☆なにわブラック＆☆桜白湯【金久右衛門本店＠大阪市東成区・深江橋】 : 金久右衛門 本店

2017/4　土曜昼　7ヶ月ぶり5回目、5＆6杯目

金久右衛門 本店
　＠大阪市東成区深江北、深江橋駅
　TP3.76(520件)全国77大阪府11大阪市5東成区1
　7ヶ月前よりTP0.11全国50大阪府7大阪市4down
　口コミ件数は圧巻！

気になる限定があり久しぶりに訪問
1045到着しポールゲット
11時オープン
開店時は5人ほどの並び
食券を買いL字カウンターの角席に着席

発注リスト
・なにわブラック￥770
・桜白湯￥870
＜合計￥1650＞

思い起こせば初めて行った金久右衛門は梅田店
初めていただいたのはなにわブラック
あの衝撃は凄かった
あれを久しぶりに、それも本店で味わってみたく、なにわブラックと限定の連食を決意

☆なにわブラック(太麺)

細麺か太麺か問われ後者チョイス

透明スープの海の中心に黒いわだかまりがあり、これがタレ(返し)
かき混ぜると黒が全体に広がり漆黒のラーメンが完成する
今や色んなラーメンが出回ってるが、タレが混ざってないケースは今でも他に無く、
"味変"というワードが無かった時代からこれが存在することを考えると、
いかに先駆的な逸品だったかと考えさせられる
黒ダレをとかす前に透明スープをいただくと塩気皆無の恐らく鶏ガラスープ

今はメニューに詳細記載されてないが、
当時のメニューにはしっかり黒ダレの説明があり、
当時の自分の日記(すなわち食べログの記載)を見返すと、タレに仕込まれるのは烏賊海老牡蠣浅利等の海の幸
チロっと黒ダレだけなめると、それらの旨味がギッシリ♪

黒ダレを溶かし、全体を漆黒かさせて改めてスープをいただく
醤油のコクと上記海の幸の旨味風味が広がり鶏ガラの旨味も躍動し参戦
く～～～、ひっさしぶり～～～、めっちゃウメーーー！！！
全く色あせないあの日の衝撃が再び♪

麺は約2x5mm断面の平打ちストレート麺
ノスタルジック系の小麦感ともっとり食感とツルツルののど越し
うわ～、この麺あってこそ！
"ネオクラシック"というワードが正にあてはまる！(最近の"ネオクラシック"はまた違うようだが)

具材は、チャーシュー、メンマ、ネギ
チャーシューは濃く味のしゅんでホロホロのバラ、これまたノスタルジック且つ旨味濃厚で、ここにもネオクラシカル！
メンマは竹の風味しっかりのゴリッゴリ材木
そういえば、ニンニククラッシュ(見渡すと店の入り口にニンニクコーナーが)と卓上鷹の爪入れたらめっちゃ旨いんや
でも、二杯目の前でやんちゃし過ぎるのはちょっと危険や・・と思い更なる味変は自重

食べ進めるほどタレとスープの融合が進み、ぐんぐん味わいに奥行が出て、食べ終わる頃合が正に完成形
ラーメン初心者だった当初とは違い、ワシも色々食べ歩いたが、
その舌においても伝説は全く色あせてない！！！＼(^o^)／
この名作は定期的にいただいておかねば
と、改めて感じた

☆桜白湯

こちらは、真っ白な鶏白湯の海に、先の"なにわブラック"的に黒ダレのわだかまりがあり、
別皿でニンニクチップが添えられる
白湯スープに浮かぶ黒ダレは、まるで豚骨にマー油の浮かぶ熊本ラーメンを連想させ、
上赤身馬刺しや桜の色形をした大根ピクルス？等のトッピング
これらで、春-桜-馬肉-熊本の世界観を構築

外周の真っ白スープをいただくと、塩気皆無のまったりクリーミーな鶏白湯♪
黒ダレを解くと全体が○○ブラウン化
醤油のコクと鶏の旨味が際立つ鶏白湯醤油ラーメンに変貌
このスープもめっちゃ旨い！

こちらの麺は、断面が2mm□だったり1.5x2mmだったりの縮れ麺
スープをまとわりつかせ口に運び小麦風味で旨味をブワッと膨らます♪

具材は、チャーシュー、馬タタキ、桜型の大根ピクルス？、スナップエンドウ、赤キャベツ、味玉半個
タタキにされた馬肉が極上に旨い！
春野菜の多彩なアクセントもお見事
ニンニクチップを投入すると、マー油ではないものの、白湯+ニンニクで熊本ラーメン的な味わいに変貌
ニンニクチップ自体、苦味が強いタイプで、これがなかなかのパンチになって良い
熊本の熊本ラーメンもこんな感じにしたら面白いのに・・
そして、卓上の鷹の爪で辛味を加えると、ニンニクと合わさりパンチ炸裂！
これも、熊本ラーメンもこうなればよいのにと感じてしまった。
パンチ加わるも元味がしっかりしてて、旨味は埋もれること知らず！
素晴らしい一杯でした！
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まとめ

