【閉店】【再訪】麺匠 四神伝　～ 鶏醤油つけ麺（2016.07） ～ : 麺匠 四神伝

これもまた2016年の訪問記録　そしてそんな遅れたレビューなもんでこれまた閉店してしまったお店のレビュー　個人的にかなり好きだったお店で、特にマタオマブームの頃にこちらの「極太つけ麺」にハマりまくり　実力も人気も備わった名店なだけに、閉店のニュースには相当驚かされた

2016年7月 鶏醤油つけ麺

まさかの閉店　最後にもう一度と思いながらなかなか時間が作れず、それでもなんとか閉店の前日に訪問することができた　告知されていたようにすでに大好きだった「極太つけ麺」などは提供されておらず「和風しょうゆ」と迷って「鶏醤油つけ麺」を恥ずかしながら初めて注文

2016年7月 鶏醤油つけ麺

ちょうど6年ぶりの訪問にして、最後に初めていただいたこのつけ麺　今更ながらでなぜこの旨いつけ麺を食べなかったのかと　しっかり鶏の旨みが詰まったつけ汁　醤油のエッジがきいてシャープな印象　強いて言えば麺がもう少し細めでも良いかなと思ったくらい　こんなことならもっと訪問すればよかったと後悔しても遅し　四神伝さん、お疲れ様　本当にごちそうさまでした

こちらのお店は「豚骨」ｽｰﾌﾟをﾒｲﾝとしながら、「鶏がら」のあっさり系も出されており、どのﾗｰﾒﾝ・つけ麺にも異なる麺を使用されるｽｰﾌﾟ・麺ともにこだわりが見られるお店で、ちょっと辺鄙な場所にあるんですが競争の激しい大阪においても人気の高いお店です

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2010年7月　訪問

実に久々の訪問になってしまいましたね　昨年6月以来ですから1年以上訪問してなかったんですね　こちらの「極太つけ麺」が好きで大阪勤務の時にはしばしば立ち寄ってたんですが、場所が場所なだけに現在はなかなか訪問できないんですよね


今回は夏のﾒﾆｭｰで「冷やし」を提供してるとの情報を得て、日曜日にちょっと足を伸ばしてきました


お店は大阪の守口市にありますが、駅からは少し遠く、住宅街になっているので周囲にｺｲﾝﾊﾟｰｷﾝｸﾞなども少ないのでちょっと訪問しづらい環境です　駅からは徒歩15分ほどでしょうか　また一番近くのｺｲﾝﾊﾟｰｷﾝｸﾞでも徒歩10分程度です


お店はこじんまりした店舗で小さな厨房に向かったｶｳﾝﾀｰ席が4席、ﾃｰﾌﾞﾙ席が4卓程度になっていて、地元のお客さんが多い感じでしょうか　店員さんは店主ご夫婦だけで、ご主人は長身で奥さんは小さな方でかなりの凸凹ぶりがいい感じです（笑）


ﾒﾆｭｰのほうは前回と少し変わっていましたね　つけ麺は「つけ麺」と「極太つけ麺」の2種類、ﾗｰﾒﾝのほうは「和風醤油」と「豚骨塩」と「豚骨醤油」の3種類になっています　これに別で夏のﾒﾆｭｰとして「冷たい塩らーめん」が提供されています　今回は同行者が「冷たい塩らーめん」を、私は今回もやっぱり「極太つけ麺」を注文しました


「冷たい塩らーめん」

ｽｰﾌﾟのﾍﾞｰｽは鶏がらで清湯ﾀｲﾌﾟですがやや濁りの見られるものです　ここにしっかりとした煮干し出汁があわされているのでしょう　冷たいｽｰﾌﾟですから香りはそれほど感じませんが、口に運ぶとがつんと煮干しの味わいがきますねー　あっさりしながらも鶏のｺｸもしっかり出ていますし、煮干しの風味が良くてこれはいいですよ


麺は24番くらいのｽﾄﾚｰﾄ細麺が使用されています　表面が非常に滑らかな麺でしなやかな食感ですが、ｺｼもしっかり持ち合わせていてこれはなかなか美味しい麺ですね　この冷たい塩ｽｰﾌﾟとの相性もなかなかいいですよ


具材はﾁｬｰｼｭｰ、ﾈｷﾞ、貝割、みょうが、煮卵となっています　ﾁｬｰｼｭｰは写真で見ていただけると分かりますが、綺麗なﾋﾟﾝｸ色をした低温調理のもので冷やされていて実に美味しいですね　ﾗｰﾒﾝで使うﾁｬｰｼｭｰという感じではなく個性的でいいですね　みょうががまたこのｽｰﾌﾟに実によく合っていますね　さっぱり感を演出しています


