☆４.８　ちょっと贅沢したいときは　季節の先取りが楽しめるココ☆♪ : 京口町　てるい

２０１８年８月訪問　８月６日投稿

（ここに含まれる情報は全て訪問時のものです）
（価格は全て税サ別表記です）

・

地震やら、父の死やら、いろいろあって久しぶりの、
食べ歩きぐるめ部、連れと２人飲み。
気分を変えたかったので、いつもよりチョット贅沢に。
そんな時のお店は【京口町てるい】さん。

場所は、Ｒ１７１京口町交差点近く、阪急高槻市駅から徒歩約５分。
ディナーは７千５百円と１万円の２種類のコースのみ。
（午後９時以降はバータイムで、アラカルト料理）
日本酒と日本ワインの品揃えが豊富。

今回は１万円のコースを予約。

なお、ワタクシ、少々飲み過ぎて、いつにもまして記憶力が低下。
お店のほうからは丁寧なご説明があったのですが、まるで覚えていない。
料理名は、ほぼ、当てずっぽうです。（＞＜）

しかも、結構スグにデジカメの調子が悪くなり、ほとんどがスマホ撮影。
綺麗なお料理をバッチリ撮って載せるつもりだったのですが・・・
イマイチ画像で、みなさま申し訳ございません。（＞＜）


①松茸の茶碗蒸し

連れが鱧が苦手なのを伝えていたので、土瓶蒸しでなく、茶碗蒸しで。
コチラのほうが珍しくて、かえって良かった。
林檎みたいな蓋を取った瞬間、秋の香りが鼻孔をくすぐる。


②毛蟹とイクラの何か


③今まで生きてきて見たなかで一番大きな茄子を焼いたのと
　ナントカいう初めて聞いた名前の大きな二枚貝の椀物

貝は信じられないくらい柔らかい。
茄子は大きな角切りにしてあって、茄子にしては弾力が強い。
お椀には最後に水を霧吹きでシュッ。
キラキラ艶が出て、こんなオモテナシの技もあるのねと、驚く。


④すごく大きなヒラメのお造り、縁側もあるよと、
　食べられる花胡瓜


⑤お店に入った瞬間から香ばしい香りに気が付いてた
　藁焼きのカツオのタタキにいっぱい香味野菜をのせて


⑥頭ごと食べられるたぶん稚鮎の焼いたの　
　川で泳いでる姿で


⑦もしかしたら白トリ貝の　目の前でサッと炭焼き


⑧北海道産のヒジョーに上等な生ウニと　確か鮑、きっと鮑


⑨むっちゃ立派な脂ののった金目鯛の煮物
　一緒に入ってるのは生麩だったかな


⑩何らかのお粥と香の物　何かは覚えていないが
　アッサリしていて〆にぴったりだと思った


⑪水菓子は特別な芦別の黄色いサクランボ　甘～い
化学肥料を一切使わず有機肥料のみで４０年以上栽培
さくらんぼの女王「月山錦(ｶﾞｯｻﾝﾆｼｷ)」　スイカもね

https://www.oh-cherry.com/shop/order_form/form_gassan_nishiki.html


⑫お茶菓子とお薄


前回、食べ歩きぐるめ部・副部長とお邪魔した時は、手品のような面白さ。
https://gurumebutyou.muragon.com/entry/49.html

前々回、課長との時は、和食とフレンチの融合。
https://gurumebutyou.muragon.com/entry/12.html

それぞれ違った驚きがありましたが。
今回は、「焼き」と「香り」と「貝」を十分堪能できました。
変化があって、とても良かったです。


ところで、どれもこれも、すっごく美味しかったので、お酒が進んだ！！
２人して頂いた飲み物は・・・


◆生ビール　ピルスナーグラス　×２杯

この日は高槻まつり、交通の混乱は予想して、２人とも徒歩。
お店についた時には、もう汗だく。
やっぱり１杯目はビール！！


◆丹波ワイン　てぐみ　デラウェア　330ml

国産デラウェアを100％用い、酸化防止剤を一切使用せず濾過もせず、生詰めで作られています。ぶどう本来の複雑味、酵母の香りが豊かで、わずかな炭酸ガスを感じる蔵からの酌み出しワインです。澱や酵母、酒石などがワイン中に結晶化する場合がございますが、ぶどうの天然成分です。・・・とのコト


