いつのまにか赤身も食べられるようになりました

●馬糞雲丹
ねっとりと濃密な甘みを持つ馬糞雲丹が、口の中で舎利の一粒ひとつぶと絡み合い、そして解ける快感
「絶品」の一言に尽きます

●大助
鮭児ほどではありませんが、希少価値の高い大助
脂ののりも味の濃さも申し分なく、とても美味しかったです

●とろたく巻き
トロとたくあんを贅沢に巻いた細巻き
トロの上質な甘みとなめらかな口どけ、たくあんのポリポリとした食感と塩分、磯の香り高い海苔がそれぞれの特性を互いに活かしつつ三位一体となり、口の中に旨味の層が広がります
あくまで私の勝手な想像ですが、箸置き、ガリ、そしてこの「とろたく」を見ると、もしかしてこちらのご主人は「すし善」で修行された経験があるのかも

●鱈のすり身の炙り
鱈の白身と白子のすり身にし軽く炙った一品は、ふわっ軽い口当たりと繊細な味わいで、蒲鉾とは一味違った美味しさがありました

●カラスミ
程よい塩加減と香ばしさが相まって、恐ろしいぐらいお酒が進んでしまうカラスミ

●いくら醤油漬け
大好きないくらの醤油漬けは、とても上品な味わい

●さより
●蝦夷鮑
●たくあん

握りをいただく頃にはいい感じに酔いが回ってきていたため、いまいち記憶は曖昧ですが、どの握りもネタと舎利のバランスが良く、とても美味しかったことだけは間違いありません

初め、こちらのご主人は仕事を黙々とこなす職人気質の無口で笑顔の少ない方だと思ったのですが、時間が経つにつれ段々と会話(最近のマグロ事情やご主人お勧めの店など)が弾み、とても楽しくお鮨を食べることが出来ました
私が思うに、たぶんご主人は人見知りなだけだと思います
なので、最初はあまり良い印象を受けないかもしれませんが、決して話さない方でも無愛想な方でもありませんので、こちらから気軽に声をかけてみるといいかもしれません

頻繁に北海道へ遊びに来るようになって早三年
どうしても札幌ではお気に入りのお鮨屋さんが見つからず、いろいろな鮨屋を転々と食べ歩いてきましたが、ようやく札幌に来た際には必ず訪問したいと思えるお店に巡り会うことが出来ました

高級感漂う雰囲気の中でいただく独創的なつまみ、北海道産に拘ったネタに江戸前の仕事を施した握り、それらと相反する良心的なお値段と、本当に最高のお店だと思います

こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10542982404.html

  • (説明なし)
  • カウンター席
  • 函館の真イカ

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4位

イル テアトリーノ ダ サローネ (広尾、表参道 / イタリアン、イノベーティブ、肉料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2011/03訪問 2011/03/03

いつも以上にシチリア感たっぷりの料理☆ 3月のメニュー構成かなりいいです!!

<2011/3 再訪>
料理が美味しいだけでなく、抜群の居心地の良さがお気に入りの、訪問する度に好きになるこちらのイタリアン☆
毎回、驚きを美味しさを兼ね備えた素晴らしいお料理をいただいているのですが、今回はいつも以上にシチリア色豊かな素晴らしいコース内容でした♪

●赤海老のブレザオラ
ねっとりと甘みの強い塩でマリネした赤海老と、シャリシャリした食感が楽しいグレープフルーツシャーベットの甘酸っぱさが、口の中で見事に調和
また、この料理の鍵を握っているのが、絶妙な匙加減でふられたプロシュットクロッカンテ(カリカリの生ハム)
味わい、食感、バランスを含め、この料理にはなくてはならない重要な役割を担っていると思います