実は今回初めて「極太つけ麺」以外のﾒﾆｭｰを口にしたのですが、実に美味しかったですねー　この感じだと他のﾒﾆｭｰも結構期待できそうな感じですね　「和風醤油」あたりがかなり美味しいんじゃないかと想像できます


「極太つけ麺」

さて私が注文したほうのこちらですが、久々に食べるとまたまたﾏｲﾅｰﾁｪﾝｼﾞされている感じでしたね


つけ汁は初期の頃より豚骨の濃度が下ったような気がします　濃度は下ったものの豚骨の旨みはしっかりと感じられますし、豚骨特有の臭みもまったくなく非常に食べやすいですね　所謂「豚骨魚介」の部類ではありますが、他に比べるとｽﾊﾟｲｼｰで魚粉も多用されていて個性的な味わいですね　以前より一味がぐっと効いた感じです　ﾀﾚもびしっとキレのある感じになっています


麺は11番の極太麺ということで一昔前はすごく衝撃的な太さに感じたんですが、今ではそれほど衝撃的ではなくなりましたね　ｺｼがむちゃくちゃ強いタイプではなく、どちらかというともちっとした食感　〆がやや甘かったのか少しゆるい感じがしましたが許容範囲内ですね　とは言え小麦の風味が実によくて美味しい麺ですよ


具材はすべてつけ汁に投入されていて、ﾁｬｰｼｭｰ、ﾒﾝﾏ、煮卵が入っていますね　ﾁｬｰｼｭｰはほどよく脂身のついたﾊﾞﾗﾁｬｰｼｭｰでこれはつけ汁によく合っていますね　このﾁｬｰｼｭｰの旨みもつけ汁に出ているのかもしれませんね　ありきたりな構成の具材ですが実にﾊﾞﾗﾝｽがいいと思います


久々のこちらの極太つけ麺でしたがやはり美味しかったですね　所謂豚骨魚介となっていながらもしっかりとした個性が見られますし、やはり麺の存在感が大きいですね　んー、またちょくちょく訪問しなきゃいけないですね

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2009年6月　訪問

久々の訪問になってしまいました　昨年の年末以来ですか　最近では一番間隔が空いてしまったように思います


こちらは案外京都から近いんですけど、なんだかんだで足が遠のいてしまっていました　というのも、以前は職場が堺だったので帰りに立ち寄ることが出来たんですが、現在は職場が神戸ですので帰り道ではないんですよね　この日はたまたま大阪市内で仕事でしたので帰りに立ち寄りました


ﾒﾆｭｰをとりあえず見てみるんですが、どうしても「極太」と言ってしまいます　条件反射でしょうか（笑）　いつも違うﾓﾉも試そうと思うのですがついつい次回にしようと先延ばしにしてしまいます　当然のようにこの日も「極太つけ麺」をｵｰﾀﾞｰしました

「極太つけ麺」

つけ汁は豚骨ﾍﾞｰｽに魚粉を合わせた濃厚なものになっています　ﾍﾞｰｽの豚骨がしっかりしておりどっしりとした旨さがありますね　ここに魚粉をあわせて魚介の風味をあわせていますが非常によいﾊﾞﾗﾝｽだと思います　ﾀﾚは醤油ﾀﾞﾚですが、これがやや濃い目に仕上げられているのですが不思議と塩辛さなどは感じません　ｷﾞﾘｷﾞﾘの線というところでしょうか


非常にｴｯｼﾞの効いたつけ汁はｼｬｰﾌﾟなｲﾒｰｼﾞでありながら、しっかりと魚介の風味もあって美味しいですね　この手のつけ麺が多いなか、ｺｺは結構個性があって他との差別化が出来ていると思います


麺はその名のとおり極太の麺で、ﾋﾞｯｸﾘするくらいの太さですね　まるで饂飩のようにさえ思えます　しっかりとしたｺｼを持ち、歯応えがよい麺は意外とつけ汁ともよく絡んでくれて、するするといただくことが出来ますよ


具材はすべてつけ汁に投入されたｽｰﾌﾟｲﾝﾀｲﾌﾟで、ﾁｬｰｼｭｰ、ﾒﾝﾏ、煮卵１個がたっぷりと入っています　ﾁｬｰｼｭｰは程よい脂身を持ったものになっており、つけ汁との相性もよく美味しいですし、もちろん他の具材も美味しく、本当にﾊﾞﾗﾝｽがよい一杯になっています


総合的に見ますと、気のせいかもしれませんが、以前よりさらにﾀﾚが強くなった気がしますがﾊﾞﾗﾝｽとしてはなお一層良くなった気がします　非常に個性のある一杯ですが、本当に大好きな一杯です　ごちそうさまでした