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店名 |
阪急そば 茨木店
(はんきゅうそば)
このお店は現在閉店しております。店舗の掲載情報に関して |
---|---|
ジャンル | そば、うどん |
住所 | |
交通手段 |
茨木市駅から31m |
営業時間・ 定休日 |
営業時間 7:00~21:00 定休日 年末年始 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
[夜]¥1,000~¥1,999
[昼]~¥999
|
利用シーン |
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関連店舗情報 | 阪急そばの店舗一覧を見る |
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関西関東の人が入り交じると
お互いのこだわりが入り交じってのコミュニケーションが生まれるものですが、
ことうどんつゆ濃い薄い論争については、たいてい関西人からふっかけてしまうものだと
関西人なら自覚があるものでしょう。
自分もまた、東京に住むことになろうものならあの黒いつゆだけは堪忍やでと思っていたものです。
そんな自分も東京へ転勤となり、転居の明くる日。
さっそく昼ごはんに東京の立ち食いそばで天ぷらそばを味わったのでした。
まず出汁の香りがしない。
甘辛そうな見た目のわりに甘みはない。醤油の旨味の主張が強い。
そもそも「ざる」と「もり」って何や。海苔くらいサービスで乗せたれ・・と
心中で悪態頻りで店をあとにしたものでした。
そんなある日、そんな愚痴をこぼしていると自分より先に東京住まいを始めていた先輩が
いつの間にかそばだけはあのつゆじゃないと満足できなくなった、とつぶやきました。
そんなわけはない、あんなつゆで食べるくらいなら自分で作って食べるわい・・と思ったものです。
それからウン年。
住む場所にないものを夢に描いてもそれは絵空事。
生きるためには食らわねばならぬ。
やがて恋しき黄金のつゆも、今は記憶に遠ざかり。
結局1年も住めば、週に1,2杯は立ち食いそばで例の黒いつゆのそばをたぐる人間となったのでした。
食べ続けてみてわかるのは、
そばのほのかな甘味と埃っぽい香りの癖。
この香りを追いかけて来つつそばの甘みをひきたてるには、醤油のしつこさと
辛みが立ったつゆの口当たりが良いのだということ。
そんな舌が作られていき、東京の水にも馴染んだころでの大阪出張。
やはり忘れられぬはあのおつゆ。
向こうは私を覚えてくれているだろうか・・と、野放図な心配をしつつ阪急そばへ訪問。
注文してものの3分ほどでいただいた月見そばには、見事なまでに黄金色のつゆ。
すでに鼻まであがってくる出汁の香気。
一度にかつての記憶がよみがえり、やや食い気味に丼を持ってつゆを飲みます。
口内から喉をとおって残る昆布のほのかなえぐみ、香ばしくもやさしい鰹節の香り。
そして舌の上に広がるミネラル感たっぷりの旨味。この素晴らしさ。
そばは柔らかいゆで麺、つゆの色合いとあいまって、まさにはんなりとした佇まい。
そばをたぐって口に入れても、つゆの辛みはほとんどありません。
しかし口の中でいっぱいに広がる出汁の香りとうまみの後味。
このバランス。
そもそも、そばの捉え方楽しみかたが西と東とでは違うのだ。
生活を通じてこの違いを知り、味わいつくせるということはなんとありがたいことか。
1杯の月見そばに深い感動を得て仕事へ向かうのでした。