●ガット ディ リーゾ
イタリアの家庭料理「ガット ディ リーゾ」をモチーフに作られた一品
旨みをたっぷり吸い込んだサフランリゾットの下には、今年初物のホワイトアスパラ、鼻から抜ける芳しいスモーク香が堪らない白身魚のラグー
あまりの美味しさにすぐ食べてしまうのが勿体無く思え、ついつい食べるスピードが遅くなってしまいました

●15世紀のエンナ地方に伝わる甲イカのチョコレート煮
シチリアの中心にあるエンナ地方で古くから伝わる郷土料理のチョコレート煮
てっきりカカオ比率の高い甘くないチョコレートで作られているのかと思いきや、これが普通に甘いチョコレートでビックリ
それなのに、ニンニクでソテーした松の実とヒヨコ豆のピューレの効果もあるのか、ドルチェではなく、しっかりとした料理に仕上がっているから不思議です

●仔羊のストゥファート
トマト、セロリ、玉葱などと共に低温料理された仔羊は、ナイフがすっと入るほど柔らかく、仔羊特有の臭みは全くなし
もともとカポナータやラタトゥイユのような野菜のトマト煮込みが好きなこともありますが、ここ数ヶ月間の仔羊のストゥファートの中では最大のヒットで、メチャクチャ美味しかったです

樋口シェフ渾身のシチリア料理に、西嶋さんセレクトの個性的で魅力的なグラスワイン
そこに絶対的な居心地の良さがプラスされるのですから、もう何も言うことはありません
今まで以上に、今回は最高に楽しい時間を過ごすことができました♪

料理の詳細等はこちらでどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10817638318.html

<2010/12 再訪>
3回目の訪問となる今回は、12月1日の18時にお邪魔したということで、月替のメニューはこの日から一新され、12月のお料理をいただく初めの客人となった私たち
なんとなく優越感を感じてしまったのは、私だけでしょうかw

料理の詳細は後日ブログにUpするとして、約二ヶ月ぶりにお邪魔した今回の訪問では、新しい発見が3つほどありましたので、ご紹介したいと思います

まず、1つめの新しい発見
こちらでは、毎回名前入りのメニューが手渡されるのですが、料理に使われている食材・調理法などが色鉛筆で書かれた絵と共に分かりやすく記載された、西嶋さんお手製のメニューが登場していました
出来ることなら毎月訪問し、このメニューをファイリングして大切に保存しておきたいぐらい、西嶋さんのセンスの良さが光るとても素敵でメニューでした

2つめ
OPENしてから先月までは、8席のカウンター、リピーターのみ利用が許されている秘密の個室の店内でしたが、今月からは新たに素敵なダイニングルームがOPEN
まだ他のお客様が誰もお見えになられてなかったこともあり、お店のご好意で12月1日より解禁されたダイニングルームを拝見&撮影させていただきました
12月中は2名利用のテーブルが2卓、最大で4名まで利用が可能ですが、1月からはテーブルを2卓から1卓に減らし、最大3名まで利用できる個室になるそうです

最後の3つめ
元々イタリアンは、私にとって大好きなジャンルでしたが、正直言ってシチリア系のイタリア料理を殆ど食べたことがなかったがゆえ、今までは樋口シェフの作り上げる料理の奥深さ、本質の素晴らしさを、きちんと理解できていなかった気がします
しかしながら、訪問を重ねる度に私たちの未熟な舌も成長し洗練されていたらしく、遅ればせながら、3度目の訪問となる今回、ようやく樋口シェフの感動的な料理の本当の美味しさを身をもって知ることができました

席数が多くないこと、リピーターが多いこともあり、最近は予約が非常に取れにくくなっているとのことですが、なんとか来月の予約をGETし、大満足でお店を後にしたのであります

<2010/9 再訪>
8月下旬に初訪問してから約一ヵ月後
前回のレビューで「再訪確定」と宣言した通り、SALONE系列の新店であるこちらの『イル・テアトリーノ・ダ・サローネ』へ再訪問

