「麺と心 7」の最強の限定! 雲丹つけ麺&焼きバラ海苔ご飯 : 麺と心 7

公式

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このお店は休業期間が未確定、移転・閉店の事実確認が出来ないなど、店舗の運営状況の確認が出来ておらず、掲載保留しております。店舗の掲載情報に関して

この口コミは、かーと*さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.1

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味4.5
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-

4.1

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味4.6
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
2020/04訪問55回目

4.1

  • 料理・味4.6
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

「麺と心 7」の最強の限定! 雲丹つけ麺&焼きバラ海苔ご飯

4月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!

今回は訪問の数日前に「緊急事態宣言」が出ていたということもあり、
行くべきか否かを迷ったところはけっこう強くあったのですよね!

ただ阿倍野への訪問時にドラッグストアで薬を買いだめすることもあり、
またいくつかの薬のストックがなくなってきていたこともあったので、
ドラッグストアへ行くという目的も兼ねてお店に訪問してきました!

またいつもであれば夜営業が始まる時間に訪問するようにしてますが、
「緊急事態宣言」によって大阪の飲食店は午後8時までの営業となり、
夜営業における限定メニューの扱いがどうなるのか不安もあったので、
今回はいつもと方針を変えて昼営業の開始時に訪問することにしました!

4月に入ってから初めて阿倍野へ出ましたが、様子は大きく異なってましたね;

緊急事態宣言が出たことで「あべのキューズモール」が臨時休業になったり、
通りにある飲食店も3~4割ぐらいはお店を閉めているという状態でした;

そして何より人通りがいつもの阿倍野とは思えないほど少なかったです!
自分が住んでいる市よりもむしろ人が少ないのではと思えたほどですし!

やはり「都市に行く」ということへの警戒心が高まってるのでしょうね!
イトーヨーカドーもドラッグストアも明らかに人が少なかったですし!

そして「麺と心 7」自体もまた、明らかにお客さんは減ってましたね;

おそらくこの日は自分が最初の客で、その後に3人ほど客が来ましたが、
トータルとして見れば明らかに普段よりも数割以上は少なかったですね!

また今月の限定の「雲丹つけ麺」もそうした状況を反映してる印象でしたね!(*゚ー゚)

というのも、普段は完全な新作にあたる限定を出すことが多いのですが、
今回の「雲丹つけ麺」は昨年3月後半に提供されたものと同じなのですよね!

たしか記憶だと、その後に一時的にレギュラー化もしていたはずです!

すなわち、今回の限定は次の2つの特徴を兼ね備えてるのですよね!

・こちらの限定の中でも特に安定した人気を誇っている
・純然たる新作の限定というわけではない

これは安定した人気を持つメニューでお客さんを誘うという意味合いと、
「完全な新作ではないので限定コンプ狙いの人は無理に来なくても大丈夫ですよ」
と、お客さんへの配慮の両方を感じることができるチョイスなのですよね!

なので、ある意味ではピンチヒッターとして登場した限定と言えるでしょう!

ちなみに現在のこちらのお店では入口に消毒用アルコールが準備されていて、
入店するお客さんは全員必ず消毒してから入店するようになっています!

こうした対処をちゃんとしてくれていると、客としても安心ができますね!

うん、やはり昨年に提供された「雲丹つけ麺」とビジュアルも同じですね!
あえて何かをいじることなく提供してきたという印象が漂っています!

◎つけ汁 - 現在の「麺と心 7」における最強の限定
まずはつけ汁ですが・・・うん、やっぱりこのつけ麺は完璧と言えますね!(●・ω・)

ほんと文句なし、今の「麺と心 7」の最強の存在と言っていいでしょう!
これはむしろ今後も変にいじらないほうがいいような気がしますね!

まさに完成形にあると言っていいだけの味わいを誇っていますし、
もうこのお店のウニ系メニューはこれ以上のものはないでしょう!

力作中の力作、もうそのように呼んでも差し支えのないものです!

まずとにかくつけ汁の持っているウニの風味が素晴らしいのですよね!(*゚◇゚)

まさにウニペーストと言っていいもので、そこへの調整も素晴らしく、
「ただでさえおいしいウニをさらにおいしくする技」にも満ちてます!

ウニのラーメンやつけ麺を出すお店というだけで珍しいと思いますが、
これは間違いなくその中でも有数の存在と言っていいものでしょう!

おそらくウニ醤油など、ウニの風味の重ね方などを上手いのでしょうね!

そして上に浮かんでいるオイルは海苔の香味油となっています!

この海苔の香味油の浮かべ方もまたビジュアルとしていいですよね!
でもって、この海苔オイルとウニの相性もまた抜群なのですよね!

これまでにもこちらのお店ではいろんなウニ限定が出てましたが、
ウニと海苔の相性の良さは他のラーメンでも生かされてたのですよね!

それを落とし込んだのがこのつけ汁の海苔オイルと言っていいでしょう!

◎トッピング - こちらのお店としては珍しく最小限の構成
トッピングは麺の上にあるレアチャーシュー、海苔、白ねぎです!
つけ汁の中には具材と呼べるものは一切加えられていません!

白ねぎはシンプルに辛味を立てる薬味、海苔はウニと相性が良く、
これをウニのつけ汁につけて食べるとグッと風味が引き立ちます!

レアチャーシューはいつものもので、シンプルに肉の旨みを楽しめます!

こちらのお店だと大抵は何か凝ったトッピングを起用してきますが、
このつけ麺に関してはつけ汁と麺の浸し汁に全力投球しているようで、
あえてトッピングに関してはシンプルにまとめてきているようです!

◎麺と浸し汁 - 麺も良質だが浸し汁が非常においしい
麺はピシッと締められたハリのある平打ち寄りの麺となってます!

もちもちというよりは、明らかにプリッとした質感に近い感じで、
なおかつみずみずしく、表面も少しキリッと強めに仕上がってます!

ただし決して表面の質感が硬すぎるということはなかったですね!

ハリとプリ感を重視したつけ麺としては間違いなく上質なものです!

そしてこの麺で欠かせないのは、麺を浸しているスープですね!(=゚ω゚)

これは普通のつけ麺ではなく、麺をスープに浸しているのですよね!
そしてそのスープはかなりシンプルな煮干系のスープとなっています!

この煮干スープが実に優しく深い旨味でクオリティが高いのですよね!

こちらのお店は奇抜なメニューを出すという印象が強いのですが、
基本のスープの引き方が優れていることをここで見せてくれます!

「決して実験性だけの店じゃないぞ」という意思表示にも見えますね!

そしてこの煮干スープが全体のおいしさを大きく引き立ててくれます!

ウニのつけ汁だけだと、ちょっとパンチが強くなりすぎるところを、
優しい旨味と合わせることで全体の調和が大きく高まってるのですよね!

強烈なパンチと優しい旨味、この融合もまた素晴らしいのですよね!

◎焼きバラ海苔ご飯 - 締め飯も食べないともったいない!
今回はもともとつけ麺だけにするか締め飯も食べるか迷ったのですが、
「締め飯も食べたい!」という思いが高まってきたので注文しました!

この海苔の締め飯はもちろん残ったつけ汁に投入して食べるものです!

そしてその締め飯ですが・・・いやはや麺に全く負けてないですね!(`・ω・´)

なんせただでさえ相性のいい海苔がここまで入っているうえに、
これがたっぷりのウニつけ汁と絡んだご飯となるわけですから、
これはもう食べているだけで自然と笑みがこぼれてきますね!

これはお腹に余裕があれば絶対に食べたほうがいいですね!
「これはたまらないわ」と言わしめるだけの力があります!

◎まとめ - 大変な中でも「お店に来てよかった」と思わせてくれた一杯
やはり緊迫感のある状況での訪問ということで戸惑いもあったのですが、
このクオリティの高い一杯、「来てよかった」と思わせてくれましたね!

食べ進めるたびに「あぁ、やっぱりいいなぁ」と心から思えましたね!

お店も本当に大変な時期だと思いますが、何とか乗り切ってほしいですね!

こんな時期でも訪問したことを後悔させない素晴らしい一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4865.html

  • 麺と心 7 - 雲丹つけ麺(2020年4月限定)

    雲丹つけ麺(2020年4月限定)

  • 麺と心 7 - 雲丹つけ麺(麺:(2020年4月限定))

    雲丹つけ麺(麺:(2020年4月限定))

  • 麺と心 7 - 焼きバラ海苔ご飯(雲丹つけ麺の〆飯)

    焼きバラ海苔ご飯(雲丹つけ麺の〆飯)

  • 麺と心 7 - 雲丹つけ麺(メニュー紹介)

    雲丹つけ麺(メニュー紹介)

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2020/03訪問54回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

あさりの旨味にキャベツの優しい甘みがフィット! あさりの塩そば(2020年3月限定)

3月の月別限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」に行ってきました!

それにしても今はなんだか電車に乗るのに抵抗感がありますね;

ここ数年は普段は電車に乗ることがない生活を送っているので、
そこに満員電車に乗るのが少々危険な状況が入り込んでくると、
できるだけ電車に乗らずに過ごしたいという意識が出てきます;

それでも月に1回ぐらいはいいかなと思って今回も行ってきましたが!
たださすがに自転車だけで移動するときよりも警戒心はありましたね!

つり革や手すりなどは一切持たないように気を付けたりしましたし!

さて、3月の月別限定のテーマは「あさり」となっています!(*゚ー゚)

貝系は旨味が強く、海鮮系ラーメンとしては起用しやすい素材ですが、
こちらのお店で「あさり」が前面に出たケースは意外と少ないですね!

2017年8月の「あさり白湯」と2018年8月の「海老とアサリ」ぐらいですかね!

これはこちらのお店が「魚介白湯」をメインにしてるのもあるでしょうね!

「白湯」である以上はできるだけ白濁したスープに仕上げるわけですが、
どうしてもあさりやはまぐりは白湯よりは清湯向きの素材ですからね!

ということで、今月の限定がやってきましたが、やはり清湯系ですね!
あさりに関しては無理に白湯系に寄せないほうが良さそうですしね!

今回はあさりの塩ラーメンですが、事前のSNSでの告知を見ているときは、
てっきり今月の限定はラーメンではなくまぜそばだと思ってたのですよね!

「あさりの塩そば」を「あさりの塩まぜそば」と思い込んでいたのですね!

ところでこのラーメンの説明に「あっさりとしている」とあるのですが、
これはやっぱり何気に「あさり」と「あっさり」をかけたものですかね!

◎スープ - ちょっと洋風で優しさも感じさせるあさりスープ
まずはスープですが・・・旨味はしっかりしてますが、一方で優しさも感じますね!(●・ω・)

こちらのお店は素材の個性をガツンと打ち立ててくることが多いですが、
今回に関しては旨味はしっかり出しつつもバランス感覚も感じますね!

ただ「あさりを軸にしつつも優しくまとめた」というだけではなくて、
そこにいくつかの洋風料理の要素が感じられるのが面白い点ですね!

端的に言うとポトフとボンゴレビアンコの2つの要素を感じるのですよね!

ポトフらしさの演出に大きく寄与しているのはキャベツと言っていいです!

一見すると「トッピングに茹でキャベツが入ってる」だけなのですが、
実際にはそうではなくスープでキャベツを煮るスタイルとなってます!

それによってキャベツの持つ優しい甘みがかなりスープに出ています!
こうして味わうと、キャベツってかなり優しい味わいなのですね!

こうした煮込んだ野菜の風味を生かすあたりは非常にポトフっぽいです!

そしてもう1つはパスタで知られる「ボンゴレビアンコ」の要素ですね!(*゚◇゚)

中心に据えられたあさりの旨味、そしてパセリによって洋風感を出して、
オイルにガーリックオリーブオイルを加えることでアクセントを加える、
パセリもオイルもどちらかと言えば隠し味的でサブ的な位置付けなのですが、
このあたりの組み立ては「ボンゴレっぽいな」と感じさせるものがあります!

ただし白ワインの要素はなく、そのあたりはポトフ的優しさが補います!

こうしてトータルで見ると、非常に優しい味わいに仕上げられてますね!
そしてキャベツが入ることで、なんだか春っぽい仕上がりにもなってますね!

◎トッピング - あさりを中心にキャベツがいい仕事を
トッピングはあさり、レアチャーシュー、茹でキャベツ、ねぎ、糸唐辛子です!

こちらのお店はバリエーションの多い具材を乗せることが多いですが、
今回はあさりとキャベツと、主役がけっこうはっきりとしていますね!

レアチャーシューは最近いつも使われるそこそこ熱の入ったものです!
レア感よりもちょっぴり香ばしい風味を重視したものとなっています!

そして主役であるあさりは全体の貝の旨味をさらに引き立ててくれます!
こちらの具材からスープに出ているあさりの旨味も強いのでしょうね!

個数も7つほど入っているなど、量の面から見ても充実していますね!

そして今回やはりいい仕事をしてくれているのが茹でキャベツです!(=゚ω゚)

そういえばキャベツってカップ麺ではかなりおなじみの具材ですが、
ラーメン屋さんのラーメンではけっこう珍しい存在と言えますね!

でもって、炒めキャベツやフレッシュ感のあるキャベツならまだしも、
素直な茹でキャベツがそのまま具材に入るってあまりないですしね!

この茹でキャベツは単独の具材として食べるとそこまで目立たないですが、
麺に絡める形で食べると、スープと具と麺の一体感が一気に引き立ちますね!

薬味であるねぎと合わせて両方を絡めて食べるというのもなかなかいいです!

◎麺 - 厚みは抑えめで、プリンとしたみずみずしさが特徴
麺は平打ち感が強く、厚みを抑えたタイプの多加水の麺となっています!

最近はこちらのお店は多加水らしいプリ感の強い麺を特徴としてますが、
その中でもあえてそうしたみずみずしさを強く打ち出してきています!

厚みが抑えめなので、強い食感でアピールする麺ではないのですよね!

そのかわりなめらかさ、みずみずしさ、透明感はいつも以上に優れていて、
さらにスープとのなじみの良さをかなり重視しているのが伝わってきます!(`・ω・´)

今回はあさりを主軸に据えつつも優しさも表現したスープとなってるので、
そこに上手く噛み合うタイプの自家製麺を作り上げてきたのでしょうね!

もし太めの麺だと、ちょっと麺の存在感が強く出すぎたように思いますし!

◎唐揚げ - さっくりジューシーな完成度の高さは健在
今回はひさしぶりにサイドメニューの唐揚げも1個注文してみました!
以前に比べると、唐揚げの値段はけっこう上がってしまいましたが!

こちらのお店の唐揚げは衣のおいしさと食感はほんと抜群なのですよね!
その点においてはなかなか右に出るお店はないと言ってもいいでしょう!

以前に比べるとカリカリ感よりもサクサク寄りになった感はありますが、
その仕上がりの良さはやはり間違いないのないものと言っていいでしょう!

またこちらのお店は1個から注文することができるのもいいですね!

前よりはいくぶん下味が軽めになったかなという感じはしますが、
そこは卓上の柚子胡椒をつけて食べると非常にいい味わいになります!

◎まとめ - あさりをほんのり洋風にまとめあげた優しい一杯
あさりの持っている個性的な旨味をしっかりと打ち出していながらも、
ボンゴレとポトフの要素を加えることで非常に全体のまとまりがいいです!

その中でもキャベツの甘みとあさりの相乗効果は特に光ってましたね!

騒がしい時期ながらも、春の訪れを感じさせてくれる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4825.html

  • 麺と心 7 - あさりの塩そば(2020年3月限定)

    あさりの塩そば(2020年3月限定)

  • 麺と心 7 - あさりの塩そば(2020年3月限定)(麺)

    あさりの塩そば(2020年3月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 唐揚げ

    唐揚げ

  • 麺と心 7 - あさりの塩そば(2020年3月限定)(メニュー)

    あさりの塩そば(2020年3月限定)(メニュー)

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2020/02訪問53回目

4.0

  • 料理・味4.4
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

牡蠣のペーストを絡めたような超濃厚な牡蠣風味 牡蠣まぜそば(2020年2月前半限定)

2月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
2月の限定のテーマは「牡蠣」ということになっています!

牡蠣もちょくちょくこちらのお店ではテーマとして採用されますね!
旨味が強く個性が打ち出しやすいので使いやすいのかもしれませんね!

もっともそれだけ個性が強いので好き嫌いも多少は分かれるでしょうが、
牡蠣がどうしても苦手な人はわざわざ注文はしないでしょうしね!

自分としては牡蠣が大好きなので、大歓迎な素材ではありますね!(*゚ー゚)

自分がこちらのお店で牡蠣の限定を食べるのは昨年2月以来ですね!
そうしたこともあって、こちらのお店の2月は牡蠣のイメージがありますね!

ただその後も牡蠣の限定が一度出ていたようなと思って調べてみたら、
昨年の11月の後半に「牡蠣と山椒のらーめん」が提供されてましたね!

なので、昨年は2月後半と11月後半の2回牡蠣の限定が出ていたようです!
ただどちらも半月だったので、合わせて1ヶ月の提供とも言えますね!

昨年11月については月の前半の海老の限定を優先したのですよね!

また昨年の限定は2回ともラーメンでしたが、今回はまぜそばとなってます!
自分はもともと汁なし系が好きなので、そこに期待したいところですね!

ということで、今回の限定である「牡蠣まぜそば」がやってまいりました!
牡蠣を中心にトッピングの種類も豊富で、興味を惹かれるビジュアルですね!

◎スープ - 牡蠣・牡蠣・牡蠣、とにかく牡蠣一色の強烈な旨味
まずはその味ですが・・・うおぉ、ここまで牡蠣が堪能できるのはたまりませんね!(●・ω・)

このタレはもはや「味を調えた牡蠣のペースト」と言っていいぐらいに強烈です!
そして同時に「まぜそばだから出せる良さ」というものも感じさせてくれますね!

まぜそばの大きな魅力の1つって、タレの量が少ないから味が濃縮できるところで、
一方でダシやスープの旨味をそこで表現するのが苦手というところがありますが、
「牡蠣ペーストをタレにすることで濃度を最大限に表現」に成功してるのですよね!

ある意味では「濃厚系まぜそば」の1つの見本のようなスタイルと言ってもいいです!

味はほんと牡蠣一色で、牡蠣以外の素材の存在感は特に感じないぐらいに強いです!
牡蠣ペーストに調味料系を加えて、ちょうどいい味に調えたという雰囲気ですね!

タレをしっかり見ると明らかに細かくなった牡蠣がたくさん見えますし、
「牡蠣のスープ」というより牡蠣そのものを使ったのがわかりますね!

なので、しっとりとしたダシ感や優しい風味といったところはないのですが、
その分だけワイルドに牡蠣の旨味を楽しめる仕上がりになっていますね!

こうした素材をひたすらダイレクトに生かす路線はこちらのお店は強いですね!(*゚◇゚)

それゆえに素材によっては人を選びすぎる味になることもあるのですが、
牡蠣は旨味をどれだけ強く出してもいい方向に向きやすい素材なので、
このゴリゴリとパワーで押してくる路線は大正解と言えるでしょう!

牡蠣が好きな人だったらほぼ100%間違いなく満足できるでしょうし、
少なくも「物足りないとは絶対言わせない」という意思を感じますね!

◎トッピング - 長芋の天ぷらがなんだか個性的
トッピングは牡蠣、まいたけ、長芋の天ぷら、レアチャーシュー、
海苔、小松菜、白ねぎという組み合わせになっています!

あえて牡蠣と色が近いまいたけを隣に配置してるのは面白いですね!
このあたりは錯覚することを多少狙ってるようにも感じましたね!

もちろんこれらの具材の中での主役は牡蠣と言っていいでしょうね!(=゚ω゚)

特殊な味付けではなく、タレの風味とおおむね同方向の味となっていて、
タレの持っている牡蠣の旨味をより引き立てる方向に機能しています!

まいたけはキノコ具材ならではの個性的な旨味がいい感じに寄与してます!
自分の中ではキノコって貝類と非常に相性がいい印象があるのですよね!

貝類もキノコも旨味が強く、なおかつ独特の味わいを持っていることから、
両者が合わさることによって個性的な旨味の相乗効果が得られますからね!

そして全体の中でなんだか不思議な存在感を見せてるのが長芋の天ぷらです!

「なぜ牡蠣にあえて長芋を合わせたのだろう」と思ったりもするのですが、
こうして一緒に食べてみるとなかなかいい具合に交わっているのですよね!

青菜はクセが少ないことから、おそらくは小松菜なんだろうなと思います!
全体的にワイルドな味わいの中にさっぱりとした味わいを運んでくれます!

チャーシューはいつものしっとりとして香ばしさもあるレアチャーシューです!
レアチャーシューとは言っても、そこまでレア度の高いものではないのですが!

◎麺 - もっちりとしながらもワイルドではなくするすると入る
麺は太めでなおかつ厚みもある、まぜそば向けの太麺となっています!

この麺は先月の「あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺」と非常に対照的ですね!

昔はこちらのお店はおおむね同じ路線の麺を使うことが多かったですが、
最近は麺そのものの個性をメニューごとに大きく変えてきていますね!

先月のつけ麺は平打ちで、なおかつ歯切れの良さを重視してましたが、
今回は歯切れではなく、明らかにもっちり感を強く意識していますね!

まぜそば向けの麺って、ワイルドな表情を前面に出すことが多いですが、
この麺に関しては太くてもっちりしつつも洗練された印象が強いですね!(`・ω・´)

なので、麺が単体でガンガン主張してくるというのとはちょっと異なり、
食べごたえはありながらも、同時に優しくするっと入ってきますね!

◎まとめ - 「牡蠣まぜそば」の名前に負けない牡蠣の強い主張
自分がこちらのお店の「牡蠣まぜそば」に期待していたものが、
ほぼ100%に近いレベルで再現されていたと言っていい感じでした!

とにかく素材の良さをグイグイ強烈に引き出すのがこちらの強みですし、
その長所をしっかりと表現していたので満足度は非常に高かったです!

牡蠣が好きな人であれば、ほぼ確実にオススメできる一杯と言えますね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4796.html

  • 麺と心 7 - 牡蠣まぜそば(2020年2月前半限定)

    牡蠣まぜそば(2020年2月前半限定)

  • 麺と心 7 - 牡蠣まぜそば(2020年2月前半限定)(麺)

    牡蠣まぜそば(2020年2月前半限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 牡蠣まぜそば(2020年2月前半限定)(メニュー紹介)

    牡蠣まぜそば(2020年2月前半限定)(メニュー紹介)

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2020/01訪問52回目

4.1

  • 料理・味4.5
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

秋刀魚の優しいだしにクセを抑えてまろやかさが光るあん肝つけ汁が絡む! あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(2020年1月限定)

2020年最初の月別限定を求めて「麺と心 7」へとやってきました!

1月の限定のテーマはラーメンには極めて珍しい「あん肝」です!
「あん肝」のラーメン・つけ麺なんて食べたことがないですからね!

実は「アンコウ」をテーマとしたつけ麺は過去にもあったのですよね!
2017年の2月に「アンコウ白湯つけ麺」が月別限定として提供されてます!

このときもトッピングの1つに「あん肝ムース」があったのですが、
それでもメインはむしろアンコウそのもののだしだったのですよね!

なので、あん肝が完全に主役になるのは今回が初めてと言えますね!

ただそれゆえに興味深さもある一方で、一定の警戒心もありますね!
どうしてもあん肝のつけ麺となると、クセも強そうな気がしますからね!

こちらのお店はときどきけっこう人を選ぶタイプの限定が登場しますが、
今回もそのタイプの路線なのではないかという感じはしてくるのですよね!

というわけで、「あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺」がやってきました!
麺がスープに浸かっている「浸しつけ麺」スタイルになっていますね!

◎浸しスープ - 実に素直で深みのある秋刀魚節スープ
まずは浸しスープですが・・・あぁ、これだけで見事に完成していますね!(*゚ー゚)

こちらのお店はどうしても様々な魚介素材を使ったラーメンが多いことから、
「正統派というよりは奇抜なラーメンのお店」というイメージが持たれますが、
実際にはこうした超正統派のスープの組み立ても非常においしいのですよね!

とにかくこの秋刀魚節スープはだしの引き出し方が実に見事と言えますね!

だし感は濃厚ながら粗さは皆無で、実に丁寧に引かれているのがわかります!
もういっそこの秋刀魚節だしだけで麺を食べ切ってしまいたくなるほどです!

実際に「あん肝つけ汁をつけると急に個性的な味に変わってしまうだろうし、
この素直なだし感のまま食べ進めたい」というふうに思ったりしましたしね!

このところこうした浸しスタイルのつけ麺をよく見るようになりましたね!

もともとこうしたつけ麺は浸しスープは昆布だしを使うことが多いのですが、
最近は今回のように秋刀魚節を使うケースもよく見るようになった印象です!

他の節系素材と比べて、浸しスープと相性がいいという面があるのですかね!

◎つけ汁 - 臭みやクセは皆無で濃厚まろやかなあん肝風味
そしてつけ汁ですが・・・いやいやこれは想像より遥か上の秀作ではないですか!(●・ω・)

ちょっとこれは食べる前にあなどっていた自分を叱らないといけませんね!
この数ヶ月の限定の中でもトップクラスと言っていいだけの内容と言えます!

いやはやあん肝という一見難しそうに見える素材がもののみごとに生きてます!

あん肝はコクがあって芳醇なまろやかさが大きな魅力となる素材ですが、
一方でどうしても多少の生臭さなどがネックにもなりがちなのですよね!

しかしながらこのつけ汁は生臭さもクセも全く感じさせることはないです!

なので、「あん肝って大丈夫かなぁ、合わないと困りそう」と思う人でも、
かなり安心して注文できるだけの仕上がりとなっていると言えますね!

そしてそうしたあん肝の持つネガティブな要素を一切感じさせないと同時に、
あん肝のプラス要素であるまろやかさとコクは存分に引き出されています!

つけ汁はかなり濃厚で粘度が高く、もはやペーストに近い状態と言えます!(*゚◇゚)

なので、コクが弱いとかシャバシャバしているということも全くないです!

またこうした浸しスープタイプのつけ麺の食べ方としては王道なのですが、
つけ汁は麺全体の5割程度ぐらいだけつけて食べ進めるのがベストですね!

全部つけてしまうと、つけ汁が絡みすぎてちょっと味が強くなりますし!

また浸しスープと合わせたというスタイルも大いにプラスにはたらいてます!

あん肝は強いコクとまろやかさはあるけど、下支えをするような優しい旨味とは異なる、
そのあたりを秋刀魚節の浸しスープがものすごくきれいに支えてくれているのですよね!

旨味の下支えの秋刀魚節と、前面でコクを打ち出すあん肝が絡み合うことで、
前面も後方も、強さも優しさも、パンチも旨味も実にきれいに交わっています!

そしてそこに軽く清涼感を与えてくれるのがつけ汁に入っている大葉です!
強烈なあん肝の濃厚さをこれによって少しさっぱりとさせてくれています!

またつけ汁の中には熱を入れたねぎときくらげも入っています!
きくらげについては食感に変化を持たせるという狙いでしょうね!

◎トッピング - 比較的シンプルながらメリハリのついた構成
トッピングはレアチャーシュー、小松菜、海苔、赤玉ねぎとなっています!
またつけ汁には先にも書いたように大葉、ねぎ、きくらげが入ってます!

レアチャーシューは最近のこちらのお店らしいしっとりとしながらも、
レア度はむしろ低めで、ちょっと炙りの香ばしさを感じさせるものです!

以前は非常にレア感の強いタイプのレアチャーシューを使っていましたが、
最近はこのレア度を下げたレアチャーシューが起用されているのですよね!

自分は今のタイプのレアチャーシューのほうが好みだったりしますが!(=゚ω゚)

小松菜はしっとりとしていて、風味よりもビジュアル重視な感じでした!
ただ箸休めとしてはちょうどいい具合に機能してくれていましたね!

海苔はおいしいのですが、どう食べるのがベストかは少し謎でしたね!
つけ汁に浸してしまうと、ちょっと味が濃くなりすぎますからね!

そして今回のトッピングで最も目立っていたのは薬味の赤玉ねぎですね!

やはり生の玉ねぎということもあって、刺激はかなり強めになります!
玉ねぎは薬味としてはねぎと比べても刺激が強く打ち出されますからね!

このあたりはパンチの強いあん肝つけ汁との兼ね合いだとは思うのですが、
自分としてはここまで強い薬味でなくても良かったようには感じましたね!

これだけの強い香味を必要とするようなクセはつけ汁になかったですので、
ここは「ちょっと強すぎるかな」というような印象も少し残りましたね!

◎麺 - 厚みが控えめのスパッとした歯切れのいい麺
麺はいつも以上に平打ち寄りで、スパッとした歯切れのいい麺です!

この麺は数年ぐらい前のこちらのお店のスタンダードを思い出しますね!(`・ω・´)

以前はこうした歯切れのいい質感の麺のときが多かったのですよね!
ただ当時と比べても今回はあえて厚みを抑えている感はありますね!

ここ最近はプリンとした弾力を打ち出してくることが多かったですが、
今回はひさしぶりに歯切れ重視のスタイルでやってきましたね!

たまにはこちらのタイプの麺も懐かしさもあって楽しいものですね!

たしかに今回はあえて麺の厚みを抑えめにしてきていることもあって、
プリプリ路線だとちょっと麺全体の主張が控えめになったかもですしね!

ハリのある質感にすることで麺をピシッと立ててきた感があります!

◎まとめ - あん肝のいいところだけをとことん味わえる見事な一杯
食べる前は興味は引かれながらも、多少の不安もあったりしたのですが、
これは間違いなく食べる価値あり、ストレートにオススメできる一杯です!

ここまであん肝を素直にクセなく楽しませてくれたのは素晴らしかったです!

もちろんあん肝という高級素材なので価格も1200円と高くはあるのですが、
このクオリティであれば1200円でも全く損とは思わされることはないです!

今年最初の月別限定で見事な滑り出しを見せてくれた一杯でございました!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4773.html

  • 麺と心 7 - あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(2020年1月限定)

    あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(2020年1月限定)

  • 麺と心 7 - あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(2020年1月限定)(麺)

    あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(2020年1月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(2020年1月限定)(メニュー紹介)

    あん肝白湯と秋刀魚節のつけ麺(2020年1月限定)(メニュー紹介)

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2019/12訪問51回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

濃厚なカニ白湯スープに鍋風に仕上げた具材が映える! 花咲ガニの濃厚蟹そば 2019年ver.(2019年12月限定)

12月の月別限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」へと行ってまいりました!
12月ということで、例年と同じく「カニ」がテーマとなっています!

ただ今回「カニ」がテーマに選ばれたのはかなり驚きましたね!
というのも、「カニ」は今年の9月にも登場していますからね!(*゚◇゚)

さらに言うと、実は2月前半もカニ系なので、今年だけで3回目です!

おそらく12月はもともとカニをテーマにすると決めていた一方で、
9月は店主の井川さんの気まぐれでカニの商品ができたのでしょうね!

9月のラーメンはいかにも実験的な仕上がりになっていましたからね!

一方で今回のラーメンは昨年12月のラーメンを継承したスタイルです!
ラーメンの名前も昨年と同じ「花咲ガニの濃厚蟹そば」ですしね!

いかにも「麺と心 7」らしい濃厚系を意識したドロ系蟹そばですが、
今回はそこに鍋を連想させる要素が加わっているみたいです!

このあたりについては昨年とはまた違ったアプローチになってます!

ちなみに今回のラーメンはデフォルトではカニ身具材は入っておらず、
130円で1個、または500円で4個加えられるという方式になっています!

追加トッピングなしでも1000円なので、苦肉の策だったのでしょうね!
カニ身を標準で乗せてしまうと、どうしても1000円より高くなりますし!

トッピングのカニ身は花咲ガニではなくズワイ蟹のものとなっています!

ということで、今回のラーメン+カニ身1個トッピングがやってきました!
濃厚そうなビジュアル以上に、カニ油がかなり多いのが目を引きますね!

◎スープ - カニと濃厚な魚介のミックスにカニ油がアクセントを強める
まずはスープですが・・・うん、昨年よりもさらにパワフルになってますね!(●・ω・)

粘度の高いスープはいかにもこのお店の魚介白湯らしいと思わせますね!
また強いカニだしと魚介白湯のミックスなのは昨年と共通しています!

スープのベースに関して言えば、おおむね昨年と同じながらにあります!

カニの身や殻などの持つ優しくも深い旨味をまず中心に据えたうえで、
粘度の高い魚介白湯の要素を合わせることでどっしり感を出してます!

ただ粘度の高いスープながら、こちらのお店は基本的に動物系を使わないので、
濃度が高くてもお腹にドスンと残ることはなく、サラッと食べられますね!

そのあたりがこちらのお店の女性人気の高さにもつながってるでしょうし!

そして昨年との最大の違いは、カニ油のボリュームが大幅に上がった点です!

こちらのお店のカニ系ラーメンはカニ油による仕事が大きいのですよね!(`・ω・´)

カニの旨味、カニの香ばしさ、そうしたものがギュッと詰まっていて、
全体のカニの風味を大幅に引き上げるのに大幅に貢献するのですよね!

特にカニの身や殻による風味はおおむね優しい雰囲気になりがちですが、
カニ油はクセが強くないながらも風味が強いので非常に有効なのですね!

これが蟹味噌系だと、どうしてもその風味のクセがネックになりますが!

ところでカニ系のラーメンはこちらのお店で以前からときどき出てますが、
以前に比べると蟹味噌の持つアクセントはあまり強く出さなくなりましたね!

自分は蟹味噌がゴリゴリと主張した以前のバージョンも好きなのですが、
蟹味噌の風味が強いスープは好みが分かれがちになりやすいのかもですね!

◎トッピング - 鍋風の具材に込められた工夫が面白い
具材は白菜・大根・薄切り豚肉という鍋風具材を中心に据えたうえで、
水菜、チャーシュー、海苔、そして有料トッピングのカニ爪です!

水菜は下味はつけてないですが、これも鍋風の具材と言えるかもです!
シャキシャキとした食感によって冬に合う質感を演出していますね!

そして面白いのが白菜・大根・薄切り豚肉という鍋風の具材ですね!
どれも少しやわらかく、柚子胡椒やポン酢によって下味がつけられてます!(=゚ω゚)

ポン酢や柚子胡椒で鍋の具材ぽい雰囲気を出す発想は面白いですね!
でもって、それが鍋っぽさの演出になかなか役立ってるのですよね!

またちょっとやわらかめに炊いているのも鍋の具材っぽいですよね!

焼き海苔はこちらのお店の海鮮系のスープとは非常に相性がいいです!

レアチャーシューは以前に比べるとレア感をあえて控えめにしながら、
炙りの香ばしさをプラスすることで食べやすい仕上がりとなってます!

以前のレアチャーシューは全体の中で目立ちすぎる感がありましたからね!

ただ今回はチャーシューを省いて鍋系具材の量を増やしても良かったかもです!
とりわけ白菜・大根・薄切り豚肉はどれもいい仕事をしていましたからね!

カニ爪は素直なずわい蟹の爪で、カニの身のおいしさを味わうことができます!
やっぱりカニのラーメンなら、1本だけでもカニの身が欲しくなりますからね!

◎麺 - いつもより太めでもっちり感をアピールした麺
麺はいつもよりも厚めでもっちりとした食感が特徴となってます!

普段の「麺と心 7」の麺はやや平打ち気味になってることが多く、
もっちり感よりはプリッと弾ける質感がポイントになるのですが、
今回は力強さを意識して厚くてもっちりとした麺にしてきました!(*゚ー゚)

今回は最近のラーメンの中でもとりわけ濃度の高さを意識してたので、
これぐらいパワーのある麺を起用したのは正解だったと思います!

スープも粘度が高いので、太麺でもよく絡んで負けないですしね!
なおかつ単体の麺としても十分にその弾力が楽しめるものでした!

◎蟹の和え玉 - カニ油をまぶしたプリッとした細麺
今回はこのお店における「替え玉」に近い「蟹の和え玉」を注文しました!

細麺にカニ油とタレをしっかりと絡めたうえでトッピングを乗せたものですね!
なので、味はついてはいるものの、液体成分はそれほど多くありません!

替え玉的にいきなりラーメンのスープに入れてしまってもいいのですが、
それだとせっかくのカニの風味が生きなくなってしまうのですよね!

なので、まずは単体で食べて「カニの油そば」的にちょっと楽しみます!(*・ω・)

そのうえでラーメンのスープを少しかけてバランスを整えて食べます!
このほうがラーメンスープに投入するよりも良さが味わえますね!