◆勝沼ワイナリー　甲州樽発酵　白

800年以上の歴史を持つとされる勝沼町産甲州葡萄。勝沼町鳥居平地区や菱山地区などで収穫された甲州をフランス産オーク小樽で発酵、熟成させ、柔らかいオークの香りとブドウの果実感がバランスよく調和し、ボリュームのあるふくよかな辛口ワインに仕上げました。・・・とのコト


◆スイス村ワイナリー ドゥジェム　ピノノワール　　赤辛口

いちごジャムを思わせるフレーヴァーと若々しいタンニンを持つ、フルーティーな味わいの赤ワイン。・・・とのコト


◆シャトールミエール　2009　赤

ルミエールワイナリーのトップブランドとして、長い間多くのお客様にご愛顧頂いているシリーズ。バランスや味わいを重視したボルドータイプの赤ワイン。2009年は赤葡萄の充実期に天候に恵まれたビックヴィンテージと言われています。長野県塩尻市で栽培されたメルローや山梨市岩手地区のカベルネ・フランとワイナリーに隣接する南野呂の畑で栽培したカベルネ・ソーヴィニヨンより、品質の高い果実を選りすぐり醸造し、１8ヶ月間樽熟成しました。柔らかな口あたり、熟した果実やスパイスの香り、酸味とタンニンのバランスの取れたエレガントな味わいです。・・・とのコト


◆秋田　新政　ヴィリジアン　美郷錦４０％　半合

秋田の高級酒米「美郷錦」を用い、木桶仕込みによって醸した作品。原料米の精米歩合は40%。「美郷錦」のポテンシャルをもっとも発揮する磨きである。「天鷲絨」は、Colorsラインナップ中、もっとも厚みと余韻がある力強い仕立てとなっている。・・・とのコト


◆三重　而今　無濾過生　特別純米　半合


◆秋田　新政　ラピス　別誂中取り　半合

スパイシーで刺激的な酸味とフレッシュな酸味が同時に味わえる。山廃×純米×6号酵母の華やかで米らしい香りが後から引き立つ。全体的にアタック、抜けともに強めでキリっとした味わいだが、新政の旨み甘味のしっかり感じる事が出来る。・・・とのコト

◆愛媛　亀岡酒造　千代の亀　純米吟醸　國酒　禊　半合

一般財団法人まほろばが無肥料自然栽培農法で栽培した酒米「朝日」を使用し、酒名は竹田恒泰氏が命名した純米吟醸酒。優しく柔らかい中にもしっかりとした味わい。・・・とのコト


◆兵庫　播州一献　超辛口純米酒　火入れ　半合

播州産・兵庫夢錦を100％使用し、低温長期発酵もろみにて辛口を演出しました。 
キレの良い酸と、滑らかな後味です。 冷からお燗まで、さまざまな温度帯でお楽しみください。・・・とのコト


◆山形　高木酒造　十四代　純米吟醸　半合


◆奥会津天然炭酸の水　500㎖


◆奥会津金山天然水　500㎖


以上、消費税８％、サービス料５％、
チャージ代３００円（×２）込の合計金額は￥３８４８０。
楽しかったので、所要時間は忘れましたｗ


私は、ワイン中心で。
日本ワインがイロイロあって、嬉しかった。

連れは、ほぼ日本酒。
新政が珍しいと、喜んでいました。
なかなか置いているお店はナイそうです。

なお、日本酒のグラスの真ん中にある、トゲのようなポッチリは、
そこまでお酒をそそぐと、最も香りが立つ、というラインを示しているそう。

ワイングラスもきちんとしているし、もちろん、お料理の器も、
キラキラしたものが多く、華やかで素敵。

リーズナブルとは言えないお店ですが、
確実に、お料理とお酒と雰囲気を楽しめます。

また、お料理の手際をよく見るコトの出来るカウンター席がオススメです。

・

※ブログ『写真版・ぐるめ部長のほぼ高槻グルメガイド』です。
　よければ覗いてみてやってください↓↓(゜ω゜=)

