備長炭で焼くおいしい焼鳥 : たきち

----2015．11再訪問----

食後に娘が「ちょっと飲みたくなった」と言いだし訪問。
こちらはへービーユースするお店。

前回訪問したとき、お休みだった焼き場専門の方がおられる。

「生ビール」「きも造り」「心臓（塩）」「せせり（塩）」「たきち皮」と少なめのオーダー。

まずは生ビールで乾杯。
最初は「きも造り」から。牛の生肝が食べられなくなってからは、生肝は鳥で楽しんでいます。醤油と薬味はしょうがでいただきます。ピカピカに光った肝で鮮度がよく、チュルンとした食感が楽しい。肝独特のにおいはありますが、焼いたときほどではなくおいしい。

「心臓（塩）」の登場。塩加減、ギリギリの火入れで完璧。心臓のほのかな甘さと、手応えのある旨味が味わえおいしい。

「せせり」も塩で。こちらも塩加減、ギリギリの火入れで完璧。鶏の旨さを素直に味わえます。

最後は定番の「たきち皮」。焼き上がりまで時間がかかるのでいつも最初にオーダーし、出てくるのは最後。さて火入れはどうかな。あぁやっぱり違う。皮はパリパリで中はジューシー。

焼き場専門の方と店主の焼きを比べると明らかに違う。もちろん店主の焼きもおいしいですが、焼き場専門の方の焼きは、ギリギリの焼き加減というのか微妙に違います。素直に申し上げると、焼きだけで言えば腕は店主を追い越しているm(_ _)m　関西より関東の焼鳥の方がおいしいと言われる方がおられ、理由は「焼きにも一定の長い経験が必要で、素材の焼き加減を見極める力が必要」といわれていました。普段は焼き場専門の方は焼きに徹しておられ、店主はお店全体のマネジメントしていると伺える役割分担。焼鳥の焼き加減って大切だなと実感しました。
ごめんなさい。店主の焼きもすばらしいですよ。おいしい焼鳥ごちそうさまでした。


----2015．5再訪問----

家族で訪問。

「生ビール」「厚揚げ」「とり身造り」「きも造り」「きゅうり浅漬け」「ずり唐揚げ」「玉ひも」「なんこつ」「たきち皮」をオーダー。

生ビールで乾杯。まずは「とり身造り」。しっとりとしたお肉、クセもなくおいしいポン酢と紅葉おろしでビールが進みまくる。

「きも造り」は定番のおいしさ。味は各コメントの参照をm(_ _)m

「きゅうり浅漬け」で箸休め。最初から醤油がかけられているのがちょっと残念。サッパリとした味で生きゅうりに近い歯ごたえがある一品。

次は「ずり唐揚げ」。こちらの串のずりも臭さは一切なくおいしいが、ずり唐揚げのおいしさを知ってからはこちらばかりオーダー。熱々でずりのコリコリ感と唐揚げの衣でビールが進みまくる。

次は「厚揚げ」。揚げの衣が薄くしんなりとしたタイプのもの。あれ？？？　いつもよりしっとりしている。今日は焼き場専門の方がお休みのようで、主人自らが焼いておられる。

続いて「玉ひも」のタレ。ちょうちんをレアで出すお店もありますが、こちらは下ごしらえで湯通ししてあるタイプ。タマゴ感とひも部分の素材の旨さが素直に味わえ焼酎が進みます。

次に「なんこつ」。微妙に残る鶏身とナンコツの食感がおいしい。微妙な塩加減がおいいしいが、今日は串の根本部分のナンコツが焼きすぎで苦さを感じました。

最後は「たきち皮」。皮がいつもと違いカリカリ感が弱め。中のジューシーさと、皮のカリカリ感が味わえる一品だがいつもと少し違う。どうやら主人の焼きと焼き場専門の方の焼きの違いを感じます。

また再訪します。ごちそうさまでした。


----2015．1再訪問----

新年会の帰りに同僚と二人で訪問。

一次会で飲んだので「焼酎お湯割り」「きも造り」「つくね(たれ)」「心臓(塩)」の軽いオーダー。

まずは焼酎で二度目の乾杯。

最初は「きも造り」から。艶々と光った肝で鮮度がよく、チュルンプリンとした食感が楽しい。肝独特のにおいはありますが、薬味のショウガで食べれば気にならず、同僚も気に入ったようでパクパク食べています。

次は「つくね(たれ)」。大きめのつくねは、ふんわりとしてあっさり目のタレが絡みおいしい。時々感じるナンコツの食感楽しく、一味か七味で味を変えるのもいい。

最後は「心臓(塩)」。レアでもなく絶妙の火入れ。プリプリとした食感に旨味を感じ、塩でいただく素材の味が活きる一品。
おいしい焼鳥ごちそうさまでした。


----2014．10再訪問----

家族で訪問。

「生ビール」「ずり唐揚げ」「漬物盛り合わせ」「鳥カルビ」「せぎも」「鳥はらみ」をオーダー。

生ビールで乾杯。

最初は「漬物盛り合わせ」。ナスは糠の香りがあり、しんなりとしていながらナスの旨さを感じます。きゅうりは生に近い歯ごたえのある浅漬け。きゅうり独特の生の味が残るタイプ。大根はみそ漬け。みそ漬け独特の甘いタイプ。これらを総合すると自家製ではなく、各漬物を仕入れ組み合わせた一品のような気がします。

次に「ずり唐揚げ」。これはおいしい。コリコリとした食感に熱々でずりの旨味を封じ込めたうまさ。串より唐揚げがお気に入りに成りました。

続いて「鳥カルビ」。パサパサ感もなく鶏本来の旨味を味わえる一品。

「せぎも」は膵臓の部分。独特のにおいのあるお店が多い中、下処理がよいため、きもと比べにおいが少なくおいしい。こちらのタレは濃いめを使ってあり、焼酎が進みまくる。においが気になる方は薬味に山椒等があります。

「鳥はらみ」は、ひね鶏のような強い鶏の旨味がありますが、ひね鶏特有の硬さはありません。何とも不思議な味でおいしい。

最後は「鳥スープ」付きの「鳥めし」を追加オーダー。

しっかりと鳥の旨味が詰まった鳥めしは、締めにぴったり。具材は細かく切られたタイプ。少し柔ら目ですがこんにゃくや、にんじんなども入りおいしい。
スープも鳥の旨味が感じられさっぱりとしています。

こちらのお店、素材の持ち味を前面に出しているお店です。ごちそうさまでした。


----2014．2再訪問----

家族で訪問。

最初は鶏の刺身。
ささみなのでモモ肉のような深みと歯ごたえはありませんが、あっさりとしています。

続いて鶏の生レバー。
牛生レバーを食べられなくなってから、もっぱら鶏生レバーを食べています。
鶏は牛のような独特のクセがないのでややパンチにかけますが、これはこれで美味しい。

三角、たきち皮、レバー、心臓、つくね（塩、たれ）など焼物をいただき、厚揚げとぶつぎりキュウリで箸休め。

最後は鶏飯と鶏スープで締め。

味の参考にならない文章ですが、こちらのお店は、素材の持ち味を前面に出していることだけはいえます。
おいしい焼鳥、ごちそうさまでした。