ちょうど「カニ油が強めのカニ風味満載の汁なし麺」として楽しめました!

トッピングはレアチャーシューを刻んだものと青ねぎとなっています!

そしてラーメンがもっちり感の強い太麺を使っていたのに対して、
こちらは細麺でプリプリ弾けるコントラストも楽しかったですね!

◎まとめ - 昨年を継承しつつもよりパワフルにカニを楽しめる一杯に
カニ一色ではなく、魚介白湯とのミックスというスタイルではありますが、
それでもカニの風味は強く、なおかつカニ油がいい仕事をしてくれてました!

そして今回の鍋っぽさの演出は非常にいい効果をあげてくれてましたね!
特にこの下味のつけ方は今後もいろいろと応用が利きそうに感じました!

粘度の高さにカニという素材、鍋っぽさとこの時期にピッタリの一杯でした!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - 花咲ガニの濃厚蟹そば 2019年ver.(2019年12月限定)

    花咲ガニの濃厚蟹そば 2019年ver.(2019年12月限定)

  • 麺と心 7 - 花咲ガニの濃厚蟹そば 2019年ver.(2019年12月限定)(麺)

    花咲ガニの濃厚蟹そば 2019年ver.(2019年12月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 蟹の和え玉

    蟹の和え玉

  • 麺と心 7 - 花咲ガニの濃厚蟹そば 2019年ver.(2019年12月限定)(メニュー紹介)

    花咲ガニの濃厚蟹そば 2019年ver.(2019年12月限定)(メニュー紹介)

  • 麺と心 7 - メニュー(2019年12月時点)

    メニュー(2019年12月時点)

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2019/11訪問50回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

優しく深いオマール海老のだしににんにくのアクセント! オマール海老のまぜそば(2019年11月限定)

11月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと足を運んでまいりました!

先月は忙しさもあって10月のずいぶん後半に行くことになりましたが、
今月は11月前半のメニューがかなり興味を惹かれるものだったこともあり、
11/2といういつもよりもずいぶんと早いタイミングで訪問してきました!(`・ω・´)

また今月はきちんと11/1から新しい限定へと切り替えられています!
このきちんとした切り替わりのほうがこのお店らしさを感じますね!

さて、今月の月別限定のテーマは「オマール海老」となっています!

どうも11月の後半は牡蠣の限定が登場する予定になってるようで、
自分としては牡蠣のほうもけっこう興味が惹かれたりもしますが、
牡蠣の限定に関してはこれまでこちらのお店で何度か食べてますし、
やはり今月はこの「オマール海老」を狙いたいと思いましたね!

ただ改めて調べると2014年と2015年にもオマールは使われていますが!
どうも海老のだし素材としてオマールは向いているのでしょうかね!

しかしながら今回はテーマが「まぜそば」なのが新しいですね!
これまでは基本的にラーメンからつけ麺系のメニューでしたので!

左に何やらスープ風のものがあるのが目を引きますね!
これは味変のための「魚介にんにくスープ」とのことです!

とはいえ、味変用にしてはずいぶんと量が多いのが気になりますね!

◎タレ - オマールの香ばしさを軸にまぜそばらしいワイルド感
まずはその味ですが・・・うん、海老の風味はしっかりと出ていますね!(●・ω・)

それも海老の主張をゴリゴリとパワフルに押してくるというより、
深い海老のだし感をベースに据えているという感じがしてきます!

実際に「オマール海老をじっくりことことと煮て、上品な出汁を」とあるので、
パワフルさよりもオマールのじんわりと来る旨味を重視したのでしょうね!

それゆえにこのスープなら清湯系ラーメンでも食べてみたいですね!
ほぼオマール海老一色の清湯ラーメン・・・いずれ出してほしいです!

そんなオマールの旨味を優しい感じで引き出したタレではありますが、
オマールをしっかりと大量に使っているので旨味に弱さはありません!

そしてそこにキリッとした塩ダレと卵黄のまろやかさが重なります!
また粗びき黒胡椒の清涼感も全体をピシッと引き締めていますね!

一方でちょっともったいないのは、まぜそばはワイルドさが求められるので、
どうしても少なからず優しい海老のだし感が隠れる面があるところですね!

とはいえ、海老とシンプルな塩ダレだけだとまぜそばとして少々軽いので、
まぜそばというテーマである以上はやむをえないところではありますかね!

でも海老の優しいだしとまぜそばの両立と見るとバランスはいいですね!

◎魚介にんにくスープ - 一気にワイルドな塩まぜそばの色に
そして味変の魚介にんにくスープを加えると・・・一気にワイルド系ですね!(=゚ω゚)

単純に「塩まぜそば」として見るなら、味変後のほうがまとまりはいいです!

ワイルドなにんにく、キリッとした塩ダレ、海老と魚介によるベース、
「ワイルドでキレがいい」という塩まぜそばのポイントを押さえてます!

また一方でスープを入れる前の旨味などもそれなりには残ります!
決して「にんにくスープ」一色の味になってしまうわけではないです!

海老だしを楽しむのが前半、塩まぜそばを楽しむのが後半という感じです!

ただそれゆえにやっぱりこの場合ももったいなさは感じるのですよね!

たしかに塩まぜそばとしての完成度は高い、でも海老が後ろに下がる、
「せっかくこれだけのいい海老だしが出てるのに」感はありますね!

「2つの味を楽しめる」というふうに割り切ってしまえばいいのですが、
「自分は海老を楽しみたい」と思うなら蛇足に感じてしまう可能性もあります!

実際にこのにんにくスープを投入していない人もいましたからね!
生にんにく感が非常に強いので、躊躇する人はいるでしょうね!

自分だったら・・・「後入れ海老油」とかのほうがうれしかったかもです!

◎トッピング - 海老ワンタンとチャーシューの2枚看板
トッピングは海老ワンタン、チャーシュー、キャベツ、玉ねぎ、茄子、卵黄です!
手前の下味のついた野菜については、おそらくは茄子だと思います!

写真で見ると一見海老ワンタンがキャベツに見えてしまうのですよね!

この具材の中で主役はその海老ワンタンと言っていいでしょうね!(*゚◇゚)

ミンチ状ではなく、そこそこ大きめカットの海老がそのまま入っていて、
海老らしいブリンとした強い弾力を感じることができるのが魅力ですね!

「海老まぜそば」としての主張を高める効果を大いに持っています!

キャベツや玉ねぎについては思ったほど強い主張はしてこないですね!

特に玉ねぎってラーメン系の料理ではけっこう辛味を打ち出すのですが、
このまぜそばに関してはそうした強いアクセントは見せてこなかったです!

茄子はクニクニとした食感で、これは意外と面白い具材になってましたね!
ちょっとひねりを入れた具材のほうが目立っていた感じはありましたね!

チャーシューは炙りの香ばしさとほどよい肉感を感じさせるものでした!

◎麺 - 平打ちではなく、厚みもある力強いブリブリ麺
麺はいつもの平打ち系ではなく、まぜそば向けの厚みのある麺ですね!
その分だけいつものラーメンなどに比べると調理時間は少し長めです!

普段の平打ち麺はプリッとほどよく心地良い食感がウリとなってますが、
まぜそばはラーメンやつけ麺よりもワイルドさが求められる傾向が強いので、
もちもち感とブリッとした力強い食感を今回はアピールしてきますね!

なので、かなりタレがワイルドなタイプのまぜそばではあるのですが、
麺の主張も強く、麺とタレが対等な立場で渡り合う感覚があります!(*゚ー゚)

いつものするすると入ってくるタイプのなめらかな平打ち麺もいいですが、
こうしたパワフルな太麺によって食感をとことん楽しむのもいいですね!

こちらのお店の自家製麺の幅の広さを伝えてくれる麺でもありました!

◎まとめ - 海老だしは深いが塩まぜそばとしての主張も非常に強い
ベースとなっているオマールだしは非常に深いものがあるのですよね!
一方で「塩まぜそば」のワイルドさも必要、そこは少しジレンマでしたね!

特ににんにくスープを入れて以降は塩まぜそばらしさは際立つ一方で、
どうしてもちょっと海老感は落ちる、そこは賛否が分かれるかもですね!

海老をとことん楽しみたい場合はあえて味変はしないのも1つの手ですね!

海老をベースにしつつ、キリッとした塩まぜそばを打ち出した一杯でした!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - オマール海老のまぜそば(2019年11月限定)

    オマール海老のまぜそば(2019年11月限定)

  • 麺と心 7 - オマール海老のまぜそば(2019年11月限定)(麺のアップ)

    オマール海老のまぜそば(2019年11月限定)(麺のアップ)

  • 麺と心 7 - オマール海老のまぜそば(2019年11月限定)(メニュー紹介)

    オマール海老のまぜそば(2019年11月限定)(メニュー紹介)

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2019/10訪問49回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.6
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

濃厚な鮭ペーストつけ汁に3種のキノコのあんかけ和え麺が絡む! 鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺(2019年10月後半限定)

10月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
すでに11月になっているので提供は終了してしまってますが;

10月はいろいろと忙しかったせいで訪問時期が遅かったので、
ブログ記事化するのが11月にまで遅れてしまったのですよね;

さて、10月は珍しく前半と後半でテーマ素材が異なっていました!

10月の前半はサンマの「お魚屋系 秋刀魚白湯ラーメン」が提供され、
10/17からこの「鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺」に切り替わりました!

「和えつけ麺」というスタイルはちょっと新しさを感じさせますね!

数年前だったら前半と後半の限定を両方狙ったと思うのですが、
今月に関しては月の前半は行く余裕が全くなかったですね;

ということで、「鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺」がやってきました!
これはまるで「つけ汁付きのラーメン」みたいなビジュアルですね!

形としてはラーメン風のほうが「3種のキノコの和え麺」にあたります!
まずはこちらを普通の和え麺として食べるスタイルになってるのですね!

◎3種のキノコの和え麺
まずは和え麺ですが・・・非常にシンプルな醤油系あんかけ風味ですね!(`・ω・´)

これは後に鮭のつけ汁につけて食べることを考慮しているためか、
この時点ではそこまで強くだし感は打ち出してないのですよね!

シンプルな醤油味にキノコの持っている旨味を溶け込ませた感じです!

なので、基本的にはこれだけでも食べられるように仕上げてますが、
「何かもう1つ風味が欲しい」と思うバランスに整えられてますね!

あくまで全体の料理の中の1つのピースという位置づけになってます!

◎つけ汁 - まさに鮭のペーストという濃厚な味わい
そしてつけ汁ですが・・・これはつけ汁を超えてペーストに近いですね!(●・ω・)

ただペーストという呼び方もちょっと違う感じもしますね!

というのも、ポタージュ的なドロドロした質感とは違うのですよね!
スープに鮭を細かく砕いたものがたくさん入っている感じに近いです!

「極めて細かい鮭ミンチスープ」とでも言えばいいでしょうかね!

ただ鮭の密度は非常に高いので、麺への絡み具合も非常に強いです!
どっぷりつけるとすすれないぐらいの粘度は持っていますからね!

なので、実際には自分の好みに合わせて3~5割ほど絡める感じです!

このつけ汁を見ると、和え麺のほうがあんかけの理由もわかりますね!
あんかけでないと完全にこのつけ汁に負けてしまうからでしょうね!

またトータルで見るとこのつけ麺はかなり凝った形式となってますが、
和え麺とつけ汁の味わいはどちらもシンプルになってるのですよね!

和え麺はだし感を控えめに醤油の塩分とキノコの旨味を中心に据えて、
つけ汁は鮭をストレートに出す、あえてひねりは入れてないのですよね!

そうすることによって特徴をはっきりと打ち出してる側面があります!

また鮭というと、ラーメンに使うにはクセの強い素材ではありますが、
今回はペースト状でありながらもそこまで強烈な感じはしませんね!

ただ鮭+キノコの相性に関しては多少迷うところもありましたが!

◎トッピング - 3種のキノコが主役
和え麺にはチャーシューとえのき・しめじ・舞茸が入っています!(*゚ー゚)

一方のつけ汁はねぎのみで、これといった具材は入っていません!
これも味わいを鮭一本に絞るという狙いがあるのでしょうね!

チャーシューは今回それほどレア感が強いものではないですね!

というか、数ヶ月ほど前からチャーシューの質感が変わっていて、
レア感が少し下がって表面に香ばしい焼き目をつけてるのですよね!

でもって、今回はあえて脂身の少ない部位を使っていますね!
これはおそらく全体との整合性を意識してのものなのでしょう!

具材のキノコは秋らしい風味を高めるのに大きく貢献しています!
舞茸が入ることで食感以上に風味が引き立つようになってますね!

◎麺 - プリンとしたみずみずしさが印象的な平打ち麺
麺はこちらのお店が得意としている多加水系の平打ち麺となります!

プリンとした弾力があり、なおかつ全体とのなじみもいいのですよね!(=゚ω゚)

今回はあんかけの和え麺にさらに濃度の高いつけ汁が合わさることで、
麺そのものの主張はどうしてもちょっと裏に隠れがちにはなるのですが、
それでもきちんと麺のおいしさを伝えてくれる仕上がりになってましたね!

◎まとめ - 複雑な構成でありながら、素材の旨さをシンプルに立てた一杯
あんかけの「和えつけ麺」という、珍しいスタイルの一杯でありながら、
複雑であるからこそそれぞれのパーツでは素材の個性を打ち出すという、
シンプルな旨さを2つ掛け合わせることで作られたつけ麺になってましたね!(*゚◇゚)

なかなか見ないスタイルですが、こうした新しい形の追求も面白いですね!

濃厚な鮭ペーストながら、全体のバランスも上手くとった一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4694.html

  • 麺と心 7 - 鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺(2019年10月後半限定)

    鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺(2019年10月後半限定)

  • 麺と心 7 - 鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺(2019年10月後半限定)(和え麺)

    鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺(2019年10月後半限定)(和え麺)

  • 麺と心 7 - 鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺(2019年10月後半限定)(メニュー紹介)

    鮭白湯と3種のキノコの和えつけ麺(2019年10月後半限定)(メニュー紹介)

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2019/09訪問48回目

4.1

  • 料理・味4.5
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

蟹の身の旨さがスープ全体に広がる! 蟹白湯らーめん(2019年9月前半限定)

9月の月別限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!

今は月別限定に加えて2種類の冷やしも提供されているうえに、
平日夜限定のメニューもあって限定がずいぶんとにぎやかですね!

そんな中、自分はいつものように月別限定を狙っていきます!
今月の限定のテーマは「蟹(カニ)」ということになりました!

9月にカニが来るというのはちょっと驚かされてしまいましたね!

これまでこちらのお店でカニというと12月前後が基本でしたので、
秋の段階でカニが来るというのは過去にはなかったと思いますし!

さて、今回の限定は1200円と価格設定がけっこう高くなっています!

ただ原価も考慮すると本当はもっと高い設定でもおかしくないそうで、
むしろこの1200円でもかなり抑えた価格になっているみたいですね!

とはいえ、やはり1200円までいくと味へのハードルも高くなります!(*゚◇゚)

自分はそこまでコストパフォーマンスは気にしないほうなのですが、
「この味ならこの価格も納得」と思わせる必要は出てきますからね!

それだけの価値をしっかりと感じることができるかどうかが鍵ですね!

ということで、今回の「蟹白湯らーめん」がやってきました!
奥に見えているペーストは「蟹みそ豆腐」なるもののようです!

「蟹みそ豆腐」は初めて聞いたのですが、けっこうあるようですね!

ただレシピを見ると豆乳を使って作る実際の豆腐らしいものと、
卵を使う卵豆腐風のものと2種類のものが存在してるようですが!

この「蟹みそ豆腐」は自家製かどうかは明確に書かれてないですが、
おそらくはこちらのお店で作ったものなのではないかと思われます!

蟹ラーメンを作るならどうしても材料から蟹みそが余るでしょうし、
それを今回のように「蟹みそ豆腐」へとアレンジしたのでしょうね!

今回のラーメンはまず蟹みそ豆腐をまぜずにスープを味わったうえで、
蟹みそ豆腐の部分を食べるというスタイルが推奨されています!

その後に全体をまぜると、全部で3通りの味わいが楽しめるのですね!

◎スープ - 蟹の身の旨さがしっかりと生きた濃厚なカニ風味
まずはベースのスープですが・・・うん、この濃度なら文句なしですね!(●・ω・)

最初は蟹みそ豆腐のない手前の部分のスープを飲んでみましたが、
もう完全にこれだけでも1つの濃厚蟹スープとして完成してますね!

蟹の風味というと蟹の身・殻・味噌の3つの味わいが連想されますが、
今回は間違いなく蟹の身に焦点を当てた風味になっていましたね!

ここまで蟹の身の旨味を引き出したスープはかなり珍しいです!
それだけ気合を入れて作ってきたということが伝わってきますね!

スープの中に実際の蟹の身が崩れたものがたくさん入ってますしね!

そしてここに蟹油が加わりますが、これもまた実に効果的ですね!
この蟹油はおそらくは蟹の殻を利用して作ったものだと思います!

蟹の身のスープと蟹油、これだけでもう申し分のないレベルに達してます!
この段階で十分に1200円の価値を感じさせてくれるものになってましたね!

そして蟹みそ豆腐の部分を食べると・・・これもまた個性がありますね!(=゚ω゚)

今回あえてカニ味噌を普通に使わず豆腐にした理由も見えてきますね!

カニ味噌って個性が強いので、そのまま使うと味を支配するのですよね!

カニ味噌に比べると蟹の身はどうしても味わいが繊細になるので、
蟹の身の風味をスープの主役にするなら味噌が勝ちすぎるといけない、
その中で生まれたのがこの「蟹みそ豆腐」だったのかなと思いますね!

「蟹みそ豆腐」にすることで、カニ味噌の持っている風味を生かしつつ、
豆腐の風味によってやわらかくまとまり、カニ味噌一色に味を染めない、
そうしたバランスを作り上げるうえで大きく貢献していると感じましたね!

味については卵豆腐系ではなく、むしろ普通の豆腐の風味を感じましたね!

「蟹みそ豆腐」とはいっても、固形状ではなくペーストになってるので、
豆腐をペーストにしてカニ味噌にまぜる形で作ったのかもしれませんね!

唯一の弱点はこの「蟹みそ豆腐」がやや温度が低いということですかね!
そのため全体とまぜるとちょっとスープの温度が下がるのですよね!

◎トッピング - 蟹の身とダイス状のイカが主役
トッピングは蟹の身、イカ、かいわれ、オクラ、茎野菜の煮物です!

茎野菜の煮物だけはちょっと何の野菜かわからなかったのですよね;
茎の形状などからして「ふき」あたりなのかなぁと感じはしましたが!

かいわれは軽い薬味、オクラも細めにカットされていることから、
具材の主役は蟹の身とイカの2つだったと言っていいでしょうね!(*゚ー゚)

自分としては海鮮ベースのスープに無理にレアチャーシューを
乗せる必要はないと思ってるので、今回のトッピングは好きですね!

やはり蟹ラーメンには蟹の身が入ってるほうが臨場感が出ますしね!

イカは少し意外でしたが、やわらかく食べやすく仕上がってました!
できれば今後もこうした魚介系の具材を主役にしてほしいですね!

ただそうすると仕込みの手間がどうしても面倒になるのでしょうけども!

◎麺 - こちらのお店らしい平打ちストレート麺
麺はこちらのお店らしいプリ感の強い平打ちストレート麺です!

ただ今回はいつもに比べるといくぶん麺が細めに感じましたね!
また食感についてもややしっとりしているような印象でした!

そのためスープとのバランスでは、明らかにスープが強めでしたね!

ただ今回のラーメンに関してはそれを意図していたようにも思いましたね!(`・ω・´)

今回のラーメンはスープの組み立てが非常にしっかりしてましたし、
スープの粘度も高く、麺に勝つぐらいのバランスを狙ってたはずで、
麺そのものよりもスープを生かすつくりだったと言えそうですね!

なので、麺とスープのバランスに関しては不満は全くなかったです!
むしろこの少々スープに埋没するぐらいでちょうど良かったと思います!

◎まとめ - 1200円の価値が十分ある極上の蟹の旨味
最初は1200円ということで、ちょっと警戒しながら注文したのですが、
これはここ数回のこちらの蟹ラーメンの中でも最上位クラスでしたね!

特に蟹の身というやや繊細な旨味を持った素材に焦点を当てながら、
それをとことんまで引き出し切ったのは見事と言っていいでしょう!

昨年の蟹ラーメンはそのあたりが少々曖昧になっていましたが、
今年はそれを完全に乗り越えてきたと言えるものでしたからね!

冬より一足早く蟹の美味さを堪能させてくれる一杯でございました!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - 蟹白湯らーめん(2019年9月前半限定)

    蟹白湯らーめん(2019年9月前半限定)

  • 麺と心 7 - 蟹白湯らーめん(2019年9月前半限定)(麺)

    蟹白湯らーめん(2019年9月前半限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 蟹白湯らーめん(2019年9月前半限定)(メニュー紹介)

    蟹白湯らーめん(2019年9月前半限定)(メニュー紹介)

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2019/08訪問47回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

冷やしながらもウニの磯の香りがガンガン広がる! 冷やし雲丹そば(2019年冷やし第4弾)

2019年の冷やし第4弾を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!
今年の冷やし第4弾はこのお店が得意とする「雲丹」がテーマです!

ただウニの冷やしは実は昨年の夏にも登場してるのですよね!

「ウニの冷やしラーメン」と聞くとかなり珍しいのですが、
自分としては昨年も食べてるのでそこまで目新しさはないです!

でも昨年と内容も違うはずですし、そのあたりは注目したいですね!

ちなみにこのウニの冷やしは、それ以前に継続して提供されていた
ウニ系のラーメンやつけ麺の残りの材料を使って作られることから、
その在庫が切れたら提供終了なので提供期間はやや短めでした!

実際に8月18日をもって、すでに提供は終了してしまってますし!

こちらのお店のウニ系はまた来年ぐらいまでお預けですかね!
ウニ系は人気が高いので、またいずれ復活すると思われますが!(*゚◇゚)

ということで、今年の「冷やし雲丹そば」がやってきました!

スープの色は昨年の「冷やし雲丹ラーメン」にけっこう近いですが、
今年は海苔のオイルが入っているのが1つの大きな違いになってます!

今年3月の温かい雲丹ラーメンに比べるとサラッとした感じですね!
明らかに3月の温かいバージョンのほうが粘度が高そうに見えますし!

◎スープ - 冷やしながらも強烈なウニの磯の香りが弾ける
まずはスープですが・・・おっ、これはかなり攻めたウニの風味ですね!(●・ω・)

サラリとしてるので粘度は温かいバージョンには及びませんが、
スープのウニの主張という点では負けないものがありますね!

昨年のウニの冷やしが肝心のウニの風味の主張がやや控えめで、
他の魚介とのミックスになっている印象が強く残ったのに対し、
今年は一気にウニ一色の冷やしスープへと変貌してきています!

なので、ウニという点から見れば昨年より確実に進化してます!
昨年のウニの冷やしをそのまま再び出したわけでは決してないです!

ウニの風味の強さという点では明らかに温かいバージョンに近く、
ウニと海苔の持つ磯の香りがグイグイと迫ってくる味わいです!

一方で温かいラーメンのほうとも一定の違いは感じさせますね!

温かいほうはスープの粘度が高くウニのコクやまろやかさが
かなり前面に出てくるスープになっていたのが特徴でしたが、
こちらはサラリとしてるのでコクに関してはいくぶん控えめです!

そのかわりウニの持つ風味、特に磯の香りは強烈に出ています!

なんだか海水につけたウニをそのまま食べるような感じでしたし!
それゆえに良くも悪くも食べているときの磯臭さは強烈ですね!

その点でのダイレクトさは温かいバージョン以上と言えますね!(*゚ー゚)

そう考えると、冷やしで粘度を下げてウニの濃度を高くすると、
ウニの持つ磯臭さが強烈に出てしまうという問題があるわけですが、
昨年はそれを避けるためにウニの濃度を少し下げたのかもですね!

一方の今年は「磯臭くて何が悪い」というふうに大きく開き直り、
磯の香りをガンガンさせながら濃厚に攻めた、そう言えるかもです!

なので、「冷やしのウニ」を楽しむという点では間違いない内容でした!

◎トッピング - きくらげが入るのが珍しい
トッピングはレアチャーシュー、海苔、きくらげ、ねぎです!

海苔に関してはウニとは相性がいいので申し分はないですね!
海苔の持つ磯の香りと香ばしさはウニを引き立てますからね!

きくらげは食感のアクセントのために入っている感じでしたね!
ウニのスープときくらげの意外な相性の良さが出ていましたね!

そして最近のこちらのお店のレアチャーシューは好きなのですが、
今回は運悪く自分が苦手な脂身の多いタイプになっていました(;゚ω゚)

温かいラーメンならまだしも、冷やしで脂の多いレアチャーシュー、
この組み合わせは自分にはどうにもアンバランスに感じるのですよね;

◎麺 - ほどよいプリ感の「麺と心 7」流の平打ち麺
麺はこちらのお店らしい、加水の高い平打ち麺となっています!

以前は茹で時間を短めにして歯切れ重視を打ち出していましたが、
最近はほどよい茹で加減で、多加水麺の持つプリッとした弾力が
素直な形で伝わるように仕上げられているのが大きな特徴です!

でもって、冷やしは麺の食感が強くなりすぎる傾向がありますが、
そうしたこともなく、このあたりもバランスがよく練られてました!(`・ω・´)

麺の食感の安定感やバランス感覚も以前より向上してる印象ですね!

◎まとめ - 冷やしながらもウニの個性をひるまず打ち出した一杯
昨年はウニの持つ磯臭さを抑えようという工夫が見られましたが、
今年はそうした守りの姿勢を徹底排除し、ウニ臭くても問題ないから、
とにかく冷やしでもウニを強烈に打ち出すという姿勢が見えましたね!

それゆえにウニの香りの強さに多少の好き嫌いは分かれると思いますが、
「ウニをとことん堪能する」という点では間違いのない選択でしたね!

このお店でウニ系を食べた後に自分の口が「うわっ、強烈に磯臭い」と
感じるのもまた、このお店を訪問するときの一つの醍醐味ですからね!

冷やしでも臆することなくガンガン攻めてきたウニの一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4624.html

  • 麺と心 7 - 冷やし雲丹そば(2019年冷やし第4弾)

    冷やし雲丹そば(2019年冷やし第4弾)

  • 麺と心 7 - 冷やし雲丹そば(2019年冷やし第4弾)(麺)

    冷やし雲丹そば(2019年冷やし第4弾)(麺)

  • 麺と心 7 - 冷やし雲丹そば(2019年冷やし第4弾)(メニュー紹介)

    冷やし雲丹そば(2019年冷やし第4弾)(メニュー紹介)

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2019/07訪問46回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ほぼ鯛100%の冷やしスープはまろやかで旨味十分ながらクセはなし! 冷やし鯛塩そば(2019年冷やし第3弾)

今年の冷やし第3弾を求めて「麺と心 7」へとやってきました!

一応は7月の月別限定狙いという意味も込めて来たのですが、
今回の冷やしは6月下旬ぐらいから提供が始まりましたね!

ここまで今年の「麺と心 7」の冷やしは、
冷やし中華そば(塩)」と「冷やしラー油肉そば」が出てますが、
今回の第3弾が登場したことで、第2弾の「ラー油肉そば」が外れ、
冷やしは第1弾の「冷やし中華そば(塩)」との2本態勢になりました!

「麺と心 7」では、昨年の8月のレギュラーメニュー改定により、
「鯛だし100%」の「鯛そば(塩)」が新規追加されましたが、
今回の商品はその冷やしバージョンという意味合いも持っています!

ただ自分はノーマル版の「鯛そば(塩)」はいまだに未食なので、
温かいバージョンと比較しながら食べることはできないのですが(;゚ω゚)

うん、一見するとあまり冷やしっぽく見えないビジュアルですよね!
やや濃厚そうな鯛スープを連想させるような見た目となっています!

◎スープ - 素直で臭みのない鯛スープは冷やしにも合う
まずはスープですが・・・思った以上にストレートな鯛の味わいですね!(●・ω・)

このところややブーム化している鯛の鮮魚系のラーメンではありますが、
どうしても少なからず鮮魚の持っているクセは出るものなのですよね!

しかしながら、このラーメンは鯛の持っている個性は引き出しながらも、
クセや臭みなどは感じさせない、上手く処理されているのがわかります!

このあたりは鮮魚系ラーメンの先駆けにあたるお店ならではでしょうね!
鮮魚のスープの扱いにそれだけ手馴れているということが伝わります!

鮮魚系のスープならあえてガンガンに個性が出るほうがいいこともありますが、
今回は冷やしということで、あまり個性が出ると好き嫌いも分かれそうなので、
冷やしとして受け入れやすいバランスに整えてきたのは良かったと言えますね!

また冷やしラーメンは全体的にすっきりとしたスープになりがちですが、
こちらは鯛白湯ベースなので、一定のまろやかさも持っているのですよね!

冷やしながらも厚みがあり、なおかつ鮮魚系の持つクセや臭みは弱い、
冷やしラーメンの一つの新しい形を提示する一杯と言えるでしょう!(*゚ー゚)

温かいほうの「鯛そば」が鯛100%でスープを取っていることを考えると、
こちらも鯛以外の素材はあえて使わないという方針かもしれないですね!

あるいは使っていてもごくごく少量のみというふうに考えられます!

◎トッピング - 水なすがさわやかさを演出
トッピングはレアチャーシュー、水なす、かいわれ、海苔、ねぎとなってます!

それにしてもこのお店のレアチャーシューはずいぶん変わりましたね!(*゚◇゚)

数ヶ月前まではもっとねっとりとした肉感のレア感の強いものでしたが、
今のレアチャーシューは少しシャクッとしたような質感になっていて、
また表面に炙りが入ることで、香ばしさも持つようになったのですよね!

今回は前回に比べるとやや脂身が多めの部位が使われていますが、
脂身もスッと歯が通り、以前に比べると食べやすさが増しています!

そして水なすはやわらかく、それでいてフルーティーな甘さがあります!
野菜ではありますが、夏向けのフルーツのような感覚も抱かせますね!

これによって「夏のさっぱり系ラーメン」らしさが強まっていますね!

かいわれとねぎの薬味は、全体の味をピシッと引き締める役割ですね!

◎麺 - みずみずしさのあるプリッと弾ける平打ち麺
そして麺ですが・・・実にみずみずしさを感じさせてくれる麺ですね!(`・ω・´)

冷やしらしいプリプリとした質感が強めの麺ではありますが、
過剰にブリブリと暴れる感じはなく、食べやすいラインです!

冷やしに上手く合うように調整しているという感じがしますね!

すすり心地がなめらかで、食べてみるとちょうどいい弾力が楽しめる、
暑い季節にスルスルと勢いよく食べるのに向いた麺と言えるでしょう!

◎まとめ - 冷やしながらもコクがあり、クセはないバランスのいい一杯
単に鯛系の冷やしというだけでなく、スープを白湯系でまとめ、
白湯ならではのコクを与えながらもさっぱりと食べられるという、
他のお店の冷やしにはない独自の個性をしっかりと持ってましたね!

今回はレギュラーメニューの冷やしバージョンという側面もあるので、
このお店の持っている個性が最も素直な形で出ているとも言えそうです!

他ではなかなか味わえない鯛白湯の冷やし、味わってみるのもいいでしょう!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4586.html

  • 麺と心 7 - 冷やし鯛塩そば(2019年冷やし第3弾)

    冷やし鯛塩そば(2019年冷やし第3弾)

  • 麺と心 7 - 冷やし鯛塩そば(2019年冷やし第3弾)(麺)

    冷やし鯛塩そば(2019年冷やし第3弾)(麺)

  • 麺と心 7 - 冷やし鯛塩そば(2019年冷やし第3弾)(メニュー)

    冷やし鯛塩そば(2019年冷やし第3弾)(メニュー)

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2019/06訪問45回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

しっとりと深い魚介スープにラー油が映える! 冷やしラー油肉そば&冷やし〆ご飯(2019年冷やし第2弾)

6月の限定ラーメンを求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

ただ5月からはいわゆる「月別限定」は提供していないのですよね!
そのかわり約1ヶ月単位で切り替わる冷やしラーメンが提供されてます!

5月は「冷やし第1弾」の「冷やし中華そば(塩)」が提供されて、
6月からは「冷やし第2弾」の「冷やしラー油肉そば」が登場しました!

おそらく8月ぐらいまではこの冷やし路線で展開していくのでしょう!(=゚ω゚)

そういえばこちらのお店は本来「魚介白湯」のお店ではありますが、
冷やしの2商品は明らかに魚介の「白湯」は意識してないのですよね!

でも清湯から白湯まで、魚介をベースにしながら幅広く展開する、
これが昨年8月以来の新生「麺と心 7」のスタイルだとも言えますね!

「何が何でも白湯」という縛りがずいぶん薄くなった気がします!
特定の素材を前面に押し立てるという形も減ってきましたからね!

それゆえに限定の切り替わり時期が難しくなったりもしてますが、
切り替わって以降も前の限定の提供を続けるなど配慮もありますし、
運営スタイルが変わってきたんだなと受け取るのがいいのでしょう!

さて、今回の「ラー油肉そば」は冷やしとしての登場になりますが、
過去に温かい麺として「魚介ラー油肉そば」が提供されてるのですよね!

そう考えると、今回のラーメンはその冷やしバージョンとも言えますね!

このときの「魚介ラー油肉そば」はその後もときどき登場することがあり、
どうも今の店長さんの得意とするラーメンの1つなのかもしれませんね!

ということで、今回の「冷やしラー油肉そば」がやってきました!
しっとりしたスープと多めのラー油、そんな雰囲気がしてきますね!

またここにトッピングで「魚辛粉」を追加することもできます!
そういえば温かいバージョンでは「魚辛粉」が少し乗ってましたね!

今回は標準では乗らないので、ラー油の主役感がその分だけ目立ちます!

そして「肉そば」らしく、レアチャーシューも多めに乗ってますね!

◎スープ - 優しく深い魚介系スープにラー油の香ばしさが映える!
まずはスープですが・・・おっ、ラー油の持つ香ばしさが映えてますね!(●・ω・)

ベースのスープはおそらく優しい煮干風味のものなのですかね!
こちらのお店は煮干の優しいスープを引くのを得意としてますしね!

さらにそこに節系の味わいなども多少加えているかもしれません!

いずれにしても普段の鮮魚系のワイルドな味わいとは違いますし、
しっとりと深く旨い、だしの取り方の上手さを感じさせる一杯です!

こう考えると、実験性が目立ちがちなこちらのお店ではありますが、
こうした上品な魚介スープを引く技術もかなり優れているのですよね!

なんだか昨年8月以降、そうした幅はより広がってるように見えますね!

そしてラー油ですが、これが思っていた以上にいい仕事をしてます!(*゚ー゚)

冷やし系のラーメンは油脂を使いにくいことが弱点になりますが、
ラー油なら植物系なので冷やしでもどんどん使えるのですよね!

そしてこのラー油、ごま油の持っている香ばしさが抜群に出てます!
さらにピリリとした刺激も軽めながらもしっかりと主張してきますね!

「魚介ラー油そば」は和そばの分野で最近ずいぶんと流行ってますが、
これを食べるに、これは中華そばで流行っても十分にいけますよ!

このしっとり魚介だしとラー油の相性は想像以上のものがあります!
さすがは今の店長さんの得意分野として打ち出しているだけありますね!

ベースは深く、そうでありながら実験的な要素も力強く打ち出す、
今現在の「麺と心 7」ならではの魅力を打ち出してくれてますね!

◎トッピング - しっとりとして香ばしさも感じるレアチャーシューが好み
具材はレアチャーシュー、味付けれんこん、海苔、ねぎです!

味付けれんこんは従来のラーメンに入っているものと同じです!
薄めの和風だしで味付けられた、しっとしたした旨味の具材です!

このれんこんならではのシャクシャク感もいいアクセントになります!

海苔もスープに浸して麺を巻くとなかなかいい相性を見せますね!

そしてレアチャーシューですが・・・ほんとここ最近で変わりましたね!(`・ω・´)

「麺と心 7」のレアチャーシューというと、レア度が非常に高くて、
なおかつ下味もけっこうインパクトの強いものだったのですが、
最近はレア度が下がり、下味もかなり穏やかなものとなってます!

また脂身の多い部位が使われることがずいぶん減った気がしますね!