https://gurumebutyou.muragon.com/entry/1755.html

再訪


趣味の食べ歩きぐるめ部、久々に副部長とランチ♪♪

お店の前でちょうど落ち合えたので、２人で一緒に店内へ…
入ろうと思ったら、ドア間違えたｗ

以前、玄関だった正面のドアは、現在は勝手口。
現在の玄関は、向かって左手奥。
勝手口を２人でガチャガチャいわせて恥ずかしかったわ（＞＜）

まっ、それはさておき、
今回も、注文したのは、『雄』￥１００００（税別）。
「和と洋のマリアージュ」「贅の極み」だそうです。
その内容は･･･


【八寸】　

安納芋のポタージュ　柿とキクラゲの白和え　菊菜と枝豆の胡麻和え
原木椎茸とオカヒジキのお浸し　胡麻豆腐？　イクラと舞茸　厚焼き玉子
棗　銀杏　むかごの真丈　鴨で巻いた無花果　カマスの寿司　
　　　　　
ミニ盆栽みたいなのや、青々としたモミジの葉付き小枝が飾られていて、
赤いほおずきの中には大きなピーナッツの塩茹でが隠れていたり。
初秋の景色を描いた、一幅の絵のように美しい八寸でした♪

【椀物】

松茸　鱧　焼茄子

【造り】

ヒッサゲ鮪　ヒラメ　鯖生寿司　　鱈白子　モロヘイヤの花
生食用南京　イギリスのマルドンのシーソルト　自家製土佐醤油

マルドンのシーソルトは、フレークみたいな形状が特徴。
岩塩のように固くはなく、口の中でほどけます。

大根とロウソクで作った灯りがお皿の上に、こういう演出は初めて♪

【煮物】

鮑の柔らか煮　桜の燻製の香り　白い泡は何だったかな？

鮮やかな黄色い器に載った白い半球、なにやらＳＦチックなのが登場。
ガラスのフタを開けると、白い煙が！！
燻製の良い香りが広がる、コレも嬉しい演出♪

【お凌ぎ】

フォアグラ　無花果　キノコのソース　最中で挟んで

斬新なアイデア♪　

【焼物】

アカハタ　松茸　小芋　大根？　葉付きラディッシュなど

中が見えない包み焼き、ドキドキの連続♪
燻製の煙に続いて、松茸の香りの、嗅覚への２段階攻撃♪

【食事】

松茸と秋刀魚の土鍋ご飯　ナメコだったかな？のお味噌汁　香の物

いや、嗅覚への攻撃は３段階だった！！
秋刀魚が香ばしくて、本当に食欲を増進させる♪

【口直し】

何かのアイス的なモノに無花果のソース

【水菓子】

葡萄と梨　ミントのシャーベット

【甘味】【抹茶】

自家製の何かのカステラ　大納言小豆の炊いたん

　ココまでのボリュームに副部長ギブアップ、私が２人分頂きました♪


もちろん、お酒も頂かないハズがない。

◆生ビール　ピルスナーグラス　￥６００ぐらい？　（税別）

　銘柄の確認を忘れていました（＞＜）
　最初に来たときは、プレモルでしたが。

◆生ビール　テイスティンググラス　￥５００ぐらい？×２杯

　副部長が飲みました。
　この後お仕事だったので控えめに、カワイソー(￣▽￣)
　
◆プレミアム飲み比べセット　￥３６００くらいだったかな？

　山形　高木酒造　十四代 播州 愛山 中取り 純米吟醸 生詰
　岐阜　杉原酒造　射美 吟撰72 無濾過生貯蔵原酒
　佐賀　富久千代酒造　鍋島 三十六萬石 純米大吟醸

　白ワイン用のグラスで。
　私は十四代が飲みやすくて気に入りました♪
　副部長のオススメは射美、控えめにと言いつつ味見してますｗ

◆鳥居平　Ｇ￥１３５０

　白ワイン　辛口
　ライム、レモンの香り豊かで、口の中で厚みが感じられます。
　驚くほど豊かなミネラルで、酸の引き締まった上品な印象があります。

　…とのコト。

◆ドメイヌ タケダ ブラッククイーン 古木 樽熟成10　Ｇ￥１３００

　赤ワイン　フルボディ
　樹齢７０年の自社農園産のブラッククイーン１００％。
　強い味わいと香りに加え、樹の年齢が生み出す成熟した奥行きのある味わい。

　…とのコト。

　もう１種類、別のワインとテイスティングをして、コチラに決めました。
　いつもはワインは課長に任せきりなので、初めての作業ｗ
　ドキドキしたけど、自分の好みに合うほうを選べて良かったです♪

