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30過ぎの道草王さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
おかん
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、沖縄そば、沖縄料理 |
住所 | |
交通手段 |
南海萩ノ茶屋駅より徒歩2分 萩ノ茶屋駅から87m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
7席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カラオケあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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年の瀬を向かえ、街の空気もすっかり年末っぽくなってきた週末。
そろそろ忘年会シーズを向かえ、夜の帳がおりると街は多くの団体で賑わってきている。
そんな週末の夕方、珍しくぽっかりと空いた夕方。
こんな日は決まって西成に自然と足がのびる。
街の喧騒とはうってかわって、いつものような静けさの街並み。
ぶらぶらと歩きながら向った先は、
以前通り過ぎてその雰囲気がどこか心に刺さったこちらのお店。
暗い通りに煌々と輝く看板の居酒屋の隣に、ヒッソリと灯る明かり。
昭和風情が店内からあふれ出ていて、何の躊躇もなく入りやすい雰囲気。
暖簾をくぐりガラス戸から店内をみるとくの字カウンターの席には空きがある。
扉を開けて店内に入ると先客達はもちろん常連と思しきベテラン数人。
女子も二人います。
そしてカウンター越しには、店の名を体現している高齢のおばさんがひとり。
一見、しかもちょっと常連さんたちとは違った雰囲気をかもし出しているであろう
自分を不思議な目で見ることもなく、どことなく暖かく迎えてくれる。
こんなところでは男子はひっそり静かにひとりで飲んでいるもの。
声をかけてくれるのは女性人。
おばさんももちろんその中の一人です。
入り口すぐの席に座ると、ドリンクを聞かれる。
壁に貼られたメニューはドリンクもつまみを限られており、
そこには出ていなかったのですが、チューハイはあるだろうとお願いしてみると、正解。
大き目のグラスにたっぷりと入れられてチューハイと共に、
ドレッシングなどを入れるオレンジ色の液体の入った容器が
別なお客さんから回ってくる。
それは一目見て、シークアーサー汁だとは分りました。
大好きなやつ。
チューハイにお好みで入れて飲むスタイルなのだろうと認識しながらも、
そのままプレーンでチューハイを飲みだすと、隣の方に珍しいねと突っ込みをうける。
一杯目はこのスタイルで。
さて、ちょっと何かつまみたい。
と言っても、あるのはゴーヤチャンプルーと沖縄そばのみ。
いきなりオーダーと言うのもなんなので、お客さんとおばさんと話しながらしばし様子見。
すると隣にいた女性のうちのひとりも同じようにひとりで来ているよう。
自分よりはちょっと年上でしょうが、ちょっとその行動力に驚く。
まぁ大阪人に言わせれば、自分も同じような感じのようですが。
歳や宿を聞かれ応えると、もちろんこの中では一番の若輩者。
それだけで可愛がっていただけるベテラン達の優しさ。
そろそろ哀愁漂うはずの年齢なのになんとなく子供かえりしそうです。
隣の一見女子は、ゴーヤチャンプルーが美味しいと聞き、来たらしく、
既に食べておススメだと話し出したり、この方も既に馴染んでいる。
しばらく歓談していると、おばちゃんは煮魚を皆に味見にと出してくれる。
これがまた上品な味。そして優しい味。
いつの間にやら、実家にいるような気分にすらなる、落ち着き。
話は、おばちゃんの年齢当てとなりお決まりのチョイ若め設定で応えると、
想定どおりの回答が戻ってくる。
さて次の回答どうしよう。
おばさんの醸しだす雰囲気はしわなどから、母親と同じくらいの年齢と推察し言ってみると、
見事正解!!
より親近感を感じる。
さて、場も温まってきたところで、ゴーヤチャンプルー(500円)をお願いしていいか聞いてみると、
笑顔で大丈夫だと答え、作り始める。
その間も常連さんとおばさんと話しながら。
男子は相変わらず無口。
ちょいちょい別な話もしていますが、基本的には寡黙な感じの方々。
わかるわ・・・たぶん自分も同じ口。
ただ、輪に入るのも嫌いでもないし、いつの間にかすっと入っていることも多い。
ここでもそんな感じ。
いよいよゴーヤチャンプルーが出てきました。
大きめな丼に入った、つまみで一人で食べるにはボリューム満点すぎくらいの量。
熱々のうちにと早速いただくと、これが旨い!!
思わずご飯が欲しくなるなぁとおばちゃんに言うと、お茶碗によそって出してくれました。
あるんだ。
飲みのつもりがしっかり晩御飯。
店は19:00閉店らしいのですが、おばちゃんは今日は30分延長と宣言。
とは言え、その言葉に甘えるのもよしあし。
ちょっとだけご好意に甘えながら、ほぼいつもの定刻で店を後にすることにします。
お会計をお願いすると、なんと1000円。
あれ、計算間違ってない?
聞きなおしましたが、これでいいよと微笑み返し。
欲望渦巻く煌びやかな街より、やっぱり飾り気のないこのエリアがしっくりくる。
また来よう。
温かく見送られながら店を後にしたのでした。
評価詳細:3.82