出張先に行くと、「この街は若者が多いんだ」とか、「結構余裕がいる人たちが住んでいる地域なんだ」というのにふと気づくことがある。
以前は、「書店」だった。
専門誌や文庫本の種類によって、どういう嗜好をもった人が多く利用するのかがわかった。
細菌、ネットで本を購入することが多くなったので、あまり本屋に寄らなくなったため、本屋で地域を感じる機会はあまりなくなった。
代わりに実感するのがコンビニの商品陳列だ。
特にビールコーナーで感じる。
・全体の発泡酒の割合がどれくらいなのか
・ヱビスビールなどいわゆるプレミアムビールがおいてあるか
・種類が充実しているか
ほぼ9割発泡酒しかおいていない所もあった。
本日、大阪で宿泊中だが、駅からホテルまで、非常に若者が出歩いて、
ある意味活気があるというか、騒々しいまちだった。
しかし、ホテルに隣接したコンビニでは、500ml缶は発泡酒しかなく、ビールは350mlが4種類あっただけだった。
アルコールを飲むときは、小さな贅沢を味わう意味で、
基本的にいつもヱビスビールを飲むので、
ちょっと寂しかった。
もちろん、人によって嗜好が違うから、どっちが良いとか悪いとかという問題ではない。
お店側としては、一番売れる商品を準備するのは当然であり、
たまたま若者が多く、低価格路線がヒットしていると言うことだと思う。
頭では理解できているのだが、何となくあまりにも消費者にこびているような気がして、納得できないところがあった。