それゆえに「物足りなくなった」という声もあるかと思いますが、
自分は断然今のレアチャーシューのほうが好みに合うのですよね!

このレアチャーシューなら、ほんとバクバクと食べられますね!

しかもこのレアチャーシュー、今回さらに進化しているのですよね!

表面の部分がいやに香ばしく、ここに焦がしの風味を感じるのですよね!
そうするための炙りか何かの工夫を新たに加えられたと見られるでしょう!

中はほどよくレア感があり、表面には香ばしさが忍ばされている、
今のレアチャーシューのスタイルでいかにおいしさを追求するか、
そうした考えが見えてくるようなレアチャーの進化だと感じました!

このレアチャーに卓上の柚子胡椒を少しつけて食べると抜群に合いそうですね!

◎麺 - 冷やし向けにつややかでプリプリと弾ける麺
麺はいつもより細めで、幅広の平打ちタイプの麺となっています!

冷やし向けの麺は冷水で締めることで食感が引き締まって、
温かいラーメンのときよりもプリプリ感がかなり強まります!

この麺についても冷やしらしいそうした力強いプリ感がありますね!
こうした麺をブリブリッと噛み切るのも冷やしの1つの醍醐味ですしね!

そしてなめらかでみずみずしいので、夏にも向いた麺と言えますね!(*゚◇゚)

◎冷やし〆ご飯 - 意外なほどにラー油と合う冷やしご飯
そして〆には、この「冷やし〆ご飯」をスープへと投入します!
「冷やしご飯」の名前の通り、ご飯はきちんと冷やされています!

スープに投入しても温度を上げないようにするためでしょうね!

焼き海苔、塩昆布が入っているので味は完成しているのですが、
スープに投入してお茶漬け風にすると、これまたいけるのですね!

海苔が生み出す香ばしさ、塩昆布によって高められるスープの旨味、
そこに合わさる魚介のスープ、これらの相性はもちろんいいのですが、
ここに加わる一見異質なラー油も全く違和感なく溶け込んでいますね!

「あっさり魚介茶漬け」といったところにラー油が入ってくる、
でもその香ばしさがむしろいいアクセントになっていましたね!

これはラー油の持つ力を改めて感じさせてもらえるものでしたね!

◎まとめ - 魚介スープとラー油の相性は冷やしでも文句なし
いやはや、さすがは店長さんの得意分野ということもあってか、
魚介スープとラー油の交わりは今回もさすがのものがありました!

「魚辛粉」で魚介感と辛味をプラスすることもできるようなので、
パンチを強めたいときはこちらを投入するのもいいでしょうね!

スープを味わう限りでは、入れても決して悪くはならないでしょうし、
むしろ個性を保ちながら魚介と辛味がよりピシッと高まるでしょうね!

昨年8月以来、なかなかお店のスタイルの変化についていけず、
振り回されてしまっているような時期が続いてしまってましたが、
今回で「今のこのお店」を自然と受け入れられた気がしますね!

前みたいに特定の魚介だけにターゲットを置いた限定を毎月出し、
それをきれいに1ヶ月ごとに切り替える、そういうスタイルではなく、
その時期に合わせて清湯もあり、特定の素材にこだわらないときもある、
そんな中でおおむね1ヶ月に1つは限定メニューを提供していくという、
以前と比べればゆるい感じで限定も運営されていくのでしょうね!

なので、自分もそうしたゆるさに合わせて、新しいスタイルのこのお店を
これまでの先入観を弱めて素直にのんびりと受け取っていきたいですね!

それこそが今の「麺と心 7」を楽しむための秘訣のような気がします!

今後ものんびりとこちらのお店と付き合っていきたいなと思います!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4555.html

  • 麺と心 7 - 冷やしラー油肉そば(2019年冷やし第2弾)

    冷やしラー油肉そば(2019年冷やし第2弾)

  • 麺と心 7 - 冷やしラー油肉そば(麺)(2019年冷やし第2弾)

    冷やしラー油肉そば(麺)(2019年冷やし第2弾)

  • 麺と心 7 - 冷やし〆ご飯

    冷やし〆ご飯

  • 麺と心 7 - 冷やしラー油肉そば(2019年冷やし第2弾)(メニュー紹介)

    冷やしラー油肉そば(2019年冷やし第2弾)(メニュー紹介)

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2019/05訪問44回目

4.0

  • 料理・味4.3
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

煮干の深い旨味だけを引き出した上質な冷やし 冷やし中華そば(塩)(2019年冷やし第1弾)

5月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

4月は月末近くの訪問になってしまったことでピンチを迎えたので、
5月は余裕をもってできるだけ早めに訪問することにしました!

たまたま月の前半に時間ができた日があったからなのですが!
むしろもともとの予定では5月も月末しか空いてなかったですし;

さて、冒頭で「月別限定」というふうに表現はしたのですが、
5月に関しては限定はあるものの「月別」ぽい雰囲気は薄いです!

というのも、少し暖かくなってきたことから冷やしが始まって、
今回の限定は「冷やし第1弾」というふうに銘打たれてますからね!

なので、提供期間が6月にまで入っても不思議ではない感じがあります!

どうしても5月の段階だと、まだ冷やしを注文する人は少数でしょうし、
5月だけで提供が終わると何だかもったいなくもありますからね!

そう思っていたら、5月で終わるなんて可能性もなくはないのですが!(*゚◇゚)

さて、今回の限定はシンプルに「冷やし中華そば」となっています!

こちらのお店の限定はある特定の魚介を主役にすることが多いですが、
今回はそうした何らかの魚介を名前に含めたメニューにはなってません!

ただ使われているのは煮干メインなので味の複合性というよりは、
いつものように1つの素材の旨みを生かす方向性のようですが!

ということで、「冷やし中華そば(塩)」がやってきました!

「塩」と書いてますが、「塩」と「醤油」があるわけではなく、
あくまでこの「塩」のみが現在の冷やしメニューとなってます!

◎スープ - クセを抑え、煮干の旨味だけを引き出した上質な味わい
まずはスープですが・・・お、これはお店の実力を感じるスープですね!(●・ω・)

「麺と心 7」というお店は、普通のラーメン店では使わないような、
奇抜な魚介を用いるので、良くも悪くもしっとりした旨さというよりは、
冒険心のあるバチンとインパクトの効いた味という印象が強いのですが、
こちらはそうしたタイプの攻め方をしてくるスープとは全く違いますね!

普段の「麺と心 7」のイメージと、煮干という素材を頭で組み合わせると、
ゴリゴリのワイルドな灰色がかった煮干系スープが連想されるところですが、
むしろこの煮干スープはそうしたドロ系煮干とは対極にあると言えますね!

煮干って、あえてクセを出すことを重視することも多い素材ですが、
今回のスープでは煮干特有のクセやエグみは完全排除されています!

ほんとに煮干の持つ「滋味深い旨味」に焦点を当てたスープですね!

それでいて、決して軽いスープと思わせるようなことはなくて、
煮干の持っている旨味が優しくも力強さをもって訴えかけてきます!

スープの取り方に力のあるお店だからこそ出せる味わいと言えるでしょう!
そういう意味では、このお店の持っている力を改めて感じさせる一杯です!

この煮干スープの深みとクセのなさは、前回の「雲丹つけ麺」における、
麺を浸けていた煮干スープの旨みと通じるところがかなりありますね!

ただそのときのスープとの違いは、油脂によって与えられるコクですね!(=゚ω゚)

冷やし+滋味深さを重視した煮干スープという組み合わせを考えると、
素直な旨味だけでシンプルにひたすらあっさり食べさせるイメージですが、
やっぱりラーメンはどこか油脂のコクを求めたくなるものでもあるのですよね!

このラーメンはそこも意識して、一定の油脂のコクで厚みも出しています!
おそらくは煮干系の香味油で、旨味とコクを支えているのでしょうね!

これによってすっきりとしたスープながらもきちんと厚みがあって、
さわやかながらもコクもしっかりと楽しめる仕上がりとなっています!

今回の一杯はある意味では最近のこちらのお店らしいとも言えますね!(*゚ー゚)

以前の「麺と心 7」はあくまで魚介の「白湯」にこだわっていたのですよね!
なので、澄んだスープの清湯はあえて避けている節が強くありました!

それでもときどき「清湯寄りでは?」と思うスープもありはしましたが!

それが昨年8月のメニュー変更にともなって、限定メニューなどにおいても、
「1つの魚介だけをモチーフにした路線だけに必ずしもこだわらない」、
「魚介はメインにしつつも白湯だけではなく清湯に仕上げることもある」など、
それまで自分たちにかけていた制限を取り去ったようなところがあるのですよね!

今回のシンプルな冷やしメニューは、まさにその延長線上にあると言えます!

そうした方針変更によって、スタンスが見えにくくなった面もあるのですが、
味の幅が広がって、それまでのこのお店では見られなかったタイプの味とも
こうして出会うことができるようになってきているのは変化ではありますね!

実際に今回のスープはそれだけの価値を感じさせてくれるものでしたし!

◎トッピング - レアチャーシューの製法に変化が
トッピングはレアチャーシュー、れんこん、海苔、ねぎとなってます!
これらのトッピングは基本的にレギュラーメニューとほとんど同じですね!

しっかりと優しい下味のついたシャクシャクとした食感が面白いれんこん、
そして辛味を立てた薬味としてのアクセントを強く感じさせるねぎなど、
このあたりはいかにもこちらのお店らしい組み合わせと言えるでしょう!

さて、主役のレアチャーシューですが・・・これまでとは明らかに違います!(`・ω・´)

こちらのお店のレアチャーシューはもともとレア的な印象が非常に強くて、
フレッシュな肉らしい食感をかなり強めに打ちだしているタイプでしたし、
下味についてもけっこう個性のあるタイプに仕上がっていたのですよね!

それに対して、今回はスッと噛み切れるような食感へと変化していて、
下味も割と大人しくなり、レア感を下げる方向へと移行していますね!

おそらく熱を通す際の温度設定を今までより少し上げた感じはしますね!
それによってたんぱく質の凝固が以前よりもちょっと進んだと思います!

これはより安全性を高めることを重視したという側面も感じられますね!
以前に本店の「JUNK STORY」のレアチャーでも同様の変化がありましたし!

自分はレアチャーシューにそこまでのレア感の高さを求めてないので、
こうした変化はむしろ自分としてはけっこう歓迎だったりするのですが!

レアチャーシューって、実は意外と好き嫌いが分かれる存在ですからね!
ただ従来のレアチャーのファンは厳しい評価を下す可能性もありますが;

◎麺 - 冷やしにすることで、よりブリッとした弾力が強め
麺は基本的にはここ最近の「麺と心 7」らしい路線にありますね!
比較的細めの平打ち麺で、加水が高めのみずみずしいプリ感が特徴です!

この麺は温かいスープに合わせると、なめらかな質感も出てきますが、
今回は冷やしなので、より硬質なピシッとした質感を生んでいますね!

麺の輪郭が、口に入れた際に普段よりもより明確に伝わってきます!
つけ麺のときと比べても、今回のほうがより鋭角的な印象ですかね!

冷やしの麺は冷水で締めることで弾力が強くなりすぎることもありますが、
この麺はそうではなく、強めながらもバランスのいい弾力になっています!

締める温度をはじめ、いろいろと冷やし向けにチューニングしてるのでしょうね!

◎唐揚げ - 衣のサクサク感、肉のジューシーさ、全く文句なし
そして今回はひさびさに唐揚げも一緒に注文したのですよね!
冷やしラーメンだけだとちょっとボリュームがさみしいですので!

それにしてもいつ食べてもこのお店の唐揚げは本当に優秀ですね!

衣のサクサク感は間違いなく随一と言っていいレベルのものです!
そして揚げ加減、肉のジューシーさ、ここも計算され尽くしています!

唐揚げ専門店として提供しても、十分に人気店になる内容ですよ!
というか、そこそこの唐揚げ専門店ではむしろ太刀打ちできないでしょう!

また下味も絶妙で、そのまま食べても全く不足感がないのですよね!
それでいて卓上の柚子胡椒をちょっとつけるとこれがたまらないのです!

さらに切れ目も入れてくれてるので、大きくても食べやすいのですよね!

もしこのお店が家の近所だったら、唐揚げが無性に食べたくなって、
衝動的にこのお店に来て唐揚げを食べることもあったでしょうね!

いかに唐揚げというものを研究してるかがものすごくよく伝わります!

◎まとめ - 煮干の旨味だけを引き出した実に上品な冷やし
いつもはワイルドな冒険心を見せることが多いこちらのお店ですが、
こうした上品さを追求した味わいでも強みを見せてくれるのですよね!

そういう点では、こちらのお店のもう1つの顔を見せる一杯とも言えるでしょう!

しっとり優しい煮干の旨味を味わいたいときには最適な冷やしですね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 冷やし中華そば(塩)(2019年冷やし第1弾)

    冷やし中華そば(塩)(2019年冷やし第1弾)

  • 麺と心 7 - 冷やし中華そば(塩)(2019年冷やし第1弾)(麺)

    冷やし中華そば(塩)(2019年冷やし第1弾)(麺)

  • 麺と心 7 - 冷やし中華そば(塩)(2019年冷やし第1弾)(メニュー紹介)

    冷やし中華そば(塩)(2019年冷やし第1弾)(メニュー紹介)

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2019/04訪問43回目

4.1

  • 料理・味4.6
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

ウニのペーストがそのままつけ汁になったかのような超濃厚! 雲丹つけ麺&焼海苔ごはん

4月の月別限定を求めて「麺と心 7」に訪問してきました!

今月はこの月別限定狙いがかなりのピンチに陥ったのですよね;

というのも、もともと4月に始まった限定は「雲丹まぜそば」でしたが、
この「雲丹」というテーマは3月と共通するものだったのですよね!

一応3月からの流れを時系列で並べると次のような感じになります!

3/5 雲丹白湯(ラーメン)の提供が開始
3/20 雲丹つけ麺の提供が開始
4/1 雲丹まぜそばの提供が開始、雲丹白湯(ラーメン)の提供が終了

こういうケースって、月の限定がどう変化するか読みにくいのですよね;

というのも、4月で切り替わってる一方で3月からの継続性もある、
となると4月の途中でテーマの素材が変わる可能性もあるだけに、
4月の前半はあえて訪問せずにどうなるか様子見していたのです;

実際に昨年11~12月に月別限定として提供された「カニ」のテーマが
今年2月に「和えそば」として出たので、新しい限定として訪問したら、
2月の下旬に今度は「牡蠣」に切り替わるということがありましたからね;

このときのバタバタの印象が強かったので、様子見に傾いたのですね;

ただ今月は月の途中になっても特に切り替わる様子がなかったことに加え、
4月20・21日の週末には用事があって訪問する機会が作れなかったので、
月末近くの27日に訪問日を設定したら予想外の出来事が起きたのですよね;

4/27の土曜日は今年のゴールデンウィークが始まる日でもあったわけですが、
そのタイミングで提供される限定メニューが切り替わってしまったのです;

2014年7月に魚介白湯の月別限定の提供がスタートして以降、
これまで最低でも月に1回は訪問して月別限定を食べてましたが、
その記録が今年の4月で途切れるというピンチになったのです;

昨年の夏頃から月別限定の提供期間などの設定に変化が出てきて、
「とりあえず1ヶ月間は月の始まりから終わりまで素材のテーマは同じ」
というイメージで訪問するわけにはいかなくなってしまっていて、
それに上手く対応しきれずにやや振り回されている感もあった中で、
この出来事が起きたので「仕方ないか」とほぼ諦めかけたのですよね;

ただそうした気持ちをtwitterでつぶやくと、かつてこのお店にいて、
現在は系列店の「JUNK STORY」に在籍している職人さんが反応してくださり、
今回限定がどう変化するのか調べたり調整に動いてくださったのですよね!

この方は「麺と心 7」にいたときに懇意にしてもらっていましたし、
今も自分としても最も応援している職人さんでもあるのですよね!

そして「雲丹まぜそば」は終わるけど、3/20から始まって4月も提供されていた
「雲丹つけ麺」のほうはまだ提供が継続されるということを伝えていただき、
「それなら」と思って、「雲丹つけ麺」を求めて訪問することにしたのですね!

こちらも4月限定のうちの1つだったというふうに言うことができますしね!
それに訪問こそが今回のことへの職人さんへの何よりの感謝の表現ですしね!

さて、この「麺と心 7」では様々な魚介の素材でラーメンを作られてますが、
その中で特に安定感が高いのが「カニ」と「雲丹」の2つなのですよね!

そんな「雲丹」なだけにつけ麺も過去に何度か食べているかと思いきや、
調べてみると2015年の限定のときにしかつけ麺は食べてないのですよね!

ちょっとこれは自分で調べてみてけっこう意外に感じてしまいましたね!

おそらく雲丹のつけ麺が提供された回数はもう少し多かったと思うのですが、
月の後半の提供が多く、自分が訪問しなかったケースがあったのでしょうね!

麺があらかじめ煮干スープに浸かった状態で提供されます!
最近はこうしたスタイルのつけ麺がけっこう増えていますね!

もともとは昆布水に浸けるというスタイルがポピュラーでしたが、
このように昆布水以外のだしに浸けるという方法のお店も見られます!

また今回は〆のご飯として「焼海苔ごはん」も注文しています!

◎煮干スープ - しっとりとした優しい旨味が広がる
まずはその煮干スープですが・・・うん、優しいしっとりした旨味ですね!(*゚ー゚)

明確に旨味はあり、それだけでもおいしく感じる内容ながら、
キツさやガツンと来るようなワイルドさは全くありません!

もともとこのつけ麺はウニのつけ汁こそがメインなわけですから、
煮干スープはあくまでそこに旨味を添えるためのものですしね!

なので、煮干の存在感が前面に出すぎないように調整しながら、
それでいてきっちりと旨味が出たいいバランスにまとまってます!

「これだけでおいしいけど目立ちすぎない」、そうした味わいですね!

でもって、煮干ってもともとワイルドな味わいになりがちですが、
そうした要素が出ないように調整されているのもポイントですね!

2015年に食べたときもこうしただし汁方式の麺の提供でしたが、
そのときの帆立だしは今回よりももうちょっと主張が強めでしたね!

そのためウニと合わせたときにそれぞれの個性が引き合う形でしたが、
今回はそうではなく、あくまでサブというのが味から伝わってきます!

◎つけ汁 - 圧倒されてしまうほどのウニの濃度とその旨味
そしてつけ汁ですが・・・うわっ、これはもう驚くほどの強烈さですね!(●・ω・)

もともとこちらのお店は素材の個性をガツンと立ててきてましたが、
今回はこれまでのウニ系限定の中でも断トツと言っていい強さですね!

こちらのお店の月別限定は以前はほぼ900円前後の価格に抑えられていて、
1000円を超えてしまうような価格設定はしないようになっていましたが、
そうした制限が昨年の11月あたりから外されるようになったのですよね!

それは言い換えれば、スープの原材料のコストにかける制限を減らして、
より原材料費をかけたスープを作るケースが増えたことでもあります!

それがプラスにはたらくときもあれば、そうでないときもありましたが、
今回は間違いなくそれが大きくプラスにはたらいたと言えるでしょう!

ウニの濃度の高さは3月の「雲丹白湯(ラーメン)」でも見られましたが、
3月のラーメンがウニと海苔による磯の相乗効果がメインだったのに対し、
今回はほぼ完全にウニだけで全体を支配しているのが非常に印象的です!

つけ汁の表面で円を描いている調味油が今回も海苔のオイルなのですが、
今回はあくまでサブで量も控えめで、むしろビジュアル要素が強いです!

なので、ウニと海苔のバランスはラーメンのときよりかなりウニ寄りです!

そしてその濃度は実に強烈で、麺をつけてもそのままでは沈まないほどです!

それだけの粘度ですから、つけ汁の持つウニの旨味も極めて強く、
もはやウニのペーストと言っていいぐらいのつけ汁になってます!

今回はタレとして使われている醤油ダレも雲丹醤油ベースのようで、
スープもウニ、タレもウニと、どこを切り取っても完全にウニです!

これほどの濃度なので、麺とつけ汁の絡みの良さも半端ではなく、
そのため麺全体につけ汁をつけると味が濃くなりすぎるほどです!

なので、あくまで麺の半分から3/4ぐらいをつけ汁につけて食べますが、
そうして食べると麺が浸かっている煮干スープの意義がより見えてきます!

濃度が高いつけ汁に麺をつけると、つけ汁の味が強く出る部分と、
味のない麺だけの部分の2つに分かれてしまうことになりますが、
その麺の部分を煮干スープがふわっと旨味でカバーすることで、
強い旨味と優しい旨味で相互補完的な役割を演じるのですよね!

なるほどこの煮干スープはそうした狙いもあったのでしょうね!(*゚◇゚)

◎トッピング - 海苔を中心に今回は極めてシンプル
トッピングは麺の上に乗ったチャーシュー、海苔、ねぎのみです!
つけ汁のほうには具材らしきものは一切加えられていません!

今回のつけ麺に関してはこのシンプル路線で正解でしょうね!
いろんなトッピングを加えてもおそらく蛇足的になるでしょうし!

とにかく今回は麺と煮干スープとつけ汁の3つで完成してるので、
他の要素はたとえ薬味であってもなくてもいいぐらいでしたしね!

今回のチャーシューはいつもより脂身が少なくレア度も控えめでした!
このぐらいのバランスのほうが自分としては好みに合ってたりしますが!

◎麺 - ほどよいプリ感のみずみずしさあふれる多加水麺
そして麺ですが・・・ほんと最近のこのお店の麺はおいしいですね!(`・ω・´)

過剰にならないほどよいプリ感と弾けるような弾力が合わさって、
以前と比べてもバランス感の高い麺の食感を楽しむことができます!

初期の頃はもうちょっと麺の食感がバチッと立つ感じだったのですが、
あえて抑えることで、しなやかな質感が生まれるようになってますね!

やや平打ち気味の麺を使うという点は以前から継承されていますが、
以前あった焙煎小麦の粒などは最近は見られないことが多いですし、
強さよりもなめらかさ、のど越し、調和の高いコシが立ってますね!

以前の麺と比べても、より安心して楽しめる麺となっていますね!
特にこうしてつけ麺として食べたときにバランスの良さが光ります!

◎焼海苔ごはん - 超高濃度のウニつけ汁との相性は抜群
そして残ったつけ汁には〆の焼海苔ごはんを投入して食べます!(=゚ω゚)

この焼海苔ごはんは3月の「雲丹白湯(ラーメン)」でもありましたが、
とことんまでウニを楽しむという点では今回のほうがやはり上ですね!

ここまでウニ一色のご飯があっていいのかと思うぐらいですからね!

ラーメンのときはご飯の海苔とウニがそれぞれ個性を発揮してましたが、
今回は海苔はこれだけ多く入っていても完全にサブといった雰囲気で、
全体のバランスは圧倒的なまでにウニのほうが強かったですからね!

今回は基本的には麺が浸かっている煮干スープをつけ汁に投入して、
ほどよい濃度まで薄めて飲むのが基本ということになっているのですが、
今回のウニつけ汁は薄めてしまうにはもったいないぐらいでしたので、
やはりこうして〆ご飯と一緒に食べるのがベストと言えるでしょうね!

強烈すぎるほど高い濃度のままで楽しんでこそのつけ汁でしたからね!

◎まとめ - 遠慮のない強さのウニつけ汁にひれ伏す一杯
いやはや、それにしてもここまでの濃度の高さは予想外でしたね!

これは「雲丹まぜそば」でなくつけ麺を食べたのは正解だったでしょうね!
「雲丹まぜそば」もこれに負けないパンチ力だったかもしれませんが!

価格は1100円と高めですが、間違いなくそれだけの価値はありますし、
むしろ価格制限の撤廃のおかげでこの濃度を楽しめたわけですから、
過去のウニの限定と比べても、今回こそがトップと言えるほどでした!

現在はウニのラーメンとこのつけ麺がプチレギュラー化してますが、
こちらのお店のウニ限定は間違いないレベルのものが非常に多いだけに、
ときどきレギュラーに起用されるのも十分すぎるほど納得はいきますね!

食べた後で自分の口のウニの香りに圧倒されるほどの濃度のウニでした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4503.html

  • 麺と心 7 - 雲丹つけ麺&焼海苔ごはん

    雲丹つけ麺&焼海苔ごはん

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    雲丹つけ麺(麺)

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    雲丹つけ麺(メニュー紹介)

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2019/03訪問42回目

4.0

  • 料理・味4.5
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

ウニと海苔による磯の香りの相乗効果が炸裂する濃厚な一杯! 雲丹白湯(2019年3月限定)

3月の月別限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」に行ってきました!
今月の魚介白湯のテーマは「雲丹(うに)」となっています!

「麺と心 7」では、雲丹といえばけっこう定番のテーマですよね!
調べてみると2015年以降は毎年必ず限定として登場していましたし!

昨年は冷やしバージョンということでかなり変化球ではありましたが!

でもって、「雲丹まぜそば」が定番メニュー化してた時期もありますしね!

もっとも一般的なラーメンのテーマとしては非常に珍しいですよね!
自分はこのお店に行き慣れているので定番のように感じたりしますが!

ということで、今回の「雲丹白湯」がやってまいりました!
このラーメン用の〆飯である「焼海苔ごはん」も注文しました!

手前に雲丹とエリンギを和えて海苔とねぎを添えたものがありますが、
これはこのラーメンを注文すると自動でセットで付いてくるものです!

今回は海苔がオススメということで、海苔を追加トッピングしましたが、
別に追加しなくても、ちゃんともともと3枚ついていたみたいですね!

なので、海苔を追加したことで全部で5枚とかなり多くなりました!
しかもご飯やエリンギとの和え物にも海苔がついていますからね!

今回はノーマルでの注文での価格が1100円となかなかの高さです!
その価格に見合うだけのものがあるかどうかにも注目ですね!

◎スープ - 強烈なウニの風味と海苔の相乗効果で磯の香りが炸裂
まずはスープですが・・・おっ、これはウニの風味がよく生きてますね!(●・ω・)

これまでにも「麺と心 7」ではウニ系のメニューはときどき出てますが、
どちらかというとつけ麺やまぜそばが多くラーメンはやや珍しいのですよね!

これはやはりウニという素材がかなり高コストということもあって、
ラーメンのスープ状にするとそれだけ原価がかかるためなのでしょう!

ただ2017年にも「雲丹白湯ラー麺」が出ているので比較してみると、
実は全体の方向性は今年もかなり近いものになってるのですよね!

ウニを強く打ち出したスープに海苔の香味油で磯の風味を重ねつつ、
トッピングにも海苔を添えることによってその相乗効果を高める、
使われている海苔に違いはあるもののタイプは非常に似ています!

2017年に出たウニのラーメンも内容はかなり良かったのですが、
今回は少し違いはありつつもやはりいい味が出されていますね!

2017年版はウニ感をガツンと出しつつ、ウニの持っているまろやかさ、
その2つが融合する味わいを楽しむといった印象が強かったのですが、
今年はクリーミーさよりも磯の香りがビシビシと攻め立ててきますね!

食べ終わった後に自分の口から感じる香りまですごかったですからね!
自分で「うわ、磯臭い!」と思ってしまうほどに磯の香りが残りましたし!

2017年版と比べるとラーメンの価格も150円上がっているのですが、
そうなるのもわかるぐらいのウニのパンチが効いていましたね!

少なくとも「物足りない」と言わせることのないスープなのはたしかです!

そしてここに重なる海苔の香味油ですが・・・非常に相性がいいですね!(`・ω・´)

この香味油ですが「ウニの風味に海苔の香りが重なる」というよりは、
2つの素材の持つ磯の香りが合わさって1つにまとまる感覚が強いです!

なので、ウニの持っている個性が薄れてしまうとかいうことはなく、
ウニと海苔が合わさることによって完成形に至るような印象です!

香味油は色を見てもわかるように、海苔がかなり生きていますし、
1つの香味油として見ただけでも非常にクオリティは高いですね!

◎雲丹とエリンギの和え物 - スープのウニ感をさらに引き上げる
そして「雲丹とエリンギの和え物」ですが、これはスープに投入します!
ラーメンが提供された際にも途中で入れるように説明がありますからね!

もちろん単独で付け合わせとして食べても大丈夫ではあるのですが!

さて、この和え物ですが・・・思っていた以上に味変効果が高いです!(=゚ω゚)

しっかりと味付けされたウニが1切れ入っていることもあってか、
入れた瞬間にスープの持つウニの風味が1ランク上がるのですよね!

なので、全体の1/3ぐらいを食べた段階で入れたほうがいいですね!
あまり後半になってから入れるとちょっともったいない気がします!

ウニとエリンギの味付けも良く、1つの具材としても優秀でしたね!

◎トッピング - 海苔との相性はやはり文句なし
トッピングはレアチャーシュー、海苔、レンコン、ねぎです!

今回のレアチャーシューは脂がほとんどない部位が使われてますね!

魚介白湯にレアチャーシューが入るとときに蛇足的にもなるのですが、
今回のレアチャーシューはそうした感じが全然しなかったですね!

どうしても脂身が多いと、動物系としての主張が強く出てくるので、
魚介の素材の持っている個性を多少打ち消してしまうのですが、
今回は赤身メインでしっとりしていたのでそうしたことはなく、
全体にちょっと厚みを加える、ちょうどいい仕事をしていました!

これぐらいのレアチャーシューが自分としてはちょうどいいですね!(*゚ー゚)

レンコンは下味もほどよく、シャクシャクとした食感も心地いいです!
こちらのお店ではレンコンも定番の具材としてよく登場しますからね!

そして海苔ですが、やはりウニのスープとの相性は申し分ないです!
スープをしっかりと吸わせたうえで麺と食べるとバッチリですね!

今回は2枚増して5枚になりましたが、多くは感じなかったですね!

◎麺 - 「麺と心 7」らしいみずみずしい平打ち麺
麺はこちらのお店らしい、プリッとした平打ち麺になっています!

しっとりとしていてみずみずしく、噛むとほどよくプリンと弾ける、
麺としての個性も明確でありながら、全体の中で目立ちすぎることなく、
ちょうどバランス良くスープとなじんでくれるのがいいところですね!

2017年の雲丹ラーメンとの最大の違いはこの麺と言ってもいいかもですね!
2017年版はもっと厚みのある力強いタイプの麺を合わせていましたからね!

なので、2017年は強いスープと麺が互いにがっぷり組む感じでしたが、
今回はよりスープの主張のほうに主眼が置かれた感じになっています!

◎〆の焼海苔ごはん - 確実に頼んだほうがいいほどの相性の良さ
そして最後は「焼海苔ごはん」をスープに投入して食べます!

その両者の相性ですが・・・いやはや、これは素晴らしいですね!(*゚◇゚)

このラーメンに関しては締めご飯まで注文しないともったいないです!

でもって、このラーメン向けに量や内容を調整した締めご飯なので、
ほんと見事なまでにピタッとスープに寄り添ってくれるのですよね!

スープに投入してご飯でもウニをとことん堪能する形でもいいですし、
あるいはご飯のほうにスープをかけつつ食べるのもアリでしょうね!

その場合は海苔の存在感がより高まるような感じになるでしょうね!

◎まとめ - 値は張りながらもそれだけの価値がある濃厚なウニの一杯
価格は1100円と、かなり値の張るラーメンではあったのですが、
味が濃厚で、全体に無駄がないのは非常に好印象でしたね!

蛇足的な要素があってそれが価格を押し上げてる感じがなく、
ちゃんと全てが1つの方向を向いてしっかりと組み合っている、
そしてウニと海苔の旨さを余すところなく堪能できるなど、
1つのラーメンとして非常にまとまった内容と言えるものでした!

「麺と心 7」の良さをしっかりと感じることができる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4452.html

  • 麺と心 7 - 雲丹白湯(2019年3月限定)

    雲丹白湯(2019年3月限定)

  • 麺と心 7 - 雲丹白湯(2019年3月限定)(麺)

    雲丹白湯(2019年3月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 雲丹白湯(2019年3月限定)(メニュー紹介)

    雲丹白湯(2019年3月限定)(メニュー紹介)

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2019/02訪問41回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

牡蠣の風味とミルキーさをストレートに打ち出した牡蠣白湯!(2019年2月後半限定)

2月後半の限定「牡蠣白湯」を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
今月は限定のテーマが2月中旬頃にこちらの牡蠣に切り替わりました!

こちらのお店に1ヶ月の間に2回訪問するのは昨年8月以来ですかね!

ただ今回の限定の変更には正直なところちょっと戸惑いましたね(;゚ω゚)

これまでに月の中旬頃に限定の内容が変わることはあったのですが、
テーマとなる魚介の種類まで変わることはなかったのですよね!

テーマが同じだったらどちらかを食べればいいかなともなるのですが、
今回は前半がカニで、後半が牡蠣と全く違うテーマになっていますし、
しかもあくまで2月末までの限定というふうな形で告知されていたので、
何とか行けそうな日に予定を詰めて訪問するという形を取りました!

どうも昨年8月から月別限定の提供方針がフラフラとしてるのですよね;

特定の魚介素材ではないテーマが掲げられていた月もありましたし、
1つの限定の提供期間が2ヶ月に渡ったり、逆に半月だけで終わったり、
「今月はいつ行けばいいんだろう」と迷うケースがよくあるのですよね;

以前のように月ごとにテーマとなる魚介をバシッと1つ決めたうえで、
その1ヶ月は内容が変わることはあってもその魚介の限定で通し、
特別な理由がない限りは月が替わるとテーマとなる魚介も変更する、
このわかりやすかったスタイルに戻してほしいと正直思いますね!

ただ昨年8月以降に提供されたその枠に当てはまらない限定の中で
面白いものも存在したのはたしかなのですが、方針が定まらないので、
限定に振り回されてしまっている感覚があるのは否めないですからね;

やっぱり一定のわかりやすさは持っておいたほうがいい気はします!

さて、牡蠣の月別限定は調べてみると2016年2月以来の登場となります!
もっと登場していると思いましたが、牡蠣は3年ぶりになるのですね!

それだけに半月で提供が終わってしまうのはもったいなく感じますね;

牡蠣って清湯ではけっこう使われますが、白湯としては珍しいですし、
ニーズも高そうなだけに、ひさびさの登場で半月は少々短いですね;

もしかするとまた提供期間が延びる可能性もあるかもしれませんが;

スープの左のほうに見える緑色のものは牡蠣のペーストなのですかね!

◎スープ - 牡蠣の個性とクリーミーさを生かしたまろやか牡蠣白湯
まずはスープですが・・・まさにこのお店らしい牡蠣の白湯スープです!(●・ω・)

「このお店が最もストレートな形で牡蠣白湯を作るとこうなるだろう」、
そういうイメージにものすごくピタッとハマるスープになってますね!

これまでに「麺と心 7」では月別限定で牡蠣が何度か登場してますが、
そのどれもが牡蠣に味噌を合わせるという構成になっていたのですよね!

2015年2月後半の「牡蠣白湯」では味噌の要素は控えめになってますが、
それでも一応は牡蠣+味噌という組み合わせになってましたからね!

牡蠣と味噌というのは土手鍋としても使われる組み合わせなだけに、
相性の良さは間違いないのですが、味噌はけっこう主張が強いので、
その分だけ牡蠣の存在感が少し後ろに下がる面もあるのですよね!

それに対して今年は牡蠣をそのままスープの完全な主役に立ててます!(*゚◇゚)

とにもかくにも牡蠣をスープとしてひたすら打ち出すことによって、
牡蠣の持っている強い風味、そして牡蠣の持つミルキーなまろやかさ、
その2つがダイレクトに食べる人の舌に伝わる「牡蠣白湯」になってます!

牡蠣と味噌の相性の良さを打ち出した過去の限定も良かったですが、
素直に牡蠣の凄味を楽しむという点では今回は最も優れていますね!

「いかにも牡蠣白湯を食べている」という感覚にさせてくれますからね!

緑のペーストはおそらく牡蠣の風味を強める効果だったと思いますが、
もともとのスープだけでもかなり牡蠣の存在感が強く出ていたので、
ペーストをまぜてもそこまで大きく変化するわけではなかったです!

◎トッピング - 具材としても牡蠣が乗ることでさらに存在感を高める
トッピングは牡蠣2つ、レアチャーシュー、ねぎ、玉ねぎ、かいわれです!
牡蠣とレアチャーシュー、あとは薬味が3種類というわかりやすい構成です!

この中で主役と言えるのは、間違いなく牡蠣だったでしょうね!(*゚ー゚)

牡蠣をちょっと食べて、それを口に含んだまま麺をすすると、
スープの牡蠣がさらにブーストされて旨味を増すのですよね!

