まあまあさんが投稿した秋田 てんぷら みかわ(秋田/秋田)の口コミ詳細

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  • 昼の点数:4.7

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2020/08 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

秋田で輝きを放つ至福の天婦羅

食べログアワードで2年連続ブロンズ、秋田全域でもトップ3に表示される、天ぷらみかわさん。
2ヶ月ほど前に予約して訪問しました。

【お店について】
秋田の中心部にお店はあります。
クルマで行きましたが、近くにコインパーキングがあるのでアクセスは良かったです。

店内はカウンターの他に座敷もあるようですが、この日はカウンターでの利用です。

店内に入るときにまず消毒、席についてからしっかりとした厚手の除菌シートで消毒。
減らされた客席数のみならず、別のお客さんとの間にはかなり立派なアクリル板。そして天ぷら店ならではの強力な換気機能。
ここまでの感染症対策がされているお店はなかなか無いのでないでしょうか。安心感が半端ないです。


店主は東京の天ぷらの名店、『みかわ是山居』で修行され、暖簾分けで秋田に開業されたとのこと。
優しげな店主と話をしていると、天ぷらに対する熱い思いが、さりげなくでも確かに伝わってきます。

接客とサービスについては、店主、奥さま、他のスタッフさん含め、とても上質、快適かつ心地よいものでした。
特に店主は子供に対しても正面から向き合って下さいました。丁寧に苦手メニューなどを聞いてくださり、同じ食材でも食べやすいように工夫したりと、おもてなしの心に溢れていました。


【天ぷらについて】
地産地消を原則とされていると思います。
秋田では採れないごく一部のウニやホタテなどを除き、ほぼ大半が秋田産の食材です。

油に関しては「素材の持つ味わいを極限まで引き出す綿実油と太香胡麻油をブレンドした揚げ油で丁寧に調理」とHPにありました。店主のコダワリ具合から推測するに、敢えてブレンドにされていると思いますが、カラリとしてどれだけ食べてもクドクならない、本当に美味しい天ぷら店の油でした。途中で油を取り替えたり継ぎ足したり、とても気を使われている様子。

コダワリは食材、油だけでなく、箸にも及んでいました。天ぷら屋さんでたまに見かける太めのお箸。店主のお箸は特に太い気がします。売ってないので自分で製作したのとのこと。
箸が太いのは、衣の主体となる小麦粉を混ぜる際にグルテンの発生を少しでも遅らせることで、より美味しい天ぷらにする為でした。


お昼も夜も3種類のおまかせコースからの選択となります。
お昼は7,500円、9,500円、みはからい11,500円~の3択でした。
なお、この日の他のお客さんも皆「みはからい」でした。オススメはみはからいのようです。


◼️昼 みはからい 11,500円~
通常であれば一品ごとに美味、かなり美味、極めて美味と口コミしてますが、ここのは全て極めて美味です。

⚫ムラサキウニ 海苔のせ(三陸産)
もちろん上物の雲丹。不思議なことに南三陸のお寿司屋さんで食べた三陸産雲丹より、甘味も旨味もあり。

⚫車海老×2尾
もちろんミディアムで。

⚫車海老の頭
確かに極上のかっぱ海老せん。車海老の頭って、よく天ぷら屋さんでお目にかかるものですが、ここの頭、何がどうなってるのか一味違いました。

⚫車海老しそ巻き
海老がいいのでもちろん最高。

⚫秋田のキス
店主が美味しいキスを求め、長年かけてたどり着いたと言う2人の漁師。その漁師しかしらない漁場で採れた極上のキス。香りが実に良かったです。ひょっとしたらここのスペシャリテはキスなのかも、と思うほどでした。キスってこんなに旨かったんだ、と思いました。

⚫秋田の甘鯛 
身の部分は衣あり、一方で鱗は衣なしで揚げられた甘鯛。天ぷら版甘鯛のウロコ焼、パリパリの鱗の食感とホクホクした身のコラボが最高。

⚫秋田のオクラ
通常オクラを苦手とする自分ですが、ここのオクラはむしろ好きかも。

⚫三陸ホタテ
絶妙な火の通り具合。

⚫フグ 
スダチ塩で。フグの天ぷら初めて食べましたが、驚くべき旨さ。

⚫秋田のなす

⚫男鹿の糸もずく&じゅんさい 酢の物
採れる時期がかなり限られているという糸もずく。

⚫ひじはた
黒七味と塩で。

⚫穴子
サクフワ。これも極上。

⚫アスパラ
最初に出てきた先端寄りの2本はサッと揚げられていて軽め。後から出てきた根本寄り2本はしっかりと揚げられトロトロに。この時間差攻撃が驚くべき旨さ。

⚫天茶漬け
天丼との選択。悩むところです。

⚫マンゴーアイス
滑らかでさっぱり。


《追加》
⚫さつまいも
かなり長い時間をかけて作られます。おそらく揚げて、一旦置いて蒸らして、また揚げて蒸らしてを繰り返し、じっくり時間をかけて仕上げられているはず。最初にオーダーが必要です。(メニューにもそう書いてありました)
サクッとして、中はホクホク。甘さを極限まで引き出したさつまいも、これは極上のスイーツ。かつて愛知のにいとめさんで感動して以来のさつまいもの感動でした。

⚫フグ 
リピートはスダチ塩と黒七味塩の食べ比べで。

⚫ムラサキウニ大葉巻き

⚫ムラサキウニ 海苔のせ

⚫車海老の大葉巻き


【まとめ】
秋田の美味なる食材×店主の卓越した技術×店主のお想い、それはそれは至福の天ぷらワールドでした。
秋田はちと遠いですが、それでもリピートを心に誓ったのでありました。

  • ムラサキウニ 海苔のせ

  • 車海老 頭

  • 車海老 大葉巻

  • ムラサキウニ 大葉巻

  • 甘鯛

  • 車海老

  • 奇跡のキス

  • オクラ

  • 帆立

  • フグ

  • ナス

  • 男鹿の糸もずく&じゅんさい

  • ひじはた

  • 黒七味。これが塩と合わせられ、フグにかかってました。

  • 穴子

  • フグ

  • アスパラ 先端の方

  • アスパラ 根元の方

  • さつまいも

  • 天茶

  • この日のデザートはマンゴーアイス

  • 開店前の店舗外観

2022/03/13 更新

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