ふわとろの親子丼が自宅のレンジで再現！＠阿倍野 : 今井 あべの近鉄店

近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店・ウイング館B2Fのいわゆるデパ地下にあるうどん・惣菜のお店です。

ここは大阪の老舗うどん店「道頓堀今井」が運営するテイクアウト専門のショップ。仕事帰りにハルカスに立ち寄って物色中、ここのお丼に目が止まりました。前回は「きつね丼」を買ったので、今度は「親子丼」（896円）を。

紙製容器にご飯が詰められ、上部はプラスティック製で丼のアタマが納められています。蒸気抜きのシールをはがして電子レンジで1分半温め、アタマをご飯に乗っけて出来上がり。実に簡単です。

スプーンを入れてみると、さすがに今井。アタマの玉子とじは電子レンジで加温しているのに関わらずふわふわの状態を保っています。ご飯とともに口に運ぶと出汁の深い旨みが広がります。ただしやや醤油の風味が強いような。

鶏肉はたっっぷり入っていて、しっかりした鶏肉の食感とふわふわ卵との食感の対比もいいですね。青葱の風味も良好です。

テイクアウトでこれ程の品質なら、お店で食べたらさぞかしおいしいんでしょうね。しかし今井のイートインのお店で丼物を食べたことがありません。ついついきつねうどんを頼んでしまうもので…

近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店・ウイング館B2Fのいわゆるデパ地下にあるうどん・惣菜のお店です。

ここは大阪の老舗うどん店「道頓堀今井」が運営するテイクアウト専門のショップ、仕事帰りにこのデパ地下で夕食を物色中、ここの「たぬきそば」（789円）に目が止まりました。

大阪を代表するうどんの名店「道頓堀今井」ではあるが、おそばも用意されているのは知りませんでした。お出汁に定評のある「道頓堀今井」のこと。おそばも旨いんではないかと思い、購入してみました。

家に持ち帰って折詰を開けると、生蕎麦と出汁のパック、パウチされたきつね揚げ、葱、七味唐辛子が箱詰めされています。早速調理に取り掛かります。

調理にはふたつのお鍋が必要です。ひとつはたっぷりのお湯を沸騰させて蕎麦の湯掻き、もうひとつはお出汁のパックを2倍に希釈して温めます。

湯掻いた蕎麦を冷水で締め、再び湯掻いた鍋で温め直してから器に盛り、きつね揚げ、葱を乗せてから熱々のお出汁を掛けます。七味唐辛子を振り掛けたら完成です。実に簡単。

お出汁は「道頓堀今井」らしい澄んだもの。お出汁をすすると上品な薄味の中にふくよかな香りとうま味。しかしやや煮詰まった感がある。お店のようなフレッシュなお出汁ではないから仕方ないのかな。

蕎麦を手繰ってみると、滑らかな口当たりながら、適度な歯ごたえもある。蕎麦自体に香りはそれほど感じないが、蕎麦の風味が出汁に染みていて、全体で良好な風味を造り上げています。

きつね揚げは2枚で甘く煮つけられているが、上品な甘さでジューシーな仕上がり。この甘さが徐々にお出汁に移ってくるのが「きつね」や「たぬき」の真骨頂です。

添付されている七味唐辛子は大阪の有名店・やまつ辻田の七味です。実に香り豊かでおそばの風味を一気に華やかものに変化させます。

ところで、大阪ではかけそばにきつね揚げを乗せたものを「たぬき」というが、京都ではきざみ揚げを乗せてあんかけにしたものを、大阪・京都以外では天かすを入れたものを、「たぬき」と言うそうです。

大阪ではそばよりうどんがポピュラーなため、「うどんからそばに化けた」ので「たぬき」と呼ばれるようになったとか。諸説ありますが…

近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店・ウイング館B2Fのいわゆるデパ地下にあるうどん・惣菜のお店です。

ここは大阪の老舗うどん店「道頓堀今井」が運営するテイクアウト専門のショップ。仕事帰りにハルカスに立ち寄って物色中、ここのお丼に目が止まりました。前回は「木の葉丼」を買ったので、今度は「きつね丼」（702円）を。

紙製容器にご飯が詰められ、上部はプラスティック製で丼のアタマが納められています。蒸気抜きのシールをはがして電子レンジで1分半温め、アタマをご飯に乗っけて出来上がり。実に簡単です。

食べてみると、さすがに今井。アタマの玉子とじは電子レンジで加温しているのに関わらずふわふわに仕上がっていて、しかもベースのお出汁が実に旨い。下手な食堂より巧い具合にでき上がります。

「きつね」はうどんと違って煮含められておらず、あっさりした味わい。しこしこした食感がきつね丼の真骨頂です。

このきつね丼には七味唐辛子が添付されているのだが、これは大阪の有名店・やまつ辻田の七味です。実に香り豊かでどんぶりの風味を一気に華やかものに変化させます。

数ある丼物の中でどちらかというと地味な「きつね丼」だが、こういった素朴な物こそ調製の技術が問われると思います。

近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のウイング館B2F、近鉄線からは東コンコースの改札からハルカスに入ってまっすぐ進んだ左側奥にある、いわゆるデパ地下のいわゆるデパ地下にあるうどん・惣菜のお店です。

ここはその名の通り大阪の老舗うどん店「道頓堀今井」が運営するテイクアウト専門のショップ。仕事帰り、何か作るのも面倒なのでお弁当を買って夕食にすることにし、ハルカスに立ち寄って物色中、ここのお丼に目が止まりました。ここはうどんだけでなく、丼もテイクアウトできるんですね。

この日並んでいた丼は親子丼、きつね丼、木の葉丼の3種。その中から大阪らしい丼の木の葉丼（648円）を選んで購入。家に持ち帰っていただきます。

紙製容器にご飯が詰められ、上部はプラスティック製で丼のアタマが納められています。蒸気抜きのシールをはがして電子レンジで1分半温め、アタマをご飯に乗っけて出来上がり。うどんよりさらに簡単です。

食べてみると、さすがに今井。お出汁の美味さが光ります。蒲鉾はぷりぷりしているし、甘い椎茸も美味しい。後掛けの海苔が香ばしいのもいいですね。

アタマの玉子とじはふわふわに仕上がっていて、さすがにお店での半熟具合の再現は不可能ではあるが、それに迫る口当たりです。このあたり、商品開発の苦労がしのばれます。

「木の葉丼」とは蒲鉾、椎茸、葱などの具材を玉子でとじてご飯に載せた丼物で、関西の食堂・うどん屋ではポピュラーではあるが、全国的にはあまり知られていないようです。やはり、牛・豚・鶏のような肉類がないとインパクトに欠けるからでしょうか。

地味だけど本当に美味しい「木の葉丼」、こういったテイクアウトの商品が評判を呼んで、全国に普及していってほしいものです。