牡蠣は素材の中でもとりわけ明確な個性を持ったものですので、
具材として採用したことで非常に強い効果を見せてくれてますね!

そしてレアチャーシューですが、今回はなくても良かったかもですね;

ここまでがっつりと牡蠣一色に染め切ってしまった内容だっただけに、
動物系の素材が入ることで個性を濁らせてしまう感があったのですよね;

なければないでメイン素材がさみしくなるという点はあるのですが、
牡蠣のカラーに影響しない素材のほうが良かったかもしれません!

3種の薬味の中では、明らかに玉ねぎが最も強く目立ってましたね!

薬味としての玉ねぎは主張が強いのでどうしても好みは分かれますが、
これは牡蠣の持っているクセの強さを考慮してのものだったのでしょう!

◎麺 - プリンとした瑞々しさを感じる加水の高い麺
麺はいかにも最近の「麺と心 7」らしい加水の高い平打ち麺です!
プリッとした弾力、みずみずしさ、なめらかさなどよくできてます!(`・ω・´)

加水の高い麺でありながらスープに勝ったりすることもないので、
スープを引き立てるという点でもいいものを持っているのですよね!

こちらのお店ではよく見かけるタイプの麺ではあるのですが、
非常に万能で、いろんなスープと合わせても映えてくれますね!

◎まとめ - 「麺と心 7」の個性をストレートに出した牡蠣白湯
とにもかくにも1つの「牡蠣白湯」としては間違いなく優秀でしたね!

他のお店ではそうそう見かけることのないテーマではありますが、
同時に「麺と心 7」らしさというのを強く感じさせてくれましたね!

「麺と心 7」らしい素直でクリーミーな「牡蠣白湯」でございました!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 牡蠣白湯(2019年2月後半限定)

    牡蠣白湯(2019年2月後半限定)

  • 麺と心 7 - 牡蠣白湯(2019年2月後半限定)(麺)

    牡蠣白湯(2019年2月後半限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 牡蠣白湯(2019年2月後半限定)(メニュー紹介)

    牡蠣白湯(2019年2月後半限定)(メニュー紹介)

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2019/02訪問40回目

4.0

  • 料理・味4.3
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

カニ油のコクを中心にカニの旨さがビシバシ攻め立てる和えそば! カニの和えそば(2019年2月限定)

2月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
今月の限定は「カニの和えそば」とひさびさの汁なしの登場です!

このところ月別限定の開始時期がずいぶんとブレていましたが、
今月は1日からきちっと切り替わるなどピシッとしていましたね!

そのかわり1月の限定だった「鮭とイクラの親子そば」の提供が
1月中旬から1月末までと半月程度の短い期間で終わりましたが!

ただこれは「鮭とイクラの親子そば」がこちらの月別限定として
極めてイレギュラーな存在だったのが大きく影響してるでしょうね!

基本の価格が1500円というのは月別限定としては完全に異色でしたし、
事前に告知していたので提供はするけど期間が短めに終わらせる、
というようなことはあらかじめ考えられていた可能性はありますね!

前回の限定は自分も少々厳しい目線で評価する要素がありましたしね!

さて、今回の限定は昨年11~12月に続いてのカニの限定となります!
1年の間に3つもカニの限定が提供されるというのは珍しいですね!

以前は1ヶ月の間に同じ素材で2種類の限定を出すことはありましたが、
月をまたいで同じ素材が登場することはほとんどなかったですからね!

これは11~12月に提供したカニの限定の人気が高かったのも理由でしょうね!

実際にこちらのお店の中でも外れることがないのがカニの限定ですし、
しかもカニの汁なしはこれまでありそうでなかったものですからね!

メニュー紹介に「とにかく一口目から蟹の美味さを楽しんでいただける」
とありますが、この表現は昨年の2つのカニラーメンと全く同じですね;

たぶんカニラーメンのときの紹介文をベースに作ったからでしょうね;

カニ爪、レアチャーシュー、粗びき黒胡椒が目立つビジュアルですね!
ちょっとカニ以上にチャーシューが目を引く感じになっていますが!

◎全体の味
まずはその味ですが・・・おっと、これはカニがガツンと来ますね!(●・ω・)

味の主役となっているのは間違いなくカニ油だと言っていいでしょう!

このカニ油は昨年末の2つのカニの限定ラーメンでも使われてましたが、
ラーメンの場合はどうしてもスープの一部という位置づけになるのに対し、
汁なし系の場合は油脂が主役になりやすいのでその分だけ主張も明確です!

でもって、汁なし系は少々油脂が強いぐらいのほうが味が映えますからね!

まぜそばらしい油脂のパンチ、そして主役であるカニを主張させる効果、
またカニの香ばしさであったり、カニ油の良さが実に明確に出ています!

またトータルとしてのカニの主張も昨年末のラーメン以上のものを感じます!

昨年末のカニの限定ラーメンはたしかに中心にどっかりカニがいましたが、
他の魚介も用いられていたり、カニ一本というわけではなかったのですよね!

それに対してこちらはベースとなっているタレのカニ風味の強さも加わって、
さらにカニ油の主張が明確なので、ほんとカニがゴリゴリ攻めてくる感じです!

それでいてまぜそばらしさも強く、これはかなりの傑作と言っていいかもです!(`・ω・´)

カニの和えそばなんてどこのラーメン店でもほぼ扱われてないでしょうし、
またこのお店の中だけで見てもおそらく今回が初めてにあたるでしょうから、
斬新さや独創性という点でも優れた和えそばと言っていいように思いますね!

あえて昨年末に続けてのカニ第3弾メニューを作ってきた意義は感じましたね!

でもって今回ポイントが高いことの一つが価格がけっこう安い点です!

自分はどちらかというとおいしければ価格はあまり問わないほうですが、
それでも前回の「鮭とイクラ」の1500円というのは衝撃だっただけに、
今回850円と求めやすい価格に設定してきたのは良かったと思います!

「この価格でこの味」となると、それも一つの評価になってきますしね!
良かった頃のこのお店の月別限定を思い出させるような感がありましたね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、カニ爪、海苔、レンコン、ねぎです!
またレアチャーシューの上には粗びき黒胡椒がかなり多くかかってます!

今回のトッピング、まぜそば向けにかなりしっかりと練られてますね!

まずレンコンは見ての通り、まぜやすいようにカットされています!

まぜそばの場合はまず全体をしっかりとまぜて食べるのが基本なので、
あまり大きなカットだと、具材と麺の一体感が損なわれるのですよね!

今回のまぜそばはそのあたりにしっかりと配慮があるのもうれしいです!(=゚ω゚)

そしてこの点は実はレアチャーシューにもかなり生かされています!

というのも、今回は厚めのレアチャーシューのカットではなくて、
薄めにスライスしたレアチャーシュー2枚をカットしてるのですね!

なので、麺とまぜたときに非常に麺とのなじみが良くなっています!

カニの和えそばでチャーシューの存在感が強く出ているという点は
たしかに賛否両論ありえると思えるところもあったりはしますが、
その中でのレアチャーシューの活用法としてはかなり上手かったです!

カニ爪はカニの風味もしっかりで、大きな効果を見せてくれてましたね!

剥いてある部分だけを食べるだけでは物足りないと感じる場合は、
殻を2つに割って身をほじって食べるというのもアリでしょうね!

そして海苔ですが、食べる前はやや蛇足的な存在かと思いましたが、
これが思っていた以上に今回のタレや油脂と相性が良かったですね!

海苔で麺を巻くようにして食べるのが基本とはなるのですが、
そうすることでカニによる磯の風味がより引き立てられます!

磯と磯の相乗効果のようなものが生まれるのは見事でしたね!

そして全体にいいアクセントを加えてくれているのが黒胡椒です!

まぜそばってどうしても味を一つにまとめて食べることになるので、
どうしても途中から徐々に単調な感じになるという欠点がありますが、
それをこの多めの黒胡椒がしっかりと緩和してくれていましたね!

◎麺
麺は汁なし系としては珍しく中細ぐらいの麺が使われていました!
断面は四角く、プリッと弾けるような食感がよく出ていましたね!

こちらのお店の麺はこれまでに何度となく食べてきているのですが、
もしかすると細麺のほうがそのポテンシャルがよく出るのかもですね!

ただラーメンだとどうしてものびやすいという欠点も出ますが!

それにしてもこの瑞々しい質感は特筆するに値するものでしたね!

もちろん太麺でもそのプリプリとした食感は魅力的なのですが、
細麺にすることでその弾ける質感がいつもより際立ってましたね!(*゚ー゚)

一般的には汁なし系には主張の強い太麺を合わせることが多いですが、
今回は動物系ではなくカニというテーマで作られた和えそばなので、
あえて細めの麺をチョイスしてタレを立てた側面もありそうですね!

ちなみに今回はまぜそばということで、無料の締め飯がついてました!
まぜそばでは、最後に少量のご飯を入れて食べるのが定番になってますしね!

ただ今回のまぜそばではそれほど多くタレが残らないということもあり、
ほんとご飯に少量のタレが絡んでいるという感じになってはいましたが!(*゚◇゚)

ちょっと具材を多めに残しておくと、よりご飯も楽しめるでしょう!

こちらのお店ならではの良さがしっかりと出た限定和えそばでした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4421.html

  • 麺と心 7 - カニの和えそば(2019年2月限定)

    カニの和えそば(2019年2月限定)

  • 麺と心 7 - カニの和えそば(2019年2月限定)(麺)

    カニの和えそば(2019年2月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - カニの和えそば(2019年2月限定)(メニュー紹介)

    カニの和えそば(2019年2月限定)(メニュー紹介)

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2019/01訪問39回目

3.9

  • 料理・味3.8
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

鮭全開のワイルドなスープにイクラも乗る高級な仕上がり! 鮭とイクラの親子そば&MIXチャーシュー丼 ミニ(2019年1月限定)

1月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

今年1月に入ってからも、11月にスタートしたカニ系ラーメンが
中旬ぐらいまで提供が続いてましたが、その後に切り替わりました!

事前に予告されていた通り、「鮭とイクラ」のラーメンとなります!

さて、お店に入ってその限定メニューのポップを見たのですが・・・、

鮭とイクラの親子そば 1500円

自家製 漬けサーモン +500円
イクラ倍増し +600円

この価格設定は月別限定としては完全に前代未聞のものですね(;゚ω゚)

もちろんそれだけコストがかかっているからなのでしょうけども!

さすがに2000円超えさせてまで追加トッピングするのは気が引けたので、
とりあえずトッピングはノーマルのものを注文することにしました!

前回のカニのラーメンの1000円でも月別限定としてはかなり高めで、
それまではむしろレギュラーのラーメンより安いこともあるぐらい、
低めのコストで頑張ってきたことを考えると壁が壊れた感はありますね!

いつもの限定のときはシンプルに味を見れば良かったのですが、
1500円ともなると価格との兼ね合いも考慮する必要が出ますね!

そこでどれだけ納得させてくれるかが今回の鍵になりそうですね!

レアチャーシュー2枚に海苔3枚、そしてけっこうな量のイクラと、
1500円というだけあって、標準でもトッピングがかなり豪華です!

月別限定はトッピングによってコストを調整することが多いですが、
今回はそのあたりを度外視してきているというのが伝わりますね!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、強烈な鮭の風味が詰まってますね!(●・ω・)

「鮭とイクラ」とありますが、スープは基本的に鮭一色です!
イクラはあくまでトッピングで彩るというスタンスのようです!

鮭白湯系のラーメンは過去に何度か出たこともあるのですが、
大きな方向性としてはこれまでのものが継承されてますね!

鮭ってスープ素材としては非常にクセが強めのものだけに、
けっこう人を選ぶ要素を持っているのは間違いないですね!

それは今回も同様で、焼鮭に近いぐらいの風味のパンチがあり、
それがそのままスープに溶け込んでいるような攻撃性があります!

特にこちらのスープは鮭を鮮魚系の素材としてスープを取るので、
鮭節などのしっとりとした旨味とは完全に別物になりますからね!

でもって、今回はコスト度外視で作られていることもあって、
スープの粘度、濃度にかけてはこれまでよりも遥かに上です!

鮭の身をペーストにしたような、それぐらいの濃度があります!

そしてイクラをまぜるとスープの表情が変わると言われたので、
イクラをスープ全体とまぜてみると・・・あまり変わりませんね(;゚◇゚)

単に軽くまぜただけだと、正直なところ変化は少ないですね;
あくまで鮭でゴリゴリに攻めるスープなのは変わりません!

もちろんイクラを潰せばスープは大きく変わるでしょうけども、
それをやるとどうしてもクセもまたさらに強くなりますからね!

イクラはあくまで具として途中でときどきつまむことによって、
スープの風味に変化をつける役割が向いている感じでしたね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、海苔、イクラ、青ねぎです!

鮭を強く打ち出したスープは、たしかにクセはかなり強いものの、
今回のラーメンのコンセプトを考えれば納得がいくものですが、
ちょっとトッピングはコスト制限を外してしまったがゆえに、
整理しきれていないというような印象も少なからず受けましたね!

まずレアチャーシューの存在は正直なところ今回は蛇足的でしたね!

これまでの月別限定だと、テーマに沿った素材を採用できないときに、
かわりにレアチャーシューを入れることで整えることが多かったですが、
今回はイクラという主役があるのに入る形になっていますからね!

イクラを立てるなら不要だったでしょうし、価格的にも2枚で150円、
そこをカットして1350円にしても良かったように思うのですよね!

海苔はスープとも合っていますし、磯の香りとの相性もいいですが、
ただ3枚というのはこれもちょっと無理に多くなった感はありましたね!

まぁ、海苔に関しては枚数を減らしても価格への影響は小さいかもですが!

そして主役のイクラですが・・・これも評価が難しいですね!(*゚ー゚)

鮭ももともとラーメンに合わせるうえではなかなか難しい素材ですが、
こちらのイクラもまた必ずしもラーメン向けではないのですよね;

まぁたしかに鮭のスープの中でイクラをちょこっとつまむことで、
鮭+イクラというコンビネーションを楽しめる面白さはありますが、
それがラーメンである必然性は正直なところ特にないですからね;

今回価格を引き上げてる最大の要因は間違いなくイクラでしょうし、
ただテーマを「鮭とイクラ」とした以上は外すわけにはいかない、
かといってスープ向きではないのでトッピングでという形なものの、
それはそれでまた難しいということもあったりもしますからね!

というのも、どうしてもトッピングのイクラがスープに沈むのですよね;

今回のメニューには+200円で締めご飯をつけることができましたが、
イクラが活躍するのはむしろその場面だったのかもしれませんね!

鮭のスープにイクラを絡めてご飯と食べる、鮭茶漬けの豪華版みたいで、
もしかするとこちらのほうが麺よりもハマると言えるのかもしれません!

なので、締めご飯を注文するのは考慮に入れてもいいでしょうね!

◎麺
麺は断面の四角いけっこう太めのもっちりとした麺が使われてます!

ここ最近は平打ち気味のすすり心地のいい麺がメインでしたが、
今回はスープが非常に強いことから麺も強いものにしてきましたね!

太さもしっかりあって、食感もけっこうパワーを持ってるので、
今回のようなどっしりとしたスープに合わせても負けないですね!

◎MIXチャーシュー丼 ミニ
そして今回は「MIXチャーシュー丼」も注文してみました!

8月にレギュラーメニューが大幅にリニューアルされた際に、
どんぶり系のメニューも新しいものが加わりましたからね!

以前は基本的には「レアチャーシュー丼」のみだったのですが、
そこに新たに「煮込みチャーシュー丼」が加わったことにより、
その両者を合わせた「MIXチャーシュー丼」も登場しました!

手前が「煮込みチャーシュー」で、こちらは甘辛い味がついてます!

レアチャーシューはスライスされたものが2枚乗っていて、
こちらは味付けされておらず醤油をかける方式となります!

またわさびをつけるかどうかは注文時に選ぶことができます!

個人的にミスしたと思ったのは、こちらのお店に何度も通いつつも、
実はこちらのレアチャーシューがそこまで好みではない点でしたね;

よくよく考えると「煮込みチャーシュー丼」を注文するべきでしたね!

ただこの煮込みチャーシューの味付け、しっかりとしたほぐれ具合、
そしてねぎとの相性などはなかなかハマるだけのものがありましたね!

ただミニだとほんとに少ないので、通常サイズがいいかもですね!
それでも食べられないほど多く感じてしまうことはなさそうですし!(`・ω・´)

◎まとめ
鮭というクセの強い素材の濃厚スープに、高級ではありながらも
必ずしもラーメンとは合うわけではないイクラという難しい素材、
自分のようなそうしたこちらのお店の変わり種に慣れている人や、
こちらの限定なら何でも食いつく人には十分オススメできますが、
一方で「普通の人にオススメするか?」と問われると躊躇しますね;

こちらのお店では注文を聞くときに、その中で月別限定を紹介して
「いかがですか?」とオススメするような場面があったりしますが、
それで価格をちゃんと確認せずにうっかり注文する人が出た場合、
いろんな意味で「えっ!?」となる可能性があるメニューですしね;

今回は昼・夜ともに各10食のみと提供数も減らしていますし、
マニア的な人が物好きで注文するのがいいのかもしれませんね!

このところ限定の提供開始時期もずれたりすることが多いですし、
月別限定の方針がやや迷走してる印象も感じる一杯でしたね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4398.html

  • 麺と心 7 - 鮭とイクラの親子そば(2019年1月限定)

    鮭とイクラの親子そば(2019年1月限定)

  • 麺と心 7 - 鮭とイクラの親子そば(2019年1月限定)(麺)

    鮭とイクラの親子そば(2019年1月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - MIXチャーシュー丼 ミニ

    MIXチャーシュー丼 ミニ

  • 麺と心 7 - 鮭とイクラの親子そば(2019年1月限定)(メニュー紹介)

    鮭とイクラの親子そば(2019年1月限定)(メニュー紹介)

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2018/12訪問38回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.6
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

どっしりパワフルな花咲ガニと魚介の競演が楽しめる一杯! 麺と心 7 花咲ガニの濃厚蟹そば(2018年11~12月限定第2弾)

12月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!
・・・と言っても、この12月はちょっと特殊だったのですよね!

こちらのお店では基本的に月ごとに限定メニューが変わりますが、
11~12月は限定メニューがテレビで取り上げられたこともあり、
11月に提供されていた2種類の限定が12月も継続したのですよね!

もともとは12月の途中で新しい限定に切り替わる予定でしたが、
最終的にその予定も変更され年内はずっと提供が継続されました!

自分は基本的に「その月の限定」を求めて訪問する形なので、
12月は限定メニューの切り替わりがあるのかどうかがわからず、
どのタイミングで訪問すべきがかなり迷ったところがありましたね!

早めに行き過ぎて、月の途中で切り替わってしまっても困りますしね(;゚ω゚)

2018年8月ぐらいまでは限定の切り替わりがはっきりしてましたが、
夏にレギュラーメニューの総入れ替えがあったのと時期を同じくして、
限定メニューの切り替え時期がだんだん曖昧になってるのですよね;

そのあたりはあまり気にせず気軽に訪問すればいいのだとは思いますが、
このところ「様子見しつついつ行くか探る」という時期が続いてますね!

さて、11~12月は蟹をテーマとして限定メニューが提供されてましたが、
まず第1弾として清湯寄りの一杯が、第2弾として今回の記事で紹介する
白湯寄りの粘度の高い蟹系ラーメンが出されるという形になってました!

清湯寄りのほうはすでに11月の限定としてブログで紹介してるので、
今回はもう1つの限定メニューである白湯のほうを注文しました!

こちらのお店では冬にカニのラーメンが出されるのが定番となっており、
それらは基本的にかなりドロリとした白湯系の一杯になってたのですよね!

なので、今回のラーメンはその路線に比較的近いように予想できますね!

この粘度の高そうなビジュアルはいかにも「麺と心 7」らしいですね!

◎スープ
まずはスープですが・・・おっと、完全なカニ一色ではないですね!(●・ω・)

過去のカニ白湯はもっとカニで完全に染まっている印象でしたが、
魚介白湯のコクとカニの旨味を一体としたような味になってますね!

粘度が高く、カニの旨味がビシッと出てくる味わいであることから、
たしかに過去のカニ白湯系ラーメンの系譜にある路線ではありますが、
奥のほうからこのお店が最大の看板とする魚介白湯の持っている旨味、
その鮮魚系の旨味が途中から交わってくるのは大きな違いではあります!

また蟹味噌系のクセをあまり感じさせないのも今年の特徴ですね!
この点は清湯バージョンのスープとも共通している点と言えます!

こちらのお店のカニ白湯は蟹味噌などカニの持つ個性の強い要素も
ドンと力強く打ち出すことでカニのワイルドさを立てていましたが、
今年に関しては魚介+蟹白湯としてのドロリとした強さは出しつつも、
カニの味わいに関してはより素朴な旨さを感じる路線になってましたね!

そしてそこにカニの旨味をさらに加えるのはカニ油となっています!
スープの上にかかっているオレンジ色のオイルがカニ油でしょうね!

カニの殻などが持っているような香ばしい旨味がしっかり凝縮され、
それによってスープ全体のカニの個性がグッと引き立ってきます!

ちなみにこのスープはかなり粘度の高いドロ系となっていることから、
オイルを全体にまぜるとあっという間にスープと同化していきますね!

スープの上にオイルが浮いている状態なのは最初のときだけです!(*゚◇゚)

ちなみにアクセントとして和山椒が加えられていたようなのですが、
今回は食べていてその存在にほとんど気付くことはなかったですね;

これだけ粘度の高い白湯系だとアクセントが隠れやすいですしね!

さて、今回のラーメンは「花咲ガニの濃厚蟹そば」となってますが、
花咲ガニというのはタラバガニに近いタイプのカニのようですね!

タラバガニは「カニ」という名前ながらズワイガニなどとは違って、
生物学的にはカニではなくヤドカリの仲間ということになるのですが、
近縁種であるこちらの花咲ガニもまたヤドカリの仲間のようですね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、カニ身、海苔、れんこん、ねぎです!

レアチャーシューは普段からこちらのお店で使われているものですね!

ときどき脂身が多めのものが入って困ることがあったりしますが、
今回は赤身メインでしっとりとした食感と味が楽しめました!

カニ身は花咲ガニではなく、ノーマルなズワイの身となってます!
花咲ガニに関しては完全にスープにのみ使う形なのでしょうね!

決してそれほど太いカニ脚というわけではないのですけども、
それでも実際にカニ身が入っているというだけでうれしいですね!

カニの旨味も十分にあって、しっとりとした食感が味わえます!(*゚ー゚)

れんこんはこちらのお店では定番の具材として活躍していますね!
ほどよい和風の味付けがされていて、食感とともに楽しめます!

◎麺
麺はしっとり感とプリッとした弾力の両立した平打ち自家製麺です!

以前は茹で時間をやや短めにしてパツッとした食感も出してましたが、
最近はほどよいプリ感を楽しめるような状態で提供されることが多いです!

そのほうが麺とスープとのなじみ具合やバランスという点ではいいですし、
麺のしっとりとした質感にスープがたっぷり絡むのがいいのですよね!(`・ω・´)

しっとりしていても、決してやわらかい感じにはならないですしね!

◎まとめ
個人的には過去のカニ一色のカニ白湯のほうが好みではありますが、
これまでのカニ白湯の粘度の高いカニスープを継承する一方で、
例年とは違う味わいで変化をつけてきたのは面白くもありました!

「ドロッとしながらもしっとり楽しめる一杯」になっていましたね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4383.html

  • 麺と心 7 - 花咲ガニの濃厚蟹そば(2018年11~12月限定第2弾)

    花咲ガニの濃厚蟹そば(2018年11~12月限定第2弾)

  • 麺と心 7 - 花咲ガニの濃厚蟹そば(2018年11~12月限定第2弾)(麺)

    花咲ガニの濃厚蟹そば(2018年11~12月限定第2弾)(麺)

  • 麺と心 7 - 花咲ガニの濃厚蟹そば(2018年11~12月限定第2弾)(メニュー紹介)

    花咲ガニの濃厚蟹そば(2018年11~12月限定第2弾)(メニュー紹介)

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2018/11訪問37回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.6
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

カニ汁のようなしっとりとした優しいカニが楽しめる一杯! 極上 蟹だし中華そば(2018年11月限定第1弾)

11月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

ここ2ヶ月ほど特定の魚介をテーマにしない限定が続いてましたが、
今月はこちらのお店の冬らしい「カニ」を主役にした限定です!

もともとは前半は「蟹」、後半は「鮭とイクラ」の予定でしたが、
前半と後半でそれぞれタイプの違った「蟹」のラーメンを出して、
「鮭とイクラ」については12月に移行する予定に変わりました!

さて、「麺と心 7」では蟹の限定は定番でもあるのですよね!
毎年12月になると、蟹の限定が登場するのが基本になってましたし!

麺と心 7 蟹白湯ラー麺 ~まろやか蟹味噌ソース添え~(2017年12月)
麺と心 7 蟹白湯ラー麺 ~自家製太ちぢれ麺~(2016年12月)
麺と心 7 濃厚 蟹そば(2015年12月)
麺と心 7 カニ白湯&から揚げ(2014年12月)

ただ今年に関してはそれが11月と1ヶ月早まってはいますが!

でも今回の「蟹だし中華そば」は明らかにこれまでと違うのですよね!

これまでの「麺と心 7」は魚介白湯一本で攻める形だったので、
「蟹白湯」も基本的に濃度が高く、しっとりした味というよりは、
味噌なども含めたワイルドに攻める蟹の風味だったのですよね!

それに対して今回はどうも清湯系の蟹スープのようなのです!(`・ω・´)

清湯系の蟹スープはこちらのお店としては非常に珍しく、
これまでの「蟹白湯」とは違う路線が見られる予感がします!

それに惹かれたということもあって、今回の限定を狙ってきました!

月の後半のほうに登場する限定を狙うという手もありましたが、
後半は「蟹」の濃厚Ver.ということで、以前の蟹白湯に近そうですし、
ここはあえて新境地に踏み出したほうを食べてみたいですからね!

ただ従来の「蟹白湯」は安心して食べられる安定感があるのですが!

うん、やっぱり今回は澄んだビジュアルに仕上げてますね!

◎スープ
まずはスープですが・・・おっ、しっとりとしたカニの旨味ですね!(●・ω・)

明らかにこれまでのこちらのお店の「蟹白湯」系とは路線が違います!

これまではカニ殻、カニの身をはじめ、カニ味噌をどさっと溶け込ませ、
それを白湯仕立てにし、さらにカニ味噌のワイルドさを立てることで、
「攻撃的でありながらもまろやかなカニ風味」を指向してたのですよね!

それと比べると、今年は「カニをたくさん使ったカニ汁」的な旨味で、
カニの殻による甲殻類らしい風味、カニの身の持つしっとりした旨味、
この2つに重点を置いて、カニ味噌のワイルドさはあえて加えていません!

なので、「上品だけど濃いカニのスープ」という表現が似合うかもです!

今回はラーメンということで麺を中心に合わされているのですが、
このスープで野菜を煮込んでスープにしてもおいしいでしょうね!

いっそこのラーメンを野菜をふんだんに入れても良かったかもです!

このスープは一種の汁物のように楽しんだほうが映えそうですね!
それも冬の寒いところでこのスープを飲むと抜群でしょうね!(=゚ω゚)

そしてそんなしっとりとしたカニの旨さを立てているスープですが、
ここにピシッとアクセントを加えているのがカニ風味の香味油です!

この香味油が絡むとカニの風味がちょっとワイルドに主張してきます!
しっとりとした印象だけでなく、きちんとメリハリも意識されてますね!

また今回のスープは隠し味として和山椒も加えられています!
それによって香りの良さを引き立てるという狙いもありますね!

ただ自分は食べていて和山椒の存在に気付いていなかったですが;

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、カニの脚、レンコン、海苔、ねぎです!

カニの脚以外は、おおむねこのお店の基本のトッピングですね!

カニの脚は1本だけですが、身はしっかり入ってましたね!
奥のあたりの身も箸でこそげ取ると最後まで楽しめます!

海苔については磯の風味を高めるという狙いがあったのですかね!
ただその場合は生海苔とかのほうが良かったような気もしますが!

ねぎはラーメンとしてもスープとしても欠かせない存在ですね!
一つのスープとして見ても、やはり薬味はほしいですからね!

残るレアチャーとレンコンはこちらのお店の定番の具材ですが、
できればここに何らかの変化があるほうが面白かったかもですね!

スープで少し野菜を煮込んで、それがこれらの具材のかわりに入る、
そうした「カニ汁風ラーメン」だったらもっと気に入ったかもです!(*゚◇゚)

◎麺
麺は厚みが控えめで、少し縮れのある平打ち麺となっています!

平打ち麺と聞くと「こちらのお店の定番」と思えたりしますが、
今回の麺は明らかにこのラーメン専用のものになってましたね!

いつもの平打ち麺よりやや薄く、縮れがちょっとついてましたし、
何より食感が普段よりもいくぶんみずみずしい感じだったのですよね!

なので、麺そのものもほどよいプリプリ感を見せてくれるのですが、
それ以上にスープと一体化して、スープを構成する一部となるような、
そういう印象をいつもよりも強く抱かせるバランスになってましたね!(*゚ー゚)

優しさのあるスープのときには、このタイプの麺もアリでしょうね!

◎まとめ
大量のカニを使って仕上げたスープながらもパンチ重視ではなく、
しっとりとしているので、インパクトを求めると少しずれますが、
ただ不思議と引き込まれて飲み干したくなるスープなのですよね!

なので、「パンチのあるカニスープ」という印象では臨まずに、
「深みのあるカニ汁ラーメン」と思いながら食べてみると、
これはなかなかハマってしまう力のある一杯だと思いましたね!

海苔を残して雑炊っぽい感じでご飯を投入しても合いそうですし!

これまでのこちらの「蟹白湯」とは一味違うカニが味わえました!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 極上 蟹だし中華そば(2018年11月限定第1弾)

    極上 蟹だし中華そば(2018年11月限定第1弾)

  • 麺と心 7 - 極上 蟹だし中華そば(2018年11月限定第1弾)(麺)

    極上 蟹だし中華そば(2018年11月限定第1弾)(麺)

  • 麺と心 7 - 極上 蟹だし中華そば(2018年11月限定第1弾)(メニュー紹介)

    極上 蟹だし中華そば(2018年11月限定第1弾)(メニュー紹介)

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2018/10訪問36回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.6
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

魚介だしの深い旨味に魚介の香ばしさが広がる魚介ラー油の共演! 魚介ラー油肉そば(2018年10月限定第2弾)

10月の月別限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!

今月の月別限定はちょっと変則的になっているのですよね!

月の前半は新しい限定を提供できない状況が続いてしまって、
第1弾の限定「海老カレーラーメン」が10/13から提供されました!

もともとこの第1弾は10/21までの予定ぽかったのですが、
10/22から第2弾の「魚介ラー油肉そば」が始まりましたが、
「海老カレーラーメン」のほうも提供が続けられています!

なので、2つの限定が10/31まで提供される予定となってます!

ただこのところ月の初めから限定が始まらないこともあるので、
この2つの限定ももしかすると月をまたぐ可能性もあるかもですが!

11月は「鮭とイクラ」、「カニ清湯」の2つの限定が提供予定です!(=゚ω゚)

特定の魚介をテーマにした限定が登場するのは少し久しぶりですね!

レギュラーメニューがリニューアルされた今年の8月からは、
限定のテーマもこれまでに比べて変則的になってましたからね!

ただ月に2つの素材を扱うのはちょっと新しい形ではあります!

ちょっと今の自分だとその両方を食べに行くのは難しいので、
おそらくは「カニ清湯」を狙っての訪問になると思います!

今回は「海老カレーラーメン」と「魚介ラー油肉そば」の
2つの限定が提供されてましたが、今回は後者にしました!

というのも、ちょっと後者のラーメンに興味が向いていたのですよね!

「ラー油肉そば」というと、最近は和そばの1ジャンルとして確立され、
ラーメンとは違う業界ながらも新風を吹き込む存在となっています!

今回の商品名を見るに、それに対する一定の意識はありそうです!
「ラー油そば」ではなく「ラー油"肉"そば」なのもそう感じさせます!

そんな「麺と心 7」流の「ラー油肉そば」が果たしてどうなるのか、
そのあたりをちょっと体験してみたいという思いがあったのですよね!

おぉ、これはなかなか豪華なビジュアルに仕上がっていますね!

「肉そば」の「肉」はあくまでいつものレアチャーシューですが、
少しカットが薄めで、そのかわり枚数が4枚と多く入っています!

自分は薄切りのほうが好きなので、これはけっこううれしいですね!

◎スープ
まずはスープですが・・・おっ、和風の香りのする魚介だしですね!(●・ω・)

こちらは魚介スープを専門としたお店ではあるのですが、
その基本形はあくまで鯛などの鮮魚系スープなのですよね!

それに対して今回はけっこう和風だし寄りになってましたね!
主に節系素材の持っている旨さを前面に立てた味となっています!

たださすがは魚介スープを主役にしているお店だけあって、
和風寄りのスープでも深い旨味とまとめ方の上手さを見せますね!

「一つの和風だしとして深く旨い」、まずこれがあるだけで
このラーメンが間違いのない存在になってくれますからね!

そしてそこにガーリックなどの刺激的な存在も見え隠れします!

これはもともとの「ラー油肉そば」がワイルドな路線であることから、
このお店なりに刺激的な要素を加えたという側面があるでしょう!

和そば屋における「ラー油肉そば」が和風だしの優しい旨味よりも、
甘みのある醤油が強めのかえしとラー油をぶつけ合うのに対して、
こちらはかえしは強くなく、完全にだし主体の味となっています!

その分だけ、こちらのほうが優しい味わいとして楽しめますね!

そしてこのラーメンで欠かせない存在となっているのがラー油です!

一般の「ラー油肉そば」に使われるのはもっと一般的なラー油で、
唐辛子の辛味と植物油そのものの持っているコクを前面に出しますが、
こちらは「魚介ラー油」ということで、魚介の旨味が入っています!

そのため、ラー油から上がる香りもまた魚介の香ばしさがあります!
このラー油の持っている香りとコクは非常にいい効果を挙げてましたね!

ベースのスープとこのラー油だけでほぼ完成している感じでしたからね!

さらにこの商品のもう一つのポイントが「魚辛粉」というものです!

チャーシューの上に乗っている唐辛子風の赤い粉がそれですね!
これをスープに溶かすことによって味変ができるようになってます!

それを溶かしてみると・・・うん、一気にシャープさが増しますね!(*゚◇゚)

辛さに関してはあくまで通常の辛口レベルではあるのですが、
だしの深さ+ラー油の香ばしさというバランスに変化が生まれ、
深いだしの中から唐辛子や山椒系のピリピリとした刺激と、
魚粉によるよりワイルドな魚介だしの感覚が強まってきます!

この「魚辛粉」については増量することもできるのですが、
自分としては通常レベルぐらいでちょうどいいように思います!

だしと「魚辛粉」によるバランスもまた重要な要素ですからね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー4枚、レンコン、海苔、青ねぎです!
こちらのお店としてはかなりオーソドックスなトッピングですね!

ただ今回のメニューに関してはこれで正解だったように思います!

だしが非常に正統派なので、いつも以上に肉との相性がいいですし、
あまりひねりを入れた具材にする必要性が特にないですからね!(*゚ー゚)

チャーシューはあまり分厚くて脂身が多いと苦手になるのですが、
今回のレアチャーはほどよくスープにつけて熱を加えたうえで、
スープにしっかり浸して食べると絶妙の旨さを見せましたね!

「ラー油肉そば」という名前に負けない肉の存在感があります!

レンコンのシャクシャクとした食感はこのお店の大きな特徴ですね!
メンマのコリッとした質感とはまた違ったものを見せてくれます!

海苔はスープに浸してから麺を食べるといい活躍を見せますね!

◎麺
麺は平打ちの多加水麺で、透明感のある仕上がりとなってます!

平打ち麺はこちらのお店における大きな特徴でもあるのですが、
以前はもっとパツッとした食感を感じる茹であげだったところ、
最近はこんなふうに少ししなやかに仕上げることも多いですね!

でもって、今回はこれぐらいの質感が非常に合っていましたね!(`・ω・´)

スープの中から麺の存在感がパツパツと目立ってくるというより、
麺の持つツルツル感や軽いプリ感などはしっかりと維持させながら、
スープとぴったり寄り添うバランスにそろえる絶妙さがありました!

