肉屋が手掛ける絶品ラーメン！ : 大衆ビストロ 匠

2015年2月にオープンした匠グループのお店。
こちらは自社牧場から届く良質な「おおいた匠和牛」を使った、本格フランス料理を大衆価格で提供。
現在店舗の離れで、火～金の平日昼のみ、フレンチのシェフとワインソムリエが研究して作ったというラーメンを提供しています。
こちらのお店のラーメン、2022年4月に開催された、西中島にある人気ラーメン店「人類みな麺類」を経営する株式会社UNCHI主催のラーメン大会「第5回UNCHIラーメントーナメント」で優勝した実績を持つそうです。
【和風貝出汁醤油そば チャーシューセット】900円(税込)
麺量は並盛ですが、お肉の食べ応えもあって大満足！
今回のラーメンも美味しかったですが、個人的には前回食べた「肉清湯醤油そば」の方が好みだった印象。
次回こそ鶏白湯系のラーメンを食べたいと思います！
ご馳走様でした！

詳細レビューはこちら↓
https://menma825.com/bistro-takumi/

大阪府大阪市淀川区の西中島エリアにて、「匠グループ」として焼肉、ビストロなどの飲食店、精肉・お惣菜・お弁当等の小売店等を展開し、通販事業も手掛ける「株式会社匠」。

2010年4月にBBQ事業から始まり、2011年6月に「焼肉食堂匠 本店」がオープン、その後様々なコンセプトのお店を展開し、2022年11月に公式サイトを確認した時点で飲食店が7店舗、小売店が2店舗掲載されていました。

「株式会社匠」では大分県の自社牧場にて「おおいた和牛」を生産～販売まで流通を担うため、安くて美味しいお肉を提供することが可能だそうです。

系列店は何店か行ったことがあり、本当に安くて美味しいのでお気に入り。

今回訪れたのは、2015年2月にオープンしたお店『大衆ビストロ 匠』。

こちらは自社牧場から届く良質な「おおいた匠和牛」を使った、本格フランス料理を大衆価格で提供しているお店。

現在店舗の離れで、火～金の平日昼のみ、フレンチのシェフとワインソムリエが研究して作ったというラーメンを提供しているそうです。

こちらのお店のラーメン、2022年4月に開催された、西中島にある人気ラーメン店「人類みな麺類」を経営する株式会社UNCHI主催のラーメン大会「第5回UNCHIラーメントーナメント」で優勝した実績を持つそうです。

シェフはラーメン大学に通って店舗で製麺機を購入し、約1年以上かけて考案したそうです。

肉屋ならではのお肉たっぷりなラーメンでとても美味しそうだったので、平日休みの日を狙い、行ってみることにしました。

この日は平日の火曜日、お店には12時前に訪問。

この時店内は先客1人のみでしたが、12時を過ぎると付近の会社が昼休みになったのか、一気にお客さんが増えて、私が退店した12時15分頃には中待ちも出来始めました。

注文は券売機での食券購入。

ラーメンには「肉清湯醤油そば」、「和風貝出汁醤油そば」、「鶏白湯醤油そば」、「鶏白湯塩そば」の4種類があります。

この中で『肉清湯醤油そば』の極上トッピングバージョンが、トーナメント優勝商品になっているとのこと。

今回は迷わず優勝賞品を注文！

【肉清湯醤油そば和牛極上セット】1000円(税込)
ラーメンが提供される前に、おおいた和牛大判炙りレアチャーシューと、トリュフオイルをかけた味玉が提供されます。

お肉の部位はソトヒラ(ソトモモ)で、綺麗な赤身の状態から目の前でバーナーで炙りつつ、食べ方の説明をしてくれます。

お肉はラーメンが届いたら、両端をクルッと巻いて、レンゲに乗せてスープと一緒に食べるとのこと。

既にこのお肉だけでも十分なインパクトがありますが、ラーメンの中には更に山形豚肩ロース肉、但馬鶏の胸肉、和牛のミンチ肉とポルチーニ茸で作ったワンタンなど、トッピングも凄く肉肉しい感じで、これで1000円はちょっと驚きです。

スープは鶏と豚に、おおいた和牛スジ肉も加えたトリプルスープ。

醤油は小豆島醤油、湯浅醤油を中心に、生醤油や金山寺たまり醤油をアクセントに使い、アサリ出汁、イリコ、鰹節、烏賊など多数の食材を加えてかえしを作っているそうです。

動物系の重厚な旨味に、芳醇で絶妙な塩梅の醤油の味わい、油のコクも加わって清湯でありながらとても濃厚なスープ。

麺は自家製で、北海道産小麦「春よ恋」を中心に、3～4種類の全粒粉を独自のブレンドで配合、加水率は50%という「超多加水縮れ熟成麺」だそうです。

香り高くツルっとモッチモチの食感、肉のインパクトが凄いですが、麺とスープも好みで驚きの美味しさ。

まずは炙りチャーシューをいただきましたが、薄めながらムニュッと弾力のあるレア気味の食感で、力強い肉の旨味を感じつつ炙りの香ばしさが加わって激ウマです。

味玉はとろーり半熟のしっかり味、想像の5倍くらいトリュフ風味が効いていて驚きました。

豚のレアチャーシューはしっとりモチモチ、鶏胸肉はプリップリであっさりした上品な味わい。

ワンタンはプルツル食感の皮も美味しく、中は独特な洋風の味付け。

茶色い塊肉は脂も乗ってブリンとトロける食感、甘辛い味付けも美味しいですね。

別皿には味変用にほうじ茶の粉末と、海苔、鰹節が入っていて、そのままで味見してみると本当に香ばしいほうじ茶で驚き。

しかし加えて混ぜるとそんなに大きくは違いが判らなかったので、麺にちょい乗せとかが正解だったかもしれません。

麺量は並盛ですが、お肉の食べ応えもあって大満足。

また次回は鶏白湯系のラーメンを食べに行きたいですね。

ご馳走様でした！