2回
2021/04 訪問
至高。山と季節を味わう。
食べログアワード4年連続ゴールド、ミシュランガイド岐阜2019で2つ星。そして参考にさせていただいているレビュアーの先輩方が皆オススメされている、憧れのお店です。
ようやく機会に恵まれ、柳家さんに伺うことができました。
【料理について】
4月は猟師さんから仕入れたジビエと春らしい山菜がメインでした。
ジビエ、どれも本当に強い旨味しかありませんでした。ここまで臭みがないものは初めてで、驚きと衝撃の連続。全て極めて美味。
【前菜】
●蜂の子
●山菜
こごみ、ふき、ふき味噌など
【お造り】
●桜鱒の刺身
海から遡上した美味なるサクラマス。
【天ぷら】
●山菜の天ぷら盛合せ
こごみ、タラの芽、フキの葉、行者にんにく、など
【炭火焼】
●鹿のハツ
●緋鳥鴨(ヒドリガモ)のロース
●猪ロース
●鹿ロース
●葦鴨(ヨシガモ)の半身
【鍋】
●猪鍋
【その他】
●山菜ごはん
●香の物
●いちご
【お店について】
お店の建物について、玄関を入って右側の部分は築170年を超える古民家を移築した建物らしいです。
玄関を入って左側部分は、そのイメージや雰囲気を踏襲して作った部分とのことですが、こちらもいい雰囲気。
完全個室でプライベート感は完璧です。だだし上の方はあいているので、密談するときは小声じゃないともれてしまうかも知れません。
各部屋にお店の方が1人つきっきりで焼いてくださいます。今回は現店主の母上(大女将?)が対応してくださいましたが、初めての僕たちにも分かりやすく、楽しく説明して下さいました。子供に対して焼き方を変えて下さったり、極めて丁寧な応対でした。さすがです。
【まとめ】
実際に伺って、皆さんが揃って称賛されリピーターになる理由がわかりました。
衝撃と感動の連続、これはハマります。
季節を変えてリピートさせていただきます。ご馳走さまでした。
2021/09/18 更新
ここに来れば、間違いなく幸せな気分になれる、そんなお店の1つです。今回は時期を変えてのリピートです。
9月なので、鮎と松茸をはじめとしたキノコ類がメインでした。これにジビエと天然鰻まで出てくるので、申し訳ないくらいです。やはり、満足度は極めて高いです。
【料理について】
すごい量のボリュームですが、不思議とそれを完食できてしまいます。
●鮎の甘露煮、ニンギョウタケの煮物、ミョウガ
●桜鱒のお造り
●天ぷら(きのこ6種)
松茸、舞茸、ニンギョウタケ、ムラサキホウキタケ、ジャンボなめこ、シャカシメジ
●鮎の塩焼き 2匹
この日の鮎は全て九頭竜川で採れた天然の鮎。
天然の鮎は、川に生えている藻だけを食べて育つので、内蔵まで安心して食べられ、苦味もほぼなし。
そして頭から尻尾まで丸ごと豪快に食べれますが、身はとてもフワッとしてます。
ヒレの部分に塩がついているので、そのヒレをどれだけ食べるかで塩加減を調整可能。なるほど。
●松茸の1本焼
ジューシー。炭火でじっくりと焼き上げ、終盤に秘伝のタレにつけて軽く炙ってありました。
柳家×松茸、さすがです。香りがとても強く濃縮されていました。これは衝撃と言えるほどの美味しさでした。極めて美味。
●猪ハツ
相変わらず新鮮で適度な弾力、臭み皆無。
●鮎田楽
塩焼きの鮎と比してやや小ぶりではあるものの、赤味噌のタレとの相性は抜群。
●てんぷら
インカのめざめ、鮎、夏野菜など。
●鹿のロース
秘伝のタレにつけた柔らかな鹿ロース。旨味しかありません。
●長良川の天然鰻
平焼きする必要があるので、奥で蒲焼きにした状態で提供されました。サッパリとしつつも強い旨味。
●鮎ときのこの雑炊
鮎の骨の出汁と、キノコの出汁。キノコといっても松茸がかなり入っており、松茸の香りが強め。
●柿とシャインマスカット