akiiさんが投稿した山翠(茨城/水戸)の口コミ詳細

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akii (女性・福岡県) 認証済

この口コミは、akiiさんの主観的なご意見・ご感想であり、お店の価値を客観的に評価するものではありません。 また、この口コミは、訪問した当時のものです。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。 詳しくはこちら

山翠水戸、常陸青柳/郷土料理(その他)、鍋(その他)、あんこう

1

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.8
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999
1回目

2017/02訪問

  • lunch:3.8

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.8
    使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999

元祖あんこう鍋と奥久慈軍鶏◆水戸郷土料理の老舗 山翠

茨城県水戸市泉町2-2-40、郷土料理 山翠(さんすい)。
鮟鱇(あんこう)料理や、奥久慈しゃも料理がいただける、郷土料理の老舗。
JR水戸駅北口から車で5分、徒歩では20分。
180席(カウンター席・テーブル席・座敷)。個室あり。予約可。喫煙可。カード可。
営業時間11:00~14:30、17:00~21:00(L.O.)。定休、火曜日(冬季、第1・第3火曜)。

西の河豚(ふぐ)、東の鮟鱇(あんこう)。
並び称される高級魚ですが、鮟鱇の漁獲高日本一は、実は山口県下関市らしいですね。
ですので、地元でも食材として鮮魚コーナーで売られますが、あんこう鍋は茨城県を代表する冬の味覚。
郷土料理として食べてみたくて水戸を訪れました。
親潮と黒潮が交わる鹿島灘海域は質が良く、久慈漁港や平潟漁港で水揚げされている常磐物は築地市場で上物らしいですね。
鮟鱇の旬は11月~2月。
身が締まり、春先の産卵に向けて肝臓が肥大化することで味が良くなり、特に1~2月は最も美味しい時期。

水戸駅で下車、駅から遠くない老舗の元祖あんこう鍋をいただきに、昼間の訪問。
水戸駅北口から伸びる国道50号沿いです。
2月の雪が降った寒い日でした。
車道の端には溶けきれなかった雪。
平日の昼間でしたが、念の為に予約を入れました。
お店に入ると帳場があり、壁一面に色紙。
席タイプは各種あり、カウンターからテーブル席、座敷の個室まで。
二階のテーブル席に通されました。
ランチタイムメニューにも目は行きますが、本日いただきたいのは、どぶ汁。
コストは重視せず、食べたいものチョイスで。
こちらのお店のもう一つの楽しみが、地酒メニュー。
茨城県産だけでも16種。厳選ラインナップです。そして、奥久慈しゃももいただかないと(^^

◆極上あん肝 2000円(税別)
料理長のおすすめ。厳選された極上のあん肝を山翠流に調理。
上にのっているポン酢のジュレを絡めていただく。
とろける様な舌ざわりの海のフォアグラは濃厚。
日本酒との相性抜群。

◆渡船(茨城県・石岡市) 一合 750円(税別)
府中誉の純米吟醸。
日本酒度+3前後。酸度1.3。酒米、茨城県新治郡八郷町産「渡舟」35%精白。
幻の酒米、渡船を復活栽培。果実のような吟香と口中に広がる芳香な味わい。

◆奥久慈しゃも塩焼き(小皿) 1000円(税別)
茨城県は古くからしゃもの生産地で、全国でも有数の飼育数だとか。
茨城北部、奥久慈山間地帯の自然の中で野性的に育った奥久慈しゃも。
脂肪分が低い筋肉質な鶏肉。
茨城県の県産品の指定も受けてます。
シンプルな塩焼きは、しゃも本来の味と鶏肉のしっかりとした歯ごたえを知るには良いですね。
山椒焼き。ライム添え。

◆納豆 100円
納豆を知りつくした水戸なので、食べてみようかなと。
納豆料理が充実した店ですが、時期は4月~10月の提供。
メニューに納豆単品は無かったのですが、聞くと出してくれました。
小粒の地大豆を使った納豆です。

◆郷乃誉(茨城県・笠間市) 一合 780円(税別)
須藤本家(平安時代末期から続く文献上で日本最古の蔵元)の純米吟醸。
アルコール度数15~16度。精米歩合50%。日本酒度・酸度、非公開。端麗辛口。
酒米は収穫後5ヶ月以内の国産新米のみを使用。
辛口で締まりのあり、さっぱりとした味わい。