前回に引き続き、樋口シェフの驚きと魅力溢れる料理の数々はどれも大変素晴らしく感動的でしたが、私がこちらのお店に惹かれるもう一つの理由は、西嶋さんのサービス
耳に心地よいソフトな口調から発せられる楽しく快い会話と、絶妙な距離感
この独特の空気感というかスマートさは、勉強したから、長く勤めたからといって、どうこうできる問題ではなく、まさに天性だと思います
また、取り揃えられているグラスワインも、どれも魅力的で拘りを感じられるものばかり
ワインに詳しくない私にも、料理とのハーモニーを大切に考えつつ、個性のある品揃えを心がけている感が伝わってきます

今回はパスタの量を私は1.2倍、旦那様は1.5倍にしていただき、尚且つ自家製の白パンを4~5回お替りし、気持ち以上にお腹も満たされ大満足の帰宅
残念ながら、来月と再来月は旅行の関係で訪問することが出来ませんが、12月にはまたお邪魔させていただきたいと思います

私の中で不動の一位だったアロマフレスカに失望した今、こちらのお店がイタリアンで最も好きなお店かも

詳しくはこちらでどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10666728359.html

<2010/8 初訪問>
横浜にある予約のなかなか取れない人気イタリアンレストラン『SALONE 2007 』の系列店が、今年の5月南青山にOPENしたと聞き、遅ればせながら先日訪問してきました

ちなみに、今まで何度か伺おうと試みてはきたものの、時期やタイミングが悪いのか、予約を入れるのが遅すぎるのか、未だに『SALONE 2007』へは訪問出来ていません

お店は地下鉄表参道駅or広尾駅から徒歩約15分
本来の私達であれば駅からタクシーに乗ってしまう距離なのですが、この日は思いのほか早く最寄駅に着いてしまったため歩いて行くことに
しかし、まだまだ残暑が厳しいこの季節に15分以上も歩こうと思ったことが、そもそもの大間違い
汗っかきの旦那様はお店に着く頃にはシャツが汗でグッショリ濡れてしまい、普段はあまり汗をかかない私でも化粧が半分以上剥げ落ちスッピンに近い顔に
ドタキャンして、後日改めて訪問しようかと本気で考えたぐらい、悲惨な格好で初訪問することになってしまいました

階段を降り、青で統一されたエントランスを進むと、髪を後ろで結び品の良いスーツをさらりと着こなしたチョイ悪風の平氏がお出迎え

当初、店内はカウンター8席のみと伺っていたのですが、実はメディア等には公表していない隠し個室がありました
SALONEグループのオーナーでもある平氏のセンスを色濃く反映して作らたゴージャス感漂うこの空間は、接客も平氏自らがされるという拘り
通常は3~4名仕様の個室だそうですが、カウンター席に空きが無く、且つこの個室の存在を知っているリピーター客であれば、2名でも利用させていただけるそうです

●メニュー
料理は月替わりのコース¥8,500(税・サ別)のみ
席ごとに置かれたメニューには、名前と訪問した日が記載されていました

●ビール
化粧が溶けるほど汗をかき、あまりにも喉が渇いていたので、一杯目はビールにしました
「Birra Menabrea ビッラ メナブレア」は、イタリア国内でも希少価値の高いビールで、ホップの程よい苦味とまろやかな口当たりを楽しめる美味しいビールでした

●パン
最初に供されたのは、シチリアのエクストラバージンオイルと塩のパン
オリーブオイルの香り高い焼き立て熱々のパンは、少し強めの塩加減が絶妙で、ふっくらジュシー
「このパンは最初だけですよ」とサーブされた時に念を押されたのですが、ついつい「もう一個」とお替りしたくなってしまう美味しさでした

●短角牛のタルターラ
小さな前菜の一品目は、生ではなく塩漬けにした岩手県短角牛のタルタル
オリーブやケッパー、バルサミコなどと和えた短角牛は、黒無花果のピューレと共にいただきます
ハーブが香る熟成肉の旨みと無花果の濃厚な甘みが相まって、オーソドックスなタルタルとはひと味違う美味しさを堪能