◆烏龍茶　￥？　×たぶん２杯


以上で、税込み合計￥３２４３１、所要時間約２時間。

「ランチタイムはサービス料５％頂戴いたします」
「ディナータイムはチャージ代300円頂戴いたします」

だそうですが、ランチタイムにディナーコース注文の場合はドッチかな？ｗ


やっぱり、器がイイですね！！

　副部長が羨ましがっていましたｗ

技術と食材、１００％×１００％ですね！！

　高めのコースを頼んだ場合、技術にお金をかけるか、食材にお金をかけるか、
　の比率はお店によって異なるのですが、コチラではドチラも満点のお仕事。
　そういう意味では、他のお店よりもお得かもしれません。

ドリンクのメニューブックは増やしたほうがイイのでは？

　前回も思ったのですが、ドリンクのメニューブックは数が足りないので、
　手元に置いておけない、つまり、次のお酒をアレコレ検討しにくい。
　サービス料やチャージ代を設けているお店にしては、珍しい。
　オシボリの交換や、お料理の説明など他のサービスが行き届いているぶん、
　よけいに不思議に思われます。

改装して雰囲気アップ、減席して工夫もアップ！！

　カウンター４席、テーブル８席に減っています。
　そして、ランチのコースは￥３５００のみに。
　でも、ヒトは減らさず厨房は２人態勢。
　前回よりも、工夫の度合いが進化しているように感じました。
　手間の掛かったお料理を頂きたいときに使うと良いですね。

お店の前は自転車駐輪禁止なので要注意！！

　お店の前には石庭風の雰囲気の良いスペースが。
　ただし駐輪は禁止なので、自転車王国・高槻の住民は要注意ｗ


※最近、ブログを始めました。
　『写真版・ぐるめ部長のほぼ高槻グルメガイド』です。
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２０１５．５　地酒と地ワインで☆♪　和と洋のマリアージュな会席を☆♪


趣味の食べ歩きぐるめ部、ぐるめ課長とランチ♪

･･･ランチ？　･･･そう、ランチ！
･･･じゃあ何故「夜」で投稿を？？
･･･「夜」のコースを頼んで、がっつりお酒を飲んだからさ！！

という訳で、実際的には「昼」ですが、内容的には「夜」なのですｗ


前回のランチがたいへん気に入ったので、今回はお任せ会席を予約。
まだ５月だというのに、日射し照りつける夏日続きのある平日の正午。
飲む気マンマンだったので、家から約２０分かけて歩いて到着。
美味しいモノを食べる前には、少しでもカロリーを消費しとかなくちゃねｗ
同じ考えの課長とお店の前でバッタリ出会い、一緒にさぁ入店。
汗をかいた中年２人、カウンターに並んで座り、まずはビールで乾杯♪


今回注文したのは、『雄』￥１００００（税別）。
「和と洋のマリアージュ」「贅の極み」だそうです。
その内容は･･･

　◆アミューズ　

　　　卵黄・サマートリュフ・イクラ醤油漬・食用花

　　　まずこの一品で、「フレンチやね～」と課長感心。
　　　私は卵の殻を使った盛り付けに感心。

　◆先付　９種盛

　　　エンドウの翡翠煮、生キクラゲの白和え、アスパラと莢隠元、
　　　バイ貝、自家製蛍烏賊の燻製、小魚天麩羅、ナントカ芋、
　　　ミニトマトの何か、瓢亭玉子

　　　私のは赤い器で、課長は緑の器で。

　◆吸い物　

　　　蛤・木の芽

　◆お造り①　

　　　淡路産ウニ

　　　ウニというと北海道のイメージがありますが、実は淡路でも獲れる。

　　　淡路のウニ板は、あえて腹側を見せて盛付された通称「逆さのウニ」。
　　　保存のためのミョウバン水を使わないで塩水で洗うだけ。
　　　腹側の身は、崩れやすく鮮度がよくないと出来ない盛り方。
　　　ミョウバン水を使わないので苦味を少しも感じません。
　　　全て手作業でするので間違いない品質。

