八尾で仲間と新年会ー本編 : 和っか

神戸で、軽く前飲みをしてから、素敵な仲間との新年会に向かったのが八尾ぉぉぉん(わかる方は、アースウインドアンドファイヤーの歌の語尾風に発音してください)。

八尾の酔いどれ酩酊王様が幹事を務め、野菜をふんだんに使った料理を提供してくださるこちらの「和っか」さんを予約してくださいました。

難波からは、元カレの浪速の天才妄想レビュアーさんも来られているので、めっちゃくちゃ楽しみ～(笑)。

神戸から、ドラえもんことB級グルメ王様に連れられて、どこでもドアをくぐると、あっという間に店の前(笑）。なんとも素敵なエントランスです！木箱に入った野菜がディスプレイされています。これは、野菜料理に自信があり！というメッセージですね。これだけで、すでにわくわく。
ガォー！と入店されるB級グルメ王様の後についていくと、幹事であらせられる酩酊王様の計らいで用意された、ちょっと贅沢なロフト風の２階の広々とした個室に通されました。そこには、すでに酩酊王様と天才妄想レビュアーさんが座っておられ、「ちーす！」と挨拶です(笑)。

そしてこの日は、吞み放題付きのコース料理が５０００円。さらに、これまた酩酊王様の取り計らいで、これに１０００円プラスをすると地酒が全て吞み放題という贅沢なオプションです(にっこり)。

まずはそのオプションの地酒の紹介から・・・

獺祭 純米大吟醸５０(山口県)
伯楽星 純米吟醸(宮城県)
鳳凰美田 純米大吟醸(栃木県)
秋鹿 純米生酒(大阪府)
緑川 純米吟醸(新潟県)
です。なんとも贅沢ですね～。
隣の天才妄想レビュアーさんにつられて、いっぱい呑みました～。苦手な熱燗まで・・・

そしてこの日のお料理のコースの紹介です。

生ゆばのお造り：湯葉は濃厚で、しっかりしたタイプ。私の大好きな、京都は清水五条のゆば泉さんに決して負けていない味でした。

富山産 寒ブリ、兵庫産 甘手かれいのお造り：ぶりはプリっとした食感。かれいは少し甘みも感じるような、薄作り。添えてあるのはカボスかな？何より嬉しかったのが大根が「けん」ではなく、水にさらした薄切りの「つま」で出てきたこと。シャクシャクとした食感が嬉しかったですね。

アボカドマヨネーズのゴマサラダ：アボカドマヨネーズは、アボカドのバターのような風味でマヨネーズが濃厚な味に。ゴマの風味も。

"名物"おくらまんじゅう〜わさびあんかけ〜：名物と謳ってるだけあっておいしいですね～。おくら饅頭は外側のパリッとした食感と中身のふんわりともっちりの中間のような食感が奏でる絶妙のコンビネーション。わさび餡は、わさび風味で旨みのある薄味。わさび好きの私としては、もっとわさび風味が強くてもよかったのですが、どなたでも楽しめる、やさしい味。

自家製からすみと大根：自家製からすみは、塩辛すぎず、これが大根にサンドされている一品。日本酒と共に、からすみだけをかじっても、大根ごとかぶりついて、食感を楽しみながら呑むのもよし。

ニューカレドニア産、天使の海老〜塩焼き〜：これは素晴らしい一品でしたね。殻ごと食べれます。添えてあるのはスダチ(？)。殻の香ばしさがそのまま楽しめる一品。天才妄想レビュアーさんによると、底なしの胃袋を持っておられる、選ばれしダイエッターのB級グルメ王様があまりのおいしさに「ペリカンや白鳥が魚を飲み込むかのように、咀嚼せんと飲みこんでた」ということ。あ～～～その瞬間を見逃してしまい、めちゃくちゃ後悔！(笑)

ここで、なんとパンの妖精ちゃんが私にお酌をしてくれるではないですか！もちろん妖精の魔法をかけてくれたので、日本酒のおいしさも倍増！

大阪門真産、幻のれんこん。河内レンコンの天ぷら：このレンコン、幻なんですね(笑)。シャクっとゆっくりかみ締め、粘り気を楽しむ。根菜ならではの土の風味もあり、甘さも感じる。それがからっと天ぷらにされているんです。最高でしょ(笑)。

広島産、カキフライ〜自家製タルタルソース〜：れんこん後のフライでしたが、パン粉の香りがよいですね。レモンを振ってタルタルで食べたり、岩塩で食べたり、２種類の楽しみ方ができるようにしてくださってました。

そして酔いも回り・・・この辺から記憶もなくなってきて、写真とメニューを照らし合わせていてこれは何？と思ったのが・・・たぶんメニューでお漬物となっている一品（実は違うのかもしれません)。
お漬物：たぶん食べているときは、お漬物とは思っていなかったかも・・・大根は全く覚えていないのですが、薄っすらと山芋を食べたような気がする・・・しかも美味しかったような・・・

お味噌汁：これもほとんど記憶にございません・・・。もともとあまりお味噌汁を食べない人間なのですが。これをごくごく呑んで、すこし記憶が戻ってきたようです(笑)。

季節野菜と鶏の釜飯：これは覚えていますね～。サツマイモ、シメジ、えのき、レンコン、大き目の角切りの鶏肉がはいっている釜飯に三つ葉を散らしてる一品。特筆すべきは、レンコンが皮ごと入っていること。鶏肉の脂とレンコンの皮の土の風味、そしてサツマイモの甘みが最高のバランスでそれぞれの具材の旨みをしっかり主張しています。

ゆずシャーベット：最後のデザートですね。和食のデザートにはぴったりなんではないでしょうか・・・

かなりレベルの高い、素朴な野菜の美味しさを堪能できるお料理ですね。その上、アルコールの種類が充実しています。日本酒のほかにも、めずらしい梅酒、果実酒もあり、焼酎もいろいろ、泡盛までありましたね～。

八尾の酔いどれ酩酊王様、こんな素敵なお店に予約してくださって感謝です～。

ということで、レベルの高い野菜料理を堪能したメンバーは、飲み放題で呑みまくった酔っ払いの頭で、ジャンカラに～。
そこで、常に短剣を所持しておられるという、八尾に住むカンボジアの勇者様と合流して、仲間たちと過ごす楽しい夜は更けていくのでした。

*smile*