ゆったりとした空間でいただける良質カレー＠阿倍野 : ピッコロ あべのハルカスダイニング店

あべのハルカスのレストラン街「ハルカスダイニング」12階にある心斎橋ミツヤが運営するカレーショップです。この「ピッコロカリー」は「インデアンカレー」「サンマルコ」と並ぶ大阪の有名カレーチェーンです。

店内は50席ぐらいのテーブル席と、窓際のカウンターが10席程度。シャンデリアの煌めく店内はカレーショップらしからぬ豪華な造りで、窓から通天閣や六甲山系が望めます。

お客さんが疎らなのはランチタイムにしてはちょっと遅めの時間帯のためなのと、新型コロナウィルスの関係でハルカス自体に客足が落ちているためだと思います。

今回は日替わりのカレー・オムライスによるランチタイム限定のサービスランチ（891円）をサラダと飲み物付き（+280円）でいただくことにしました。

カレーは白身魚フライカレーかふわとろ玉子カレー、オムライスはシーフードの和風オムライスかトマ・デミソースの愛がけオムライスからのチョイスです。白身魚フライカレーを注文。飲み物はホットのチャイをお願いしました。

すぐにサラダと薬味が運ばれてきました。サラダは水菜や大きくカットされた大根がたっぷり盛られ、フレンチ系のドレッシングが掛っています。薬味は福神漬とらっきょう。以前はアチャールに似た大根の漬物があったのだが、無くなっています。

それほど待つことなくカレーが運ばれてきました。丸い平皿にカレーが横掛けされ、その上にフィッシュフライが二切れ乗せられています。

ひと匙カレーを含んでみると…辛味より先にフルーティーな甘みが感じられ、そのあとにスパイスの香味が漂う。これはいつものピッコロのカレーです。

完全に溶け切っている野菜と、かろうじて繊維状に形を残すビーフが旨さを高めています。フィッシュフライは揚げたて熱々で、カレーとの相性も良好。上品な欧風カレーに仕上がっています。

薬味の福神漬とらっきょうも日本のカレーらしくていいですね。最後にホットチャイ。ポットにたっぷり入っているのがうれしい。スパイスの香味が豊かなチャイなので、カレーの〆には最適です。

この「ピッコロ」、大抵のお店はカウンターだけの狭小店なんだが、ここはゆったりとした空間で、ほっこりお茶までいただけるのもいいですね。

あべのハルカスのレストラン街「ハルカスダイニング」12階にある大阪の有名カレーチェーンのお店です。このピッコロカリー、運営は心斎橋ミツヤなんですね。

店内は50席ぐらいのテーブル席と、窓際のカウンターが10席程度。カウンター席に案内され着席。窓から通天閣や六甲山系が望めます。

今回はカレーではなく、未食だったハヤシライス（1,050円）をいただくことにしました。日曜日のお昼のこと、忙しそうな中、やや待った後に運ばれてきました。

ハヤシライスはライスとソースが別になっている気取った形態。大きめの丸皿にライスが盛られ、レーズンとフライドオニオンが添えられています。方やソースは白い陶器のソースポットに収まっています。

ソースは玉ねぎ、マシュルーム、そしてたっぷりのロース肉が煮込まれているブラウンソースで、生クリームとヨーグルトによってマイルドに仕上げられているとのこと。

ライスに掛けていただくと、酸味は穏やかで、ワインの風味を感じさせつつ牛肉の旨みを押し出したチューニング。どこか懐かしい味わいです。レーズンやフライドオニオンとの相性もいいですね。

ホテルでいただくような高級なハヤシライスを、大阪の街並みを眺めつついただけるのは価値があります。

あべのハルカスのレストラン街「ハルカスダイニング」12階にある大阪の有名カレーチェーンのお店です。

店内は50席ぐらいのテーブル席と、窓際のカウンターが10席程度。窓からは向かいの高級タワーマンションと、あべのQsモールが一望です。

本日のサービスランチはカレー2種とオムライス2種の4種類。今回はカレーではなくオムライスをいただくことにしました。

注文は「彩り野菜とチーズのトマトオムライス」（870円）を。サラダとドリンクのセット（+270円）も付けてもらいました。

それほど待つことなくオムライスとサラダが同時に運ばれてきました。大きな器の真ん中にオムライスが鎮座し、周囲にトマトソースが満たされています。

オムライスは薄焼き卵で巻いたのではなく、また、オムレツにナイフを入れて広げたのでもない、半熟のオムレツをライスの上に被せたタイプです。

ライスはケチャップライスではなくバターライス。ほんの少しマシュルームとベーコンが混ぜ込まれ、淡白ながらも風味豊かな仕上がり。少し甘めのトマトソースとの相性もいいですね。

オムライスの上にはローストされたナスやカボチャなどが乗せられ、ソースにはチーズが散らされています。ソースの温度が低いようで、ちーずが蕩けるには至ってない。

サラダは水菜や大きくカットされた大根がたっぷり盛られ、フレンチ系のドレッシングが掛っています。

飲み物はホットチャイ。ポットに入れて出されました。スパイスの香味が豊かなチャイなので、これはやはりオムライスよりカレーに合うと思います。

意外にボリウムたっぷりなこのオムライス、お腹いっぱいになりました。

日々賑わいを増している阿倍野・天王寺エリア。その阿倍野のランドマーク、地上300ｍの日本一高いビルとして来年グランドオープンを迎える「あべのハルカス」です。

既に先行オープンている近鉄百貨店では12階、13階、14階がレストラン街となっていて、この12階の一角に「大阪通」という大阪のお店が集まったエリアがあります。そこにインディアンカレー、サンマルコと並ぶ大阪の有名カレーチェーン店「ピッコロ」が出店したとのこと。さっそく伺ってみました。

お店に入るとスタッフが席まで案内してくれます。カレー店でアテンドっちゅうのも珍しいが、店内は50席ぐらいのテーブル席と、窓際のカウンターが10席程度。独りなのでカウンターにしてもらいました。

窓からは向かいの高級タワーマンションと、あべのQsモールが一望です。

メニューには普通のカレーだけでなく、スペシャルビーフカレーや、スペシャルとスタンダードの合い掛け、さらにはスープやサラダなどでコース仕立てにしたものもある。普通のカレーショップと違ってちょっと高級な位置づけ。なるほど席まで案内される訳やわ。しかしお店のコンセプトに逆らって、注文はスタンダードのカレーを。

最初に薬味が運ばれてきて、少し遅れてカレーがやってきました。ひと匙カレーを含んでみると…辛味より先にフルーティーな甘みが感じられ、そのあとにスパイスの香味が漂う。

野菜は完全に溶け切っているが、かろうじて形を残すビーフも口の中ですぐに形を失う柔らかさ。とろけるとともにお肉の旨みが溢れてきますね。高位の安定感があって実に旨い。優等生的な欧風カレーだと言えます。

薬味は大根の漬物と福神漬とらっきょう漬け。スパイスで火照った口内を鎮めてくれます。

この「ピッコロ」、実はあの喫茶店の「心斎橋ミツヤ」の運営だったんですね。大阪でも「キタ」でしかお目にかかれなかったお店が阿倍野に参戦。期待が持てますね。