スープと麺との一体感という点で非常に優れた麺と言えましたね!

なので、後半に少し食感がゆるんできても飽きが来ることはなく、
スープにしっかりとなじんだ麺のおいしさを楽しめましたね!

◎まとめ
販売期間は10/31までのはずなのでもう残り期間は少ないですが、
「麺と心 7」流の「魚介ラー油肉そば」、上手くまとまってますよ!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4308.html

  • 麺と心 7 - 魚介ラー油肉そば(2018年10月限定第2弾)

    魚介ラー油肉そば(2018年10月限定第2弾)

  • 麺と心 7 - 魚介ラー油肉そば(2018年10月限定第2弾)(麺)

    魚介ラー油肉そば(2018年10月限定第2弾)(麺)

  • 麺と心 7 - 魚介ラー油肉そば(2018年10月限定第2弾)(メニュー紹介)

    魚介ラー油肉そば(2018年10月限定第2弾)(メニュー紹介)

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2018/09訪問35回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

魚介の澄んだスープに胡椒のガツンと効いたアクセント十分の一杯! 胡椒そば(醤油)(2018年9月限定)

9月の月別限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
9月の限定は「胡椒そば(醤油)」というラーメンです!

8月途中でレギュラーメニューが全入れ替えになったことで、
継続されていた毎月の魚介白湯の限定がどうなるか不安でしたが、
とりあえず9月に関しては新たな限定が登場する形になりました!

ただ「魚介白湯」という枠組みは外されたような感がありますね!(=゚ω゚)

8月の限定の「海老とアサリの極上塩ラーメン」の時点で、
すでに魚介白湯というスタイルではなくなってはいましたが、
それでもこのときはまだ魚介メインのネーミングでしたからね!

それに対して今月は胡椒が主役なので明らかに方向性が変わってます!

果たして10月以降も方向が変わりつつ月別限定が継続されるのか、
それとも限定そのものが違う形になるかは注目していきたいですね!

ちなみにこの限定は9月17日頃までの提供予定となっています!
その後、提供期間が少し延長されることが決定しましたが!

レギュラーメニューも魚介白湯以外のラーメンが増えましたし、
「魚介白湯専門店」から方向性を変えつつあるのかもですね!

あれ、そういえば提供されるラーメンの器が変わってますね!

これはJunk Story系列のロゴマークデザインの器ですが、
もともとこのお店の器はもっとシンプルなものでしたしね!

見た記憶があると思った「M.I Label」で使われていましたね!
その器をこの「麺と心 7」でも使うようになったのでしょう!

器はともかく、ラーメンのビジュアルもインパクト大ですね!
粗挽きの黒胡椒がこれでもかと大量にかかっていますからね!

さすがにここまでかかっているというのは少々予想外でした!

◎スープ
まずはスープですが・・・おぉ、これはパンチが効いてますね!(●・ω・)

ベースは魚介系の清湯で、それもどっしりと旨味を立てるというよりは、
すっきりとした中にじわっと広がるような旨味を見せるタイプですね!

節系の旨味をガンガン前面に立てるようなスープとは違いますし、
ベースのスープそのものはパンチで攻め立てる感じではないです!

本来はそうしたじんわり系の旨味で食べさせるスープなのでしょうけど、
今回は胡椒という明確なアクセントを持った主役を抱えているので、
魚介のスープはあくまで下支えというような位置づけになっています!

そしてここに風味が強めの醤油ダレと大量の黒胡椒が重なります!

やや色の濃い醤油ダレと多めの胡椒が合わさるスタイルを見るに、
これはこちらのお店流に仕上げた「富山ブラック」とも言えそうです!

ただ決して醤油辛さをガンガンに立てるようなスープになっておらず、
醤油の存在は明確でありながらも、カドではなく醤油の風味が生きていて、
スープの根幹を支える重要な旨味として機能してくれているのですよね!

そして何と言っても面白いのが、大量に入っている黒胡椒ですね!(`・ω・´)

やはりこれだけ入っていると黒胡椒の清涼感ある刺激がビシビシ来ます!

ただ量は多いものの、唐辛子のような蓄積する辛さではないので、
刺激的ではありながらもサラッと食べられる辛さとなっています!

このあたりは胡椒の辛さの持つ大きな長所と言っていいでしょうね!

そして面白いのは、胡椒の風味がスープに強く出ることによって、
どこかレトロな中華そばを思わせる雰囲気を持っていた点ですね!

昔のラーメンって、胡椒をかけるのがデフォルト的な感じでしたし、
その胡椒の風味が一つのポイントになっていたりもしましたからね!

なので、大量の黒胡椒による強いアクセントや刺激と同時に、
どこか懐かしさも感じさせるところに大きな魅力がありました!

このラーメンのベースのスープはおそらく動物系は使ってないので、
そうした昔ながらの鶏ガラ系ラーメンよりはライトではあるのですが、
そうでありながらほっこりしたレトロ感があったのは面白かったですね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、レンコン、海苔、青ねぎです!

自分はこちらのお店のレアチャーをときどき苦手に感じるのですが、
今回のラーメンにはこのレアチャーがピタッとハマっていましたね!

レアチャーって魚介白湯系のスープよりは、今回のスープのような
ラーメンらしいスタイルのスープのほうが合うのかもしれませんね!

魚介白湯系のスープは素材となっている魚介の個性が強く出るので、
豚肉と合わせるとちょっとミスマッチになる面もあるのでしょうね!

というか、醤油が強めのスープだから合ったという側面もありますね!

自分はこのピンクの状態よりも、スープに沈めて少し熱が入った段階で、
スープの風味と合わせるようにして食べるのが非常に気に入りましたね!(*゚ー゚)

レンコンはこちらのお店ではちょくちょく使われる具材ですね!

メンマのコリコリ感ではなく、レンコンのシャクシャクとした食感で
全体にアクセントをつけるというような形になってるのですよね!

甘辛くつけられた味もちょうど良く、意外にラーメンとよく合います!

焼き海苔はこちらのお店ではけっこう珍しいような気もしますね!
もちろんスープをしっかり吸わせて、麺を巻くようにして食べます!

こちらのお店でこういう正統派ラーメンらしい食べ方をするのも楽しいですね!
どうしてもこちらのお店は奇抜なラーメンをよく出す印象が強いですからね!

◎麺
麺はこちらのお店らしいプリッとした平打ち麺となっています!

プリプリ感がありつつ、麺だけが目立ってしまうような感じにはならず、
きちっとスープに寄り添うようなバランスになっているのがいいですね!(*゚◇゚)

以前はもうちょっと麺が単独で立っているような感触があったのですが、
最近はそのあたりのバランスがずいぶん良くなった印象がありますね!

◎まとめ
今回は珍しくスープを飲んだ後の写真も撮ってみました!
もちろん入っている黒胡椒の量をわかりやすく見せるためです!

これだけ入るのですから「胡椒そば」という名前もわかりますね!
ちなみにこの後でこの器の底の胡椒もしっかりと全部食べました!

これまでの限定とは一味違った新機軸を感じさせる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4263.html

  • 麺と心 7 - 胡椒そば(醤油)(2018年9月限定)

    胡椒そば(醤油)(2018年9月限定)

  • 麺と心 7 - 胡椒そば(醤油)(2018年9月限定)(麺)

    胡椒そば(醤油)(2018年9月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 胡椒そば(醤油)(2018年9月限定)(胡椒)

    胡椒そば(醤油)(2018年9月限定)(胡椒)

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2018/08訪問34回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

シンプルな和風つゆにつけて自家製麺の風味を楽しむ冷やしつけ麺! ざる小麦そば

「麺と心 7」の新たなレギュラーメニュー「ざる小麦そば」を食べました!

現在のレギュラーメニューは以下の4つのラーメンとなってます!
・濃厚魚介そば(塩)
・鯛そば(塩)
・和風中華そば(塩・醤油)
・ざる小麦そば

「濃厚魚介そば」は以前のレギュラーからの継承ですね!
ただ今回のほうがより濃厚なスタイルとなったようです!

「鯛そば」、「和風中華そば」とだんだん濃度が下がるようです!

そしてこの4つの中で明らかに異色なのが「ざる小麦そば」です!
これは普通のつけ麺ではなく、つけ汁も冷たいのですよね!

また「自家製麺の香りを楽しむための、つけ麺です。」とあり、
このお店としては珍しく麺を主役にした商品なのが伝わります!(*゚◇゚)

むむ、これは紛れもなく「ざるそば」を意識した商品ですね!
つけ汁が完全に「ざるそば」のつけ汁っぽい感じですしね!

実際はこうしたスタイルのつけ麺を出すお店はいくつかあり、
「麺哲」系列の「盛り」はこのスタイルの代表と言えますし、
その弟子だった「丈六」も「ざる中華」を以前から出してます!

おそらくこの商品は直接的には「丈六」のメニューのインスパイアですかね!
「ウチの店も麺で勝負するつけ麺を作りたい」という思いなのでしょう!

でもって、この商品はこのお店として非常に新しくもあるのですよね!
なぜならここには「魚介白湯」的な要素は完全に皆無ですからね!

つけ汁は節系などを効かせた和風魚介風味ではありますが、
それはこのお店が志向してきた魚介系とはまた違いますし!

◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・うん、間違いなく「ざるそば」系ですね!(●・ω・)

ベースに魚介によってしっかりとした旨味を下支えとして作り、
そこに甘みのある濃い醤油感をもったかえしを合わせてまとめる、
もう王道の「ざる中華」系のつけ汁と言ってしまっていいでしょう!

もちろんつけ汁は冷たいので、基本的には夏向けメニューに近いです!

基本的には魚介系なので、このお店らしいと言えなくもないですが、
それでも普段とはアプローチを変えたメニューなのは間違いないです!

なので、魚介を生かしつつも新機軸のメニューと呼んでいいでしょう!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、レンコン、青ねぎ、わさびです!(`・ω・´)

レアチャーシューはちょっとこの中では存在感が強すぎますね;

麺を巻いて食べられるくらい薄くスライスしたものを使うか、
あるいは事前に軽く熱を入れるなどの工夫が欲しかったですね!

ちょっと一つの具材としてあまりに単独で目立ちすぎてましたね;

「麺哲」の「盛り」は事前に熱を通すことによって油を出して、
それを麺に絡めさせることで中華らしい雰囲気を立ててましたが、
さすがにそうしたチャーシュー使いの妙まではなかったですね!

レンコンはこちらのお店では定番となっている具材ですね!
シャクシャクとした食感がいいアクセントとなっています!

ねぎはごく普通の薬味で、麺に絡めながら食べていきます!
このあたりは「ざるそば」の食べ方とほぼ変わりませんね!

そしてこの中で大きなアクセントになるのがわさびです!
たしかわさびは注文時に抜いてもらうこともできたはずです!

まずこのわさびはつゆにそのまま溶かすのはもったいないです!(=゚ω゚)

つゆはそのままで、麺にちょこちょこと乗せたうえで、
その麺をつゆにつけて食べるのが基本となります!

そうすることで麺の風味、わさびの香り、つゆの味がどれも楽しめます!

またこのつけ汁はあえて味がちょっと濃いめになっているので、
麺は全部つけるのではなく、全体の1/2ぐらいがちょうどいいです!

そうすることで麺の風味とつゆとのバランスがどちらも立つのですよね!

◎麺
そして麺ですが・・・主役にするだけの価値は感じさせる麺ですね!

いつもよりやや細めで平打ち、そして透き通った質感を持った麺です!

てっきり風味の強い焙煎小麦を練り込んだ麺を使うかと思いきや、
極めてシンプルな形で小麦の風味を立てる形で来たのですよね!

まず食感に関しては申し分のない完成度といっていいでしょう!(*゚ー゚)

つるりとしたすすり心地とのど越し、噛んだときのほどよい弾け方、
それと同時にふわっと香る小麦など、上手くまとめられた麺ですね!

「丈六」さんの麺に比べると、少しだけ多加水麺が低い感じですかね!
でも一般的に見ればこちらの麺もかなりの多加水麺にはなるでしょう!

風味という点では「麺哲」の「盛り」にはなかなか及びませんね!
「麺哲」の「盛り」の麺の香りはもはや反則級に近いですからね!

でもこちらのストレートに堪能できる小麦の香りもなかなかです!

◎まとめ
このメニューに関しては「つけ麺が食べたいとき」に選ぶのではなく、
「ざるそば」的な形で「麺を味わいたいとき」に食べるのがオススメです!

「こちらのお店の麺って、こういうおいしさがあるのだな」と、
そうしたことを再確認する感じで頼むメニューと言えるでしょう!

これまでの「麺と心 7」の中でも、特にストレートな内容の一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4255.html

  • 麺と心 7 - ざる小麦そば

    ざる小麦そば

  • 麺と心 7 - ざる小麦そば(麺)

    ざる小麦そば(麺)

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2018/08訪問33回目

4.0

  • 料理・味4.3
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

あさりと海老のしっとりスープとガツンと来る海老油の2つの表情を楽しめる一杯! 次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン(2018年8月限定)

8月の限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」に行ってきました!
今月はちょっと特別な限定メニューとなっているのですよね!

Yahoo!の「最強の次世代ラーメン決定戦」の本選に出場している
「次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン」が限定となっています!

名前はかなりインパクトのあるこの決定戦ではあるのですが、
単にラーメンの名前と見た目だけで投票するというシステムで、
1人1回ではなく、毎日1回ずつ投票できる方式となってます!(=゚ω゚)

さて、今回のラーメンは海老とアサリのミックスとなってます!
海鮮素材を2種類合わせるというのがこちらのお店らしいですね!

ちなみに8月に行われたメニューリニューアルと並行して、
麺量についての選び方も以前とは方式が変わってます!

以前は通常料金で並盛と中盛を選べるシステムでしたが、
中盛が廃止され、通常料金では並盛だけとなっています!

一見すると、麺量のサービスがなくなったように見えますが、
実は以前の中盛の麺量と新しい並盛の麺量は同じなのですよね!

なので、むしろ中盛がデフォルト化したとも言えるでしょう!
そのためこの新しい方針で麺量で損をすることはありません!

というわけで、「海老とアサリの極上塩ラーメン」がやってきました!

◎スープ
このラーメンは提供されるときに、器の左側と右側で
スープの味が違うのを楽しんでくださいと言われます!

左側はあさりだし、右側は海老が優勢なスープだそうです!

まずは左側ですが・・・しっとりしたあさりだしですね!(*゚◇゚)

あさりの深い旨味を軸にしながら海老の風味なども重なり、
貝のパンチがありながらもしっとりとした印象が強いです!

これだけでも一つの貝系清湯スープとして成り立ってますね!

こちらのお店は基本的に魚介白湯を中心に据えてますが、
今回のラーメンに関してはむしろ清湯寄りの内容ですね!

次に右側ですが・・・こちらは海老の主張がガンガン来ますね!(●・ω・)

とはいえ、実はベースのスープが違うわけではないのですよね!

もっともあさりのスープと海老のスープを別々に作って、
それを直前に合わせているという可能性はありますが、
それは結局どんぶりの中で一つに合わさりますからね!

なので、左側と右側の差を生み出しているのは大量の海老油です!

画像でもわかるように、海老油は明らかに右側に偏っていて、
さらにそこに小海老具材まで入って海老系を強めています!

まず何と言ってもこの海老油の風味と香ばしさが素晴らしく、
それがダイレクトに楽しめる前半は海老がガンガン来ますね!

なので、スープもオイルも海老一色で染めるタイプではなく、
スープはあさりと海老の複合清湯で、それを海老油によって
海老の強いパンチを加えたのが右側のスープと言えるでしょう!

さらにそのすぐ近くに小海老がどっさりと入っているので、
これを麺に絡めながら食べると海老油の風味が来るとともに、
小海老の香ばしさがガンガン攻めて来て海老を堪能できます!

一方で海老要素の薄い部分を食べるとあさりの主役感が楽しめる、
こういうふうに2つの味が楽しめるというのは面白いですね!

「香味油をあえて一方向に偏らせる」ということによって、
2種類の味を一つのどんぶりの中に共存させられるのですね!

なので、このラーメンは最初に一気にまぜないほうがいいです!

◎トッピング
具材はレアチャーシュー、メンマ、小海老、ねぎ、黒胡椒です!

小海老を除けばかなりオーソドックスな構成なのですよね!

こちらのお店がメンマを使うのは意外と珍しいですし、
薬味もねぎのみと、いつものようなひねりはありません!

レアチャーシューもいつもより薄切りでしっとりしていて、
自分としてもちょうど好みに合う内容になってましたね!

小海老は先に触れたように海老感を高めるための存在ですが、
それ以上にアクセントとして機能していたのが黒胡椒です!

もともとが魚介ベースのスープで優しさを持っているので、
そこにバチッとしたパンチを黒胡椒が加えてくれています!(`・ω・´)

それによってスープ全体に引き締まった雰囲気がありますね!

◎麺
麺はこちらのお店らしい平打ちの中細ぐらいの麺となってます!

こちらのお店の麺もずいぶん安定感が高まってきた印象ですね!

以前は少し硬めに茹でてパツッとした質感も出していましたが、
今は茹で時間も長くなって、この多加水自家製麺が本来持っている
プリッとした食感となめらかさが強調されるようになりましたね!(*゚ー゚)

またこの麺がスープとのなじみが非常にいいのですよね!
なので、今回のような優しいスープにも申し分ありません!

◎まとめ
香味油の入れる場所を固めることで味を上手く分けながら、
そこに小海老も添えることによって海老感をさらに強調する、
そして一方のあさりだしもしっとりとした滋味深さがあるなど、
特定の具材だけをガンガンに立てるいつもの月別限定よりも、
安心して複合的な旨さを楽しめる一杯にもなっていましたね!

今のところは9月以降の方針は特に告知されていなかったですが、
月別限定が続くのかどうかも含めて注目していきたいですね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4236.html

  • 麺と心 7 - 次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン(2018年8月限定)

    次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン(2018年8月限定)

  • 麺と心 7 - 次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン(2018年8月限定)(麺)

    次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン(2018年8月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン(2018年8月限定)(紹介パネル)

    次世代 海老とアサリの極上塩ラーメン(2018年8月限定)(紹介パネル)

  • 麺と心 7 - メニュー その1(2018年8月)

    メニュー その1(2018年8月)

  • 麺と心 7 - メニュー その2(2018年8月)

    メニュー その2(2018年8月)

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2018/07訪問32回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.6
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

魚介のすっきりとしつつも深い旨味にウニの磯の香りが広がるさわやかな冷やし! 冷やし雲丹ラーメン(2018年7月)

7月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!
そういえば7月には基本のメニューも一新されるようですね!

どうも新たなメニューがいくつか加わるという形のようですが!

さて、今月はウニを使った冷やしラーメンが登場しました!

これまでにウニを使った限定は何度も出てきてはいますが、
冷やしという形で登場するのは今年が初めてになりますね!(*゚ー゚)

ウニの冷やしラーメンと聞くとちょっと驚いてしまいますが、
ウニってもともと寿司などで冷たく食べることが多いですし、
そう考えるとウニの冷やしって妥当な狙いではあるのですよね!

今回はこのお店としてはオーソドックスなビジュアルですね!

普通のお店ではトッピングにレンコンが入るのは珍しいですが、
こちらでは基本のラーメンにもともとレンコンが乗りますしね!

海苔についても過去のウニ系のラーメンで使われていましたし、
今年新たに何か特別なものを導入した感じはないみたいですね!

ただ冷やしになるという大変化はもちろんあったわけですが!

◎スープ
まずはスープですが・・・あれっ、予想以上にすっきりですね!(●・ω・)

これまでこちらのお店でウニを使った月別限定が登場したときは、
もう完全にウニ一色と言っていいぐらいの濃厚さを見せてただけに、
今回のすっきりとした仕上がりのスープは意外性を感じさせます!

過去に出たまぜそばつけ麺に比べるとラーメンはスープが多いので、
その分だけ濃度を出しにくいという側面は考えられなくはないですが、
昨年はラーメンでありながらも強烈な濃度を見せてくれていましたしね!

でもって、こちらのお店の月別限定はテーマとなっている素材で
スープをその色に完全に染め上げるのが基本となってますが、
今回はむしろウニ以上に魚介の旨味のほうが強いのですよね!

まずベースを魚介ががっちりを固めて、その上にウニの磯の香りが乗る、
こうした濃度ではなく、風味で魅せるスタイルを見せるのは珍しいです!

食べる前はもっとゴリゴリとウニが攻めてくる路線を想像していましたし!

ただウニ以上に魚介の風味のほうが強めになってはいますが、
魚介専門のお店らしく、その魚介の深みは見事なものですね!

ウニの主張はやや控えめでも、全体の完成度は非常に高いです!

もしかするともともとはもっとウニが強い仕上がりにするつもりが、
実際に試してみると冷やしにするには重くなりすぎることもあって、
それでこうした魚介とのハイブリッド的な味わいになったのですかね!

あるいは7月のリニューアルを機に、一つの素材で押すだけでなく、
もう少し複合的な味わいも視野に入れる狙いがあったのかもですが!

そういえば少し前までウニのつけ麺がレギュラー化していたので、
それとの差別化のために路線を大きく変えた可能性もありますが!

面白いのは今回はスープの底にいくつかウニの粒が残るのですよね!(=゚ω゚)

これまでは完全にウニをペースト状にしてスープに溶かしてましたが、
今回はそこまで完全には溶かさない手法をあえて採ってるのですよね!

そのため、スープの底にあるウニを拾って食べると磯の風味が広がり、
スープ全体が海で、その中から磯の香りがふっと上がってくるような、
そういう組み立てが意図されていることも伝わってくるのですよね!

そう考えると魚介とのハイブリッド色が強いなスープも納得がいきますね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、海苔、レンコン、白髪ねぎ、糸唐辛子です!

この中でウニとハマるように組まれているのは海苔ぐらいですね!

ウニと海苔は非常に相性が良く、磯の香りの相乗効果が大きいのですよね!

今回の海苔はそこまで強く磯の香りを主張するものではなかったですが、
そのふんわりした食感と香りはウニをよく引き立ててくれてましたね!

麺に絡めつつ食べても、スープに溶かし込んで食べてもどちらもいけますね!

レアチャーシューはずいぶんと脂身の割合が高いものとなってます!

個人的には脂身の多いレアチャーは少々苦手だったりするのですが;
でもって、今回は冷やしなので余計に脂身の存在が目立ちましたしね;

それ以上にトッピングにひねりがないのが気になってしまいましたが!
レアチャーシューはこちらのお店の最も基本のトッピングですからね!

レンコンも基本のトッピングですが、味・食感は合っていましたね!
このシャクシャクとした食感とほどよい下味は完成度が高いです!

そして白髪ねぎですが、これがちょっと多すぎた気がしたのですよね(;゚◇゚)

これが温かいラーメンだったら特に問題はなかったのですよね!
というのも、熱が入って半分ぐらいのねぎがやわらかくなりますし!

ただ今回は冷やしなので、ねぎの食感や辛味はそのまま維持されるので、
この多さだと最後までねぎの存在感が強く出すぎてしまうのですよね;

中盤あたりからねぎがスープをかなり強く支配する感じになりましたし;

いつもなら薬味に関しても何らかのひねりを入れてきたと思いますが、
今回はシンプルに来たことがちょっとマイナスにはたらきましたね!

◎麺
麺は平打ちのプリプリ感の強いストレート麺となっています!

平打ち麺というとこのお店としては定番っぽさも感じるものですが、
今回の麺は焙煎小麦などは入っておらず透き通っていることから見て、
この冷やし向けに作られた専用の麺というふうに考えていいでしょう!

冷やしの麺はとにかくプリプリ感が強く出るのが特徴なのですよね!

やはり冷やしにするとその分だけ麺の食感が引き締まることになるので、
そうした質感が夏らしいさわやかさを呼び込んでくれるのですよね!

夏はこの口の中でプリプリッと弾ける感覚がよく合うのですよね!

今回はそうしたさわやかさに重点が置かれていることもあり、
風味よりもみずみずしい質感がより前面に出てきてましたね!(`・ω・´)

今月はメニューのリニューアルによる新しいラーメンの追加という
大事業と重なったこともあってか、全体的に構成がシンプルでしたね!

特にひねりの少ないトッピングにそうした影響が強く見えましたし、
まとまりの良さを重視したスープもいつもとは少し違いましたしね!

新しいレギュラーメニューの考案のほうがどうしても重きが置かれますし、
今月はちょっと月別限定がその陰に隠れてしまった感もありましたね!

訪問したのはリニューアルが行われる2日前というタイミングでしたが、
果たしてこのリニューアル後も月別限定のシステムは残るのですかね!

もしかするとこれを機に廃止される可能性もありえなくはないですしね;

ただこの限定システムは今も非常に高い人気を保っているだけに、
おそらくは8月以降も継続されるのではないかと思っていますが!

今後お店にどのような変化が出るのか見守っていきたいと思います!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 冷やし雲丹ラーメン(2018年7月)

    冷やし雲丹ラーメン(2018年7月)

  • 麺と心 7 - 冷やし雲丹ラーメン(2018年7月)(麺)

    冷やし雲丹ラーメン(2018年7月)(麺)

  • 麺と心 7 - 冷やし雲丹ラーメン(2018年7月)(メニュー紹介)

    冷やし雲丹ラーメン(2018年7月)(メニュー紹介)

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2018/06訪問31回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

海老の旨味をストレートに引き出した一杯! めっちゃ海老白湯ラーメン ABタイプ(2018年6月)

6月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

今月は訪問がちょっといつもよりも遅めになってしまいましたね!

最近は予定の空いている月曜日にこちらに来ることが多いのですが、
今月は結局行くことができたのが最後の週だけだったのですよね;

さて、今月は毎年の定番にもなっている海老の魚介白湯ですが、
今回は具の種類によって3つのタイプに分けて提供されています!

Aタイプ・・・「大きな海老」1尾
Bタイプ・・・「揚げ海老焼売」4ヶ
AB(エビ)タイプ・・・「海老」2尾+「揚げ海老焼売」5ヶ

内容を見てもわかるように、ABタイプは他よりも値段が高いです!

なんだか「AB(エビ)タイプ」を作る狙いが最初からあって、
それに合わせてAタイプとBタイプを作ったような気もしますね!

自分はこういう場合は最も豪華なものを迷わず選んでいます!
片方の具材を食べ損ねたとなるとちょっと後悔もしますしね!

ABタイプの海老は「大きな」という言葉がついてないですが、
おそらく単に文字数の関係で、同じ海老なのではと思います!

おぉ、ABタイプを選んだだけあって見た目もかなり豪華ですね!
主役の海老と揚げ焼売以外はシンプルな具材となっていますね!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、海老をギュッと凝縮した感じですね!(●・ω・)

ここ3年の海老白湯はどれも甘海老を使ったスープとなってますが、
2年前が海老をガツンと出しつつXO醤で変化をつけたスープで、
昨年が海老クリームコロッケ的なまろやかさが強かったのに対し、
今回はかなりストレートに海老を打ち出してきた印象があります!

変化球をあまり入れずに、とにかく甘海老の頭から尻尾まで、
海老の持つ甘み・旨味・香ばしさを一気にまとめ込んだ感じで、
非常に素直に作り込んできた海老のスープという感じですね!

実際に今回は具材などにも特に変化球が入っていないですからね!

2年前はXO醤、昨年はアボカドや大葉などが入っていましたが、
それに比べると今回は真っすぐに海老一色でそろえていますね!

また海老油についても自然にスープに溶け出たものにしぼって、
あえて仕上げに海老油をかけるという手法は取ってないです!

そうでありながら、スープを飲むと海老油が少し絡んできて、
それが海老の香ばしさと旨味をグッと引き立ててくれますね!

またアクセントとして粗挽きの黒胡椒がけっこう効いてます!
これによって夏らしい清涼感がふわっと上がるのですよね!

そして今回のスープの意外なポイントとなるのが具材の海老です!

この具材の海老は身を少し引っ張ると頭ときれいに分かれるのですが、
このとき頭のほうに海老味噌系のものがちょっと残るのですよね!

それを箸でスープに溶かし込むと全体の味わいが一段高まります!(`・ω・´)

ノーマルのスープだと非常に素直な海老の風味という感じですが、
ここに大海老の味噌が加わることでちょっと複雑味が加わります!

そうすることでより海老をたっぷりと楽しめるスープになりますね!

なので、その点を踏まえると具材はAタイプかABタイプがオススメですね!
Bタイプの場合は普通にトッピングとしてのみ楽しむ感じになりますので!

◎トッピング
トッピングはABタイプということで大きな頭付き海老が2尾、
揚げ海老焼売が5個、ピンクスプラウト、ねぎなどとなってます!

器の左奥に見える葉っぱがちょっと謎ですが、これはバジルですかね!
この葉っぱが口に入ったときにバジルを思わせる風味がありましたね!

このラーメンにおける変化球と言えばこの部分だったと言えますね!
ただあまり意識していないと気付かない可能性もありましたが!

そして今回は主役の具材が2種類あるということで実に豪華ですね!

先ほどスープとの兼ね合いでは大海老がオススメだと言いましたが、
純粋にトッピングとして見ると揚げ海老焼売の活躍度が高いです!(*゚◇゚)

中身は海老のすり身や小さい海老などがぎっしりと詰まっていて、
しかも揚げてあることで実に香ばしく仕上がってるのですよね!

でもって、スープがそのままタレとして機能するのもいいですね!
この焼売にスープを絡めて、さらに薬味をつけて食べるのもアリです!

一つの海老焼売として見ても、クオリティの高い内容でしたね!

そして海老は大きいだけあって、海老の風味がたっぷり味わえます!

大きいので食べごたえもありますし、ブリッとした力強い食感、
とにかく海老のリアルな味わいを楽しめるのが特徴となってます!

海老らしさをストレートに楽しみたいときはこちらがいいですね!

でもやっぱり少々高くても両方入ったABタイプが自分はオススメですが!(*゚ー゚)

◎麺
麺はいつものセブンらしいプリ感のある平打ち麺となってます!
焙煎小麦らしきものが少し配合されているのもセブンらしいですね!

以前は茹で時間をやや短めにすることで、食べ始めはパツッと、
食べ進めるにつれてプリッとしてくることが多かったですが、
最近は最初の頃からプリ感が前面に出てくることが多いですね!(=゚ω゚)

それによって麺とスープの一体感もより高まっていますね!
特に今回はスープの主張が強いのでまとまりは非常にいいです!

そのかわり麺が単体で強く主張するという感じはやや薄いですが!

◎まとめ
とにかくストレートに海老感を打ち出してきたスープに、
海老をギュッと凝縮した焼売にリアル感のある大海老と、
変化球をたくさん入れてくることが多いこのお店としては、
かなり素直、それでいて豪華な仕上がりになっていましたね!

海老をとことん楽しみたいときにはピッタリな一杯ですね!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - めっちゃ海老白湯ラーメン ABタイプ(2018年6月)

    めっちゃ海老白湯ラーメン ABタイプ(2018年6月)

  • 麺と心 7 - めっちゃ海老白湯ラーメン ABタイプ(2018年6月)(麺)

    めっちゃ海老白湯ラーメン ABタイプ(2018年6月)(麺)

  • 麺と心 7 - めっちゃ海老白湯ラーメン(2018年6月)(メニュー紹介)

    めっちゃ海老白湯ラーメン(2018年6月)(メニュー紹介)

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2018/05訪問30回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

鰹の旨味をバチバチに効かせた王道の魚介風味ながらもパンチのある一杯! 鰹白湯ラーメン 磯野カツオ丼セット(2018年5月)

5月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!
5月の魚介白湯のテーマとなっているのは「鰹」です!

鰹は魚介系のラーメンとしては定番中の定番の素材ですね!
鰹やサバは節系としてラーメンでは中心的な存在ですしね!

鰹の月別限定はこれまで2016年2014年に登場してます!

ただ、そのどちらも今回とは違ってつけ麺ではありましたが!

鰹系の限定はどうしても難しい部分が出てきてしまうのですよね!(=゚ω゚)

というのも、基本の味がまさに定番である魚介の風味になるので、
そこに何かしらの大きな変化を加える必要性が出てくるのですよね!

もちろんただただ純粋に鰹白湯を楽しめるスタイルもいいのですが、
それで終わらないのがこちらのお店の大きな特徴でもありますし!

2014年版ではかつおのたたきを思わせる味変薬味が多く登場し、
それによって結果的にかなり複雑な味になったのをおぼえてます!

2016年版は麺のほうにバジルソースやトマトソースが絡められ、
さらに2種類の香味油も合わさり、鰹白湯という王道つけ汁に対し、
様々なアクセントが重ねられるというにぎやかな一杯でした!

さて、今年の鰹白湯はいったいどんなスタイルで来るのでしょうね!

いかにも鰹の風味がプンプンと漂ってきそうなスープを軸に、
かつおのたたきが乗り、4種類の薬味も用意されています!

方向性としては2014年版に近いタイプと言って良さそうです!

全体的にかつおのたたきを意識した構成になっていますね!
かつおのたたきというと、やはり薬味が大きなポイントですし!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、やはり王道の鰹の風味ですね!(●・ω・)

鰹などの魚介メインで取った白湯スープに鰹の魚粉をどっさり加え、
どこをどう切り取っても王道の鰹の旨味あふれる白湯となっています!

これぐらい強い鰹には強い動物系が合わされることも多いですが、
こちらのお店はあえて動物系を合わせないのが個性でもあります!

なので、濃度はものすごく高いのにサラッと食べられるのですよね!
濃厚白湯系=重いという概念は、こちらのお店にはないと言えます!

これがこのお店の大きなポイントの一つと言っていいでしょうね!

とにかくベースのスープに関してはとにかく鰹一色と言っていいです!

鰹の魚粉がガツンと効いたスープが好きなら間違いない味ですし、
ベースが白湯なので、魚介系メインならも軽さは感じさせません!

この「ほどよいレベルの重さ」というのは食べやすさの秘訣ですね!

そしてここに様々な薬味が重なることで味に変化が付いてきます!(*゚◇゚)

◎トッピング・薬味
まずはトッピングの玉ねぎとかいわれですが、非常にベーシックです!

かつおのたたきのトッピングとしても玉ねぎ系は使われますし、
それでいてクセがないのでいいさっぱり感を運んでくれます!

このあたりはもう一つのかいわれ大根についても同様ですね!

いい形でかつおのたたきの薬味をラーメンに落とし込んでます!

そして4つの薬味のうち、まず大葉ですが・・・うん、悪くないですね!

大葉はスープに溶いてしまうのではなく、少しだけ取ってから、
麺に絡めつつ食べて味に変化をつけるのがいいでしょうね!

大葉はスープとまぜると逆に存在感が薄れてしまいそうなので、
部分的にバチッとアクセントをつけるのに向いていました!

またかつお節についてもおおむね同様の使い方がいいでしょう!

というのも、スープに溶かすと完全にスープに同化するだけなので、
部分的に麺と絡めて、鰹の旨味をブーストさせる役割を担わせる、
そうすることで鰹の旨味そのものもまたアクセントになってくれます!

そして生姜ですが、これは少しずつスープに溶かすのがいいです!

生姜ってスープに与える影響が強いので懸念もあったのですが、
多少の清涼感は入るものの、スープの基本を揺るがしはせず、
後半にかけての味変要素としてはなかなか効果的でしたね!

中盤に半分ほど、後半に残り半分を入れるような感じですかね!
さっぱりしながらも、ちゃんと鰹の旨味は十分楽しめます!

そしてすだちですが、これは後半に決め手として入れるのがいいでしょう!
薬味を入れる順番としては、おそらくこのすだちが最後になると思います!

スープをさっぱり路線に振るという点では最も効果が強いですしね!
「最後にさっぱりいただきたい」、そういう狙いで入れるのがいいです!

ですが、全体のバランスが崩れないように配慮されてるのですよね!
このあたりは2014年版と比べて、大きく成長していると思いましたね!(*゚ー゚)

2014年版は薬味を入れるたびに味の方向性がどんどんと変わって、
ちょっと着地点が見えなくなっているところがありましたしね;

今回の薬味に関してはどれも蛇足的になっている印象はありませんでした!

そしてトッピングのかつおのたたきですが、これは良質ですね!

表面は香ばしく、それでいてかつおは生臭さもなくしっとりと、
それでいて鰹ベースのスープともいい相性を見せていましたね!

実は薬味に関してはこのかつおのたたきに使ってもいいのですよね!