　　　･･･とのコト、タイヘンな高級品だそうです♪

　◆お造り②　５種盛

　　　金目鯛？、串本の天然鮪、明石の天然鯛、明石の蛸、鰆

　　　氷の上に盛られて出て来たので、
　　　ウニやお酒と一緒にゆっくり頂けました♪

　◆八寸？　９種盛

　　　何かの菜っ葉の煮浸し、イカの塩辛、枝豆、茗荷、
　　　何か珍しい魚の卵？、鰻？のお寿司、玉蜀黍、
　　　子持ち昆布、蛙の空豆

　　　炊き合せじゃなくてビックリ！
　　　八寸にしては品数が多いけどｗ、まぁ、酒肴、ですね。
　　　コレは、酒飲みにはスッゴク嬉しいですね～♪
　　　大ぶりの丸皿が多い中、長方形の縁高の器にお弁当的に、
　　　ちまちま納まってるのも、視覚上の変化があって良し。

　◆焼き物　

　　　何かの魚の何かの餡かけ

　　　たくさん飲み過ぎて、このへんから記憶が怪しい･･･

　◆強肴

　　　たぶん牛肉のロースト、２種類のソースで

　　　柔らかくて美味しかったのは覚えています･･･

　◆食事　

　　　天然モズクの餡かけごはん？、香の物

　　　食べたコトだけしか覚えてなかったので、課長に問い合わせる･･･

　◆甘味①
　◆甘味②　※写真参照

　　　食べたかどうかも覚えてないので、再び課長に問い合わせると、
　　　「僕も覚えてません」･･･

あぁ、こんなコトになった原因は･･･

　◆生ビール・プレモル？　￥５００（税別）

　　　課長と１杯ずつ。

　◆山口　旭酒造　獺祭スパークリング５０　360ml￥３５００

　　　最初透明でだんだん濁ってくる。
　　　シャンパンみたいなクーラーで冷えをキープ。
　　　１杯だけ課長にあげて、残りは私が飲む。
　　　このケチくさい行為が、良くなかったか･･･

　◆熊本　熊本ワイン　シャルドネ正宗　￥７２０

　　　原材料ブドウは１００％地元熊本産の契約栽培のシャルドネ種。
　　　熊本なのに何故「正宗」かというと、純日本産を強調したいから。
　　　「信長」は西洋ワインを最初に飲んだからダメなんだとかｗ
　　　コレは課長が飲んだ。

　◆山梨　勝沼ワイナリー　アルガブランカ・クラレーザ　￥６００

　　　日本のぶどう甲州をシュールリー醸造法で、食に合う辛口ワインに。
　　　ワインとの相性が難しい味噌、醤油、わさび等にもよく合いますので、
　　　洋食のみならず和食との相性が良いのが特徴です。　　･･･とのコト。

　　　「限りなく透明なアルガ の白」という惹句につられて飲んでみた。

　◆日本酒飲み比べセット　￥３８００

　　　山形　高木酒造　十四代七重二十貫
　　　静岡　神沢川酒造場　正雪大吟醸斗瓶取
　　　三重　太田屋　作大智大吟醸滴取り

　　　正雪がいちばん好み。
　　　課長に味見させてあげたっけかな？　このへんから曖昧･･･

　◆滋賀　冨田酒造　七本槍純米吟醸　１合￥１０００

　　　課長が飲んだ、私も盃１杯分（たぶん？）味見した。
　　　盃が選べたので、薄手の草花模様のモノで。
　　　味は覚えていない･･･

　◆山形　タケダワイナリー　ドメイヌ・タケダ　ベリーＡ古木
　　　　　　　　　　　　　　　　樽熟成　赤辛口　￥１１５０？
　　　たぶん課長が飲んだ。

　◆山梨　勝沼ワイナリー　アルガレティーロ・デ・カタベント　￥１２５０？

　　　たぶん私が飲んだ。
　　　肉料理のために注文したが、コレを飲んだせいで、
　　　肉料理以降の記憶がない･･･

以上で、税込合計￥３５６６１、所要時間約２時間強。

お料理もお酒も美味しくて、つい、飲み過ぎてしまいました。
心から反省しております、申し訳ございませんでした。


お酒は本当に充実していました。
高槻なのに９万円もするボトルワインがメニューに記載されていて、
ワイン好きの課長はいたく興味を引かれたようです。
ただ、ワインも日本酒も辛口が多いかな？という印象。
ふくよかなお酒があと１～２種類あれば、もっと嬉しいですね。

