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店名 |
Genji[源氏](げんじ)
|
---|---|
ジャンル | 創作料理、日本料理、アジア・エスニック |
予約・ お問い合わせ |
06-6656-9559 |
予約可否 |
予約可 営業中(混雑時は電話に出られない事があります) |
住所 | |
交通手段 |
阪堺電気軌道 塚西駅すぐ 地下鉄四つ橋線 玉出 徒歩5分 塚西駅から34m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
50席 |
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個室 |
有 (6人可、8人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗前5台/第二駐車場5台(すぐ近く) |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | ソムリエがいる、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1997年5月1日 |
お店のPR |
目で舌で訪れるゲストに感動を与える元川シェフが織り成す心づくしの創作料理
阪堺電気軌道阪堺線 塚西駅より徒歩1分。【Genji】は“絶対味覚を持つシェフ”として知られている元川篤氏が手掛ける創作料理の名店です。12名ものシェフで活気づくオープンキッチンでは和洋中エスニックとバラエティに富んだ料理が150種以上も生み出され、どれを食べても美味しいと数々の美食家を魅了しています。元川氏は常に心を込めた“感動できる料理”の考案に重きを置き、素材の産地はもちろん収穫時期... |
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かつては大阪市内を縦横に駆け巡っていた路面電車も、今や阪堺電車の阪堺線と上町線が唯一生き残っています。このうち上町線は、あべのハルカスの足元から堺方面へと結び、最新式の低床車両「堺トラム」が芝生が敷き詰められた線路を走るという、新世代のLRVに脱皮しつつあり、乗客数も回復傾向にあります。
片や阪堺線は、通天閣の足元、恵美須町から大阪市内南端部の我孫子道駅までの区間運転となり、運転本数も大幅減便となってその先行きが危うくなっています。しかし、大阪の最もディープな下町をトコトコ走る姿は、ここでしか見られない味のあるものです。
この阪堺線の塚西電停の目の前のマンションの1階にあり、洋食を主体にしつつも和食や中華の要素を取り入れ、 メディアにも度々登場している有名店です。阪堺線のほか、南海線の岸里玉出駅や市営地下鉄・玉出駅からもそう遠くはなく、少ないながら駐車場もあるようです。
妻殿とふたり、13時の予約ながら少し早目に着いてしまいました。店内はほぼ満席状態ながら、幸運にも2人掛けのテーブル席にすぐに案内してもらえました。それにしても大勢のお客さんのしゃべり声とオペレーションの掛け声で実に賑やか。
店内はテーブル席、大テーブル席、カウンター席、個室からなる全60席とのことで、カウンターからは調理の様子がが見えるオープンキッチンになっています。スタッフはざっと20人足らずという大所帯で、それぞれ忙しく動き回っています。
ランチメニューは弁当とコースからなっていて、弁当の「源氏弁当」は3種類。6品(1,500円税別)、10品(2,200円税別)、佐賀牛網焼きとアイスクリームの付いたスペシャル弁当(5,000円税別)で、それぞれ食後にコーヒーか紅茶が付いています。
コースは前菜、メイン(魚or肉)、スープ(or味噌汁)、パン(orご飯)、コーヒー(or紅茶)のAコース(2,000円税別)と、これに温菜(パスタとのこと)の付いたBコース(3,000円税別)です。
せっかくなのでこのお店ならではの源氏弁当をいただくことにし、10品と14品を一つずつお願いして妻殿とシェアすることにしました。
やや待った後にお料理が運ばれてきました。正方形のトレイの上に12の器がびっしり並び、そこに色とりどり14品のお料理が盛り付けられている…これは壮観です。
内容はエビのグラタン、豆腐ハンバーグ、海老フライ、白身魚のグリル、生ハムとピクルスといった洋のものから、白エビと南京、大根などの炊合わせ、赤こんにゃくと厚揚げの煮物、ウニととんぶりのすり流しなどの和のもの、そして中華のエビチリもある。
さらに蕎麦をペペロンチーノ風にしてからすみを和えた和とも洋ともつかない折衷のものまで様々です。何から手をつけようかと迷い箸になってしまいます。
どれも量は少しづつだがバラエティー豊かで心躍ります。冷たいお料理は冷たく、温かいものはちゃんと温かいのがいいですね。
しばらく経ってから佐賀牛網焼きとお造り盛り合わせが運ばれてきました。お肉はおろしポン酢かお塩でいただくようになっていて、こんがり焼いたガーリックも添えられています。肉質は実に柔らかくジューシー、網焼きならではの香ばしさがあっていいですね。
お造りはマグロやカンパチ、タコなどとともに、イカは糸造りにして胡麻で和えてあったり、サバは酢締めにしたり、サワラは炙ってあったりと、細かく手を尽くしているところがすごいですね。
最後はアイスクリームとコーヒーです。アイスクリームは生姜のジェラートで、これはさっぱりしていて実に美味しい。
このお店のユニークなところは、コックコートを着たスタッフがサービスにも従事しているところです。インターンシップなのかな?なかには「辻調」の留学生らしきスタッフもいました。人材育成にも力を入れてはることが見て取れます。
食事中、他のテーブルでコックコートの若いスタッフがギターをかき鳴らし、「ハッピーバースデイ」を歌い出す。こういったサービスもあるんですね。祝われていた方が90歳ぐらいのおじいちゃんだったので、余計に心和みます。
今回訪れたのが土曜日のお昼過ぎという忙しい時間帯だったせいか、騒々しくて落ち着いて食事できなかったのが残念だが、ディナーならゆったり食事できるのでしょう。今度は夜に伺いたいと思います。