●鮪のボッタルガのインサラータ ディ リーゾ
二品目は、ボラではなくマグロの卵巣で作られたカラスミを使ったお米のサラダ
日本ではあまり馴染みのない鮪のカラスミですが、シチリアではそう珍しい代物ではないそうです
パンチのきいたややクセのあるカラスミパウダーがよく馴染んだお米やカジキマグロの身に、オレンジの風味やピスタチオの食感がアクセントとして加わり、もっと食べたいと思わせる美味しいサラダでした

●サルシッチャとズッキーニのパンツェロッティ
本来であれば中に包むべきゴルゴンゾーラに工夫を凝らし、ジェラートとして添えたパンツェロッティ
ペコリーノチーズをのせた熱々のパンツェロッティと、甘くて冷たいゴルゴンゾーラのジェラートを交互に食べることで、しょっぱさと甘さ、温と冷の温度差を楽しむことができます
もともとゴルゴンゾーラが大好きだったこともありますが、クリーミィーなのに意外としつこくないゴルゴンゾーラのジェラートがとても気に入りました

●パン
ふわふわの自家製パン
パンは予め半分ほど仕込んでおき、サーブするタイミングを見計らってその都度焼き上げ完成させるため、いつでも焼き立て熱々のパンを味わうことが出来ます

●兎のポルトゲーゼ
ゴールドのテーブルプレートを最大限に活かし盛り付けされた兎のポルトガル煮は、目の前に広がる美しさだけでなく、天井に映る光の反射も楽しめる一皿
野菜と兎のスープで煮込んだ兎肉の上には、酸味のきいた夏野菜、ディルとロースト松の実
懸念していた野性味はなく、鶏肉のようにクセのない、穏やかでやさしい味わいの兎でした
また、アクセントとして添えられた白ワインビネガーのジュレと一緒に食べると、味がキュっと引き締まり、シャープな印象に

●カバテッリ タコのラグーソース
運ばれてくるときから、あたり一面に強烈なタコの香りが漂うパスタ
ラメ入りのキラキラしたお皿は、割ってしまうと代用のきかないアンティーク品
二本の指ですばやく引っ張って作るもっちもちのカバテッリに、ミンチにした明石のタコがたっぷり入った濃厚なラグーソースがよく絡みます
ブラックオリーブとセロリの葉が緩和剤としていい役目を果たしていますが、それでもタコの強烈なパワーは衰えず
これほどまでタコが主張するパスタを食べたのは初めてかもしれません

●バヴェッティーニ 豚のソットサーレ サルサトラバネーゼ
2〜3mm幅の平面パスタ「バヴェッティーニ」に合わせるのは、肉々しい豚のソットサーレに、トマト、バジリコ、生ニンニクのソース
パスタにより深いコクとまろやかさをプラスするペコリーノとリコッタを塩漬けにしたリコッタサラータに、芳ばしさと軽快な食感を演出するシチリアのローストアーモンド
全ての素材が絶妙なバランスで交わりあい、濃密な旨味の層が広がります

●仔羊のストゥファート
「仔羊のストゥファート」は、月替わりする他のメニューとは違い、一年を通して味わうことができるこちらのスペシャリテ
しかし、付け合せの野菜やソースは毎月変わり、先月よりも今月、今月よりも来月と、さらに美味しいものを提供しようと追求されているため、毎月新しい「仔羊のストゥファート」に出会うことができるそうです

65度の低温で部位ごとに適した時間(背肉は7時間、ロースは1時間)をかけて、ローズマリーと一緒に蒸し煮にした仔羊
フレンチに比べるとどうしても大味なイメージが強いイタリアンですが、この料理はトレビスの苦味、じっくりローストした赤玉葱の甘味、ホースラディッシュ入りのポテトピューレの辛味、仔羊の迸る旨みと、一皿でいろいろな味わいを堪能することができます
この「仔羊のストゥファート」は、先日訪問した『アロマフレスカ』で食べた「仔羊のロースト 夏トリュフ風味」に続き、苦手食材だった仔羊を素直に心から美味しいと思えた素晴らしい逸品でした