コチラは器もお料理も華やかで軽やかで、心が浮き立ちます。
次は何かの記念日に、また利用したいと思います。

　　･･･お酒は控えめで･･･llllll(-_-;)llllll

　　　
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２０１３．１２　ランチなのにジビエ　手頃で手軽なのに本格割烹♪♪


美容院ついでのランチ。

今回は３ヶ所から情報を入手したお店。

　　①美容師さん　「ウチのお客さんが行ってみて、すっごい良かったそうですよ～」
　　②バーのマスター　「自転車で走ってて、えらい高級そうなお店を見つけました」
　　③他のレビュアーさん　「本当に美味しい」「めっちゃ良い店」「幸せな気分に」

場所は、Ｒ１７１八丁畷交差点西、京口町交差点南側スグ。
交差点に立つと見える福田歯科クリニック、その２～３軒？隣。
近くには、【おむすびコロリン】さん、【ジャンボ寿司一楽】さん。

一戸建ての住宅を店舗に改装したのかな？、町屋風の風情。
表に一通りのメニューが張り出されているので、予め心積もりをしてから入れます。


店内は、ハイチェア５席のカウンターと、４～５名座れるテーブルが３卓。
パッと見たトコロ、座敷はなさそう。
黒×ライトブラウンの、和風モダンな内装。
昔ながらの割烹のスタイルとは少し違うかな、終日禁煙。


ソレは料理人のスタイルにも当てはまる。
汚れたら分かるようにと白衣を着て、キチンとネクタイを締めてはいるけど、
帽子は被っていない。
なぜなら、帽子を被ると髪型や髪色に誤魔化しがきくから、だそう。

割烹で大切なまな板についても、そう。
誤魔化しのきかない丸見えのスタイル。
大阪や京都では珍しくないけれど、高槻ではたいへん珍しいｗ
私が知ってる限りでは、【すし処津ごう】さんに続いて、たったの２軒目。
（←後日伺った【喜久寿司】さんも、座る位置によってはよく見える、だから３軒？）

本当は、カウンター面と全くの水平にしたかったそう。
水道の蛇口の関係で、ちょっとだけ下げないといけなかったとのコト、あら残念ねｗ


注文したのは、全７品コーヒー付きお昼の特選会席、『楢柴￥３５００』。

他に、全６品のスタンダード会席、『初花￥２５００』と、
６食限定のお得な、『和風プレート御膳￥１２５０』
（←煮物・焼物・造り・小鉢・天ぷら・ご飯・赤出汁・デザート）が。
和風プレート御膳は、予約だけで売り切れる人気ぶりのよう。


