麺、スープはもとより、お肉３兄弟の破壊力がハンパない！ : 麺哲支店 麺野郎

今年もこの季節がやって来ました。年末恒例の「蒸篭風つけ麺」を食べなきゃ年は越せません。地鶏を提供する「麺哲」と散々迷った挙句、今年も鴨仕立ての「麺野郎」にお邪魔しました。少し店内待ちした後、カウンターに着席。上空メニューから「鴨蒸篭風つけ麺」を300gでオーダー。厨房はすっかり師走ムードで大忙し。何と５オペフル稼働でようやく追いつけるほどの大盛況です。

しばらく待って提供された一杯は１年ぶりのご対面となる一杯。鴨の仕立てが若干変更されてますね。漆黒のスープには白葱、しめじ、青葱、つみれが浮かんでいるのが確認できます。和出汁のいい香り！鴨は脂がのった面をローストしてあるのが昨年からの変更点。サイズも心なしか大きくなったような。「麺哲」系列と言えば「麺そのものへの強いこだわり」。そのまま一筋いただくと、香り、弾力、歯触り、喉越し、どれをとっても他店ではいただけないクオリティの高さです。日本酒欲しくなってきた！麺に半分ほど浸していただくと... 「はぁ～、旨いっ！」上品なお蕎麦みたいだなぁ。極太の白葱は炙りで香りを立たせている上。隠し包丁のおかげでスープがしっかり沁み込んでいます。しめじもキノコ特有の旨味を大発散アピールで、スープに散らされた山椒の風味との相性も抜群です。大葉の上にはたっぷりの擦りおろし山葵が添えられているので、遠慮なく贅沢にのせていきます。甘みのあるスープに浸していただくと... 「コレヲ食ベニキター！旨いっ！」今年のつみれも肉の旨味がギュッと凝縮して軟骨の食感が楽しい最高の仕上がり。持ち帰りで欲しい！鴨は大葉と一緒にいただくと、肉の旨味や脂の甘みが際立ちます。これはもう料亭の逸品と同じです。麺を食べ尽し、〆のスープ割りをお願いすると、アツアツの出汁を徳利で提供していただけます。自分好みの濃さに割って、しみじみと滋味深い味わいを堪能します。アツアツなのが本当に有り難い。

〆のスープ割りをじっくり味わっていると、思わず除夜の鐘が脳内再生されました(笑) 残念ながらあと一週間ほどは労働するわけですが、気分的にはいよいよ年の瀬に向かったような気がしました。

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関西の麺を食べ歩いてます。
「それでもやっぱり麺が好き。」
http://blog.livedoor.jp/lingmu_meets_japanda/archives/84230978.html

みなさんには年末の恒例行事ってあるのでしょうか？ ボクは「麺哲」系列のつけ麺で年を締めくくるのがルーティンになっています。一昨年は「麺哲」、昨年は「大阪麺哲」に伺ったので、今年は「麺野郎」を訪問です。平日の開店直後ということもあり、席にも若干のゆとりがあります。カウンターに腰を下ろし、視線を上げると、あ、上空のメニューにあったあった！毎年恒例の「鴨蒸篭風つけ麺」を400gでお願いします。厨房はいつもの安定感ある４オペ体制。それでもバタバタするほど一杯一杯に手が込んでるんです。