◆元祖あんこう鍋(一人前) 3400円(税別)
どぶ汁です。茨城県から福島県南部の太平洋沿岸地域に伝わる漁師料理。
名前の由来は、あん肝が溶け出して、汁がどぶのように濁ることから。
また「どぶ」には全てという意味があり、あんこうの全てを入れる事から「どぶ汁」との説も。
本来は水を加えずに作る調理法が「どぶ汁」と呼ばれてましたが、現在では水を加えても、溶けたあん肝でスープが濁る鍋ならば「どぶ汁」と呼ぶそうです。
外見がグロテスクな深海魚の鮟鱇。
卵巣のないオスの鮟鱇は個体が小さく、食材として食べられるのはメス。
よって、骨以外は食べられない所がないと言われる鮟鱇の「7つ道具」には卵巣が入ります。
鍋は一人前からありますが、ボリュームたっぷり。
二人でシェア出来る量です。
卓上に鍋がセットされ、お店のスタッフさんが説明しながら作ってくれます。
山翠の元祖あんこう鍋は、焼きみそ(地味噌に鮟鱇の肝をすりこみ、木の鍋蓋に塗り付け炭火で炙った味噌)で味付け。
味が濃くならないよう小量を入れられました。後は好みで濃くして下さいとのこと。
鍋の具は大皿から、出汁の入った鍋へと移されていきます。
七つ道具。
肝、とも(胸びれ・尾びれ)、ぬの(卵巣)、だい身(身の部分、柳肉)、胃(水袋)、えら、皮。
全部揃ってます。
野菜などは、葱、白菜、蒟蒻、豆腐、筍、人参、銀杏、三つ葉。
煮立ったらいただきます。
漁師さん達が船上で食べた、水を使わないどぶ汁を食べてみたいと思ってましたが、それよりも洗練された鍋となってます。
鮟鱇は地元漁港のものを期待しましたが、こちらの鮟鱇は、魚体が大きくゼラチン質が多く肝に脂がのっている、青森産・北海道産の鮟鱇を主に使うそう。
コラーゲンたっぷりの鮟鱇鍋。
ビタミンCの多い野菜と一緒に食べると肌に良いので、期待しましょう('-^*

鍋の後半に、二品を追加。
◆うどんセット 250円(税別)
◆お新香盛り合わせ 500円(税別)

たっぷりいただきました。
山翠は戦時中に東京に開業。昭和20年代後半より現在の地に店を移転。
昭和30年代から、あんこう鍋料理の提供をし、あんこう鍋発祥の店を名乗られています。
女性スタッフさん方は、よく連携がとれていました。郷土料理店の雰囲気に合う揃いのユニフォーム。
会計を済ませ、表へ出ると店主らしき方が、姿が見えなくなるまで送ってくれました。

水戸郷土料理を堪能して東京へ。
移動はJRで、ひたち・ときわを使いましたが、指定席の座席上にランプがあり便利だと思いました。
座席上のランプ色は、赤・黄・青。以下の案内。
赤・現在空席。お座りいただけます。
黄・まもなく指定席発売済みの区間となります。
青・指定席発売済の区間です。
車掌さんも手間が随分省けるでしょう。

  • 入口

  • 極上あん肝 2000円(税別)

  • 渡船(石岡市) 750円(税別)

  • 奥久慈しゃも塩焼き(小皿) 1000円(税別)

  • 野性的な鶏肉

  • 水戸納豆 100円(税別)

  • 郷乃誉(笠間市) 780円(税別)

  • あんこう鍋の説明

  • 鍋の準備

  • 元祖あんこう鍋(一人前) 3400円(税別)

  • 一つ一つ部位の説明をしながら鍋へ

  • 全部入りました

  • 秘伝の焼味噌は濃いので少しだけ入れ、あとは好みで調整

  • 魚の器で

  • うどんセット 250円(税別)

  • うどんに葱と一味(^^

  • お新香盛り合わせ 500円(税込)

  • ランチメニュー

  • 二階テーブル席

  • 二階座敷

  • 店内

  • あんこうの骨がディスプレイされてました

  • 入口を入ると著名人の色紙が並ぶ

  • 建物を見上げて

  • 水戸駅

2017/04/12 更新

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