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昼の点数:3.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 2.9
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|サービス 3.4
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|雰囲気 3.3
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|CP 3.3
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味2.9
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| サービス3.4
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| 雰囲気3.3
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| CP3.3
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| 酒・ドリンク- ]
「ころ」発祥(説)店で、カレーきしめんと海老おろし。
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金鯱カレーきしめん710円
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本日のおすすめ:鮗(コノシロ)のフライ・うどん・ミニ塩天丼、ドリンク1杯付きで720円。
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えびおろし860円
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2018/03/03 更新
画像ブログ⇒「http://kouji328.blog59.fc2.com/blog-entry-3505.html」
下のガキと女房と3人、平和公園近くの用事を済ませて昼前の時間。北区の「MEGAドンキ」と「生鮮館やまひこ」にも買出しが必要だから、道中付近でランチ検索。ザっと"行きたい"リストで抜き出した候補は、牛しゃぶのコロうどん(志賀本通の宮内)、カレーきしめん(庄内川沿いの角千本店)、スパゲッティ(生鮮館目の前のシェフ)。
どれがいい?と振ると、ガキは迷わずカレーきしめん指定。どこでもいいよって返答期待で、牛コロ宮内に向う腹づもりだったんだけど、誘導する間もなく作戦失敗。角千本店ってそう美味しいって評判も聞かないから、行かず終いの店かもって思ってたけど、多治見の信濃屋とは別に、ここが「ころ」発祥って説がある店だから、チェックしてたんだわ。
で味椀方向、102号線で庄内川を渡って、そのまま川沿いを西走。近くまでは直ぐ着いたけど、通行止めポールで行き止まりが多くて、近辺をグルグル回ってようやく発見。一応、そこそこ名の通った店のはずだけど、完全住宅地の奥まった立地にあって結構、不便?
でも駐車場は店舗前・工場横の他、川方向に数m先右側にもあって土曜の11:45、そこそこ埋まってる。平日じゃないし、一元客は見込めない立地なのに。よっぽど近隣住民に浸透してる店なんだね。店内に入ると、製麺工場で作った商品の販売陳列。レジをはさんで区切られた左手が飲食スペース。
誰もいないので、勝手に入っていいのかな?と客席側に足を入れると、70歳前後?紙キャップを被った白髪のお爺さんが、「いっぱいだで、ちょっとそこに座って、待っとりゃぁせ」。あぁは~い。ってことでベンチで、待ってる間に、客席の様子を眺めながらメニュー確認。
総席数は50らしい。奥の座敷席がメインかな?飲食スペース入って直ぐ右がカウンター席で、左が4人かけテーブル2つ。土曜だからね、3世代家族とかがファミレス的に利用してるみたい。
でもあの人柄の良さが顔に出てる感じのお爺さん、レジも席誘導も、お母さんスタッフの仕切りも一手にこなしてるんだね。でも店長って感じじゃないし、もしかして角千の社長か隠居の会長さん?後でNETで確認したら、案の定、ここの社長さん。言われてみれば、TVで見たこともある気がする。
でそう待たずテーブル席にご案内。注文は金鯱カレーきしめん・えびおろし・本日のおすすめ(ランチ)。と空コップが出て来て「本日のおすすめ」はドリンク1杯無料です。ガキが早々セルフで注ぐマシーンで、炭酸オレンジ選択。料理の提供も割りと早め。
