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店名 |
掲載保留
たこ八
|
---|---|
ジャンル | お好み焼き |
住所 | |
交通手段 |
十三駅から413m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥2,000~¥2,999
|
席数 |
11席 |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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エサがない。近頃ペットと言えば、犬や猫こそ隆盛ですが、熱帯魚は下火。どんどんショップが閉店しまして、「ハナトミ」にやって来ました。
熱帯魚のエサを購入して、お隣さんに入店。先客はひと組。何処でもどうぞ的な席選び。L字型のカウンターの真ん中に陣取ります。BGMはナシ。テレビがついています。
注文したのは、
いか豚そば ¥850
ミックス焼 ¥880
瓶ビール 中瓶 ¥540
です。
「遠いとこからきゃはったん?」
地元感の薄い出で立ちをしていたからでしょう。
「いえ、ハナトミに魚のエサ買いにきましてん」
ミックス焼はお好み焼きでもねぎ焼きでも選べるそうです。ねぎ焼きを選びました。
「生中ください」
「瓶しかあらしません」
「じゃあ、それで」
大将は具材の仕込み、女将は調理を担当します。どうやら焼きそばから取り掛かるようです。
「焼きそばにたまごつくけど」
「ナマか目玉焼きか」
「目玉にしてください」
女将はナマを勧めたかった様な雰囲気。
女将はいかと豚を炒めます。そこへキャベツを足します。炒まればそばとモヤシを盛ります。さっと炒めて青海苔、削り粉をまぶします。
驚くほど速く提供されました。小鉢に取り分けて頂きます。
麺にソースが染み込んでいます。おかげで麺の表層はソースでシットリ潤っています。最初に来るのはモヤシの香り。続いて少しスパイシーなソースの風味がやってきます。
青海苔の香りがしっかりと立つのは珍しい。いかや豚は大ぶりの切り口。存在感がありますねぇ。グイグイビールを飲むと、至福のひと時です。
鉄板に食べ終わりに端材がたまりました。
「食べにくいやろ。取ったげるさかい」
細かなキャベツやら麺をコテで小皿によそって頂きました。
「ミックスはしょうゆにする?ソースも出来るけど?」
「しょうゆにします」
ミックスねぎ焼きは、焼きそばと交代で焼き始めました。生地は極めて薄くクレープ状に敷きます。
女将は艶やかな青葱を鷲掴みにしてドッサリ。メインの具材を乗せ、2枚のコテで返します。
アイロンのような重しを乗せて、ギュウギュウ押さえつけます。すると直ぐに外して、蒸らしの時間となります。
やって来ました、ミックス焼き!何と具材がゴロゴロ、剥き出しです。表層が岩山みたい。
コテで切り分けるまでもなく、容易くほぐれました。あんなに薄かった筈の生地には出汁が効いています。
具材はいか たこ エビ 豚でした。特にたこからいい出汁が出ています。
「ねぎ焼きやまもと」の間近にありながら、これだけの味のあるねぎ焼きを出す店を見付けられて嬉しい限りです。