訪問回数：夜1昼4
食数：夜1昼5

【TP】
夜：4.5
昼：4.0+4.5+4.0+5.0+4.5=22.0、 22.0/5=4.40

【支出】
夜：670
昼：1050+750+1000+1650=4450、4450/4=1113

【食ったもん】
☆4.0 蜆つけ麺(2012/8昼)
☆4.5 八光king(2012/11昼)
☆4.0 C.O～かけがえのない地球～(2014/11昼)
☆4.5 昭和(2016/9夜)
☆5.0 なにわブラック(2017/4昼)
☆4.5 桜白湯(2017/4昼)

【訪問時ランキングチェック】
2012/8　TP4.09全国5大阪府1
2012/11 TP4.05全国12大阪府4
2014/11 TP4.12全国20大阪府3大阪市2東成区1
2016/9　TP3.87全国27大阪府4大阪市1
2017/4　TP3.76(520件)全国77大阪府11大阪市5東成区1

2016/9　日曜夜　2年ぶり4回目

金久右衛門 本店
　＠大阪市東成区深江北、深江橋駅
　TP3.87全国27大阪府4大阪市1
　2年前よりTP0.35全国7大阪府1down大阪市1up

店舗を改装され心機一転の本店
今月頭にTVのラーメンファイルに出た記念？の限定がすこぶる好評なので、
どらどら二年ぶりにお邪魔

1715、開店15分前に到着し待ち3人目
以前の歴史感じさせる風格ある外観も良かったが、高級料亭チックに生まれ変わった質素x貴賓な外観もよろしおす～

開店すると、以前は無造作に置かれてたトレードマークの醤油瓶は、外壁の窪みにセットされる

厨房と客席が以前と入れ替わっててビックリ
カウンター席背後には、祇園の照のように荷物ロッカーが
食券を買って、カウンター真ん中付近に着席
男性2名のオペレーション

☆昭和￥670

TVす・またん企画の昼夜各20食限定
昨今の雑多に種類の膨れ上がったラーメンに対し、
原点に立ち返ったシンプルな一杯を提供するというような主旨をTVで大蔵店主が語られてた

見た目は大阪ブラックばりの漆黒スープ
中央に置かれたナルトとざく切り青ネギ、見るからにホロホロな煮豚チャーシュー、海苔の具材も見るからにノスタルジック
唯一材木メンマだけはノスタルジックじゃないかな(大した問題やないけど)

漆黒スープをいただくと、スープ、鶏油、鶏油に溶け込まされた牡蠣等の出汁感は控えめで、
醤油の旨味とコクがググッと主張して、めーっちゃくちゃ旨い！
これこれ！
軒並み甘いスープを出す金久右衛門卒業生らとは明確に違って甘味は程よく抑えられ、あくまで醤油の旨味を主役に置く構成
これこそ金久右衛門やな～ヽ(^◇^*)/

麺は約2mm□断面のストレート麺
TVでは大蔵店主の手でギュッギュッと手揉みして縮れさせてたのに、
店主いないとストレート麺かよ・・てのが唯一のクレームポイント
ではあるが、ノスタルジックな小麦感もコシも喉越しもスープの乗り＆相性も申し分なく、手揉みの先入観なければ充分に旨い麺

チャーシューはホロホロ崩れるバラ
材木メンマはザクザク歯応えが心地良く、具材の主張は大人しく、されど物足りなさもなく
質素にざく切り青ネギが実に旨い

量的に少なく感じるのもノスタルジック中華そばな印象
二杯目突入しようか一瞬考えてしまったが、味わいは大満足
この一杯に留め、寄り道もせずに帰宅
色んなラーメンが溢れてる昨今、やはり、金久右衛門こそが醤油のど真ん中を貫き通してることがヒシヒシと伝わった

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2014/11　土曜昼　2年ぶり3回目

金久右衛門 本店
　@大阪市東成区深江北、深江橋駅
　TP4.12全国20大阪府3大阪市2東成区1
　2年前よりTP0.07up全国8大阪府1down

1010、開店50分前到着で外待ち3人目
椅子に座りTwitter見てたらポールの方がフォロワーの方と判明し、自己紹介してから楽しくおしゃべり
こういうの久しぶり、めっさ楽しい(^o^)
あっちゅう間に開店の11時到来
入ってすぐのL字カウンター短辺に左からつめて3番目席に着席
お目当てはこの日までの限定