まずは、ガキ注文の、2014年、全国ご当地うどんサミットグランプリ:■金鯱カレーきしめん710円。カレーライスのライス宜しく平皿に盛られた白いきしめんに、形になった具材のないカレーのルーかけ。トッピングは、海老フライ2本とホウレン草のおひたし。
HP:愛知県産小麦きぬあかりを使用した自家製きしめんで、ムロ鯵出汁とスパイス10種以上使った本格カレー。エビフライ2本を鯱に、ほうれん草は屋根に見立てて名古屋城イメージの盛付。
名古屋じゃメジャーな「カレーうどん」タイプの丼スープじゃなくって、そのまんまのカレールー。きしめんは茹で置きだから、つるっとは持ち上がらなくって、これがなかなかルーと絡まず混ぜ難い。けど、挽肉入りカレーは熱々でスパイシー。ん、まずまず美味しい。
けどきしめん自体は熱くないから、割と早い段階で、熱々さはなくなるし、さすが工場隣接!って思わせる程、麺の良さが際立ってるってこともなく…いゃカレーも麺も普通程度に美味しいけどね。でも丼にカレースープの名古屋「カレーうどん」スタイルの方が、きしめんが生きるんじゃないかな?もしかしたらグランプリ受賞は見かけ優先でってことなのかもね?73点。
画像ブログ⇒「http://kouji328.blog59.fc2.com/blog-entry-3504.html」
お次、ころ目当てで女房指定■えびおろし860円。うどん・きしめん・蕎麦から選択。お勧めを聞くと、角千は、きしめんで有名だし、きしめんでしょうか?ってことで、えびおろしきしめんで注文したもの。
「ころ」って言うと、今は無い伏見の蕎麦屋で「海老天ころそば」を初めて食べた時の感動を思い出すけど、立派な海老天が乗った思い出の丼「ころ」とは違って、とっくり入りでツユ別出しの、これまた平皿提供。すり生姜とネギも別皿で、きしめんを土台に、うずらの黄身乗せの大根おろしを真ん中に据えて、それを囲む格好で、海老天5個と大葉の天ぷら。+きざみ海苔とカイワレ添え。
麺の盛付けは「島田盛り」って言うヤツ?いゃうどんを平皿に盛る時だけで「ころきしめん」は対象外?まぁどっちにしても具材が多くて見かけじゃ分らないけどね。でそこそこいい値段なんだけど、そのくらいはするかって位、天ぷらも乗ってるし、鶉卵のビジュアルも○。
で薬味と、かけツユを、丸々、回しかけ。カレーきしめんと一緒で、これも麺がどうのってこともなく、普通に普通に、ころきしめん。それにおろしって、量が多過ぎると、切干し大根みたいなクセが出て、個人的には苦手なんだけど、この「えびおろし」もそんな感じ。まぁ多分に好みの問題だけど…73点。
俺の■本日のおすすめ:鮗(コノシロ)のフライ・うどん・ミニ塩天丼、ドリンク1杯付きで720円。天丼は、そこそこ立派な海老天に茄子天と、蓮根かと思ったら、これは、輪切りのかしわ天?天つゆじゃなくって、塩ダレだから、見かけは、ちょっと寂しいけど、これはこれでまずまず美味。
キャベツ添えのフライ。鮗って淡白な白身魚って認識しかなかったけど、フライでも行けるんだね。とは言え、一瞬、鯵フライ?って思っちゃうほど、どうってこともないけど、卓上のソースで食べると、味の趣向が一気に変わってご飯が進む。思わずランチご飯おかわり自由の貼紙に押され、「おかわり出来ます」?白ご飯ですけど?あっそっか、天丼飯だったと躊躇しつつも「お願いします」。
ん、これで720円、中々お得な日替わりランチ。でも…メインのうどんがね。至って普通の具材、蒲鉾2枚、青菜のおひたしとネギ。うどんも、生うどんを買って来て、ウチで作ったのとそう大差なし?一番、参ったのは、初上京で戻しそうだった新宿駅の立食いに近い、強い醤油と味醂の黒~いツユ。
名古屋のきしめんやうどんの定番だから、これで出て来るのは当然だけど、広島育ちの俺にこのツユは、ほぼ拷問。出されて気付いたから、どうし様もないけど、せめて、このかけうどん、ころに変更出来たら、お得ランチだから、リピートなんだけどな…。68点、コスパ+2で70点(ころ変更可なら+5以上?)。
以上、きしめんも、うどんも、俺が名古屋味の舌じゃないから仕方ないけど、わざわざ足を運んでってほどでもなかったか。けど発祥説のある「ころ」を本店で食べられたし、地元に愛されてる店の雰囲気も良く伝わって来たし、中々面白い時間が持てた。人を引き付ける様な、社長の人柄があっての繁盛店なんだろうしね。ん、まぁこれはこれで良し。73点おまけ+1、標準点の74点。
MEMO**************************************************************
角千本店:大正7年、名古屋公設市場で始まった店。西味鋺本店の他、大曽根・守山店。愛知県きしめん普及委員会正会員(団体)。愛知・岐阜で、冷たいツユを麺にかけたものを「ころ」と呼ぶが、その発祥に、多治見の信濃屋とする説以外に名古屋公設市場ので角千で「ころっと可愛い」から冷たいうどんを、ころうどんと呼んでいたのを発祥とする説もある。麺は隣接の工場生産だが、盛り方に特徴があり、日本髪の島田結いに似ているため、島田盛りと言う。