さて、肝心のお料理は…

　　◇先付け

　　　　　自家製古代チーズ、舞茸とイクラのおろし和え、白和え、自然薯？チップス、
　　　　　鶏の松風焼、豆乳豆腐、何かのお浸し、薩摩芋のナントカ煮、何かの酢物？

　　　　　古代チーズが、表面サックリ、仄かに甘味があり、とっても◎
　　　　　鶏の松風焼も、レーズンが鶏挽肉と味噌味によく合い、すっごく◎

　　　　　凝ったお料理が９種類も盛り合わされていて、目にも舌にもタイヘン楽しく、
　　　　　コレだけでお酒を１杯飲んでしまいました♪

　　　　　紅葉や葉脈などもあしらわれ、季節を感じさせる演出☆

　　◆造り

　　　　　５種盛り、イカ、カマス、シロエビ、何か、何か

　　　　　ヒジョーに美しい、褄にもイロイロ工夫のある、素晴らしい一皿です☆
　　　　　お皿自体も、硬質な輝きのある素敵なモノでした、ファンタスティック☆

　　◇煮物

　　　　　高野豆腐、南瓜、蕪、小芋？、莢インゲン、人参

　　　　　お出汁がとても美味しかったので、残さず飲み干してしまいました☆

　　　　　会席で出される煮物椀にしては珍しく熱々で、蓋を開けた瞬間、
　　　　　立ち昇る湯気が嬉しかったです♪


　　◆焼物

　　　　　氷見のブリの照焼、河内蓮根、金山寺味噌

　　　　　お魚の切り身が直立してる姿を、初めて見ましたｗ

　　◇強肴

　　　　　蝦夷鹿のロースト、茄子、自然薯、レタス、芥子菜、粒マスタード

　　　　　まさか、ランチでジビエに出会おうとは！！
　　　　　しかも、今まで食べた鹿肉の中で、いちばん柔らかくて美味しい！！

　　　　　神戸牛、とか言われても分かんないんじゃね？、…なんてねｗ

　　　　　ちなみに、付け合せのレタスは水耕栽培による自家製ｗ

　　◆食事

　　　　　赤米入りムカゴご飯、ジャコの有馬煮、大葉、
　　　　　赤出汁、香の物、自家製肉味噌

　　　　　土鍋で炊かれて供されます、ワァオ♪
　　　　　ジャコの有馬煮と大葉がトッピング。
　　　　　お店の方がサッサッと混ぜて、お茶碗によそってくれます☆
　　　　　お茶碗２杯分のボリューム☆

　　　　　もちろん、ものすごく美味しい♪♪

　　　　　私はビールを飲んでしまっていたので、熱い焙じ茶を頂きましたが、
　　　　　お酒、特に熱燗に合いそうなご飯でした☆

　　◇デザート

　　　　　ミルクプリン、ガトーショコラ、ココアマシュマロ
　　　　　ホットコーヒー　（←アイスコーヒー、ホット紅茶もあり）

　　　　　デザートは３種類とも自家製、フレンチのような盛り付け☆
　　　　　プリンはツルンと喉越し良く、他の２つはモチッとした歯ざわり。
　　　　　変化もあって、気持ちの弾む、コースの締めくくり♪

　　　　　ホットコーヒーはお代りＯＫ☆


お酒は、

　　◆岐阜　豊泉活性にごりスパークリング　￥８００

　　　　　１杯目にとてもピッタリな、軽いカンジの飲み口です☆
　　　　　宝酒造のスパークリング日本酒『澪』よりも、辛口で度数高め。

　　◇プレモル・壜　￥６００

　　　　　ビールはプレモルだけのようです、樽生は￥５００。
　　　　　最近お酒で失敗したところなので、チビチビと大事に飲みましたｗ


以上、お料理はどれもそれぞれに個性的で、美味しくてボリュームも十二分♪
盛り付けにも一工夫・二工夫があり、華やかさを存分に堪能できる♪

同じランクのお料理をホテルで頂くとしたら、￥７０００～８０００になるのでは？
ランチで￥３５００というとお高いですが、そう考えると、コスパはむしろ超良好♪

器もセンスの良いモノを使われていて、高級感が醸し出されています♪

ランチでコレだけのモノを、予約ナシで気軽に頂けるのは、高槻では珍しい♪
夜の食事に出掛けにくい事情のある方には、是非とも足を運んでみて欲しい♪

あ～とっても美味しかった、おなかもいっぱい、ごちそうさま♪♪


お店には、調理の男性が２名、サービスの女性が２名おられました。
席数に比べて、スタッフの人数はやや多め。
その分、お料理の提供はテンポ良く、コチラの進み具合もよく確認してもらえました☆


また、サービスも行き届いており、ビールの１杯目のお酌も☆

注文を取るにあたっては、「アレルギーなどは？」と確認されていました。
予約の電話では珍しくはナイですが、店頭で、というのは初めて耳にしました。

お料理の説明もハキハキ、お皿の上げ下げ、オシボリの交換なども非のうち所ナシ☆
土鍋からご飯をよそう際は、「おこげを入れてもよろしですか？」。
そんなコト訊かれたのも、初めて、コレでサービス料ナシ、ハラショー♪


ご主人の経歴などは伺っていないのですが、
なぜだか、日本料理とフレンチの両方を味わえます、一挙両得？☆

「メインです」と言って鹿肉が出されたのでビックリして、「あらジビエ？」と訊くと、
「和食だからと言って魚ばかりじゃなく、お肉も楽しんで頂きたいから」、と。

欲張りさん向きのお店ですね♪


食事を終えてお店を後にする時には、ご主人と奥様がお見送りしてくれました。
少し離れてから振り返ると、まだ、お二人で道に立ってらして、
気の小さいトコロのある私は、驚いて小走りに…　（←なんでやねん）

お料理もサービスも、丁寧なお店でした♪


開店記念かな？、お土産も頂いたし。
自家製の生キャラメルと胡麻クッキー、可愛くて美味しかったです♪
三角錐のラッピングも手作り、自家製。

おそるべし、【京口町てるい】、自家製攻撃ｗ