●マチェドニア
マンゴーのコアントローに、キウイ、ブルーベリー、マスカット品種の葡萄で作られたゼリーなど、色どり鮮やかなマチェドニアの中央には、ヘーゼルナッツを纏ったジンジャーのセミフレッド
サクサクした螺旋状のチュイールも可愛く、甘酸っぱく夏らしい爽やかなドルチェでした

●エスプレッソ&小菓子
食後の飲み物は、エスプレッソ以外にコーヒー、紅茶、ハーブティーから選ぶことができます

最初はどういったお菓子なのか教えてもらえないまま、ひとつは冷たいまま、もうひとつは常温に戻ってからいただく小菓子
正解はアプリコットと洋ナシを塗ったタルト生地をペースト状にし冷やして固めたものだそうで、残念ながら私も旦那様もその正体を的確に言い当てることはできませんでした

シチリアで3年間修行した経験を持つ樋口シェフならではのシチリア感溢れる拘りの料理
自然と笑みがこぼれる楽しい会話と付かず離れずのスマートな対応、そして料理に対する説明力の素晴らしさに驚かされたソムリエ兼サービス担当の西嶋さん
平氏ご自慢の個室も魅力的ですが、この何とも言えない居心地の良さに惹かれて、また次回もカウンター席を予約してしまいそうです

ただ、どの料理も比較的ポーションが少ないため、良く食べる私達にとってはやや物足りなさ感が残りました
しかし、胃袋の大きさに合わせてパスタの量などを調整していただけるそうなので、全体のボリューム感を把握できた次回は是非パスタのグラムUpをリクエストさせていただき、心だけでなくお腹もいっぱいにして帰りたいと思います

再訪確定のお気に入りのお店が、またひとつ増えました

こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10634976676.html

  • 2011年3月のメニュー
  • 赤海老のブレザオラ
  • ガット ディ リーゾ

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5位

ミ・レイ (蒲田、京急蒲田、蓮沼 / ベトナム料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2010/10訪問 2010/10/13

蒲田の怪しげな通りにひっそりと佇む、美味しいベトナム料理店♪

美味しいと評判のベトナム料理を食べに、数年前まで住んでいた懐かしい蒲田へ久しぶりに行ってきました

アジア料理は大好きですが、なんだかんだ言って普段食べに行くことが多いのはタイ料理
なので、ちゃんとしたべトナム料理店へ訪問するのは今回が初めてかもしれません

元住民だからハッキリ言いますが、お世辞でも蒲田は生活環境が優れている街ではありません
そんな蒲田の中でも人通りが少なく、出来れば夜は一人で歩きたくないような、そんな場所にお店はあります

開店前に既にお店の前で並んでいた2組に続き中に入ると、イメージしていた(食べログに掲載されている店内画像だと、「全体的に薄暗く、微妙な雰囲気」にしか見えなかったため)よりも明るく綺麗な店内にちょっとビックリ

私が入店したときは、まだまだ席に余裕のあった店内も、そこはさすが人気店
開店してから10分と経たないうちに、あっという間に満席になってしまいました
ちなみに、席数は30席程度だと思います

なかなか電話が繋がらない&予約が取れないと聞いていましたが、私は平日の18時頃に電話をし、約二週間後の土曜日の予約をGET
タイミングが良かったのか、意外とすんなり取れてしまいました

●333(バーバーバー) ¥600
ベトナムの代表的なビールと言えば、もちろん「333 バーバーバー」
日本のビールに慣れ親しんでいると、水のようにゴクゴク飲めてしまうスムーズすぎる飲み心地に、物足りなさを感じることもありますが、さすがベトナムのNo1ビールだけあり、ベトナム料理との相性はバッチリです