たとえばちょっと生姜を添えて食べたりするとよく合うでしょう!
薬味をスープに生かすか、たたきに生かすかは好み次第でしょうね!

◎麺
麺はこちらのお店らしい、やや平打ち気味の多加水麺となってます!

食べてるときはいつもの麺よりもいくぶん細めに感じたのですが、
写真で見るとそれほど普段と変わらないようにも見えてきますね!

ただ、体感的にはいつもの麺に比べると主張は少し抑えな感じで、
麺がスープの中から強い食感を持って主張してくるというよりは、
スープに取り込まれたような中から麺が顔を出すという感じです!

麺そのものもみずみずしくプリプリとした食感を持っているので、
主役ではないもののラーメンを構成する一要素として活躍してました!(`・ω・´)

◎磯野カツオ丼
そしてこちらがラーメンのスープをかけて食べる〆ご飯です!
名前も「磯野カツオ丼」とサザエさんを意識したものになってます!

でもって、サザエさんを意識してるのはそこだけではないのですよね!
かつおのたたきの下にあるのは、なんとパリパリに乾燥させたわかめです!

これを細かく砕くとわかめのふりかけになりそうな感じのものですね!
あえて乾燥したわかめを使ってきたというのは面白いですね!

実際にスープをかけて食べると、たしかに相性は抜群ですね!(`・ω・)+

そもそも鰹のスープがご飯と相性が悪いわけはないですし、
そこにパリパリ食感のわかめ、そしてかつおのたたきも絡み、
ミニサイズながらも充実した味わいを楽しむことができます!

単にスープをご飯にかけるだけでなく、独自の工夫があるのがいいですね!

かつおのたたきのアイデアをベースにしながらも、鰹のスープを生かし、
独創的ながらも実験的になりすぎない絶妙のバランスの仕上がりでした!

鰹をいろんな面から楽しむという視点からすると良質な一杯でしたね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 鰹白湯ラーメン(2018年5月)

    鰹白湯ラーメン(2018年5月)

  • 麺と心 7 - 鰹白湯ラーメン(麺)(2018年5月)

    鰹白湯ラーメン(麺)(2018年5月)

  • 麺と心 7 - 磯野カツオ丼セット(2018年5月)

    磯野カツオ丼セット(2018年5月)

  • 麺と心 7 - 鰹白湯ラーメン(2018年5月)(紹介パネル)

    鰹白湯ラーメン(2018年5月)(紹介パネル)

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2018/04訪問29回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

焼いた鯛のような鯛のワイルドな旨味をとことんまで味わえる一杯! 鯛白湯ラーメン 〆鯛茶漬けセット(2018年4月限定)

4月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました;
このところ限定を食べに行くタイミングが遅れ気味ですね;

できれば月の最初ぐらいに食べに行きたいと思ってるのですが!

さて、4月の魚介白湯のテーマは「鯛」となっております!
「鯛」をテーマにしたラーメンはこれまでにも何度も出てましたね!

でもって、最近は鯛の鮮魚系のラーメンが増えてるのですよね!

これまでは魚介系というと、節系や煮干が多かったですが、
ここ数年で鯛の鮮魚でスープを取るお店が増えています!

こちらのお店はそうした流れの先駆者とも言える存在なので、
王者ならではの鯛のスープというのを味わってみたいですね!(`・ω・´)

2種類の鯛の切り身に春らしくたけのこも乗っていますね!
スープは鯛の白湯というだけあって、けっこう濁ってます!

◎スープ
まずはスープですが・・・おぉ、これはガンガン攻めてきますね!(●・ω・)

「鯛の旨味がじわっと広がる」とか「澄んだ旨味」とかではなく、
鯛の持っている旨味をとにかくワイルドに引き出した風味ですね!

それゆえに鯛の持っているクセなども多少なりとも出ていますが、
そうしたところまで含めてこのお店らしいスープと言えるでしょう!

味の方向性としては、まるで焼いた鯛を食べたときのような香ばしさ、
それに脂の乗った鯛からにじみ出てくるような油脂感が一体となって、
鯛そのものの持っている旨さと個性、コクが一気に攻めたててきます!

このあたりの遠慮をしない魚介の出し方は実にこのお店らしいです!
魚の持つクセが苦手な人なら避けたほうがいいぐらいですからね!

そのかわり鯛という素材を真正面から受け止めて味わいたい、
そうした向きからするとこれは満足度の高いスープでしょうね!

いわゆる「滋味深さ」を感じさせるスープとはタイプは違いますが、
鯛の持っている個性がビシビシ伝わるスープなのは間違いないです!

そしてそんな鯛ガラ100%で取ったというワイルドな鯛スープに、
昆布や椎茸などを加えることで旨味の下支えもしっかりしてます!

こうした和風のだしが加わることで、たけのこなどが生きるのですよね!

和だしが入るとは言っても、比重は圧倒的に鯛のほうが強いですが、
そこに安心感のあるだし風味が重なる分だけ食べやすさもありますね!

◎トッピング
トッピングは2種類の鯛の切り身、茹でたけのこ、ねぎ、水菜です!(*゚◇゚)

茹でたけのこは和だしで炊かれていてそのままでも十分おいしいです!

そういえばこのラーメンでは〆の鯛茶漬けを注文できますが、
そのときのために一つぐらい残しておいてもいいでしょうね!

この風味のたけのこであれば、ご飯とは実によく合うでしょうし!

そして鯛の切り身はごく普通の味付けをしていないタイプのものと、
味噌漬けなどをして味を含ませたうえで炙ったものの2種が入ります!

色の白いシンプルなほうは、ストレートに鯛の旨味が楽しめます!
鯛そのものを味わうという点ではこちらのほうが上と言えるでしょう!

あえて崩してスープに溶かして味を高めるという手法もありますが!

一方の味のついたほうは、噛み締めるたびにいい味が出ますね!

個人的にはこちらの鯛のほうが独自のクセが抑えられていて、
それでいて鯛の良さをストレートに味わうことができましたね!(=゚ω゚)

今回のスープは魚介系ながらもかなりワイルドになっているので、
ねぎや水菜などの薬味も多く、それで上手くバランスを取ってます!

◎麺
麺はこちらのお店にしてはやや細めで、断面の四角い多加水麺です!

これがもう少し幅広の平打ちになると、パツッとした感じも出ますが、
この太さだとストレートにプリプリ感を振りまく感じになりますね!

強いスープの中から麺を引き上げてプリプリプリッと食べていく、
こうしたスープと麺が引き出すコントラストも見事なものでした!(*゚ー゚)

いつもの延長線上ではありながらも、実に整った麺でしたね!

◎〆鯛茶漬けセット
そしてこちらが「〆鯛茶漬け」のご飯と薬味になります!
ここにラーメンの残ったスープをかけて食べていきます!

また、ここにはラーメンに乗っていたのとはまた違う鯛の身が乗ります!

こちらは刺身状態の鯛の身を仕上げに炙ったような感じですね!
なので、中のほうはまだちょっと生っぽい感触が残ってます!

一つのラーメンで3パターンの鯛が楽しめるというのはいいですね!

薬味の山椒を加えてスープをかけると一気に茶漬けぽくなります!
ご飯との相性は申し分なく、サラサラッといくことができますね!

◎まとめ
今回のスープは特に変化球を入れてくるというようなことがなく、
とにかく鯛の旨味をワイルドかつストレートに味わえましたね!

具材を鯛を中心にしていて、2種類の鯛の身を楽しめるなど、
変ににぎやかにせず鯛に絞り込んでいたのは好印象でした!

鯛をストレートに味わうという点ではなかなか楽しめる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 鯛白湯ラーメン

    鯛白湯ラーメン

  • 麺と心 7 - 鯛白湯ラーメン(麺)

    鯛白湯ラーメン(麺)

  • 麺と心 7 - 〆鯛茶漬けセット

    〆鯛茶漬けセット

  • 麺と心 7 - 鯛白湯ラーメン(メニュー紹介)

    鯛白湯ラーメン(メニュー紹介)

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2018/03訪問28回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

ハマグリタレにハマグリ香味油、ハマグリの白ワイン蒸しと、ハマグリをとことん味わい尽くせる一杯! 蛤白湯ラーメン 炊き込みご飯セット&からあげ(2018年3月)

3月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
・・・って、もうおもいっきり4月になってしまってますが;

さて、3月の限定のテーマは「ハマグリ」でございました!
ハマグリのラーメンは3年前の5月にも登場したことがありますね!

ハマグリは非常にいい旨味を持った素材でもあるので、
ハマグリのラーメンというだけで安心感がありますね!

うん、トッピングにもしっかりとハマグリが使われてますね!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、ハマグリの旨味が生きてますね!(●・ω・)

3年前に出たハマグリの限定はもっと清湯スープに近い雰囲気で、
「ものすごく濃いハマグリだしのスープ」をベースにしたうえで、
そこに必要最小限の塩味の調整を効かせたようなスープでしたが、
今回は同じハマグリでももう少し変化をつけてきた感があります!

というのも、どうも今回は逆にタレに重点を置いたようなのですよね!

ハマグリを濃縮させたような旨味を持たせたハマグリ醤油ダレに、
さらに香味油にもハマグリの風味を強く移す手法を取ったようです!

要は今回はタレによって味を決めるスタイルで来たのですよね!
同じハマグリのスープでも、そのアプローチが大きく違っています!

そのため3年前のスープが非常にストレートなハマグリ感なのに対し、
こちらは少し熟成させたかのようなカドが取れた旨味があります!

熟成感と深み、そして香味油によってもたらさせる貝の香りと、
複数の要素によって包み込むようなハマグリの旨味が楽しめます!

なので、二枚貝特有のクセは持ちながらもそこまでとがっておらず、
一定の丸みを感じながら食べることができる味わいになってましたね!(*゚◇゚)

ハマグリという素材はどう調理してもその旨味が生きますので、
そうした特徴を存分に生かしたスープになっているとも言えますね!

また、今回は白湯らしい濁りがスープに見られたのも特徴でしたね!
3年前のスープのときはほとんど清湯と言えるような雰囲気でしたし!

もともと貝によって白湯っぽい雰囲気を出すのは難しいのでしょうね!

◎トッピング
トッピングはハマグリ、ラディッシュ、白ねぎ、みつ葉です!

ラディッシュがラーメンに入るというのはいかにも斬新ですね!
こちらのお店はこうした変化球の素材をよく使ってきますからね!

かといって、別に全体の中で妙に目立ちすぎることもなくて、
見た目と味わいをごく普通に楽しめる存在となっていました!

白ねぎはごく普通の薬味で、みつ葉は軽い清涼感を与えます!

そしてハマグリですが・・・これが実に見事な味わいでしたね!(`・ω・´)

ハマグリって、そのまま煮たものを出すだけであっても、
十分な旨味が楽しめるのに、そこも工夫してるのですよね!

というのも、このハマグリは白ワイン蒸しとなっています!

白ワイン蒸しで香りが高まり、ハマグリの風味と相乗効果を見せ、
普通にハマグリを食べるよりも倍ぐらいに旨味が堪能できましたね!

やはり今回は「工夫のハマグリラーメン」と言える内容ですね!
3年前のストレートさとはあえて視点を変えてきてるのがわかります!

これまで食べてきたハマグリ具材としてはトップと言えますね!

◎麺
麺は平打ちで、プリッとした質感の強い平打ち麺となってます!

基本的にはこのお店が得意とする平打ち多加水麺ですが、
いつもに比べるといくぶん茹で時間が長めなのですかね!

なので、歯切れをアピールするような食感にはなっておらず、
最初から少しの優しさとプリ感を堪能できる麺となってます!

それゆえにスープとのなじみの良さも強く感じさせられましたね!

◎炊きごみご飯
こちらはセットとして注文した「炊き込みご飯」ですね!
具材として主役のハマグリ、昆布、ねぎが入っています!

このままで食べてもハマグリの風味が効いた醤油味の
炊き込みご飯として普通に楽しむことができるのですが、
ここに少量のラーメンのスープを加えると最高なのですよね!

そうすることでハマグリの持つ旨味が一気にブーストして、
まさにハマグリを堪能しつくせる炊き込みご飯になります!

ラーメンと方向性が同じ炊き込みご飯はこんな楽しみもできますからね!(*゚ー゚)

◎からあげ
今回は珍しく「からあげ」を3個注文してみました!
かといって、1人で3個とも食べたわけではないのですが!

この日は珍しく他の人をこちらのお店に連れてきましたからね!
それでオススメのからあげも注文するという形を取りました!

このお店のからあげはラーメン店で1・2を争う存在ですからね!

何と言っても衣のカリカリ感、これは断トツと言っていいです!(*・ω・)

そして肉のジューシーさと下味のバランスの良さも光ってますし、
そこに少し柚子胡椒をつけて食べても抜群の味になるのですよね!

以前は衣はいいものの、下味が弱かったりもしたのですが、
最近はあらゆる面から見ても弱点がなくなってきましたね!

もはやこのお店の揺るがない看板の一つと言っていいでしょう!

◎まとめ
今月はどんな攻め方をしてもいい味を出すハマグリという素材を、
あえてタレと香味油と白ワイン蒸しの具材と変化をつけることで、
熟成感と深みなどをたっぷり楽しめる仕上がりになってましたね!

ハマグリの良さをとことんまで堪能できる一杯でございました!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - 蛤白湯ラーメン(2018年3月)

    蛤白湯ラーメン(2018年3月)

  • 麺と心 7 - 蛤白湯ラーメン(2018年3月)(麺のアップ)

    蛤白湯ラーメン(2018年3月)(麺のアップ)

  • 麺と心 7 - 蛤白湯ラーメン 炊き込みご飯(2018年3月)

    蛤白湯ラーメン 炊き込みご飯(2018年3月)

  • 麺と心 7 - からあげ(2018年3月)

    からあげ(2018年3月)

  • 麺と心 7 - 蛤白湯ラーメン(2018年3月)(紹介パネル)

    蛤白湯ラーメン(2018年3月)(紹介パネル)

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2018/02訪問27回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.6
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

鱈の風味が広がるスープに明太子がぎっしりと詰め込まれた一杯! 明太子白湯ラーメン&明太子ご飯 バター醤油

2月の限定を求めて「麺と心 7」へと足を運んできました!

しかし「明太子白湯」とはずいぶんと斬新なテーマですね!
奇抜で言えばこれまでの中でもトップクラスと言えますね!

こちらのお店であればありえると思えてしまったりもしますが、
ラーメンのトッピングに明太子が乗るということはありえても、
「明太子でラーメンのスープを取る」って普通じゃないですしね!笑

一応は明太子の親でもある鱈の白湯に明太子を合わせるようですが、
それでも一筋縄ではいかないのがこちらのお店ではありますからね!

こ、これはラーメンとしてはありえないようなビジュアルですね!

こちらにいつも行ってる人間としてはそれなりに普通に見えますが、
そうでない人からすると「何だこれは」となってしまいそうですね!

明太子の熱の通り具合から見ると後から溶かし込んだ感じはなく、
しっかりと明太子を炊き込んだことが伝わってきますからね!

◎スープ
まずはそのスープですが・・・まずベースは鱈で固められてますね!(●・ω・)

一口目に関して言うなら、自分は明太子以上に鱈を強く感じましたね!

鱈をしっかり炊くことで、鱈の鍋を連想させるような旨味があり、
それをさらに強めたような風味が全体をどしっと支えています!

よくよく考えれば鱈だけでも普通にスープとして完成するわけで、
それをベースとして使っているというだけでも贅沢ではありますね!

実際にこちらのお店でも鱈の白湯は過去に出たことがありますしね!

その鱈の風味に関しては何か奇をてらったような感じは特になくて、
その部分だけを見るなら非常にストレートな鱈スープと言えますね!

そんな一口目こそはベースを固める鱈の風味が強く来るスープですが、
食べ進めるにつれてだんだんと明太子のほうが主張を強めてきます!

ちなみに「明太子」というと「辛子明太子」をまず想像しますが、
「明太子」とだけ言うと「たらこ」の別称でもあったりするので、
今回はそちらの意味で使われていると考えたほうが良さそうですね!

メニューにも書いてますが、辛子明太子のような辛さがないですし、
実際にスープを見ても飲んでも唐辛子の要素は特にないですからね!

そのかわり追加で唐辛子のトッピングをできるようになっていますが!

さて、その明太子ですがスープの風味でアピールするというよりは、
それ以上に食感とその粒がもたらす味わいのほうが主張が強いです!

もちろん明太子の風味もかなりスープに溶け込んではいるのですが、
何と言ってもスープを飲むたびにプチプチと来る食感が強烈です!

これはもうラーメンのスープの食感とは明らかに違ってますしね!(*゚◇゚)

面白いのはやはり炊き込んでも粒感がしっかりとある点ですね!

しかもこの明太子、全体で見ると底のほうがやや多く入っているため、
食べ進めるほどにスープよりも明太子の比重のほうが高まってきます!

最初は鱈と明太子が比較的等価ですが、後半はほぼ明太子一色ですし!

スープというよりは、もはや「明太子を使ったソース」に近いです!
そしてそのソースに麺を絡めて食べているといった感じになりますね!

そう考えると、このラーメンのベースにあるイメージというのは、
「明太子のクリームスープパスタ」あたりだったのかもですね!

そしてそのクリームスープの部分を鱈の白湯スープにすることで、
こちらのお店らしい魚介白湯の一杯に仕上げたと言えるのかもです!

そんなふうに見てみると、たしかにラーメンとしては奇抜なのですが、
一つの麺料理としては上手く練られているとも表現できそうですね!

奥にバジルが少し散らされているのも、このラーメンの発想の根幹に
イタリアンのアイデアがあったということを示唆してもいますしね!

◎トッピング
トッピングは明太子の天ぷら、オクラの明太和え、エリンギ、
オクラ明太を乗せるためのチコリ、かいわれとなっています!

明太子の天ぷらと聞いたときは自分は「?」となりましたが、
たらこや明太子の天ぷらって意外とポピュラーなようですね!

火を通してあるのはあくまで表面の部分だけとなってるので、
中のあたりは明太子そのものの風味を楽しむことができます!

後述の明太子ご飯とこの天ぷらを合わせてもかなりいけますね!(*゚ー゚)

オクラの明太和えについてはなかなか難しい存在になっていて、
麺と合わせて食べるよりは、単独で食べたほうが映えますね!

どうしてもスープの明太子が熱を通したものになってるので、
明太子をストレートに楽しめる具材を乗せているのでしょうが、
麺というよりはおつまみ的な存在になっているのですよね!

あるいはこちらも明太子ご飯と合わせるという手もありますね!

エリンギはそのコリコリとした食感でアクセントになっています!
チコリはあくまでオクラ明太を乗せるための存在になってますね!

◎麺
麺はいつもよりも厚みがあって、もっちり感の強い麺でしたね!

今回は明太子のペーストが溶け込んでいることでスープの粘度が高く、
いつも以上に麺よりもスープが強いバランスではあったのですが、
できるだけそのスープに負けない麺に調整してきてはいましたね!

もう少し食感を強くアピールするほうがバランスが良かったかもですが!
このスープにはかなり強い麺でないと完全に負けてしまうでしょうしね!

特にスープの明太子の絡み具合がちょっと半端ではなかったですからね!(=゚ω゚)

力のある麺でありながら、ややスープに飲まれていた感はありましたね!

◎明太子ご飯
こちらはサイドメニューとして注文した「明太子ご飯」ですね!

明太子以外に海苔、ねぎが乗っていますが、それだけではなく、
明太子の下にバターが隠されているのがポイントとなってます!

また、このご飯用の醤油も提供時に一緒に渡してくれます!
要するに明太子+バター醤油として楽しむというわけですね!

このアイデアは面白いのですが、明太子の量がご飯に比べて少なく、
ちょっとこのままだと明太子の割合がさみしくなってくるのですよね!

そこでラーメンのほうから明太子の天ぷらやオクラ和えを持ってくると、
一気にこちらのご飯のグレードが上がって味わいを楽しめると思います!

こちらのご飯はラーメンのスープをかけるなどのアレンジではなくて、
トッピングを一部拝借するというのが一番合っていると見えましたね!

ただご飯が少しパサついてしまっていたのは減点材料でしたが;

◎まとめ
「明太子クリームスープパスタ」を発想のベースとしたうえで、
それをこちらのお店らしいラーメンへと仕上げていくその過程は
まとまりに一部粗さは感じたものの間違いなく面白かったですね!

前回の「ホタテかけそば」が超王道を行ったメニューだったのに対し、
逆にこちらはこのお店ならではの冒険心を炸裂させた一杯でしたね!

2ヶ月の間でこれだけ対極的なラーメンが楽しめるのも面白いですね!(`・ω・´)

最初から「明太子のスープパスタ」をイメージして見ると、
驚き以上によく組まれた一杯として側面も見えるでしょうね!

奇抜ではありながらも、バックグラウンドを明確に感じられる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-3995.html

  • 麺と心 7 - 明太子白湯ラーメン

    明太子白湯ラーメン

  • 麺と心 7 - 明太子白湯ラーメン(麺のアップ)

    明太子白湯ラーメン(麺のアップ)

  • 麺と心 7 - 明太子ご飯 バター醤油

    明太子ご飯 バター醤油

  • 麺と心 7 - 明太子白湯ラーメン(紹介パネル)

    明太子白湯ラーメン(紹介パネル)

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2018/01訪問26回目

4.0

  • 料理・味4.5
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ホタテの旨味をとことんまで引き出し魚介白湯らしくまろやかにまとめた究極にシンプルな一杯! ホタテかけそば&ホタテご飯(2018年1月限定)

1月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!(`・ω・´)

今月の魚介白湯のテーマは初登場の「ホタテ」となっています!
ちなみに2月の予定は「明太子」とこちらも初登場の予定です!

とすると、今年は初めての素材がどんどん登場するのかもですね!

こちらのお店の魚介白湯の月別限定もずいぶん定着してきましたし、
このあたりで新たなインパクトを与える狙いがあるのかもですね!

さて、今回の「ホタテ」の限定もかなり思い切った路線となってます!

「かけそば」、いわゆるトッピングのないそばでの挑戦となります!

これまでもシンプルな構成の限定がないわけではなかったのですが、
ここまでシンプルさを突き詰めたのは今回が初めてと言えますね!

新しい限定のスタイルの最初を飾るにふさわしい一杯と言えそうです!

もちろんそれが味にしっかり反映されていることが大事ではありますが!

麺とスープの上に乗っているのはねぎだけ、と実にシンプルです!

ただ一応はちょっとしたトッピングが別皿で提供はされますが!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、こういうのを待っていたのですよ!(●・ω・)

魚介白湯をテーマとしているお店って他にほとんどないですし、
それゆえに扱われるほとんどの素材に珍しさがあったりしますが、
一方でそうした斬新さばかりが目立ちすぎることもあるのですよね!

面白さや奇抜さ、そうした要素もこちらのお店の魅力ではありますが、
ときにはどっしりと腰の据わった一杯を求めたくもなるのですよね!

いつもの限定がしばしば変化球を駆使したものであるとするならば、
今回はそうしたことが全くない、完全にストレートな一杯になってます!

スープの風味についても、ほんと一言「ホタテ!」で締まるほどです!

そのかわりそのホタテの旨味の強さ、深さ、ふくよかさは見事ですね!
ここ1年ほどのこちらのお店の限定の中でトップと言っていいほどです!

変化球を加えることによって生きる素材というのもいろいろありますが、
ホタテに関してはとにかくその旨さをストレートに引き出すだけで、
それ以上のものが何もいらないと感じさせる素材でもありますからね!

とにかくシンプルにホタテ貝柱の持つ深くふくよかな旨味を引き出す、
ホタテ貝柱ならではの他の貝とは違うクセの強すぎないやわらかな旨味、
それでいて深みと自然な甘さ、そうしたものがスープに凝縮しています!

そしてそれだけでなく白湯仕立てであることの良さもしっかり生きています!(*゚◇゚)

清湯だととにかくシャープで真っすぐにその素材の風味が立つのですが、
白湯の場合はそれがふくよかな丸みを帯びて伝わってくるのですよね!

なので、非常に強いホタテの旨味を持ちながらもきつさが全くなくて、
食べるほどにそのホタテに包まれるような感覚を抱かせるのですよね!

貝系の素材をここまでやわらかにスープはそうはないと言えますね!
一般的に貝系のスープはシャープなもののほうが多いですからね!

このあたりはホタテの部位を貝柱に絞ったのも功を奏してるでしょうね!
他の部位も加えているともっと複雑な旨味のスープになったでしょうし!

◎トッピング
標準のトッピングは青ねぎのみ、別皿に添えられているのは
ほぐし貝柱とねぎを和えたもの、紅たで、しその花となってます!

紅たではピリッとした辛味を感じさせるタイプの薬味ですね!
ときどき麺に絡めて食べるとちょっとしたアクセントになります!

ただ、あくまでスープを生かすために少量のみとなっていますが!

しその花は麺に乗せたりせず、ときどきかじるのがいいですね!
そうするとしその葉と同じようなさわやかさが軽く広がります!

ときどき口の中をリセットさせるような役目と言えるでしょう!

そしてホタテのほぐし身ですが、これはスープに溶かしても良く、
あるいは麺に絡めながら食べてもどちらでもいいでしょうね!

もともとスープもこのほぐし身もホタテの貝柱由来のものなので、
ミックスしても味が強まることはあれ変わったりはしないですしね!(*゚ー゚)

◎麺
麺はいつもより厚みが抑えめの平打ちのストレート麺となってます!

今回はついうっかり麺のアップ画像を撮影するのを忘れたのですよね!
というか、今回はわざわざ撮る必要がなかったとも言えるのですが!

普通に全体写真だけで麺がどんな感じなのかはっきりわかりますからね!

さて、プリッとした食感の加水が高めの麺なのはいつもと同じですが、
今回は厚みが抑えめなことで、食感よりもつるみや喉越しのほうが
麺の持つ特徴として前面に出てくるというところがありましたね!

そして何より印象的だったのは、麺の存在感を少し抑えることで、
「スープが主役のラーメン」という印象をより高めていた点ですね!

もちろん麺のなめらかな質感などもそれだけで楽しめるものでしたが、
やはり間違いなくいつもよりは麺単体の主張は抑えてはいましたし、
スープとのなじみの良さも普段の麺以上に際立っていましたからね!

そうすることで麺を食べるときもホタテの主役感は揺るがなかったですね!

◎ホタテご飯
そして今回は1月限定の「ホタテご飯」も注文してみました!

ラーメンの別皿トッピングのホタテと同じものが乗ってますね!
実際に味も比較してみましたが、やはり同じと見て良さそうです!

おそらくスープを取る際に大量の貝柱を使うことになりますが、
それを別皿トッピングと「ホタテご飯」に応用したのでしょうね!

せっかくいい味の素材なのですから使わないともったいないですしね!

味わいはホタテらしい旨味にねぎのみというシンプルな構成で、
そこに醤油系のタレを少し加えて味を調えたものとなっています!

これだけでも十分すぎるぐらいにしっかりとおいしいのですが、
ここにラーメンのスープを少量加えるとさらに映えるのですよね!(=゚ω゚)

あまりかけすぎて雑炊みたいにするとスープが勝ってしまうので、
付加的な感じでスープの風味が加わるぐらいがちょうどいいです!

これは今月の限定を注文するならぜひ一緒に注文してほしいですね!
ちなみに価格は250円なので、それほど高いわけでもないですしね!

◎まとめ
これまで主役に据えていなかったホタテという素材を採用したうえで、
それをあえてかけそばという究極的にシンプルな形で仕上げてきた、
今年の月別限定にかける意気込みが強く伝わってくる一杯でしたね!

でもって、白湯スープならではの特徴も上手く出ていましたし、
魚介白湯の専門店としての底力を見せた内容になってましたね!

この1年ほどの限定の中でもとりわけ際立った一杯でございました!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-3956.html

  • 麺と心 7 - ホタテかけそば(2018年1月限定)

    ホタテかけそば(2018年1月限定)

  • 麺と心 7 - ホタテご飯(2018年1月限定)

    ホタテご飯(2018年1月限定)

  • 麺と心 7 - ホタテかけそば(2018年1月限定)(紹介パネル)

    ホタテかけそば(2018年1月限定)(紹介パネル)

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2017/12訪問25回目

4.0

  • 料理・味4.3
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ストレートな蟹の旨さを立てたスープに蟹味噌&モッツァレラのソースが絡む! 蟹白湯ラー麺(2017年12月限定)

12月の月別限定を求めて「麺と心 7」に行ってまいりました!
12月の魚介白湯のテーマは例年通り「蟹」となっています!

こちらのお店の限定は「蟹」で締めるのが定番になってきましたね!
月別限定がスタートした2014年からずっと12月は蟹ですからね!

こちらで提供されている月別限定の中でも特に期待度が高く、
なおかつ安心感も高いのがこの「蟹」の限定なのですよね!

普段はラーメンに合うかどうか未知数にも思えるような
そんなテーマがチョイスされたりすることもありますが、
12月に関してはそうした不安は全くいらないですからね!

蟹のスープというだけで味は間違いないのが予想できますし、
実際にクオリティの高いものが提供されることが多いですからね!

◎から揚げ
今回はひさしぶりにから揚げも1個注文することにしました!

こちらのから揚げはサイズ的にそこまで大きすぎないですし、
なおかつ1個でもいいので、気軽に注文できるのですよね!

衣のカリカリ感、肉のジューシーさ、下味の強さ全てが絶妙で、
ラーメン店のから揚げの中でもかなりハイレベルだと思います!

でもって、食べやすいように中央に切れ目も入れてくれていて、
そうした面も含めて非常によくできたから揚げと言えますね!

◎スープ
そしてメインのラーメンですが、今回は蟹の身も乗ってますね!
調べてみたところ、蟹の身が乗るのは2014年の限定以来ですね!

左側にうっすらと見えているのが蟹味噌のソースのようです!
クリーム的な白さと蟹味噌の色がまざったような感じですね!

まずはスープですが・・・おっ、ストレートに蟹が来ますね!(●・ω・)

こちらのお店は基本的に動物系の素材は使わずにスープを作っていて、
そのかわりまったりとした厚みを魚介に加えてくることが多いですが、
今回は例年に比べるとストレートに蟹の風味がやってくる感じですね!

ほんとに素直に蟹を大量に入れて炊き出したスープそのものというか、
何も言われずに食べても蟹のスープだと明確にわかる味わいとなってます!

スープのベースの部分には蟹味噌の持っているコクは特に出さずに、
蟹の殻と身の持っている旨さがダイレクトに出ている感じですね!

でもって、ちょっと鍋っぽい感じも持っているのが今年の特徴です!

蟹の風味をしっかり引き出したスープに野菜や乾物の旨味を重ねて、
蟹が7割、そこに野菜などの旨味が3割ミックスされている感じで、
大量の蟹に野菜を加えた鍋を思わせるようなスープになってますね!

さて、そんな例年以上にストレートな蟹らしさを打ち出すスープですが、
蟹味噌ソースのある部分の麺を食べるとかなりクリーミーな風味がします!(*゚◇゚)

もちろんそこには蟹味噌の持っているコクなども重なっていますが、
蟹味噌の風味以上に乳製品に通じるクリーミーさを感じるのですよね!

麺に絡むソースも蟹味噌特有の濃い緑っぽい色というよりは、
むしろ乳製品的な白さを持った色合いとなっているのですよね!

そして食べ始めの頃は完全に溶けたソースとなっているのですが、
時間が経つにつれてそのソースが軽く白い糸を引いてきたり、
さらにはちょっとプリッとした食感の塊になってくるのですよね!

この質感の変化を見るに、これはモッツァレラチーズぽいですね!(=゚ω゚)

風味はミルキーながらもそこまで濃厚さをアピールするわけではなく、
それと同時にフレッシュなミルク感を感じさせるところを見ると、
モッツァレラチーズと蟹味噌を合わせ、さらに粗びき黒胡椒で、
まろやかさを軽く引き締めたソースなのではないかと思われます!

食べ方としては途中でソースを全体にまぜるという方法もありますが、
ソースはまぜずにその部分の麺をときどき食べるというふうにすると、
蟹味噌ソースと麺が絡んだ風味をかなり強く味わうこともできます!

自分は後者がオススメですが、自分の好みで食べるといいでしょうね!

◎トッピング
トッピングは蟹の身、チンゲン菜、白ねぎとなっています!

それにしても蟹の身が実際に乗ってくるとはなかなか豪華ですね!(`・ω・´)

決してそこまで太い蟹の脚というわけではないのですが、
それでも蟹の旨味がしっかり引き出されたスープに加えて、
蟹の脚まで2本食べられるというのは実にうれしいですね!

そのかわり他の具材は事実上チンゲン菜のみではありますが、
価格も900円を切ってることを考えると、さすがに蟹以外の
具材にまで贅沢なことを言ってはいけないと思わされますね!

◎麺
麺はこちらのお店らしい断面の四角い少し幅広の麺ですが、
いつもに比べるとかなり細めの麺が使われていますね!

でもって、麺の中に粒状のものが見えないことを見るに、
こちらの麺には焙煎小麦は練り込んでいないと思われます!

なので、麺そのものの主張はいつもより少し控えめですが、
そうすることでよりスープを立てている感じがありますね!

でもって、細めの麺ならではのプリプリ感が非常に強くあって、
特に前半はその食感とスープの蟹の濃厚さが上手く重なり合い、
非常にレベルの高いハーモニーを奏でてくれていましたね!(*゚ー゚)

◎まとめ
例年以上にストレートに蟹を打ち出したスープでありながら、
ミルキーな風味も重ねた蟹味噌ソースで実験性も持たせるなど、
こちらのお店らしい一筋縄ではいかない個性が出ていましたね!

昨年までに負けず、蟹の旨さをしっかりと楽しめる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 蟹白湯ラー麺(2017年12月限定)

    蟹白湯ラー麺(2017年12月限定)

  • 麺と心 7 - 蟹白湯ラー麺(2017年12月限定)(麺)

    蟹白湯ラー麺(2017年12月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 蟹白湯ラー麺(2017年12月限定)(紹介パネル)

    蟹白湯ラー麺(2017年12月限定)(紹介パネル)

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2017/11訪問24回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

鮭という個性の強い素材を使いつつもクセを抑えて上手くまとめあげた一杯! 鮭白湯ラー麺(2017年11月)

11月の限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」へと行ってきました!
今月の限定のテーマとなる魚介は「鮭」となっております!

過去記事を調べてみると、鮭白湯の限定ラーメンは2014年以来ですね!

ただ、昨年9月のまぜそば対決シリーズの中で鮭のまぜそばも出てるので、
ラーメン以外にまで枠を広げると昨年も登場したことになりますね!

2015年に鮭系の限定が登場したときもまぜそばだったのですよね!

ただし2015年に関しては月の前半と後半でメニューが少し変わって、
鮭のラーメンが登場していたという可能性はなくはないですが!

しかし3年ぶりというのはちょっと意外な気もするのですよね!
印象だけで言えば、昨年も鮭系の限定が出てたイメージはありますし!

鮭って非常に特徴の強い魚なだけに一度食べると印象に残りやすく、
3年前に食べたものであっても記憶が鮮烈に刻まれるのですよね!(=゚ω゚)

一昨年、今年と鮭の限定がともにまぜそばだったのを考えると、
やはり個性の強い鮭は本来ラーメン向きの素材ではなくて、
それゆえにラーメンで出すのが難しい面があるのでしょうね!

3年前の記事を読むと、そのインパクトの強さに驚いていますし、
今回も行く前に「大丈夫かな」という思いは正直ありましたしね!

鯛とかイワシあたりだと、かなり安心して食べられるのですが、
鮭に関してはさすがにそういうわけにはいかないですからね!

ということで、今月の限定の鮭白湯のラーメンがやってきました!
もみじの天ぷらに焼鮭にきのこ、まさに秋満開という感じですね!

◎スープ
まずはスープですが・・・おっ、これは上手くまとめてきてますね!(●・ω・)

たしかに鮭の持っている風味がビシッと前面に出てはくるのですが、
鮭特有のクセが強く出てるとか、生臭い印象を受けることはなくて、
鮭の旨味や風味を出しながら食べやすく調整されているのですよね!

それゆえに3年前のバージョンに比べれば間違いなく大人しいですが、
これより強くするとかなり人を選ぶ味になるのはほぼ確実でしょうし、
鮭の個性と間口の広さの両立という点では非常に上手くできてますね!

ポイントになってるのは鮭の油脂の立て方をきれいに調えた点ですかね!

