高くて旨いは当たり前さんが投稿したみやこや(新潟/西山)の口コミ詳細

高くて旨いは当たり前のレストランガイド

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高くて旨いは当たり前 (50代後半・男性・千葉県) 認証済

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みやこや西山/魚介料理・海鮮料理、旅館・オーベルジュ(その他)、定食・食堂

1

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気2.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク-
  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気2.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999¥3,000~¥3,999
1回目

2016/05 訪問

  • dinner:4.7

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気2.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク-
    使った金額(1人):
    ¥8,000~¥9,999
  • lunch:4.6

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気2.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    使った金額(1人):
    ¥3,000~¥3,999

新潟の旨い魚がたっぷり!旬のノドグロはあまりの旨さに言葉を失う。

(2016/08 再々稿)

新潟柏崎・西山の民宿食堂「みやこや」さんへ。
暫くぶりに出掛けるのだけど、今回はスケジュールの都合で宿泊できず。
その代わり、初夏の旬に獲れたノドグロの尾頭付きを豪勢に付けた、謂わば「ノドグロ昼膳」とでも言うべき食事を、特別誂えにしてもらいました。

相変わらず、長年手を入れないままの、宿の食事部屋を兼ねた食堂。
おかみの歓待を受けて、次々運ばれる柏崎ご当地の魚に舌鼓を打ちます。
いつもながら、親仁さんが柏崎の市場で仕入れた魚ばかりが並びます。

お造りは七種。
初夏の頃に出掛けると、いつもメダイ、キス、活アワビ等々、新潟の旬がたっぷり。
今更御託を並べるまでもなく、正真正銘、新潟県日本海産を謳えるものが大部分で、張りや色艶ばかりでなく、身の甘みが違います。

蟹汁や、別盛りの岩牡蠣、それに身欠鰊の煮ものなどに舌鼓を打ちながら、いよいよ真打ち登場。
初夏の日本海の王様といえば、誰もが「ノドグロ」を推すところ。
薄紅色に染まった身を解すと、上品な脂がたっぷり乗っています。
口にすると、身も皮もめちゃくちゃ旨くて、骨までしゃぶりついてしまいたいほど。
肝が付いていて、恐る恐る食べてみたら、これがまったりしたコクとマイルドな苦みで、実に旨い。

今回のノドグロは、本当に立派なサイズでした。
尾頭を付けて測ると、25cm、いやそれ以上あるのではないか。
親仁さんも市場で見つけて、ここ最近こんな奴は見なかったと、思わず唸ったとか。
全部ひっくるめて3,800円と、もちろん昼飯にしては値が張るのだけど、偶にはこんなことをしても罰は当たらないだろうと。

帰り際、上越の大型スーパーの鮮魚売り場で聞いたら、ノドグロが入荷するのは年にせいぜい数回。
しかも、地物だとそこそこの奴が2,500円は下らないのだと。
やはりみやこやさん、3,800円の昼膳は大盤振舞だったわけです。

一昨年「お父さんが歳だから、そろそろ楽をさせてやりたい・・・」
おかみが仰っておられたのがとても気がかりだったのですが「いろいろ考えた結果、お父さんが元気なうちは続けて行くことに決めた」のだと。
取り敢えずホッと一息、胸をなでおろしました。


(2014/08 再稿)

新潟の旨い魚で、心づくしのもてなしをしてくれる、柏崎の「みやこや」さん。
久しぶりに此処へ投宿し、夏の日の夕餉をいただくことに。
もてなしてくれるのは、もう齢80を超えたという親仁さんと、娘さんがおかみ。
広間のテーブルには、食べきれるのかと思うような料理が、所狭しと並べられます。

平たい瀬戸物にのせられたお造りは、メダイ、キス、活アワビ、赤イカ、甘海老・・・
どれも普段食べ慣れている刺身とは、鮮度が格段に違います。
これらはすべて、新潟の日本海で獲れたばかりのものを、地元の市場から仕入れます。
みやこやさんで刺身を食べる度に思うのは、大規模な流通を経て食卓に届く魚とは、漁獲から食卓までのかかる時間、扱い方、そして魚そのものの素性等々、全てが違うということ。
口にするたびに感じる仄かな甘みに、此処で食べる魚の尊さをあらためて痛感させられます。

夏の新潟の魚と言えば、のどぐろ。
塩焼きにした薄赤色の皮目をふわっと割ると、脂のたっぷり乗った極上の身がほぐれてきます。
こんな贅沢をしても良いのだろうか、と思うほど旨い。
地物の活きサザエ、ばい貝は、口にするたびに新鮮な磯の香りが。

今日のハイライトだというクルマ海老のフライは、自家製のタルタルをたっぷりつけて。
大振りなクルマ海老を、ぜいたくにガブッ!とやります。
名店洋食屋もたじろぐ、説明不要の旨さ、堪りませんね。
何とこのクルマ海老、これも地物、しかも天然物なのだと言うから驚きです。