◎C.O(Continent and Ocean)～かけがえのない地球～￥1000

10/27OAの魔法のレストランにて、金久右衛門×カドヤ食堂の名店対決が行われた
両店主が特別な一杯を準備し、それぞれの店舗に一人で訪問し、客席には相対する店主一人座り、『どやっ？！』と食わせ合う
別にどっちが勝ちとかそういうのは無く、お互いを讃え合い居酒屋で一杯酌み交わす・・みたいな感じ
それ用に出された品が１ヶ月間限定販売

大蔵店主が地球への壮大な愛を表現した一杯は、鉢の上のコース料理
外観からして、一体どんな料理やねん？！がTVの感想

実際に目の当たりにすると器から驚かされる
下に保温プレートが付き、ラッパの口状に花開く専用丼
『下触ると火傷するのでご注意を』

コンセプト等全て文字にうつすとえらいことになるのでそれは写真参照
部分的に適宜抜粋する

赤い器は地球の内部『マントル』、確かに表面の細かい穴は溶岩が固まった後のよう
そして、麺で『大地』、スープで『海』、具材で『生命』を表現
仕上げに『月のしずく』(ミネラルウォーター)を降らせ生命を躍動させ、水は記憶する
壮大すぎる！

麺の上にチャーシュー2枚をオブジェ的に配置、あと、同じアブラナ科の蕪と青梗菜の"花"オブジェ
丼の縁には、陰陽論に基づき調理したという野菜の重ね煮(①そのまま②醤(ひしお)乗せ③醤和え；発酵過程の醤を“生きている“と表現)と蜆ほうれん草ペースト(大地の栄養素)、上部には蕪からくり抜いたお星さまがキラキラ輝く！

食べ方指南書と解説書をよ～く見ながらいただきます

[1]まずはスープを飲む
鯨と鰯から取った香味油使用されたとのこと
赤い器＆レンゲ上で無色透明のように見えるスープは、紅ベース？金ベース？
いただいてみると、感じるのは蜆のような貝の強い主張と分厚いマッタリ感
鯨の味・風味というのが全く記憶に無いのでよくわからんが、恐らくはこの厚みが鯨のものと思われる
TVの解説によるとスープ自体に貝は使われてなかったが・・鯨の味って貝に似てたりする？

下から温められ程良い温度に保たれたスープは、確かに海のような壮大さと癒やしが感じられ、旨い
が、最も強いのが貝感であり、鯨というワシにとって新しい素材が使われた割りには、あまり真新しさは感じられない点が残念

[2]麺をいただく
大地を表す約2x2.5mm断面のストレート麺は、6種の雑穀仕様
独特の風味が、通常の小麦麺より麺の主張を煽る
そして、スープとのマッチング
これは、カドヤ食堂橘店主がTVで述べてられたように、ラーメンというより麺料理という感じ
ワシ的には和蕎麦に近い印象
ワシは特にラーメンらしさに拘りは無いので旨く感じたが、あのコメントが「ごもっとも」とも思った

[3]野菜煮を前菜的に食す
拘りの人参、醤の入手元は金久右衛門HP参照
駄舌には残念ながら旨さは伝わらないが、拘り自体から大蔵店主の思いはヒシヒシと伝わる
個人的に必要性は謎だが、テーマの一環として面白い

[4]蕪＆青梗菜オブジェをスープに沈め、ペーストをスープに溶かす
これは大地の恵が海に溶け出す様を表現
スープは緑に変化
このスープ変色はお家芸炸裂！
しかし、元のスープが既に貝感に溢れ、厚みを有するものだったため、味的な変化は希少
『深みが増す』と言われればそんな気もするが、明確な変化を感じるにはまだまだ舌の修行が足りない

[5]後はご自由に
上述以外の具材は、ナメコ茸、食用花
ここで残った拘りのチャーシュー(生命を開花させる動物)をいただく
オブジェ状に盛られたチャーシューを開くと、二種存在してたことに気付かされる
一つはホロホロ崩れるバラロール煮豚、もう一方は備長炭で焼かれたオリジナル焼豚
後者が神楽炭火焼き級の旨さ！