焼鮭などを食べるときは、その鮭特有の油脂の旨さも重要なのですが、
ラーメンだと鮭の油脂の強さはクセの強さにダイレクトに繋がるので、
それをあまり目立たせすぎないようにしたのは正解だったでしょうね!

そしてもう一つ大きいのは鮭の砕けた身がスープに入ってる点ですね!(*゚◇゚)

今回のスープは大量の鮭のアラと身を使って取っているそうですが、
その中で崩れてスープに溶け込んだ身を一定程度残してるのですよね!

鮭の油脂の主張を抑えると、その分だけコクも弱まってしまいますが、
そこを補ってくれているのがこの鮭の崩れた身だったりするのですよね!

ペースト状に近い鮭の身が少量ではありながらも入ることで濃度も高まり、
鮭の風味、コクをクセをそこまで立てずに高める効果が出てるのですよね!

こうした細かい工夫なども3年前からブラッシュアップされた部分ですね!

◎トッピング
トッピングは焼鮭、もみじの天ぷら、しめじ、コーン、海苔、青ねぎ、
そしてごぼうを薄くスライスしてから揚げたものとなっています!

焼鮭がドーンと一切れ乗っているのはかなりインパクトがありますね!
以前もこうしたタイプのトッピングが乗ることはよくありましたが!

焼鮭らしいカリッとした香ばしさもありつつ、ほどよく脂も乗っていて、
ラーメンのトッピングとしても十分に楽しめるものになってましたね!

自分は魚介白湯の限定にチャーシューなどの普通のトッピングが乗るより、
こうした魚介系のトッピングを乗せてくるほうが好きではありますね!

そのほうが全体のまとまりがよりきれいになるという利点がありますし!(`・ω・´)

もみじの天ぷらは葉の部分からはこれといって風味は感じないですね!
ただ衣のサクサク感はほどよく、それだけでも十分に楽しめますね!

基本的には味よりも季節感を出すための具材といった感じですね!

しめじは下味がしっかりつけられていて、食感・風味ともにいいですね!

そういえばごぼうの揚げ物、しめじ、もみじの天ぷらのあたりを見ると、
なんだか秋の公園の落ち葉を見るような感じでいい雰囲気が出てますね!

そしてごぼうの揚げ物ですが・・・これは「座銀」さんのインスパイアですね!
「座銀」に行ったことがある人なら確実にピンと来るトッピングですし!

面白いのはごぼうって、このように揚げると甘みが出るのですよね!

そしてその甘みがコーンの甘さといい相乗効果をもたらしていて、
味の面でも見た目の面でもいい役割を担ってくれていましたね!

そのままカリッと食べてもよし、スープにつけてしんなりさせてもよし、
見た目と味わいの両方が楽しめる面白い具材になっていましたね!(*゚ー゚)

◎麺
麺はこちらのお店らしい平打ち多加水のストレート麺となっています!

いつもは食べ始めの頃はパツッとした歯切れを感じさせるのですが、
今回はそれ以上にプリプリと弾ける感触が前面に出ていましたね!

それが非常に心地良く、麺を食べる楽しさがいつも以上に強かったですね!
こうして改めて食べると、この麺のクオリティの高さも再実感しますね!

麺に練り込まれている粒状のものはおそらく焙煎小麦でしょうね!
それによってふわっとした感じながらも小麦の香りが上がってきます!

◎まとめ
鮭という個性の強い素材を使いながらもクセを上手く抑えていて、
なおかつ鮭らしさも引き出すなどバランスがなかなか良かったですね!

それでも多少なりとも好みが分かれるスープではあるでしょうが、
あえて食べてみるだけの価値は十分に感じられる一杯でしたね!

見た目と味の相乗効果を見せてくれたトッピングも良かったですしね!

鮭という難しい素材を上手くまとめあげてくれた一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-3871.html

  • 麺と心 7 - 鮭白湯ラー麺(2017年11月)

    鮭白湯ラー麺(2017年11月)

  • 麺と心 7 - 鮭白湯ラー麺(2017年11月)(麺)

    鮭白湯ラー麺(2017年11月)(麺)

  • 麺と心 7 - 鮭白湯ラー麺(2017年11月)(紹介パネル)

    鮭白湯ラー麺(2017年11月)(紹介パネル)

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2017/10訪問23回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

サンマの個性を立てつつ、鶏に忍ばせた柑橘の風味などでまとめた一杯! 秋刀魚醤油そば(2017年10月限定)

10月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!
10月の限定はサンマをテーマとした「秋刀魚醤油そば」です!

こちらのお店では秋になるとサンマの限定がよく登場しますね!
昨年はもちろん、2014年にも秋刀魚白湯のラーメンが出てますね!

昨年はサンマを使って熟成した醤油の風味が素晴らしく、
タレで魚介の旨さを立てるというスタイルだったのですよね!

そこにすだちを絞って味変をするというアイデアも面白く、
「秋刀魚醤油」の旨さをじっくり楽しめる一杯でしたね!

それに対して今年はどのような路線で来るのでしょうね!(=゚ω゚)

うん、いかにも「麺と心 7」の限定らしいビジュアルですね!
具材の組み合わせなどに遊び心が満載なのがうかがえます!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、サンマそのものという風味ですね!(●・ω・)

サンマ節を大量に使って作ったスープということで、
もっと節系らしい旨味が主軸に感じられるかと思いきや、
それよりはサンマ全体の風味がそのまま出ているような、
焼サンマから感じられるような風味がスープに出てますね!

おそらくベースの部分はサンマ節で固めてあると思いますが、
そこに付加的に鮮魚のサンマの身やワタといった要素を
スープに取り込んで作られたのではないかと思われますね!

節100%のスープだと、ここまでサンマのクセの部分は出ず、
もっと素直な和風だし的な風味としてまとまるでしょうしね!

とりわけそうしたサンマ特有の風味はスープだけを飲むと顕著で、
この部分に関しては好みが一定程度分かれそうではありますね!

説明にあったようにサンマ節の旨味をとことんまで効かせて、
他の要素は加えずスープを構成する手もあったでしょうが、
こちらの限定はどこか突き抜けた部分が求められているので、
節オンリーだと「らしくない」一杯になったかもですしね!

魚系の素材だとクセも一定程度出してこそというのが、
こちらのお店のスープという側面がありますならね!(*゚◇゚)

かつてはそれでやりすぎ感まで出てしまうこともありましたが、
今回はそのあたりは上手くバランスが取れていると言えますね!

というのも、クセも含めたサンマの要素を緩和するための
様々な工夫がトッピングのほうに凝らされているのですよね!

◎トッピング
奥に見える白髪ねぎっぽいものは、何と大根なのですよね!

さんまの塩焼きと言えば大根おろし、この発想を生かして
白髪ねぎではなく大根の細切りを薬味に採用したわけですね!

またさんまの塩焼にはすだちをかけることが多いですが、
すだちの皮が左の奥のほうにけっこう乗せられています!

すだちは香りが強いので、麺と絡むように食べるとほどよく、
大根は多めに取って麺と一緒に口に運んで食べるようにするか、
あるいは単独で食べることでアクセントにしてもいいですね!(*゚ー゚)

自分で卓上の柚子胡椒を入れるというのも一つの方法でしょうね!
これもサンマの風味と柑橘の香りでバランスが取れますし!

そしてもう一つ面白いが2種類の鶏具材なのですよね!

今回は鶏むね肉と鶏もも肉の2種類が入っているのですが、
どちらもすだちの風味があらかじめついているのですよね!

まさか肉具材にそうしたスープの持つサンマのクセを
上手く和らげる工夫が凝らされているとは意外でした!

もう一つの肉具材であるレアチャーシューはいつも通りですが!

そしてもう一つ目立っていた具材がさんまの竜田揚げです!

単体の具材としては最も存在感があったと言えますね!

自分としてはおなじみのレアチャーは抜けてもいいので、
この竜田揚げが2・3個入っていたらさらに満足できましたね!

醤油系の下味がしっかり施され、衣はサクサクとしていて、
なおかつさんまの肉の旨さも味わえる秀逸な竜田揚げでした!(`・ω・´)

他の具材としては水菜となめこが入っているのですが、
なめこはとろみがあるのでスープとする一体化しますね!

なので、スープを飲む際に自然と入ってくる感じでした!
一応は秋らしさの演出のために入っているのでしょうね!

◎麺
麺はもっちり感の強い、断面の四角い太めのストレート麺です!

こちらのお店ではやや平打ち気味の麺を少し軽めに茹でること、
前半は歯切れの良さを、後半はもっちり感重視の麺が多いですが、
今回の麺は完全にもっちり感に比重を置いた麺と言えますね!

サンマという個性の強い素材のスープと合わせるうえで、
それに負けない存在感の麺を起用してきたのでしょうね!

自分はこちらのこのもっちり感重視の麺もかなり好きなので、
表面のつるみも食感もしっかりと楽しむことができましたね!(`・ω・´)

◎まとめ
昨年が「熟成サンマ醤油」に重点を置いた一杯だったとするなら、
今年はサンマの総合性を演出したスープという感じでしたね!

それゆえにサンマのクセの部分もあえて出されてはいますが、
そこも含めて今回の限定の魅力の一つと言っていいでしょう!

サンマの焼き魚の定番である大根やすだちを起用することで、
サンマを食べる仮想体験をラーメンで楽しむ感じもありましたし!

非常に広い側面からサンマらしさを楽しめる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-3845.html

  • 麺と心 7 - 秋刀魚醤油そば(2017年10月限定)

    秋刀魚醤油そば(2017年10月限定)

  • 麺と心 7 - 秋刀魚醤油そば(2017年10月限定)(麺)

    秋刀魚醤油そば(2017年10月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 秋刀魚醤油そば(2017年10月限定)(紹介パネル)

    秋刀魚醤油そば(2017年10月限定)(紹介パネル)

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2017/09訪問22回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

飛魚の旨味、香ばしさを引き出しつつもクセを抑えた食べやすい一杯! 飛魚白湯ラーメン ~プチプチ飛子添え~(2017年9月)

9月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
飛魚系の月別限定が出るのはおそらく2年ぶりになりますね!

昨年の9月は社員さん達がオリジナルのまぜそばで競い合う
そうした変則的な限定になっていたこともありましたしね!(*゚ー゚)

こちらのお店はかなり意外性のある素材を使うことが多いですが、
飛魚(あご)は最近ではラーメンでもポピュラーになってきましたね!

ということで、飛魚白湯のラーメンが登場いたしました!
味変用のアイテムとして梅肉が添えられる形となっています!

◎スープ・梅肉・とろろ昆布
まずはスープですが・・・おっ、上手くクセが抑えられてますね!(●・ω・)

飛魚って非常にいい旨味を持った素材であるのと同時に、
けっこう苦味などのクセも強かったりするのですよね!

しかしながら、このスープは飛魚らしい旨味はしっかり引き出しつつ、
そうした苦味などの好みの分かれる要素は上手く抑え込まれています!

こちらのお店ではあえて素材の特徴を強烈に出すこともありますが、
今回は丸みを持たせてまとめあげることに重点を置いた感じですね!

それでいて飛魚ならではの香ばしさはきっちりと生きています!

麺と一緒に食べたときもそうした香りがほどよく麺に絡みますし、
スープだけで味わうとそうした飛魚の個性がより感じられます!

この香ばしさが感じられてこその飛魚だしとも言えますからね!

もちろんこちらのお店らしい白湯系ならではのとろみもあって、
ほどよいポタージュ感を楽しむことのできるバランスになってます!

そして味変用の梅肉ですが、まずは麺に少し絡めて食べてみました!(=゚ω゚)

すると、意外にもそこまで梅肉だけが目立つ形にはならないのですよね!

梅って非常に主張の強い素材なので合わせるのに難しさがありますが、
今回はベースである飛魚スープがかなりしっかりしていることもあり、
梅肉と合わせたときの変化がちょうどよく感じるぐらいなのですよね!

そしてこの梅肉はスープに溶かして味変することもできるのですが、
自分が食べた感じだと麺に絡めつつ食べたほうがオススメですね!

というのも、梅肉をスープに溶かしても意外と変化が少ないのです!
この変化の小ささについては食べていてちょっと驚かされましたね!

主張が強いはずの梅肉なのに、飛魚だしに力強さが宿っているので、
ちょっとやそっとだと、逆に梅肉のほうがかすんでしまうのですね!

もっともいきなり全部溶かしてしまえばかなり味も変わるでしょうが、
それよりは部分的に絡めつつ食べたほうがいいアクセントになりますね!

そしてもう一つスープにいい変化をつけてくれるのがとろろ昆布です!

こちらもスープに完全に広げて味に変化をつけることもできますが、
梅肉と同様に麺に絡めつつ食べるといい変化がつくのですよね!

でもって、梅肉と同時に絡めて食べるなんていう手もあったりします!
そうすると梅の酸味と昆布の旨味がいい相乗効果を生み出してくれます!

それでも梅や昆布が勝たないのは、ベースのスープが力強いからこそですね!(*゚◇゚)

◎トッピング
梅肉ととろろ昆布以外のトッピングはレアチャーシュー、
飛子、舞茸、水菜、白髪ねぎという構成になっています!

今回のレアチャーシューは脂身が少なかったこともあってか、
自分の好みにもピッタリとハマっていてくれてましたね!

でもって、今回の飛魚だしとの相性も良かったのでしょうね!

そして飛魚の卵である飛子ですが、これは面白かったですね!

今では一部の回転寿司などで見かけることもあったりしますが、
プチプチとしていてクセがなく、非常にいい味なのですよね!

サイズ的にはししゃもの卵を一回り大きくしたような感じです!

スープとまぜてしまうと存在感が打ち消されてしまうので、
ときどき単独でつまむようにして食べるのがいいでしょうね!(`・ω・´)

そして舞茸もなかなかいい存在感を発揮してくれてましたね!

こちらは飛魚と合わせるという狙いで入れられたというより、
秋を感じさせる素材として加えられたような感じがしましたね!

舞茸ってきのこの中でも特有の旨味をしっかりと持ってるので、
それが飛魚の持つ強い主張の中でも見事に生きていましたね!

水菜は薬味的に全体にさっぱりとした感覚を与えてくれてましね!
他の素材がどれも個性が強いだけに逆に目立つ感じもありました!

◎麺
麺はいつものこちらのお店の麺をやや細くした感じになってます!(=゚ω゚)

焙煎小麦を練り込んだやや平打ち気味に仕上げられた麺ですが、
細めにすることでプリプリ感がより強調された感じになって、
飛魚だしの中で上手く弾けているような感覚が生まれてました!

小麦の風味もしっかりしていて、弾力もなかなか強めの麺なので、
今回のような強めのスープの中でも全く埋没しないのがいいですね!

梅肉や昆布と絡めて食べたり、白髪ねぎを絡めつつ食べたりと、
今回の麺はいろんな素材と絡めることでいそがしくなりましたね!

◎まとめ
飛魚ならではの主張の強さや香ばしさはしっかり引き出しながら、
クセや苦味などは上手く抑えつつほどよいポタージュ感を持たせ、
さらに梅肉や昆布などの味に変化をつけてくれる要素を加えたりと、
飛魚の王道の旨さを出しながらも面白い試みもたくさんありましたね!

飛魚の旨さとこちらのお店の創作性の両方が楽しめる一杯でした!(゚x/)モキルッ

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3800.html

  • 麺と心 7 - 飛魚白湯ラーメン ~プチプチ飛子添え~(2017年9月)

    飛魚白湯ラーメン ~プチプチ飛子添え~(2017年9月)

  • 麺と心 7 - 飛魚白湯ラーメン ~プチプチ飛子添え~(2017年9月)(麺)

    飛魚白湯ラーメン ~プチプチ飛子添え~(2017年9月)(麺)

  • 麺と心 7 - 飛魚白湯ラーメン ~プチプチ飛子添え~(2017年9月)(紹介パネル)

    飛魚白湯ラーメン ~プチプチ飛子添え~(2017年9月)(紹介パネル)

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2017/08訪問21回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

間違いないあさりの旨味に柴漬けなどのトッピングが映える! 冷やしあさり白湯 ~コクまろ豆乳仕立て~(2017年8月)

8月の月別限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!

さて、今回の魚介白湯の素材は「あさり」となっています!(=゚ω゚)

こちらのお店は7月や8月は月別限定が冷やしになってくれるので、
訪問する側としても非常に気軽に行くことができるのですよね!

熱いラーメンだとこの時期はそれだけで少し構えますからね;

というわけで、「冷やしあさり白湯」がやってきました!
麺量はもちろん無料で増やせる「中盛」としています!

いかにもこちらのお店らしくトッピングが豪華ですね!

奥には海苔、中央には焦げ目をつけたキャベツを中心に
そこにあさりのむき身や輪切り唐辛子などを乗せています!

その右側には炒めたエリンギ、右奥には殻付きのあさり、
そして右手前にはなんと柴漬けが入ってるのですよね!

ラーメンのトッピングで柴漬けというのは初めて見ました!

◎スープ
まずはスープですが・・・やはりあさりは外してきませんね!(●・ω・)

魚系に比べると、貝の旨味はクセがあっても誰もが慣れてますし、
旨味と個性も強いので、それだけでも味がきれいに決まりますね!

貝系を主役に据えたラーメンで外してくることはまずないですね!

以前に出たことのあるはまぐりのラーメンほど強烈ではないですが、
それでもあさり特有の旨さがストレートに伝わってくるスープです!

醤油を使わないあさりのお吸い物をイメージしても近いですね!

もちろんこちらは冷やしのラーメンなのでそこは大きく違いますが!
貝系の旨味って、冷やしでも全く損なわれずに生きてくれますね!

貝系のラーメンって旨味の直球感がものすごかったりしますが、
こちらは豆乳を使うことでそこに上手く丸みをつけてますね!

豆乳の持っている風味がダイレクトに出てくる感じではなく、
貝特有の旨味を丸める役割というふうに言ったほうが近いです!

おそらくスープ本体と左奥に見えるエスプーマ(泡)の両方に
豆乳が使われていて、ベースのほうにも一定の丸みをつけつつ、
エスプーマによってさらにコクを高めるという感じなのでしょう!

ただ、食べているとエスプーマはそこまで目立たなかったですが!(*゚◇゚)

◎トッピング
そしてこのラーメンはトッピングも面白い役割を演じてましたね!

今回のトッピングは単にラーメンの上に乗っているだけではなく、
具と一緒に麺を食べることで全体の完成度が高まる感じでしたね!

トッピングはレアチャーシュー、海苔、キャベツ、あさり、
エリンギ、輪切り唐辛子、そしてなんと柴漬けが乗ります!

この中で最もびっくりしてしまうトッピングは柴漬けですよね!
柴漬けが乗るラーメンなんて自分としても初めて見ましたし!

そうすると一見なんだかふざけているようにも見えるのですが、
トッピングの中でも最もハマっていたと言えるほどの相性でした!

冷やしということで、柴漬けのさっぱり感が上手く合いますし、
かつ食感の面でもあのパリパリ感がアクセントになるのですよね!(`・ω・´)

このトッピングはちょっとアイデア賞ものと言っていいですね!

そしてもう一つ欠かせないトッピングがキャベツでしたね!

ちょっと焦げ目をつけることで甘さと香ばしさを出していて、
麺と絡めて味を高めるという点では最も貢献していましたね!

この焦げ目による風味のアクセントがよく効いていましたね!

そして風味を重ねるという点では海苔もよく活躍していました!

海苔はもともと磯の香りがあるので貝とは相性がいいですし、
麺と一緒に食べることで予想通りの旨さを発揮してくれます!

炒めたエリンギも食感と風味でアクセントになってましたね!
エリンギはきのこの中でも特に食感が生きてくれますからね!!

純粋にトッピングとして楽しめるのがあさりとレアチャーです!

あさりは殻付きを2個と、キャベツの上にむき身が数個乗ってます!
食べやすさとビジュアルを両立させた乗せ方と言えるでしょうね!

全部殻付きにしてしまうと、どうしても食べにくくなりますし!

◎麺
今回は焙煎小麦が練り込まれた平打ちストレート麺が使われています!

いつもは歯切れの良さを残すような茹で具合であることが多いですが、
今回は冷やしということで、つるみをより重視した感じでしたね!

なので、多加水麺らしいプリッとした質感がしっかりと感じられ、
それでいて硬さではなくしなやかさを感じさせる食感に調整され、
なおかつつるつるとすするのが心地いいバランスのいい麺でした!

こちらで食べる平打ち麺の中でも特に印象が良かったかもですね!(*゚ー゚)

冷やし向けの麺って食感が強くなりすぎることも多いのですが、
こちらはそうした面での調整もずいぶんと上手くなってますね!

◎まとめ
それにしても冷やしラーメンもずいぶんと定着してきましたね!
今では冷やしを食べても珍しさなどは特に感じないほどですしね!

スープについても冷やしすぎない絶妙のラインになってましたし、
長い間の経験あっての旨さなのだなぁ、とも思わされましたね!

貝の旨さをきれいに丸めつつ、トッピングも楽しい一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3746.html

  • 麺と心 7 - 冷やしあさり白湯 ~コクまろ豆乳仕立て~(2017年8月)

    冷やしあさり白湯 ~コクまろ豆乳仕立て~(2017年8月)

  • 麺と心 7 - 冷やしあさり白湯 ~コクまろ豆乳仕立て~(2017年8月)(麺)

    冷やしあさり白湯 ~コクまろ豆乳仕立て~(2017年8月)(麺)

  • 麺と心 7 - 冷やしあさり白湯 ~コクまろ豆乳仕立て~(2017年8月)(紹介パネル)

    冷やしあさり白湯 ~コクまろ豆乳仕立て~(2017年8月)(紹介パネル)

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2017/07訪問20回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

想像以上にまぐろの旨さが広がるスープにオクラの粘りがアクセントに! 冷やしまぐろそば(2017年7月)

7月の魚介白湯の限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
今回は暑くなってきたこともあって、冷やしの限定となってます!

さて、今月の魚介限定のテーマは「まぐろ」なのですが、
この月別限定でまぐろが使われるのは初めてになりますね!

それ以外の特別な限定でまぐろが使われたことはあるかもですが、
その月の一定期間ずっと提供される限定としては初となります!

それでしかも冷やしとなると、期待度も高まってきますね!(`・ω・´)

というわけで、今月の「冷やしまぐろそば」がやってきました!
おっと、このビジュアルは予想していたのと大きく違いましたね!

というのも、事前に店主さんのブログで掲載されていた写真では、
もっと清湯系の醤油ラーメンぽいビジュアルだったのですよね!

でもって、まぐろももう少し普通の刺身っぽく見えてましたが、
こちらではしっかりと漬け込んだヅケのまぐろとなっています!

これはやはり「魚介白湯」というテーマに合わせるためでしょうね!
店主さんの写真のままだと、明らかに白湯ではなく清湯ですからね!

でも清湯バージョンも食べてみたかったかもと思ってしまいますが!

◎スープ
まずはスープですが・・・おっと、これは想像以上にまぐろですね!(●・ω・)

冷やしでまぐろということで、すっきり感を予想していたのですが、
まぐろの骨やアラからその風味がとことんまで引き出されていて、
一口でまぐろとわかり、それでいて圧倒されるほどの力があります!

しかもそこに表面に散らされている鮪オイルも加わってくるので、
スープからドスッと力強いまぐろの風味、そしてオイルの強いコク、
さらにトッピングのツナがさらに全体のまぐろ感を押し上げるなど、
ひんやりしながらも同時にまぐろのパンチ力を感じる仕上がりです!

まぐろの中骨などは、他の魚介とは全く違うコクを持っていて、
魚介系の中でもクセが控えめでかつどっしりした旨味があるので、
これまでこちらのお店であまり使っていなかったのが意外ですね!

そうしたまぐろの力強さを冷やしで引き出してきたのも面白いですが!
このスープだったら、温かい麺でも十分成立する力がありますしね!

単に夏向けにさっぱりと作ってきたようなスープではなくて、
「冷やしだけど力強い」仕上がりを目指したのが伝わりますね!

◎トッピング
そしてトッピングは漬けまぐろ、ツナ、オクラ、プチトマト、
海苔、油揚げ、ねぎという組み合わせになっています!(*゚◇゚)

魚介白湯の限定ではレアチャーシューが乗ることも多いですが、
自分は今回のように魚介に絞ってくれるほうがうれしいですね!

そのほうが具まで含めて「魚介白湯」という雰囲気が出ますし!

まず主役である漬けまぐろは非常にしっかりと味が染みて、
食感はまぐろの刺身そのものといったものとなってます!

なので、単独で食べるよりは「麺のおかず」のようにして、
麺を食べる前やその後につまむとちょうどいいですね!

プチトマトはいかにも冷やし向けに用意された夏野菜で、
食べると冷やしらしいさっぱりとした風味と甘みを運びます!

油揚げだけは少々位置づけが謎ですが、スープをよく吸わせて、
そのうえで食べるとなかなかいい味わいを楽しむことができます!

そして残るツナとオクラですが、この2つも面白かったですね!

ツナはまぐろの身を茹でてほぐしたものということなので、
純粋な具というよりはスープの一部に近いものがあります!

スープと具材をまぜると自然に麺に絡んでくるなどして、
全体のまぐろ感を満遍なく引き上げる効果を見せてました!(=゚ω゚)

そして面白いのはオクラで、普通に見れば夏野菜の具材ですが、
これを全体とまぜるとスープの粘度がグッと上がるのですよね!

それによって、スープと麺、具材との一体感が上がるので、
単に具材としてではなく、全体とまぜるのがオススメです!

オクラの粘りの持っている効果を上手く使っていましたね!

◎麺
麺はこれまでよりも薄めで、プリプリ感が光る麺でしたね!

冷やしということで、ビシッと締まった食感かと思いきや、
非常にすすり心地も良く、麺のプリ感も実にほど良くて、
今回のラーメンの隠れた主役と呼べるほどの存在感でした!

これはスープの温度をそこまで下げなかった効果も出ていますね!(*゚ー゚)

冷やし系のラーメンとなるとキンキンに冷やすことも多いですが、
そうするとせっかくの麺の食感が締まりすぎることもあるのですよね!

その点、このラーメンはそこまで強烈に冷やしてないので、
それがこの麺の絶妙の食感のラインを引き出した面もあります!

◎まとめ
とにかくキンキンに冷えた冷やしラーメンを食べたい、
さっぱり感を強く感じられる冷やしを食べたいという、
そうした狙いだと多少外れてしまう可能性もありますが、
冷やしだけど主役のまぐろの風味をしっかり味わいたい、
そうした狙いであれば見事に期待に応えてくれるでしょう!

とにかく魚介の風味の濃厚さにこだわっているお店だからこそ、
それゆえに味わうことのできるまぐろの旨さが詰まっていて、
ひんやりながらもしっかりまぐろに溺れられる一杯になってました!

冷やしとして以上にまぐろとしての旨さを味わいたい人にピッタリです!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3688.html

  • 麺と心 7 - 冷やしまぐろそば(2017年7月)

    冷やしまぐろそば(2017年7月)

  • 麺と心 7 - 冷やしまぐろそば(2017年7月)(麺)

    冷やしまぐろそば(2017年7月)(麺)

  • 麺と心 7 - 冷やしまぐろそば(2017年7月)(紹介パネル)

    冷やしまぐろそば(2017年7月)(紹介パネル)

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2017/06訪問19回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

超濃厚海老クリームコロッケのような海老の旨味の凝縮! 海老白湯ラー麺(2017年6月限定)

6月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!

このところは20日前後に訪問することが多かったのですが、
今回はいち早く6月3日というタイミングで行ってきました!

さて、今月の魚介白湯の限定のテーマは「海老」となっています!

「海老」をテーマにした限定は毎年必ず一度は出ていますね!
甘エビをベースに作られている点は昨年と共通しています!

昨年はこれでもかとガツンと海老の主張を効かせたスープに、
貝と海老で作った自家製XO醤をミックスするという形でしたが、
今年はアボカドや味変用の大葉が加わるなど大きく変化しています!

今年はどんな感じに海老の旨味を打ち立ててくるのでしょうね!(*゚ー゚)

海老にアボカドに別添えの大葉・・・なんだか寿司を連想しますね!

そう考えてみると、トッピング類の多くが寿司に関連してますね!

海老アボカド、海老玉ねぎ、海苔、大葉、どれも寿司に使われますし、
今回が甘海老メインのスープなのも含めて、アイデアの元になったのは、
そうした海老を使った寿司に使われるモチーフだったのかもですね!

◎スープ
まずはスープですが・・・海老の風味が濃厚でかつクリーミーですね!(●・ω・)

面白いのはモチーフになっているのが海老を使った寿司なのに対して、
スープから連想されるのはむしろ洋風の海老系ソースなのですよね!

端的に言うなら、このスープにホワイトソースを合わせたうえで、
コロッケの種にしたらものすごくおいしいだろうと思わせる味です!

というか、ここまま粘度を高めて揚げても抜群に旨いでしょうね!

おいしい海老クリームコロッケでも、もっと海老の味が欲しい、
と思ってしまうのが常ですが、これだけの海老の旨味がもしあれば、
もうそうした文句は言わせないぐらいの海老の旨味が生きています!

サイドメニューでこのスープをもとに作ったコロッケが欲しいほどです!笑

そしてここに海老油が加わるのですが、香ばしさが一気に増しますね!

海老油の主張が加わると、それまでの洋風ソース的な風味だけでなく、
香ばしいえびせんのような風味がそこにミックスされてくるのですよね!

どちらも海老系素材なのに受ける印象の方向が違うのが面白いですが、
とにかく様々な方向から海老の旨さを感じられるスープとなってます!(=゚ω゚)

◎トッピング
そしてここにいろいろな変化を加えてくれるのがトッピングです!

まずは別添えの大葉ですが、これはびっくりするほどに効果的でしたね!

クリーミーな海老系ソースなので合うかどうか少し不安でしたが、
大葉の与える涼しげな香りが入ると一気に印象が変わりましたね!

海老に大葉を合わせた手巻き寿司なんて非常においしいですし、
そうした清涼感と海老とのミックスを楽しむことができます!

一方のアボカドはまろやかさという点でスープと共鳴しつつ、
青さのある風味で海老の風味とコントラストを描きます!

普段から海老アボカドの寿司を食べてる人には特に合うでしょうね!(*゚◇゚)

そしてアボカドの上にはむき海老が2つほど乗っていますが、
こちらのプリッと弾けるような食感もなかなか楽しいですね!

そして玉ねぎは単にいつものように辛味のアクセントだけでなく、
海老のスープにちょっぴりサラダ感覚を与える効果を見せます!

さらに海苔と海老との相性の良さはよく知られていますし、
どのトッピングも単純にスープに合わされるのではなく、
海老の違った表情を引き出す素材として入ってるのですよね!

その中では唯一レアチャーシューだけは普通のアプローチですが!
こちらはおなじみの看板具材を乗せたという形ですからね!

◎麺
麺はやや平打ち気味のセブンらしさを感じる麺となっています!

ただ、いつもに比べるといくぶん麺が細めにも感じましたし、
また食感についても多少の変化をつけているように思いました!

というのも、普段の麺はそこそこ幅広で、食べ始めの頃は
パシッとした歯切れの良さを感じさせ、時間が経つにつれて
だんだんのプリプリとした弾力へと変わっていくのですが、
今回は食べ始めからプリプリ弾ける感覚が強かったのですね!

このあたりは茹で時間による調整もあったのかもですが!(`・ω・)+

スープの粘度が高いので、麺との絡みについては申し分なく、
口の中で一気にプリプリと弾けていく様は心地良かったですね!

ここ最近のこちらのお店の限定で最も早く食べ切った感じでしたし!

◎まとめ
海老を使った寿司をモチーフにしたアイデアを散りばめることで、
それぞれの素材を合わせることで海老の違った表情を引き出し、
その一方の海老のスープはコロッケの種にしたくなるような、
海老の旨味あふれる濃厚スープとしてまとめられているなど、
様々な形の海老の旨さを一杯に閉じ込めた限定になってましたね!

それぞれの具材の狙いどころを意識しつつ食べるとより楽しいですよ!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3652.html

  • 麺と心 7 - 海老白湯ラー麺(2017年6月限定)

    海老白湯ラー麺(2017年6月限定)

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    海老白湯ラー麺(2017年6月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 海老白湯ラー麺(2017年6月限定)(紹介パネル)

    海老白湯ラー麺(2017年6月限定)(紹介パネル)

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2017/05訪問18回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

海苔、海苔、海苔! 味変わさびでちょっとお茶漬け風にも! 海苔白湯ラー麺(2017年5月前半限定)

5月の魚介白湯の限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
今月のテーマは「海苔」とかなり奇抜な素材となっております!

とはいえ、こちらで「海苔白湯」が登場するのは今月が2回目で、
2年前の10月にも海苔がテーマとして採用されてたのですよね!

そのときの記事を読み返すと、当時は海苔との相性がいい
お茶漬けを意識した濃厚系魚介白湯となっていたようですね!

今月は中旬の土日にこちらのお店の周年記念限定があったので、
5月の「海苔白湯」の限定はこれだけで行くのかなと思いきや、
自分が行った翌日の20日から冷やしに切り替わるという報が入り、
記事のリアルタイム性が一発ですっ飛んでいくことになりました(;゚ω゚)

たしか数ヶ月ほど前にも同じことになった記憶がありますが!
今回も途中で切り替わるという話はなかったように思いますし!

今回は締めご飯などがなかったので、から揚げを注文しました!
こちらでから揚げを注文するのはけっこうひさびさになりますね!

こちらのお店はから揚げを1個から注文できるのがありがたいです!

今回はスープの味変用として、わさびが別添えされています!

海苔というとお茶漬けを代表としてわさびとは相性がいいので、
そのあたりを考慮したうえでの味変素材と見て良さそうですね!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、主役は間違いなく海苔ですね!(●・ω・)

右奥のあたりに乗っている海苔を溶かさずにスープを飲んでも、
スープからやってくる主張の大半は海苔そのものの風味です!

さすがに今回はスープを海苔だけで構成してるわけではなくて、
他の魚介系などと合わせた魚介白湯になっていると見られますが、
それらよりも海苔にスポットが当たっているのは間違いないです!

海苔の持つ磯の香り、海苔の持つ香ばしさ、そういった様々な要素が
このお店の魚介白湯のまったり感と合わさることで濃厚さを演出します!

スープにかけられている香味油もおそらく海苔の香味油でしょうね!

そして右奥に見える海苔を絡めて食べると、さらにその効果が増幅します!(*゚◇゚)

こちらの海苔も特に何か強い味付けなどはほどこされていなくて、
海苔の持っている旨さをそのままプラスする効果を見せています!

また、この海苔はスープに溶かし込んで全体の風味をアップさせても、
麺と絡めることでインパクト的に海苔感を強めてもどちらもいけます!

スープに海苔、具材に海苔と、ほんと心行くまで海苔が楽しめますね!

そして味変用のわさびですが、入れるとやはりお茶漬け感が少し出ますね!(*゚ー゚)

「わさびを入れたときのお茶漬け感」と言ったほうが適切ですが!

ただし、わさびが入ることで海苔の存在感が少し後ろに下がるので、
後半に少しずつ加えながら自分に合うラインを探るのがいいでしょう!

いきなり全部投入すると今度は辛味ですごいことになりますしね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、揚げ餃子、たけのこ、アミエビ、
白ねぎ、そして先ほども触れた海苔という組み合わせになってます!

レアチャーシューはおなじみのもので、おそらく部位は肩ロースですね!

しっとりとした質感で、赤身と脂身のバランスもちょうど良く、
数ヶ月前の脂身メインのものよりもしっかり楽しめましたね!

たけのこは薄めの味付けで、スープをソースのように絡めて、
海苔の旨味でもって食べるといった感じの具材になってます!

今はちょうどたけのこがおいしい季節でもありますからね!
たけのこらしいシャクシャクとした食感を堪能できます!

面白いのは揚げ餃子で、何と中にはこんにゃくが入っています!(`・ω・)+

なぜこんにゃくなのかはけっこう謎ですが、肉や魚の身だと、
海苔よりもそちらが目立つということにもなったしそうですし、
そこで目を付けたのが何にでもなじむこんにゃくだったのでしょう!

外はサクッ、中はこんにゃくのプリッとした食感が楽しめます!

海老は海苔とともに、スープに磯の香りと香ばしさを高めてくれます!

◎麺
そして麺ですが・・・今回はいつも以上に風味の強い麺となってますね!(*・ω・)

海苔というコクや濃厚さよりも香りを生かした素材を主役となるため、
麺についても香り、風味もいつもよりも重要視してきた感があります!