そして、これまた地元で獲れた岩牡蠣。
夏の日本海では、こいつは何よりのごちそう。
新潟では生で出すのを県条例で禁じているとかで、もったいない話ですね。
でも、上手にサッと火を通してくれ、甘みもミルクもたっぷり堪能できました。

そして、大きな本ずわい蟹が丸ごと。
生を仕入れて、お店で茹でる蟹は、旨さが全然違いますね。
身の詰まりも良いし、蟹みそもたっぷり。

ハマグリのお汁、飯にぜんまいの煮物、大根と地物烏賊の煮もの、それにデザートのメロンと、はちきれんばかり。
胃袋が二つあればと恨めしいばかりですが、当然に完食を果たします。

朝飯も盛りだくさん。
たっぷりのおかずに、いくらでも飯が食べられてしまう・・・
家庭ではとてもじゃないが、朝から銀だらの煮つけなんて食べられません。

心づくしのもてなしに、遥々新潟までも足が向いてしまう、みやこやさん。
最近は食べログ等々の影響か、遠方からのお客さんも多いのだと。
「地元のお客さんを大事にして、今までやってきたから・・・」と、おかみは複雑な様子。
評点を見てやってくる客の中には、悲しいかな、都会流の薄っぺらいもてなし方や、自分の価値観を基準に、あれこれ言ってくる輩も多いのでしょうね。
世の中、時間の流れ方はいろいろなのだと、ちょっと弁えれば良いものを・・・

三年前にこのレビューを書いて、果たして良かったのか・・・・
相変わらず旨い魚のことで目を輝かせるおかみの表情にホッとしながらも、少し考えてしまいます。

おかみは「お父さんももう80歳を超えたから、そろそろ好きなことでもさせてやりたい・・」と、ぽつり。
長年、こつこつと苦労を重ねてきたお父さんを思う気持ち。
この思いやりこそが、このお店のホスピタリティの、原点なのかもしれません。

来年のノドグロは食べられるのでしょうか。


(2011/07 初稿)

日本海に沈む夕日を眺めながら辿り着いた柏崎の街。
東電の柏崎刈羽原発にも近い、旧西山町の国道沿いにある一軒の民宿へ。
お店の名前は「みやこや」さん。
外観は、ふた昔あるいはそれ以上前の設えに、お世辞にも手入れがされているとは言い難い雰囲気。
古びた玄関を開けると、人の好いおかみが笑顔で出迎えてくれました。

みやこやさんは、昼夜の定食屋に仕出し、それに民宿を営むご商売。
宿屋商売の前から鮮魚を扱っていたという年配のご主人、それに娘さんが今のおかみ。
二人三脚で切り盛りされる、魚が旨いと評判の宿です。
廊下を歩き、部屋に通されると、これまたお世辞にも・・・・・
おそらく、昭和50年代に原発を建設した時代からのご商売なのでしょう。
昔は関係者の宿だった、そんな雰囲気が今も残っています。

ひと風呂浴びて、さて晩飯にしましょうか・・・・
定食屋と兼用の食堂。
席に着くと、おかみがどんどん皿を運んできます。
目の前のテーブルには、刺身に蟹に・・・・もう大変な状態で。
安宿の晩飯とは思えない品数に吃驚です。

まずは、蟹の身を贅沢にのせた、もずく酢から。
蟹の旨みと調和したシャキシャキのもずくは酢も尖らず、何とも旨い・・・・
柏崎近隣の笠島でとれたもずくだそうで、東京で味わうことはまずない代物だとか。

焼魚に箸を入れます。
新潟日本海の風物詩として、外せないのが「のどぐろ」。
初夏と秋が新潟の旬で、それ以外の季節には山陰沖のものになるのだとか。
薄紅色の皮目に箸を入れると、たっぷり旨みと脂を湛えた身が、ふんわりと解れてきます。
さすが、新潟で獲れた旬のノドグロ、言葉を失うほどの旨さですね。

刺身も盛りだくさん。
遠くから持って来たのだろうと思いがちな甘海老ですら、佐渡沖の近海ものだと。
ぷりぷりとした身の弾力があるヒラメ、それに透き通ったアカイカ、マグロ、ウニ。
マグロとウニ以外は全部新潟のもの。
かくいうウニも、色鮮やかで濃厚、新鮮そのものでした。
どれもこれも、東京で普段食べる刺身とは、やっぱり全然違いますね。
親仁さんが早朝から柏崎の市場に出かけ、目利きで買ってくるのだと言います。

ふんわりと香る、ハマグリ汁。
すうーっと汁を啜ると、普段の不摂生がそれだけで癒されるような優しい香りがします。
小ぶりながら、コクのあるしっかりした身の入ったハマグリがたくさん。
しかも、鍋ごと火にかけて、「足りなかったらよそってくださいね」、と。
もちろん、何度もお替りをもらいました。

