2回
2015/02 訪問
西麻布かみくら|女と猫は呼ばない時にやって来る。
2015.02.02 もう何度目かの訪問
西麻布でお気に入りのお寿司屋さん「西麻布 かみくら」。
私の中でこちらのお店のことを安定のかみくらさんと呼んでいます。好きなお店であることは間違いないですが、お寿司を食べたい時に店選びで困った時、悩んだ時は、こちらのお店に何度も助けていただいております。
とは言え、ここでのエントリは12月の訪問ですが、別に店選びに困ったから訪問したわけではありません(笑)
つまみとにぎりが交互に供されます。シャリは赤酢です。
寿司ネタに特段の変わり種はありませんが、この日はヒラメの当日〆と3日置いたものを食べ比べさせてくれたり、脂の乗ったブリを熟成したものを食べさせてくれたり、忘年会が続いているだろうからと言う気遣いから最初に蜆スープを出してくれたり。
全体的にレベルが高いので、何を食べても◎です。
http://ameblo.jp/tamatama124/entry-11984901563.html
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広島在住の友人、スパイシー社長(仮名)が仕事で東京にやって来ました。
ワタクシが広島に遊びに行くと、必ずと言って良いほど
食事→流川のクラブ
楽しませてもらっているので、ご馳走しようと決めていました。
彼に
寿司、天ぷら、それともフレンチ?
聞いてみたところ、寿司が良いとのことで予約したのは西麻布にあるお寿司屋さん「西麻布かみくら」さん。
【かみくら】
以前何回か行ったことのある和食屋さん「二戀(にこ)」さんのお隣でした。
店内はカウンターのみ、10席に満たない小ぶりなお店です。スキンヘッドでどことなく愛嬌のある大将と、以前和食で板前をやっていた方の2人で切り盛りしているお店です。清潔感ある雰囲気がとても良好です。
まずはおつまみを見繕ってもらい、お酒を嗜みます。
【つきだし】
【椀物】
【おつまみ①】
【おつまみ②】
【おつまみ③】
【おつまみ④】
おつまみは貝類を中心にオーダーしてみたのですが、この日は良いものが入っていたのか、どれもこれも満足行くものばかりでした。
【にぎり①】
【にぎり②】
【にぎり③】
【にぎり④】
【にぎり⑤】
【にぎり⑥】
中トロ→大トロといただいたんですが、どちらも非常にシルキーでした。特に大トロは今まで食べた中でもピカイチだったので、思わずおかわり。
【おつまみ⑤】
【おつまみ⑥】
【おつまみ⑦】
生のとり貝、非常に美味でした。こちらは和食の職人の方もいるので、お寿司やおつまみの合間合間に和食のお皿が出てくるのが良いですね。ちょうど目先も代わり、良い意味でリセットされます。
【にぎり⑦】
【にぎり⑧】
【にぎり⑨】
【にぎり⑩】
【にぎり⑪】
ラストに向けて尻上がりに良くなりました。大好きな小鰭はもちろん、ボタン海老→雲丹→煮穴子で〆の流れはとても幸福なひとときでした。
スパイシー社長(仮名)も江戸前のきっちりお仕事されたお寿司に大満足だったようで
どれ食べても旨い
誉めていました。
2人でお酒をそこそこ嗜み(ビール+ワイン1本+ミネラルウォーター)、お腹いっぱいになって5万円ちょっとでした。
最近ちょくちょく西麻布界隈のお寿司屋さんを巡っていますが、個人的には一番好きなお店です。今度一人で行こうかな。
2015/02/02 更新
友人のスパイシー社長(仮名)と宇都宮へ小旅行、いや、仕事でセッションすることがありました。帰京後、お寿司食べたいというので、久しぶりの西麻布のかみくらさんへ。
いや、ここで久しぶりって言うのは彼が久しぶりってことで、ワイはちょくちょくお伺いしています。昨今では時間で区切られて2回転制のお店が多く、ちょっとでも時間に遅れることが出来ないケースも目立ちます。その辺、こちらはそんなことなく、大人の嗜みの範囲内で融通が利くのが素晴らしいところ。
何でこんなことを書くのかって?
いや、実はこの日は17時30分にコンラッドから出て来たスパイシー社長(仮名)と新橋で落ち合い、タクシーで拾って西麻布に向かうはずだったのですが、あいにくの雨模様でタクシーが全く捕まらず。仕方なしに汐留から大江戸線で六本木→徒歩、と言うルートを辿ったら予約時間を30分近くオーバーしてしまったからです(笑)
ほんと、申し訳ない。
ワイのスケジュール管理ミスですので平謝りで入店したところ、いつも通りの柔和な笑顔で迎えて下さりました。ここは甘えとこって感じで席に着いたのであります。
いつも通りの先付けからオススメのお作り、握りという組立。握りの合間に和食の職人さん(普段は厨房にいます)が、ちょいちょい一品料理を挟んでくれます。これがまた美味いし、目先も変わって新鮮な気分で寿司に向かえますね。
生ビールで乾杯した後は白ワイン。注文したものが欠品だったので、かみくらさんのオススメでリースリング。値段は聞いてないから分かりません。いただいたリースリング、蜂蜜のような甘みもあるもどちらかというとスッキリしていて、凝縮感もほどほど。もちろんお魚にも◎だし、何より優しい気持ちになれました(笑)
印象に残ったのは秋を迎えて肝が充実してきたカワハギ、三厩で揚がったという244キロのマグロ、赤貝、ホタテ、そして何よりキンキ。三厩って初めて知ったのですが、津軽半島の最北端で、大間のちょうど反対側。赤身ももちろん良かったのですが、何より良かったのは中トロ。サシの入り方がシルキーで、脂が上品かつ溶け具合が素晴らしい。もちろん舌触りも絶品。これは文句なしに美味かった。スパイシー社長(仮名)も絶賛。
そしてここでは初めてだったんだけど、キンキ。肝のせ。今まではここでノドグロが来る順番だったのですが、敢えてキンキにしてみたそう。キンキはワイにとって思い出深い魚。祖父が無類のキンキ好きで、家の煮魚ではエンカウント率が高かった。とはいえ家族でキンキ好きだったのは祖父とワイくらいだったらしく、祖父が亡くなるとキンキの出る幕は消えましたwww
あ、話が逸れました。
炙ることで、ノドグロのように味全体に混在する脂が溶け出し、その上に肝。普段は捨てるとのことですが、この日は状態がとても良かったそうで。ワイ、非常にラッキー。旨味+脂+肝で美味くないはずがあろうか。スパイシー社長(仮名)ともども、これが今日イチと認定しました。
なお、写真ですが、お味噌汁までが通常のコース。かんぴょう巻きは、ワイの注文で定番の〆です。太巻きはお土産用に作ってもらっていた人がいたので、写真撮らせてもらいました。すんごい豪華。今度持って帰ろう。デザートの白い珈琲ブランマンジェは以前は女性だけのデザートだったのですが、最近は男性客だけのお客さんにも提供するようになったそうです(笑)
美味しかったです、ご馳走さまでした。