「とん助」さんの全店食べ歩き③「堺：浅香山」 : 洋食の店とん助

大阪の「とん助」さんという屋号の
老舗洋食屋さんを全店食べ歩く
という、今回の企画レビュー♪

■大阪市■
　・阿倍野区昭和町
　・東住吉区杭全
【済】・住之江区安立
　・大正区南恩加島
　・住之江区加賀屋（屋号は「ニューとん助」）

■堺市■
　・浅香山
【済】・宿院

今回は堺市の浅香山にある「とん助」さんに
食べに行ってみました♪

●お店について

　JR阪和線の「浅香駅」から歩いて
　3分ぐらいのところにお店はある
　浅香駅って今回初めて降りましたが
　なかなか閑散とした雰囲気の駅ですね（＾＾；

　お店は1976年に暖簾分けされて開業
　開業してから40年以上経っているので
　お店は結構古い感じ

　客席は調理場に向かうカウンター席と
　お店の奥にはテーブル席も少しある
　今回は一人で訪問したので
　空いていたカウンター席に座らせてもらった

●メニューについて

　料理のラインナップは以下の通り
　サービスランチを除くと
　料理は昼も夜も同じみたいです

　■スープ■
　・コンソメスープ　420円
　・ポタージュ　420円
　・ワカメ　420円

　■和牛ヘレ肉■
　・トリプルヘレステーキ　5300円
　・Ｗヘレステーキ　3900円
　・Ｓヘレステーキ　3100円
　・Ｗヘレカツ　3000円
　・Ｓヘレカツ　2200円
　・一口ヘレカツ　1380円

　■牛肉■
　・ビフカツ　1080円
　・ビーフシチュー　1380円
　・Ｗハンバーグ　1080円
　・ハンバーグ　840円
　・ミンチコロッケ　740円

　■豚肉■
　・Ｗポークチャップ　1700円
　・ポークチャップ　1260円
　・Ｗトンカツ　1480円
　・トンカツ　840円
　・一口トンカツ　890円

　■若鶏■
　・チキン唐揚げ　840円
　・チキンカツ　840円
　・チキンバター焼き　840円

　■エビ■
　・エビフライ　1160円
　・エビピカタ　1160円

　■カキ■
　・カキフライ（冬季のみ）　900円

　■玉子■
　・オムレツ　680円
　・ハムエッグ　680円

　■サラダ■
　・ミニサラダ　300円
　・野菜サラダ　680円
　・ハムサラダ　680円
　・エビサラダ　780円

　■スパゲテー■
　・イタリアン　700円
　・ミート　800円
　・トンカツスパ　1090円

　■コキール■
　・コキール　800円
　・Ｗコキール　1000円

　■ライス■
　・ピラフ　700円
　・チキンライス　700円
　・オムライス　700円
　・ライス　230円

　■カレーライス■
　・和牛ヘレスジカレーライス　730円
　・カツカレーライス　1090円

　■おつまみ■
　・鳥レバー焼き　350円
　・ハム　350円
　・ウィンナーソーセージ　550円
　・チーズクラッカー　550円

　■セット■
　・サービスランチ（11時～14時）　700円
　　　ミンチカツ、ベーコンエッグ、ライス

　・スペシャル（11時～21時）　1480円
　　　スープ、エビフライ、ハンバーグ
　　　ハムサラダ、ライス

●Ｗポークチャップ＆ポタージュスープを食べる

　もちろん注文は「Ｗポークチャップ」
　あと「ポタージュスープ」も飲む♪

　■ポタージュスープ■
　　ポタージュスープは作り置きではなく
　　注文が入ってから作るんですね

　　スープの粘度は低く、味もあっさり時
　　具は「とん助」さんのポタージュの定番
　　「海老」と「玉ねぎ」で
　　海老がプリッとしているのが良い感じ
　　また黒胡椒がしっかりと利いていて
　　たまに、黒胡椒の粒がカリッとする
　　うん、あっさり味だけど美味しい！！

　■Ｗポークチャップ■
　　Ｗポークチャップの豚肉は250gだそうな
　　上には玉ねぎのソテーが乗っているのも
　　とん助さんのポークチャップの定番
　　という感じですねぇ

　　豚肉はロース肉だから程よくジューシー
　　上からたっぷりとかけられた
　　ソースはデミグラスソースがベースで
　　皿の縁に少量のケチャップもかけられている
　　デミは粘度が少しあって
　　深みのあるコクと甘味があって
　　なかなか美味しい

●最後に

　今まで「とん助」さんを3軒周って
　全てのお店でデミグラスソースの味が
　ぜんぜん違うんですよねぇ
　個人的には、今までの3軒の中では
　ここのデミが味にコクと深みがあって
　一番好きだったかなぁ・・・

　ちなみに、お店のご主人によると
　暖簾分けのお店は
　昭和町の本店の味をベースにはするけど
　チェーンではなく、みんな個人店なので
　それぞれが独自の味に改良することが
　創業者から勧められていたそう
　なるほど・・・だから、とん助さんの
　各店舗で味がぜんぜん違うんですね

　さらに他にお客さんがいなかったので
　調子に乗って、とん助さんの他の店舗のことも
　色々聞いてみた

　まず、一番気になっていたのは
　やっぱり「ニューとん助」さんのこと
　なんで、頭に「ニュー」が付くんだ？
　ぜんぜん関係ないのかなぁ？
　その答えは・・・
　ここだけ暖簾分けではないから！！
　ただ、ニューとん助さんのご主人は
　なんと！！
　とん助の創業者の「弟」さんなんだそう
　ほへぇ・・・

　そして、堺の宿院のお店のご主人が
　創業者の最も古いお弟子さんで
　本店では「番頭」的な位置の方だったそう
　そして、この浅香のご主人が2番目に古く
　その後が、安立、杭全、南恩加島
　と、続くみたい
　さらに、驚いたのは現在の昭和町の本店
　ここのご主人も、創業者のお弟子さんで
　別に創業者の息子さんではないそう
　また、とん助さんの創業者が引退するまでは
　各店舗の横のつながりがあったそうなんですが
　創業者が引退されてからは
　各店舗のつながりも、ほぼ無い状態で
　完全な独立状態になっているそう

　なるほど・・・
　暖簾分けのお店というのも
　色々あるもんですねぇ

　でも、色んな話が聞けて満足やぁ・・・
　ごちそうさまでした