これまた地物のサザエ。
苦みとともに口中に広がる新鮮な磯の香り・・・・・
何とも言えませんね。

早生種だという枝豆、「弥彦むすめ」はほんのりとした甘さ。
さすが枝豆の本場、新潟だけあって、ひと足早い時期なのにこの旨さです。

そして、たっぷり半身分の茹で蟹。
今日のは北海道産の本ズワイなのだと。
生から茹でたのだそうで、さすが、コクがあって旨い蟹です。
ミソもたっぷりで、東京で食べれば、これだけで大変なことになりそう。

そうこうするうちに鯛飯が炊きあがってきました。
近海でとれた鯛のほぐし身がたっぷり入った、地元西山のコシヒカリ。
ふんわりと炊けたところにイクラがたっぷりのって・・・・・
何と表現して良いやら。
最近、ちょっと経験していなかった「至福の晩飯」を堪能しました。

朝飯も、食べきれるのかと思うほどの品数が。
親仁さんが早朝から仕入れた魚介類が、もうテーブルに並んでいます。
地物の赤鰈、骨離れの良いしっとりした身で、味付けも煮方も非の打ちようがありません。
ほかほか炊けたコシヒカリ、それに朝はアサリ汁。
このアサリまで地のものだそうで、これまたお替りを戴きました。

飾らない、普段着のままの宿。
お世辞にもきれいとはいえない建物、それに設備。
おかみいわく、「旦那は別の仕事を持っているし、自分の息子に継がせるつもりもない。お父さんだって、いつまで頑張れるかわからないし・・・・ぜんぜん設備投資しないから、こんな宿だけど・・・・」
「でも、良い魚を食べさせることにだけは負けたくない」、と。
これぞ、真のホスピタリティですよね・・・・・

地元の食材を知り尽くし、旨い魚でもてなしたいというおかみと親仁さん。
「地元の人たちのおかげでこれまでやってこられた、ありがたい・・・・」としみじみ呟いておられました。
この親父さんと娘さんの食に向き合う姿勢こそ、「日本一!」と心の中で快哉を叫びます。

この人に、この店に出会えてよかった。
末筆ながら、ここを知らしめてくれた柏崎麺喰いさんに心から感謝を申し上げたい。


【このレビューをご覧になる皆様へ】

みやこやさんは、普段着の民宿、しかも宿泊設備は相当に陳腐化しています。
宿としての辛辣な評価をなさらないよう、くれぐれもお願いします。
もちろん、料理やもてなしの良さを分かっていただくには宿泊を強くお勧めするのですが、そこは割り切って。
「遥々新潟まで魚を食べに行って、帰りの運転も辛いから、ちょっと横にならせてもらう」、そのくらいの心算で。

魚介類は、その時々の仕入れによるもので、当然当たり外れがあるものと思います。
私が出掛けた際に出していただいた料理に基づいた評価をしていますが、あくまでも参考と心得てください。

  • 日本海の王様「ノドグロ」と「赤鰈」 ※2016/05 新潟県漁獲

  • 上品な脂が乗って、ふんわり。

  • お造り七種 一部を除き新潟県産

  • このほかに岩牡蠣がついて3,800円

  • ご当地産のお造り盛り合わせ。鮪、帆立、雲丹(各北海道産)を除き、全て新潟県日本海産。

  • 今夜の晩飯、心尽くし。

  • 定食屋さん兼用の広間で食事をとります。

  • ノドグロ、サザエ、バイガイ(全て新潟県日本海産)

  • 酢のもの。笠島もずくに鮑、本ずわい。

  • 地物のクルマ海老フライ

  • 岩牡蠣(新潟県日本海産)

  • プリプリ、海のミルクが溢れてきます!

  • 生本ずわい(新潟県日本海産)の自家製ボイル

  • ふんわりとした甘みがあります。

  • 蟹みそぎっしり

  • 恍惚。

  • ぜんまい、しらたき、油揚げ。

  • 柏崎産コシヒカリ

  • ちょっと早い葡萄のお出まし。

  • 朝からこんなに・・・・

  • 銀だら煮つけ

  • ハム、茹で玉子、シーチキンのサラダ。

  • 納豆、温泉卵

  • 焼き茄子

  • 漬けもの

  • メロン(新潟県産)

  • 鯛飯

  • ノドグロ、絶品!

  • のどぐろ

  • 地物中心の刺身

  • 笠島のもずく

  • 本ズワイ蟹

  • 生からの釜茹では風味が全然違う!

  • さざえ。もちろん地物!

  • 地物ハマグリ

  • 弥彦むすめ

  • 朝からこんな・・・・・

  • 新潟産の赤鰈

  • 地物アサリ(朝飯)

  • お部屋です。

2018/09/01 更新

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