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店名 |
中華そば 住吉(すみよし)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
06-6981-5205 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
【鉄道】 布施駅から571m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
8席 (カウンターのみ ※コロナ仕様 6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1945年 |
備考 |
◆1945年創業、高井田系の元祖 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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◼︎ 基本情報
□ 地域:大阪府>大阪市>東成区・生野区
□ ジャンル:ラーメン
□ 食べログでの評価
(2019/05/16)★3.57/179口コミ[7位/57軒]
◼︎ ディテール
□ 1945年(昭和20年)創業。
□ 大阪府大阪市東成区にある高井田系ラーメン。
□ 最寄駅は近畿日本鉄道・布施駅だが、この日はJRおおさか東線・JR河内永和駅から徒歩で利用。
□ もとは駄菓子屋で、1956年(昭和31年)にラーメン屋に変更したそう。
□ 東成区には軽工業を生業とする工場が多く、高井田系ラーメンはそうした労働者向けに提供されたラーメンなのだろう。
□ チャーシューの煮汁と濃口醤油を使ったかえしを使った塩分濃いめのスープと極太麺の組み合わせたラーメンはまさに受けそうである。
□ 夜勤明けの労働者へ提供していた名残りか、早朝から提供している店が多いので、朝食をとりに伺った次第。
◼︎ 訪問時の状況
□ 訪問時間:土日祝日9時10分頃
□ 予約有無:なし
□ 混雑状況:先客なし[待ち時間なし]
◼︎ 西島兵庫の感想
□ 料理・味:★3.5/ 強い個性のスープと麺
□ サービス:★3.0/ 感じの良い接客
□ 雰囲気 :★2.5/ ラーメンを啜るには十分
□ コスパ :★4.0/ 中華そば500円から
□ 総合 :★3.6/ 奮戦した豊臣方の諸将も気にいるだろう押し出しの強い一杯
(3.45)
□ オススメ:中華そば(500円)
各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。
◼︎ 料理詳細
[2019/04]
□ 中華そば(500円)
【構成】
□ 見ての通りの醤油ドボドボ系スープ
□ 食べ応え十分丸断面のストレート太麺
□ 切り落としのようなチャーシュー4枚
□ ねぎ
□ しなちく
⚫︎ カウンターのみのこじんまりとした店。
⚫︎ この太麺ゆえ、茹で時間もかかるのであろう、提供にはやや時間を要する。
⚫︎ スープも麺も特殊な技はないが、ここまでやるかという点で個性の塊で、そのことが特殊さを生んでいる。
⚫︎ 鶏ガラや昆布で出汁をとっているそうで、ついつい飲んでしまうが、スープの色が表す通り、塩分は濃いめ、喉が乾いてくるので注意。
⚫︎ 細うどん並みの太さで結構固めの麺もスープに負けない個性を持っている。
⚫︎ これが500円という価格も嬉しい。
⚫︎ 押し出しの強さという点で、実に大阪らしい一杯であった。
⚫︎ 押し出しの強さという意味では豊臣秀頼の誘いに応じて大阪城に参集した浪人達も相当なものだった。
⚫︎ 幕府軍を夜襲し勝利を収めた塙直之は「夜討ノ大将 塙団右衛門」と書いた札を敵陣中にばら撒いたのは有名な話である。
⚫︎ 自身の功績を広めるとともに、戦いの後の就職活動にも役立てる、商売人も真っ青のプロモーション活動である(塙はその後、討死)。
⚫︎ そういう意味では真田信繁(幸村)も同じである。
⚫︎ 大阪方が篭城策を採ることを決めたため、浪人衆としては活躍の場が限られることとなったが、信繁が目をつけたのが、大阪城の南側、この城のまさに弱点とも言える場所で、ここに出城を築いたのである。
⚫︎ 彼の思惑通り、幕府軍はここを弱点と見て大軍を配置したが、内通を装った謀略に誘い出された挙句、大損害を受け、真田信繁はその名を天下に轟かせたのである。
⚫︎ だが、何と言っても、彼の名を歴史に刻んだのは、大坂夏の陣だろう。
⚫︎ 信繁が最初に画策していたのは「引き付け戦術」と言われ、接近する幕府軍をギリギリのところまで引き付け、一斉に反撃する戦術である。
⚫︎ 敵を目の前まで引き付ければ、豊臣軍が迎え撃って戦うよりも幕府軍主力と本陣の間は空白になり、少数の騎兵による奇襲をかけやすくなる。
⚫︎ そして、本陣を救うべき幕府軍主力は、突然現れた強固な壁と後ろから押し寄せてくる味方に挟まれ、前にも後ろにも進めなくなる。
⚫︎ そうした混乱は、ただでさえ大軍であるのに、諸藩の寄せ集めで指揮命令系統が複雑な幕府軍には致命的で、全体最適な命令が伝わらず、豊臣軍に貴重な時間を与えてくれるはずであった。
⚫︎ だが、毛利勝永隊が耐えきれず本多忠朝(徳川四天王・本多忠勝の嫡子)隊と早々に戦端を開いてしまったため、信繁の戦術は瓦解してしまう。
⚫︎ だがだが、戦上手で知られる毛利勝永は本多忠朝を討ち取ると、さらには援軍の小笠原秀政隊も撃破し、信繁が意図していた徳川家康本陣が手薄となる状況を作り出す。
⚫︎ それを見た信繁は血の気にはやり、猪が如く突撃してくる松平忠直隊を上手くかわして、位置を入れ替ると、手薄となった家康本陣に三度にわたる突撃を敢行、家康のシンボルである馬印が倒れるほどの大混乱に陥れる。
⚫︎ そして豊臣軍には家康本陣急襲用に温存されていた明石全登率いる騎馬隊300騎が残っていた。
⚫︎ 明石全登は関ヶ原で宇喜多隊を率い、西軍有利に戦いを進行した立役者となったほどの戦上手である。
⚫︎ だがだがだが、不運かな、突撃命令を携えた伝令は混戦の中、討死し、明石隊に突撃命令は伝わらなかったのである。
⚫︎ 結果、皆さんの知る通り、家康の首を取るには至らず、信繁たちの命がけのプロモーションは彼らが目指した勝利や栄達を得ることはできなかった。
⚫︎ だがだがだがだか、この様子を見ていた島津家久は「真田日本一の兵、古よりの物語にもこれなき由。」と言ったといわれるように、歴史に名声を刻むことになったのである。
⚫︎ そんな押し出しの強い彼らなら、同じく押し出しの強い、ここのラーメンも気にいるだろうね。アハハハハッ!