●海老の生春巻き ¥650
どこのお店で頼んでも、あまりハズレることはない生春巻きですが、こちらの生春巻きの美味しさは別格でした
ほんのり温かく、もっちりしっとりしたライスペーパーと、それにやさしく包まれている海老と野菜たち
そして、スイートチリソースではなく、ちょっと珍しいビーナッツ入りの甘味噌ダレのバランスが最高
「生春巻きって、こんなに美味しかったんだぁ〜」と、感動させられます
ビジュアル的は普通に見えても、類まれなる調理技術とセンスによって作り上げられているこちらの生春巻き
次回は3種類全てオーダーするつもりです

●ベトナム風お好み焼き ¥1,250
炒めたモヤシや海老、豚肉などを薄焼き玉子で包んだだけの、なんてことはない料理
なのに、これが美味しいんです
巨大なバインセオをナイフとフォークで食べやすい大きさにカットし、添えられている大量の香草類(パクチー、大葉、ミント、サニーレタスetc)と、にんじん入りの甘酸っぱいソースと一緒にモリモリ食べる
もぉ〜、幸せですっ

●空芯菜の炒め物 ¥1,050
オイスターソースなどでこってり仕上げる店も多いですが、こちらの空芯菜の炒め物はかなりあっさり系
味付けは薄くシンプルなのに、他店とは何かが違う特別な美味しさが光る一皿は、簡単に作れそうで作れない、プロの味でした

●揚げ春巻き ¥950
ヘルシーな料理が続いたので、揚げ物でカロリーを摂取
熱々パリパリの揚げ春巻きは、表面をカリッカリに焼いた大根餅のような味
これもパインセオと同様に、大量の香草と一緒に、ニンジン入りの甘酢ソースをつけて食します
無難に美味しかったですが、生春巻きほどの感動はありませんでした

●牛肉のフォー ¥950
生春巻きに続き、この日二番目の大ヒット料理が、牛肉と香草がたっぷりのったフォー
別添えで生もやし、赤たまねぎ、レモン、香草の盛り合わせと、ピリ辛の特性たれが付いています
旨みは濃く強いですが、味が強いわけではなく、何時間も煮込んだ感が伝わってくる深みのあるスープ
途中からはレモンを絞り爽やかさをプラスしつつ、最後の一滴まで残さず完飲
ボリューム満点なのになぜかすんなり胃に納まってしまう、非常に美味しいフォーでした

他のベトナム料理店は分かりませんが、こちらでいただいたお料理はどれも大変美味しかったため、すっかりベトナム料理に魅了された私
こちらには、まだまだ食べたい料理がたくさんあるので、近々再訪したいと思います
まぁ、今回のようにすんなり予約が取れればの話ですが

そして、これはあくまで今回の訪問によって私個人が感じたことですが、タイ料理に比べてベトナム料理は、調味料に頼らず素材の味をいかしたシンプルな味付けの料理が多いような気がしました

こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10674879284.html

  • JR蒲田駅東口から徒歩3分
  • 席数にして約30席
  • 明るく可愛らしい店内

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6位

麺 eiji (平岸(札幌市営)、南平岸、中の島 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/02訪問 2010/05/19

札幌で食べる美味しい豚骨魚介系ラーメン♪

麺eiji 【ラーメン・札幌】
住   所:北海道札幌市豊平区平岸三条9-9-18
電   話:011-824-3671
営業時間:Lunch 11:00〜15:00
       Dinner 18:00〜20:30
定 休 日:第三火曜日、水曜日

今年の二月<さっぽろ雪まつり >を観に北海道へ行った際に訪問したラーメン店です
なので、かれこれ3ヶ月以上前のレポになります

こちらのお店、札幌駅からは少し距離がありますが、訪問した当時(2010/2)の「食べログ北海道ラーメンランキング」ではNo1だったので(現在は『ラーメン桂』に抜かれてNo2に降格)、ちょっと足を伸ばしてみました