最後は、蕪の星もスープに入れると、緑の海に星がキラキラ
最後までホカホカの癒やしスープをレンゲですくえる範囲で全汁完食

壮大な愛に満ち溢れたコース料理、ご馳走様＼(^o^)／


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2012/11　土曜昼　3ヶ月ぶり2回目

らの道2nd-Stage最後、最終日の戦地へ、通常の出社より早く家を出る
開店2時間前の9時just到着

　　金久右衛門 本店@大阪市東成区、深江橋駅(4.05全国12大阪府4)

TP0.04全国順位7大阪府順位3down
東京ラーメンショーでの大活躍の割には寂しい感じ

外待ち11人目、みんな早い～、上には上、アホにはアホがいる(笑)
ちょうど待ち椅子が埋まり、俺から立ちか～思ってたらおかみさんが椅子持ってきてくれた、これはありがたい
10時頃、おかみさんが一人一人スタンプ用紙に押印しながら注文を確認していく
その横で大蔵店主が出社？(笑)
この時既に列は30人ぐらいで、今日の限定は売り切れ状態
こないだのパーティーで知り合いになった人はおらんが、何人か見たことある人がいはる
寒い～寒い～と待ってたら、なんと45分も早めて1015開店
ちょうどワシの前の10人が1st-lotとして入店
1030、食い終わられたトップの方(6時半からいたらしい(゜д゜))と入れ替わり着席

　　☆八光king￥750

らの道達成者限定に相応しい！金久右衛門初の味噌ラーメン
南の大地の温もりを発信したいとのコンセプト
八光は発酵(味噌)との懸詞、西日本に拘り九州の味噌を使ってるとのこと

着丼すると、大蔵店主がやってきて、『ヨーグルトバターです～』とドレッシング入れる容器でスープに”ら”と書いてくれる！
うわ～、最高のパフォーマンス！ウットリ

まずは”ら”を崩さないよう、そっとスープをレンゲで一口
うわ～、うまい～、ほのかに魚介を感じるアツアツ味噌スープ、RISEの手前味噌を思い出す、しみじみ旨い
冷えた体を南の温もりが溶かすような癒やしを感じる
”ら”を崩してそこをすするとマッタリ感をつよく味わえる
麺はこの限定用？1.5x3mmぐらいの平縮れでモチモチ、スープを良い感じでひろう
チャーシューはしっかりしつつも崩れゆくタイプ、梅田店より断然旨い
ワンタン、中身にサクサクする何かが入ってて、こんなにワンタンの存在感を感じたのは初めて
具は他に味玉半個、もやし、ネギ、糸唐辛子
糸唐辛子がピリッと引き締めるいい役割を果たしていた

さて、らの道はこれで真のフィナーレ
一夏の楽しかった出来事が思い出に変わる、寂しい気持ち
アホやな～言いながら必死に駆け抜けた、何かにここまで夢中になったのは久しぶり、
名店の店主さんや参加者との触れ合い、かなり上昇した自身のラーメン力、
様々な思い・想いや出来事思い出すと目頭が熱くなってしまった
シナさん、参加店、参加者の皆さん、影で参加者を支えた方々全てに感謝致します
お疲れ様でした

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2012/8　日曜昼　初訪問

嫁さん所用あり、昼メシは子二人連れて高井田へ、らの道に巻き込む！

　　金久右衛門 本店(TP4.09全国5大阪府1)

らの道11/13軒目、あと少し！
土曜の13時過ぎ到着で外待ち15人
30分強待って大蔵店主の呼び掛けで入店、握手していただいた(感激！かっこいい！)
『握手していただいていいっすか？』
『何をおっしゃいます』と気さくに対応いただいた。
いや～、花があります。

　　◎蜆つけ麺(夏期限定)＋煮玉子＋丸腸￥1050

さすがキング、蜆煮干しと白醤油を合わせたというつけ汁、
蜆の判別はバカ舌には難しいが強烈な貝出汁、醤油とのバランスも非常に秀逸
麺はつけ麺によくある太麺タイプではなく、加水低げな平打ち太麺で珍しいパツンパツンとした食感、
くっつかないよう鶏油がコーティングしてあるそう
丸腸に加えニンニククラッシュも投入し強烈なジャンク風に
チャーシューは分厚いが柔らかく、これも流石
スープ割しても貝出汁とジャンクさを保ったまま、飲みやすく仕上げれている、これも流石

子供用には５強醤油ラーメン＋煮玉子＋丸腸、かなり多重な深い味わいだが少々複雑では？という気がした。
こちらもニンニククラッシュでパンチ増強
丸腸は子供にも大人気
これに加え餃子も食べたので帰り道は口内ニンニクの嵐
この後、記録的な凄まじい豪雨に見舞われながら帰路へ