この口コミは、chunさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
夜の点数:5.0
-
-
料理・味 5.0
-
|サービス 5.0
-
|雰囲気 5.0
-
|CP 5.0
-
|酒・ドリンク 5.0
-
-
[ 料理・味5.0
-
| サービス5.0
-
| 雰囲気5.0
-
| CP5.0
-
| 酒・ドリンク5.0 ]
札幌のカクテルナイト1
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-3528846 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-3528846","content_type":"ReviewImage","content_id":3528846,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-3528847 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-3528847","content_type":"ReviewImage","content_id":3528847,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-3528848 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-3528848","content_type":"ReviewImage","content_id":3528848,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
2010/03/25 更新
札幌のカクテルナイト1仕事の関係で急遽札幌に出張することになった。僕が今まで旅した北限は宮城県松島。今回の出張は初めての北海道遠征だ。BlogをリンクさせていただいているSHさんの「散歩日記X」には、札幌のBarで作られている数々の魅力的なカクテルが掲載されていて、仕事の合間はできる限りBarに行こうと心に決めた。
千歳空港に降り立ち、空港バスですすき野まで移動。バスを降りると札幌の町は予想以上に寒くなく、やや拍子抜け。バス停から歩いて2分の場所にあるホテルで荷物を置くと、夜のすすき野の町に一人で繰り出した。
最初に入った某店は、思いのほか客層もサービスも悪く拍子抜け。2杯だけカクテルを飲んだが、最初に入ったときの何となく悪い印象は拭いきれずにすぐに退店。みんな必要以上に何かを神格化しすぎている。もっと真っ白な心で現実を見つめてみるべきだ。
気を取り直して近くにあるビルに居を構えるBARPROOFのドアを開く。マスターの中河さんの笑顔が爽やかで、明るい店内は非常に清潔感がある。バックバーにも面白いお酒が色々と並び、期待が高まる。お客さんの品もこちらの方が全然良い。
最初はいつも通りモスコミュール。渋い銅のマグカップに爽やかなライムとジンジャービアが香る上品な一品。使っているスミノフにも生姜を漬け込んでいるようだ。香りが良くて喉越しが非常に爽快。これは美味い。
じっくりとモスコミュールを味わっていると、隣にいたお客さんがペルノに卵白を使った何とかというカクテルを頼んでいる。銀座でもわざわざペルノ指定でカクテルを頼んでいるお客は稀で、札幌の層の質の高さをうかがわせる。
中河さんは非常に気さくな方で、一見の僕に対しても非常にフレンドリーに接してくれる。男性にも女性にも、お客さんにはお酒の話は勿論、趣味の話までいろいろと話しかけてくれ、非常にリラックスしてお酒を楽しむことができる。
2杯目に頼んだのは、隣のお客さんに触発されて、僕のお気に入りのカクテルである「ヨコハマ」を。特性の搾汁器で作った生のオレンジジュースにペルノの香りがとても上品。そして、グレナデンシロップ由来の魅惑的な赤い姿がカクテルグラスに浮かび上がる。シェイクは強すぎず弱すぎず、氷が絶妙に溶けていて飲んでいて心地よい。
3杯目は中河さんと相談して少し変わったカクテルを。何とペルノとブランデーをシェイクするという想像を超えたカクテル。ブランデーと薬草系リキュールのベネディクティンでB&Bなら、これはブランデーとペルノでB&Pといったところか。特徴的なペルノとブランデーを一対一でシェイクする。出来上がりは写真のようななんとも魅力的で怪しげなイエロー。
一口飲むと想像だにしていなかった美味。やはりペルノの主義主張は強い。しかしそれをブランデーがしっかり受け止めている。ゆっくり飲んでいるのに体が徐々に熱くなってくる。北国の夜を締めくくるにはちょうど良い危険なカクテルだ。
そんなわけで一日目の夜が無事に終了。残念ながら出鼻はくじかれたが、BarProofがそんな事を忘れさせてくれるほど素晴らしいカクテルを連発してくれた。これは明日も楽しみだ。