待つこと数分で提供された一杯は日本の年末を実感させる和のテイスト。麺は400gもあるので大きな器で提供。鴨のピンクと大葉、山葵の緑が彩り豊かです。スープは純和風の甘いお出汁の香り。山椒の仄かな香りも優雅です。何もつけずに麺をひと筋いただくと、小麦の豊かな香りがブワッと鼻腔を突き抜けます。早速スープに半分ほど浸していただくと... 「あああぁぁ！旨いっっ！」出汁がしっかり効いたまろやかなスープ、肉の旨味と葱の風味を山椒の香りが締めくくります。いろいろな旨味が溶け出したスープはコク深く、旨味の余韻が後を引きます。プリップリのしめじがスープに独特の風味を追加しています。大ぶりで食べ応えもあります。丁寧に隠し包丁が入れられた白葱はしっかりと炙られており、芳ばしい風味が堪りません。スープ内には鶏のぶつ切りがゴロゴロと沈んでいます。噛み応えがあって旨味が強い！あ、きっとこれ「ひね」だ！大好物なんですよね～。噛めば噛むほど濃厚な肉汁が溢れ出します。更に鴨の厚みが半端ないっ！山葵をのっけてスープに浸していただくと... 「うんんまっ！」しっとりレアな食感と鴨独特の芳醇な香り、ツンとくる粗挽きの山葵が本当にいいアクセントです。「おおおぉ！」つみれの旨味もハンパないっ！こんなの初めて。肉がギュッと詰まってて固めの仕上がりに、コリコリッと軟骨を感じる最高の食感。まさかの絶品お肉３連打にすっかり撃沈です。ひねは皮のついた部分もあり、より一層脂の旨味を強く感じます。これだけでビールいきたぁい！(笑) 鴨肉に大葉を纏わせると爽やかな風味がプラスされ、肉の旨味が際立ちます。

あっという間に400gの麺を平らげスープ割をお願いすると、徳利での風情ある提供。好みの濃度に仕上げ、出汁感の増したスープにほっこり癒されます。この１年いろんなことがありましたが、何はともあれ恒例の蒸篭風つけ麺を今年もいただけたということで、感謝の気持ちをもって振り返りたいですね。麺、スープ、具材、どれも大満足な一杯でした。

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関西の麺を食べ歩いてます。
「それでもやっぱり麺が好き。」
http://blog.livedoor.jp/lingmu_meets_japanda/archives/84230978.html

なかなか来る機会にのない池田市の「麺哲支店 麺野郎」を初訪問。控えめな灯の店内はムーディーで、厨房の造りも昭和の香りが漂っています。ここ、絶対美味しいわ(笑) 限定もあるようですが、ここはデフォルトの「つけ麺」（300g）を「肉増し」でお願いします。鮮魚も提供されているからか、厨房は４オペと万全の体制。美味しそうな一杯が次々に仕上がります。

しばらく待って提供された一杯は、ビジュアル的にはいたってシンプル、王道の貫禄です。茶濁した低粘度のスープからは魚介系のいい香りが漂ってきます。ざく切りの青葱がワンポイント。麺は「さすが！」と唸らせる美しさ。「麺哲」系列は麺を如何に美味しく食べさせるかが命題です。なので先ずは何もつけずに麺をひと筋いただきます。「はぁぁ。」吐息が漏れるほど小麦の香りが豊かで、麺の肌が滑らかです。冷たい麺がスルスルッと喉を通っていく感触も堪りません。スープをひと口いただくと... 「んんん！」滋味深い！動物系の旨味をベースにしつつも、節系の出汁がじんわりと前面に出ています。麺を浸していただくと、後味のピリッとした辛味も最高です。ゴロゴロ入ったブロックチャーシューはシンプルな味付けながら肉の旨味をギュッと閉じ込めた逸品。肉増しの大判チャーシューは仄かに中国の香辛料が香ります。これは面白い変化球！美味いな～。メンマは柔らかく煮こまれた小ぶりサイズ。甘さを控えており、スープとの相性も抜群です。〆にスープ割をお願いすると、徳利で熱々の出汁を提供していただきました。小粋な演出が素敵です。味を調節しながら自分好みに少しずつ調整していくと、結果的には８割ほど入れるのがマイベスト。このスープ割がまた旨い！まろやかさが一層増し、上品な味わいを心ゆくまで堪能できます。

300gは少し多いかな、と若干迷ったのですが、そんな心配は無用でした。とにかく麺が美味しくて、喉を快速急行で通過していきました(笑) シンプルだからこそ誤魔化しのきかない上質な一杯でした。

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関西の麺を食べ歩いてます。
「それでもやっぱり麺が好き。」
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