お店は地下鉄南北線の平岸駅から徒歩7〜8分
遠くからでも目立つような大きな看板はありませんが、平岸通沿いにあるので分かりやすいと思います

お店の裏手には5台分の駐車スペースあり
駅近なのに駐車場が完備されているところが北海道ならではですね

店内はカウンターのみ8席
赤を基調とした内装のため、ちょっと派手な雰囲気の店内ですが、荷物置きやコート掛けなどもちゃんと用意されて、とても清潔感があるので女性一人でも比較的入りやすいお店だと思います

こちらは食券制なので、席に座る前に奥にある自販機で食券を購入します
札幌という場所柄、ついつい味噌ラーメンを選んでしまいそうになりますが、ここは「1番人気」と書かれた「濃厚魚介豚骨醤油」と「とろ玉子」をポチっと♪

食券機の上に目をやると、つけめんを食べる人へのアドバイスが書かれた紙が目立つように置かれていました

また、その横には数量限定と書かれた「ソルトン(豚骨スープの塩味)¥750」、「カライラァメン¥650」、「辛いつけBUTO¥800」が書かれた紙もありました
しかし、如何せん三ヶ月以上も前のレポなので、もしかするとこの限定ラーメンは今はないかもしれません

そして、札幌の若きラーメン店主3人が作り上げた「暴麺(どろ旨味噌つけめん・2食入)¥980」と言う名のお持ち帰りラーメンも販売しているようでした

食券制ですが、カウンターの上にもメニューがありました
魚介豚骨スープが2種類、魚介と豚骨のダブルスープが3種類、つめけんが1種類、トッピングが4種類、ごはん類が4種類に瓶ビール

●濃厚魚介豚骨醤油+とろ玉子 ¥800+¥100
食券を渡し待つこと約10分
お目当てのラーメンの登場です

第一印象として、とても綺麗なラーメンだと思いました
今まで札幌で食べてきたラーメンとは明らかな違いを感じます
(比較対象物が味噌ラーメンなので、当然と言えば当然ですが。。。)

見た目から、てっきりスープはとろみのある特濃系かと思っていたのですが、レンゲですくってみると意外とさらっとしていてビックリ
しかし、豚骨と魚介の旨味成分はしっかり出ていて、配合のバランスも絶妙
一口飲んで、素直に「美味しい」と思えるスープでした

麺は『さがみ屋製麺』のやや太めの縮れ麺
喉越しの良い美味しい麺でしたが、インパクトの強いスープと合わせるとやや物足りなさを感じました

チャーシューの上には魚介のジュレがのっています
魚粉が浮いているラーメンは今までに何度も食べたことがありますが、ジュレは初めて
このジュレを後半スープに溶かし込むことで、香りと味に深みが増し変化が生まれますが、スープの印象をガラっと変えるほどの強さはありません
また、厚めに切られたチャーシューは、表面を軽く炙っているため、脂のとろける旨みと香ばしさを味わえます

メンマと小葱に関しては特筆すべき点はありませんが、刻んだ生玉葱はその辛味と食感が良いアクセントになっていました

艶々して見るからに美味しそうな「とろ玉子」は、その名の通り、お箸ですっと切れるほどの柔らかさ
半熟具合も味の染み込み具合も程よく、良質な玉子ならではの味の濃さと甘みを楽しむことができます

個人的に「札幌=味噌ラーメン」というイメージしか持っていなかったので、まさか札幌でこんなにレベルの高い豚骨魚介系のラーメンが食べられるとは夢にも思っていませんでした
正直、都内でもここまでの味を提供できるラーメン店は数少ないと思います

こちらのお店と出会って、札幌に来た際には立ち寄りたいお店がまたしても増えてしまいました

こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10538676892.html

  • (説明なし)
  • 駐車場完備
  • 店内はカウンターのみ8席

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