いつもよりも焙煎小麦の配合量を多くするなどの工夫をしているのか、
とにかく噛んだときの小麦の風味が強く、その小麦の旨味と海苔が絡み、
それぞれの素材の間で香織の相乗効果を楽しめる組み合わせとなってます!

今回の限定での隠れたポイントはこの麺の香りと言ってもいいかもです!

また今回の形状は平打ちではなく、厚みもかなりある太麺となっていて、
食感ももっちり感が高く「麺に海苔を絡めて食べる」感が非常に強いです!

この個性の強い麺に負けない海苔の存在感もまたすごいと言えますね!

◎から揚げ
そして今回ひさしぶりにサイドとして注文したから揚げですが、
やはりこちらのから揚げはサクサク感と風味が素晴らしいですね!

衣は比較的軽めなのですが、そのサクカリ感には見事なものがあり、
噛むたびにカリカリサクサクとした衣の食感が堪能できます!

揚げ具合もちょうどいいので肉のジューシーさが保たれていて、
なおかつ初期の頃に比べると下味のつけ方がより向上してますね!

今は何もつけずに食べてちょうどいいぐらいのバランスになってますし!
お好みで柚子胡椒をちょこっとつけたりしてもなかなかいけたりしますが!

それにしても最近はから揚げがおいしいラーメン屋が多いですね!
下手な鶏料理屋よりも揚げ方などが上手いお店がたくさんありますし!

◎まとめ
今回のラーメンはすでに提供が終わったのでもう食べられませんが、
海苔の香りをガンガン前面に立てながら麺の小麦の風味と上手く絡め、
こちらのお店らしいホワイトソースにも近いまろやかさと交えることで、
「海苔の風味を濃厚に楽しめる」なかなか面白い一杯となってましたね!

今後ともこちらの魚介白湯の月別限定は追っていきたいと思います!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3633.html

  • 麺と心 7 - 海苔白湯ラー麺(2017年5月前半限定)

    海苔白湯ラー麺(2017年5月前半限定)

  • 麺と心 7 - 海苔白湯ラー麺(2017年5月前半限定)(麺)

    海苔白湯ラー麺(2017年5月前半限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 海苔白湯ラー麺(2017年5月前半限定)(紹介パネル)

    海苔白湯ラー麺(2017年5月前半限定)(紹介パネル)

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2017/04訪問17回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

店主による「中華そば、ひとり。」からのスピンオフ! 背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)

4月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと足を運んでまいりました!
今月の限定はいつもとはちょっと違ったタイプのものとなっています!

この「麺と心 7」や「Junk Story」などの全系列店の社長にあたる
井川さんが自ら厨房に立つお店として「M.I Label」を始めたのですが、
一緒に厨房で動いていた人が卒業したことで「M.I Label」をいったん止め、
同店舗で井川さんが一人による「中華そば、ひとり。」が始まりました!

厳密には井川さんだけで切り盛りしていたわけではないようですが!(*゚ー゚)

その「中華そば、ひとり。」も3月末でいったん終了されたのですが、
そこでの限定メニューだった「背脂鯛そば」をさらに改良したうえで、
4月の限定メニューとして「麺と心 7」で提供されていたのですよね!

魚介系の白湯ラーメンということで、「麺と心 7」にも合いますし、
そうしたこともあってあえて4月の限定として起用されたのでしょう!

その「背脂鯛そば」は4月14日までの提供期間となっていたので、
それ以降は普通の「麺と心 7」の限定になるのかなと思っていたら、
その「背脂鯛そば」のつけ麺バージョンの提供が始まったのですね!

なので、今月は「中華そば、ひとり。」からの限定で完全に通すようです!

もともとは「中華そば、ひとり。」のメニューだったとはいえ、
井川さん自身が「麺と心 7」の限定メニューに直接関わるのは、
今回がけっこうひさしぶりなのではないかという気がしますね!(=゚ω゚)

初年度の2013年の間は井川さんが直接店に入る機会も多かったですが、
魚介白湯専門店への移行を果たしてから数ヶ月経ったあたりからは、
ほぼそのときの店長さんに任せるという形が定着してましたしね!

もちろん限定を出すには井川さんからOKをもらう必要はありましたが!

そう考えると自分もけっこう長くこのお店に通っているのですね!
W白湯や夜の牛骨時代などを知らない人も今は多いでしょうしね!

ほぉ、珍しくトッピングにバラチャーシューが乗ってますね!
魚介白湯専門店になってからは初めて見たような気がします!

まぁ、もともとの「背脂鯛そば」にバラチャーシューが乗ってたので、
「麺と心 7」でもそこはそのまま踏襲したということなのでしょう!

◎麺
まずは麺からですが・・・おっ、いいプリ感を感じさせる麺ですね!(●・ω・)

こちらのお店でよく見るタイプの麺に比べるといくぶん薄めで、
より平打ち麺らしい感覚ながらもプリッとした弾力は強いです!

いつもの麺が歯切れの良さとプリ感が同居しているのに対して、
こちらはもっと素直にプリッとした質感を感じさせてくれますね!

また、やや色が濃いめなので焙煎小麦が練り込まれているのでしょう!
それによって、麺そのものの持つ小麦の香ばしい風味も強めですね!

薄めの麺なのでそこまでガンガン主張するタイプではないのですが、
そうでありながらもつけ汁に負けない存在感があるのは流石ですね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、バラチャーシュー、なると、海苔です!

なるとはちょっとびっくりするぐらいに薄いので驚きましたが!
写真で見ても下の海苔の色がモロに透けて見えるほどですしね!

レアチャーシューは過去2回の限定とは明らかに違ってますね!(*゚◇゚)

過去2回はかなり脂身が多めのレアチャーシューだったのですが、
今回は脂の部分などをあらかじめカットしているように見えます!

これはバラチャーシューとの個性の違いを際立たせるためでしょうね!
レアのほうまで脂身が多い部位だとどうしても路線がかぶりますし!

個人的にはレアはこれくらい脂身が少ないほうが好きなのですよね!

一方のバラチャーシューはつけ汁につけてしまうのがオススメです!
そうすることで脂の部分がやわらかくなってとろけてくれますので!

でもって、つけ汁の中の背脂と相乗効果も見せてくれますからね!

つけ汁の中にはねぎと背脂だけでなくレンコンも少し入ってます!
メンマではなくレンコンが入るあたりがいかにもこのお店ですね!

メンマとはまた違ったシャクッとした食感のアクセントがいいですし、
レンコンってもっとラーメンに使われてもいいと思わせてくれますね!

こちらで使うのは魚介系の風味との相性の良さもあると思いますが!

◎つけ汁
そしてつけ汁ですが・・・ほぅ、これは非常に面白い組み合わせですね!(`・ω・´)

鯛に豚の背脂、普通はあまり思い浮かばないような構成ですが、
それをさりげなくやってのけるのが井川さんなのでしょうね!

「いかにも井川さんらしいなぁ」と思わせるものがありますし!

まず何より光っているのは主役たる鯛の旨味の強さですよね!

いつものこちらのお店の魚介白湯ほどのドロ感はないのですが、
麺をつけて食べるとその瞬間に鯛の旨味がグイグイ攻めて来て、
その旨味の強さに圧倒されてしまいそうになるほどですからね!

そしてそこに合わさる一見すると意外に見える背脂なのですが、
この鯛と背脂のコンビが思っている以上にピタッとハマってます!

ベースの旨味が鯛ががっちりと作り上げ、そこに背脂が入ることで、
コクを高めると同時にその自然な甘みによって風味に広がりを持たせる、
でもってタレが塩系なので鯛と背脂の両者の個性がそのまま立っていて、
それぞれの素材の持つ特徴の合わさり具合の妙が非常に楽しかったですね!

煮干+背脂あたりは非常にポピュラーな組み合わせだったりしますし、
背脂って煮干や節に限らず魚介なら鮮魚系でも十分いけるのですね!

また、食べているときはあまりダイレクトには感じないのですが、
実はけっこうにんにくが強めに効かされていたりもするのですよね!

これがつけ汁全体を引き締めるのに非常にいい効果を挙げています!

◎追いめし
そして今回はこのつけ麺専用の締めの「追いめし」も注文しました!

中央に見えるのはおそらくらっきょうで、周りの野菜は蕗(ふき)ですかね!
ただ、事前にしっかりと煮込まれているのでクセなどは全くないですが!

そして振られている魚粉はおそらくは鯛系のものではないかと思います!

鯛のスープはもともとご飯と相性がいいのは想像がつきますし、
そこに合わさる少量の背脂もこれまたきれいに合うのですよね!

いやはや、麺だけでなくご飯でも鯛+背脂はいけるのですね!(*・ω・)

◎まとめ
いつものセブンの限定は具材以外は完全に魚介で構成されるので、
今回のようにスープに背脂を使うというのはやや異質な面もあり、
その点ではちょっといつものセブンとは雰囲気が違ってましたが、
ひさびさに井川さんらしい技が見られたのは楽しかったですね!

「中華そば、ひとり。」にも一度訪問してみたかったのですが、
当時は体調がボロボロで行けるような状態じゃなかっただけに、
こちらのお店でスピンオフ限定が出たのはありがたかったですね!

体調も上昇傾向にあるので、来月以降もしっかり限定を追っていきます!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - 背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)

    背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)

  • 麺と心 7 - 背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)(つけ汁)

    背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)(つけ汁)

  • 麺と心 7 - 背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)(締めご飯)

    背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)(締めご飯)

  • 麺と心 7 - 背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)(紹介パネル)

    背脂鯛つけそば(2017年4月後半限定)(紹介パネル)

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2017/03訪問16回目

4.0

  • 料理・味4.3
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

どこをどう切り取ってもウニ! ウニに溺れ切ることができる一杯! 雲丹白湯ラー麺(2017年3月前半限定)

3月の月別限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

先月は行く日がなかなか作れずに25日になんとか訪問したのに対して、
今月は時間もできたので余裕を持って訪問することができましたが、
日付をよくよく見ると20日とかなり後半に足を運んでるのですよね;

ただ、気持ちの上では余裕を持って訪問したという感じだったのですが!

ということで、今月の限定の「雲丹白湯ラー麺」を食べたのですが、
なんとその翌日の21日からはつけ麺バージョンへと変更されました(;゚ω゚)

事前に予告されていたわけではなく、20日の夜に報告があったので、
訪問した翌日にはすでに提供が終了するということになりました;

今月こそは提供期間中に記事化したいと思っていたのですけども!

さて、ウニの限定は3年連続で3月の定番となっていますね!
その中でもラーメン版が登場したのはなんと今年が初めてです!

なので、自分としてはラーメン版の間に行けて良かった気がしますね!
そのかわり記事の鮮度が落ちてしまうということにはなりましたが!

ということで、今月の「雲丹白湯ラー麺」がやってきました!
泡系のスープになっているあたりに現代的な香りがしますね!

こちらの魚介白湯のラーメンで泡系って意外にない気がしますし!

◎スープ
まずはそのスープですが・・・うおっ、このウニはすごいですね!(●・ω・)

おそらく単にスープのウニの濃度ということだけでいえば、
これまでのようにつけ麺やまぜそばとして提供したほうが
物理的な濃度という点では確実に上になるはずなのですよね!

でも体感的な濃度として見ると、自分は今回が一番でしたね!

つけ麺はやはりラーメンと比べると麺が主体になりますし、
まぜそばについても麺の主張の強さが大きな鍵になるのに対し、
ラーメンはスープと麺の一体感が重視されるところがあるので、
これが体感的な濃度を高める要因となっているのでしょうね!

しかも今回はスープの粘度もいつも以上に高かったことから、
麺をどこからすすってもウニのスープがたっぷりと絡みついて、
口の中がウニによる磯の風味で満たされつくしましたからね!

その味わいは何と言っても「ウニ」の一言に尽きると言えます!(`・ω・)+

「ウニそのものを食べている」、「ほぼウニの味しかしない」、
というぐらいに言ってしまっていいぐらいにウニ一色です!

そしてここに海苔の香味油が加わりますが、ウニと海苔は相性がいいですね!

やはりどちらも磯の香りを大きな武器としている素材なので、
海苔の香味油によってウニらしさがさらに引き立ってきます!

相乗効果という以上にウニの風味がより強まるようにすら感じます!

さらに海苔は具材としてもたっぷりと入っているのですが、
海苔とウニの相乗効果という点ではこちらが発揮しています!(*゚◇゚)

海苔を少しずつ麺に絡めるようにして食べてもいいですし、
スープの表面に広げて食べてもどちらも印象はほぼ同じです!

というのも、強引にスープ全体とまぜ合わせて溶かさない限りは、
海苔は自然とスープの表面に浮いて麺と絡んで上がってきますし、
量も多いので違いは海苔がどれくらいやわらかいかぐらいですので!

ウニと海苔の磯の風味の共演に、海苔の持っている香ばしさが加わり、
両者が非常に強い一体感を感じさせてくれるのは実に見事でしたね!

◎トッピング
トッピングは他にレアチャーシュー、メンマ、玉ねぎ、ねぎが入ります!

レアチャーシューは今回も脂身が多めの部位となってましたね!
前回もそうだったので、意図的にそうしているみたいですね!

このあたりはメニューによって変えているのかもしれないですが!

メンマは発酵感がやや控えめなのか、たけのこぽさを残しつつ、
オーソドックスなメンマらしさも同時に感じさせるものでしたね!

そういえばこちらのお店でメンマが入るのって珍しい気がしますね!
あえてメンマ以外の素材を使うことにこだわってた印象がありますし!(*゚ー゚)

玉ねぎはかなり細かめながら、全体的にまったり路線のスープに対し、
時折ピリッとしたアクセントを与えるという役割を担っています!

◎麺
麺は断面の四角い焙煎小麦を練り込んだ中太のストレート麺です!

あえて少し硬めに茹で上げることで前半は歯切れの良い食感を打ち出し、
食べ進めるにつれてだんだんとプリッとした弾力が前面へと出てくる、
そうした二段階の食感が楽しめるこのお店らしい麺となっています!

最近の限定の中でも最もこのお店の基本に近いタイプの麺と言えますね!

そうした食感の変化を前提としながら作られている麺ということで、
普通に食べ進める限りでは食感がダレてこないのも大きな強みです!

◎まとめ
とにもかくにもどこからどう切り取ってもウニを楽しめるスープで、
ウニのまろやかさ、磯の香りを心行くまで堪能できる一杯でした!

ほんと夏に海の近くに来ているかのような気分にすらなりましたし!笑

すでにラーメン版からつけ麺バージョンへと切り替わってはいますが、
味の基本は継承されているはずなのでウニ好きならオススメですね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 雲丹白湯ラー麺(2017年3月前半限定)

    雲丹白湯ラー麺(2017年3月前半限定)

  • 麺と心 7 - 雲丹白湯ラー麺(2017年3月前半限定)(麺)

    雲丹白湯ラー麺(2017年3月前半限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 雲丹白湯ラー麺(2017年3月前半限定)(紹介パネル)

    雲丹白湯ラー麺(2017年3月前半限定)(紹介パネル)

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2017/02訪問15回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

アンコウだしのしっとりした旨さでアン肝でアクセント! アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)

「麺と心 7」に2月の魚介白湯の限定を求めて行ってまいりました!

2月は中旬以降は絶不調で、毎日のように微熱が出ていて、
こちらのお店に行けるかどうかも不確定だったのですよね;

ただなんとか25日に訪問でき、この限定を食べることができました!

25日は関わっていた問題に決着がついて気分が晴れるかと思いきや、
一つ大きな宿題が残ったことで精神状態は最底辺をさまよっていて、
微熱を出しながらため息をつきつつ訪問したのをおぼえています;

せっかく時間を作ってこちらのお店を訪問したにもかかわらず、
まるで世界が終わるかのような表情でつけ麺をすすっているなど、
「そんな表情で食べなくていいだろう」と思わせてしまうような、
そんな状態だったのはお店の人にも申し訳なく思ってしまいます;

提供されたつけ麺に関しては決して何も問題はなかったですからね!

あのときの食べっぷりを思い返すと自分でも苦笑してしまいます(;゚ω゚)

麺の上にアン肝のムースが乗っているのが何より目を引きますね!

このムースは麺に直接つけたうえで食べてもいいですし、
つけ汁の中に溶かし込んだうえで食べてもいいようです!

◎アン肝のムース
そこでムースを直接麺につけて食べると・・・これはいけますね!(*゚◇゚)

後でムースをつけ汁に少し溶かし込んで食べもしましたが、
このムースに関しては単独で麺につけるほうが向いてますね!

何よりアン肝の持っているコクがダイレクトに伝わりますし、
クセが上手く抑えられているのでそのままつけて食べても、
ネガティブさがなく、そのおいしさを素直に楽しめますからね!

◎つけ汁
そしてつけ汁ですが・・・アンコウのちり鍋を連想させてくれますね!(●・ω・)

アンコウのちり鍋に出たおだしをより濃厚にしたような、
そんなアンコウの旨味がつまったつけ汁となっています!

つけ汁の見た目からしてもどう見ても白湯ではなく清湯ですが、
そこは置いておいて、アンコウの持っている旨味をストレートに
堪能するという点ではベストのつけ汁と言っていいでしょうね!

アンコウのスープって口にする機会はあまり多くないですが、
それでもはっきりとアンコウだと伝わるものがありましたしね!

また、油脂を少し多めにすることで味に厚みを持たせてましたね!

こうしたアンコウの身や骨の旨味がしっかりと出たつけ汁なので、
アン肝はちょっと溶かすぐらいならほどよくコクを高めてくれますが、
あまり多く入れてしまうとちょっとアン肝が勝ちそうな気がしますね!

つけ汁にはみつ葉とねぎなどを浮かべることでより香りを立てています!

◎トッピング
アン肝ムース以外のトッピングはレアチャーシュー、海苔、かいわれです!

今回はアン肝ムースにかなりのコストがかかったこともあってか、
他のトッピングに関しては必要最小限になった感じもしますね!(*゚ー゚)

ところで今回はレアチャーはいつもよりも脂の部分が多めでしたね!

これはこちらのお店のレアチャーシューの仕様が変わったのか、
あるいはこのメニュー向けにそうされたのかは少々謎でしたが!

◎麺
麺はやや色が濃いめの平打ち気味のつけ麺用の太麺となっています!
この濃いめの色はおそらくは焙煎小麦を練り込んでいるからでしょう!

焙煎小麦を練り込んだ麺はこのお店ではけっこうよくありますが、
その中でも色が濃く、小麦の香りについても強めになってますね!

これは主張の強いアン肝ムースに負けないようにするためですかね!

そうしたこともあってムースと一緒に食べても麺の香りが明確で、
アン肝の風味一辺倒になってしまわないだけの強さがありますね!(`・ω・´)

麺の食感はこちらのお店らしいプリッとしつつ歯切れのいいもので、
麺の持っているみずみずしさを強く感じられるものとなっています!

◎追いめし
そして最後はもちろん追加メニューの「追いめし」を注文しました!
精神的に落ち込んでいた状態でもこうしたところは逃しません!笑

本来はつけ汁をこちらに少量かけて食べるスタイルなのですが、
つけ汁も全部飲みたかったので、こちらをつけ汁に投入しました!

海苔に梅チップということでお茶漬けっぽくもなるのですが、
梅チップがかなり強く、やや勝ちすぎていた面もありましたね!

梅チップを少し減らして、おかきとかが入っていても良かったかもです!

それでも最後にさっぱりといただくには非常に最適なご飯でしたが!

これまで魚介白湯の月別限定には最低1回は必ず訪問してましたが、
体調という点では今回が最も悪かったのは間違いなかったですね;

ただ、それでも継続記録を途切れさせずに済んでホッとしました!

もちろん3月以降もしっかりと月別限定を追っていこうと思います!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)

    アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)

  • 麺と心 7 - アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)(麺)

    アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)(締めご飯)

    アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)(締めご飯)

  • 麺と心 7 - アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)(紹介パネル)

    アンコウ白湯つけ麺(2017年2月限定)(紹介パネル)

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2017/01訪問14回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

酒粕によってブリの臭みを消しその旨さだけを引き出した逸品! 鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)

1月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!

1月の魚介はブリなのですが、自分はちょっと不安なのですよね;
というのも、自分はけっこうブリが苦手なタイプですからね;

「じゃあブリの限定を食べに行くなよ」という話なのですが、
毎月ちゃんと行ってるだけに外そうとは思えないのですよね!

ちなみに月の前半はブリのラーメンが提供されていたのですが、
後半になってからつけ麺へと切り替えられているのですよね!

というわけで、ブリのつけ麺がやってまいりました!
何やらつけ汁の色がずいぶんと白いのが目を引きますね!

白湯スープなので白みがかっているのは普通ではあるのですが、
どうもこの白さは単に白湯だからというわけではなさそうです!

◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・おっ、これはおいしいじゃないですか!(●・ω・)

ブリの持つクセが苦手な自分でも全く問題を感じないですし、
むしろストレートに旨いと感じさせてくれる力がありますね!

そしてこのつけ汁の白さですが、これは酒粕のようですね!

酒粕を使うことによってブリの持つクセをきれいに抑えて、
ブリの持っている旨さだけを堪能できるようになってます!(=゚ω゚)

ブリという力強さのある魚なので、コクは非常に潤沢ですし、
そこに酒粕のまろやかさとさわやかさが加わることによって、
濃厚でありながらも食べやすさのあるつけ汁となっています!

そしてそこにやや多めに入った一味唐辛子がアクセントとなり、
またつけ汁の中の玉ねぎも全体の風味を引き締めてくれます!

なので、ブリがあまり得意でない人でも十分いける味ですが、
そのかわり酒粕が苦手な人はさ避けたほうがいいかもです!

それにしてもブリがここまで食べやすくなるとは意外でした!

昨年1月のブリの限定もまあまあ楽しむことができましたが、
それと比べてもこちらのほうが自分としては圧倒的に好きですね!

「いい旨味は持っているけどクセが強い」というブリの特性を
非常に上手く生かすことに成功したつけ汁となっていますね!

これはスルーせずに食べに来て大正解だったと言えるでしょう!

◎トッピング
トッピングは炙ったブリと水菜、糸唐辛子となっています!(*゚◇゚)

こちらのお店のトッピングとしてはけっこうシンプルなほうですね!
そのかわり価格が864円とつけ麺にしては安くなっています!

麺を300gにしても864円なのですから、かなりお得ではありますね!

水菜は麺と絡めながら食べて味をリセットしてくれる役割で、
すっきりとしつつほんのりとした苦味を楽しむことができます!

そして炙ったブリですが・・・これもまたよくできていますね!(`・ω・)+

これもまたブリ特有のクセといったものは感じさせないですし、
ブリのコクが非常にいい形として舌に広がってくるのですよね!

自分は本当はけっこうブリ好きなのかと錯覚してしまうほどです!

表面の炙りによって軽く香ばしく、中心部分は生の旨さがあり、
そのままでもつけ汁につけてもどちらでもおいしく食べられます!

◎麺
麺は実にこちらのお店らしいスタイルの平打ち麺となっています!
セブンのつけ麺の麺というと、まずこのタイプが思い浮かびますね!

しっかりとした表面の質感とプリッとしつつも歯切れのいい食感、
そして焙煎小麦を練り込むことによる香ばしさが一体となっています!

もちもち感ではなく、ハリのある質感を武器にしている麺なので、
まったりとしたつけ汁に対しても明確な存在感を見せてくれます!

最近の魚介白湯の限定では締めのご飯がよく提供されてましたが、
今回はそうしたものは特に用意されてはいないみたいですね!

とはいえ、普通に麺を食べるだけでつけ汁がほぼなくなるので、
締めご飯などがあっても注文しようがなかったと思いますが!(*・ω・)

◎まとめ
それにしても炊き方と酒粕でクセを取る手法は実に見事でしたね!

ブリがあまり得意でないからこそそのクオリティの高さがわかり、
これなら来年以降もブリ白湯が楽しみになる力がありましたね!

全くブリがダメな人にはさすがにオススメできないと思いますが、
「少し苦手」ぐらいならあえて挑戦してみるのもアリでしょうね

そうすることでブリの持つ魅力を改めて知ることができるかもです!(゚x/)

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  • 麺と心 7 - 鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)

    鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)

  • 麺と心 7 - 鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)(麺)

    鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)(紹介パネル)

    鰤白湯つけ麺(2017年1月後半限定)(紹介パネル)

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2016/12訪問13回目

4.0

  • 料理・味4.3
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

蟹の旨味あふれるこの一杯に間違いなし! 巨大カニカマの天ぷらも◎! 蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)

12月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!(`・ω・´)

12月の月別魚介白湯のテーマは「蟹」となっています!

こちらのお店の冬の「蟹白湯」はもはや定番となっていて、
月別の限定の中でもとりわけ安定感が高いのですよね!

もちろん毎年その内容は全く新しいものになっているのですが、
確実にいいものを作ってくれるので毎年楽しみなのですよね!

ということで、今年の蟹白湯のラーメンがやってまいりました!
中央に乗っている巨大な天ぷらが何と言っても目を引きますね!

右側の人参は明らかに蟹のハサミを意識したトッピングですね!

◎スープ
まずはスープですが・・・うん、やはり蟹の旨味が詰まってますね!(●・ω・)

昨年や一昨年の蟹白湯と比べると、今年はかなり素直なビジュアルで、
もうスープそのものに全ての旨味を溶け込ませたような感じになってます!

今回は大量の蟹を炊き込んだスープをベースとしたうえで、
そこに蟹味噌を使ったタレを合わせているとのことですが、
中でも蟹の身などの持つ旨さがビシビシと伝わってきます!

というのも、スープの中にたくさんの蟹の身が見えますからね!

もちろん蟹の甲羅などによる甲殻類らしい旨さも備わってますし、
蟹味噌を使ったタレによるコクも非常にいい効果を挙げてますが、
この蟹をひたすら炊き込んだがゆえの蟹の身の旨さは最高ですね!

そこに蟹オイルをかけることでさらに風味に厚みを持たせています!

またスープのとろみが強いので、スープの温度はかなり高いですね!
これもまた肌寒くなってきた今の季節にはピッタリとハマります!

また、蟹味噌は旨味が強い一方で多少のクセもあったりしますが、
こちらはタレとして熟成することでその旨さだけが生かされていて、
それがスープと合わされることで深いコクが全体に広げられています!

自分としてはここ3年の「蟹白湯」の中でも今年が最も好きでしたね!(=゚ω゚)

タレも含めたスープ全体の旨さが半端ない充実度を誇ってましたしね!

また、こちらのお店の「蟹白湯」は重くなりすぎないのもいいですね!

それは今年に限らず、昨年や一昨年についても同様ではあるのですが、
しっかり濃厚で蟹の旨味が存分に感じられる仕上がりでありながら、
サラッと食べられるので、これも大きな安心感に繋がってますね!

◎トッピング
トッピングは中央の天ぷら、チンゲン菜、海苔、白ねぎ、にんじんです!

中央の天ぷらは実際の蟹ではなく、巨大なかにかまぼこを揚げたものです!
さすがにこのサイズの蟹の身は見つけるだけでも苦労するでしょうしね!

とはいえ、かにかまぼこでもこのサイズのものは普通は見ないですが!
おそらくは「オーシャンキング」の「極」と呼ばれるものですかね!

そしてこの天ぷら、目立っているだけあって非常に味もいいです!(*゚◇゚)

それも単に味がいいだけでなく、ちょっとだけ身をつまんで、
それを麺に絡めながら食べるということもできるのですね!

過去2年はトッピングにレアチャーシューが入っていたのですが、
蟹白湯との相性という点ではこの天ぷらのほうが遥かにいいですね!

海苔は蟹とはまた違った磯の風味を感じさせる効果を見せます!
しっかりとスープに浸したうえで麺に絡めて食べるといいですね!

チンゲン菜もなかなか効果的で、こちらは青菜特有のほのかな苦味が、
まろやかなスープの中でいいアクセントとなってくれています!

なので、口をリセットするためにときどき食べるのがいいですね!

にんじんはトッピングというよりはビジュアル要員ですね!

◎麺
そして今回はかなり太めで縮れの強い麺が使われています!

この麺もなかなか良くて、最初はややがっしり目の食感で、
食べ進めるにつれてもちもち感がどんどんと強まってきます!

今回のスープはとろみも強く、麺との絡みも非常にいいので、
それに負けないだけの麺を合わせてきたということなのでしょう!

それがよく当たっていて、麺のもちもちした食感が映えていて、
それと同時にしっかりとした小麦感を感じさせる風味も良く、
スープ一辺倒のバランスにならないうえで大きく貢献してました!(*゚ー゚)

◎雑炊風〆ご飯
そしてラストは+50円で締めの雑炊風ご飯をいただきます!
写真にあるようにラーメンのスープをかけて雑炊風に食べます!

最初はなぜ錦糸卵が乗っているのだろうとちょっと思ったのですが、
この錦糸卵が入ることで雑炊っぽい風味を作り出しているのですね!

さすがに本物の雑炊のように卵を投入して熱を通すのは無理なので、
そこをしっとりとした錦糸卵によって代用したということですね!

これが非常に面白く、ほんとに雑炊らしい風味になってくれますね!

また、今回のスープは麺に負けないほどにご飯との相性がいいので、
締めとしては申し分のないクオリティを発揮してくれていました!

ほんの+50円なので、これは注文しないともったいないと言えますね!

蟹の身などの旨味がぎっしりとつまったスープにもっちりとした太麺、
さらにトッピングの天ぷらが思っていた以上にスープと相性がいいなど、
全体のまとまりの高さは過去3年でもトップと言っていい内容でした!

さて、来年1月の限定は「ブリ白湯」になることが告知されていました!
今年の1月も「ブリ白湯」だったので、2年連続ということになりますね!

自分は例によってブリがやや苦手なので、ちと不安ではありますが;

また、9月の「まぜそばGP」で優勝した「魚貝味噌MAZESOBA」が、
新たなメニューとして少し前から提供がスタートしています!

自分は9月の提供時に食べていますが、また食べに行こうと思います!
このまぜそばはほんとに素晴らしくクオリティが高かったですからね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3425.html

  • 麺と心 7 - 蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)

    蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)

  • 麺と心 7 - 蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)(麺)

    蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)(締めご飯)

    蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)(締めご飯)

  • 麺と心 7 - 蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)(紹介パネル)

    蟹白湯ラー麺(2016年12月限定)(紹介パネル)

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2016/11訪問12回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

サンマの旨味を凝縮させた醤油ダレの深いコクが光る! サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)&カジキのマヨ丼

11月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

今月のテーマは8月の「鯖」、10月の「鰯」に続いて青魚の「秋刀魚」です!
青魚系のテーマがここまで連続するというのは珍しい気がしますね!

ただ、それゆえにそれぞれの特徴の違いを感じやすくもありますし、
そうした狙いも込めてのこのようなリレーになってるのかもですね!

というわけで、「サンマ白湯ラー麺」がやってまいりました!
これはずいぶんとタレの色が強く出たスープになってますね!

◎スープ
まずはそのスープですが・・・あ、これは完全にタレが主役ですね!(●・ω・)

ただしそれは決して醤油の主張がものすごく強いということではなく、
タレに秋刀魚の旨味をじっくり溶かし込んでいるということです!

こちらのお店は基本的にスープによって魚介白湯を演出していますが、
このようにタレに強く焦点を当ててきたのは珍しいように思いますね!

そしてこの秋刀魚の旨味を溶かし込んだタレが非常に深いのですよね!

なので、この色の濃さは醤油の濃さが表れているというよりは、
じっくりと熟成させた秋刀魚の旨味が表れているという感じです!

青魚系の魚介白湯はその魚介の持つクセも多少は出たりしますが、
こちらはタレで熟成しているのでそうしたクセなどは感じられず、
秋刀魚ならではの深みがギュッとつまったスープになってますね!

こうしたタレ主体の魚介白湯というのもまた面白いものですね!(*゚◇゚)

そしてここに絶妙のアクセントを加えているのが粗びきの黒胡椒です!

タレが強めに出たスープなので全体的にまったりとしていますが、
そこに黒胡椒が多く入ることでさわやかな感覚も備わっています!

さらに後半は味変としてすだちを絞って入れることができます!

柑橘類が入ることで一気にスープの印象が変わるかと思いきや、
秋刀魚の醤油ダレが強いので実はそこまで大きくは変わりません!

あくまですだちのさわやかな香りがふわっと加わる感じですね!

◎トッピング
トッピングは煮た秋刀魚、エリンギ、ねぎとなっています!

この煮た秋刀魚は事前にはほとんど味がつけられてないので、
スープの下のほうに沈めて味を含ませておくといいですね!

少しタレに漬け込んだうえでトッピングしても良かったかもですね!

エリンギはその特有の旨味が全体に変化を加えてくれるとともに、
黒胡椒がたくさん絡むことでピリッとした刺激も持ち合わせています!

◎麺
麺はけっこう太めのもっちり感の強い麺が使われています!

こちらのお店は歯切れの良さとプリッとした弾力を両立させた
そうしたタイプの麺を使ってくることが多かったりしますが、
今回はそれとはタイプの違うもちっとした食感の麺となってます!

もっちり感が強いのでタレの強い主張にも全く負けておらず、
麺の風味や食感とタレがガシッと組み合う感覚を楽しめます!(*゚ー゚)

◎カジキのマヨ丼
そして今回はサイドメニューの「カジキのマヨ丼」も食べました!

このメニューはけっこう以前から販売されてはいるのですが、
限定数が非常に少ないのでハードルがすごく高いのですよね!

今回はかなり早い時間に来れたので思い切って注文しました!

カジキはこのお店のラーメンのトッピングにも使われていますが、
サッパリとしていてクセがないので、非常に食べやすいのですよね!(`・ω・´)

自分はマヨとご飯を一緒に食べる機会があまりないのですが、
カジキのサッパリ感とマヨの風味がなかなか良く合っていて、
またネギやわさびによる刺激もいいアクセントになってますね!

ちなみにわさびは量は多めに見えますが辛さは控えめです!
また、わさびを入れるかどうかは注文時に選ぶことができます!

◎まとめ
「鯖」、「鰯」、「秋刀魚」と3つの魚介白湯を食べてきましたが、
見事なまでにそれぞれの魚介の持つ特徴が引き出されていましたね!

特に熟成してタレに生かす手法は秋刀魚ならではとも言えますし、
いつもの魚介白湯とはまた一味違った旨さを楽しむことができました!

月末まではおそらく提供されているので、まだ食べられますよ!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3392.html

  • 麺と心 7 - サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)

    サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)

  • 麺と心 7 - サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)(麺)

    サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)(紹介パネル)

    サンマ白湯ラー麺(2016年11月限定)(紹介パネル)

  • 麺と心 7 - カジキのマヨ丼

    カジキのマヨ丼

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2016/10訪問11回目

4.0

  • 料理・味3.9
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

イワシの旨味をわかりやすく引き出した王道魚介白湯つけ麺! 鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)

10月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!

さて、10月の魚介白湯の限定のテーマは「鰯」となっています!

9月は特別な構成でいろんな社員さんのまぜそばとなってましたが、
10月からはまたいつも通りに一つの魚介がテーマとなっています!

その9月を除くと、8月が「鯖」で、10月が「鰯」となっていて、
そして11月が「秋刀魚」と青魚が続いているのが目を引きますね!

8月の「鯖」はびっくりするほど強烈な仕上がりでしたが、
10月の「鰯」がどのように調理されたのか気になりますね!

ということで、「鰯白湯つけ麺」がやってまいりました!

レアチャーシュー以外のトッピングが揚げ物なのが面白いですね!
また、後半に味を変えることができるようにカレー粉もついてきます!

◎つけ汁
まずはその味ですが・・・おっ、これは非常にまとまってますね!(●・ω・)

8月の「鯖」はとにかく強烈で、水煮した鯖をミキサーにかけて、
それに味をつけてそのままつけ汁にしたような感じの味でしたが、
こちらはもっとベーシックな濃厚魚介白湯系スープに近いです!

鰯というと煮干もそうですし、つけ麺ではポピュラーな素材なので、
「鯖」のときと比べると広く受け入れられる仕上がりになってますね!

ですが、こちらのお店は煮干などのよく使われる素材ではなく、
オイルサーディンを使っているというのが大きな特徴です!

それによって魚介だけでは足りない油脂のコクが存分に補われ、
動物系+魚介のつけ汁に負けないだけの濃厚さを感じさせます!

また、煮干のようなクセもないので食べやすいのですよね!

なので、鰯という素材を使いつつもクセが出ないようにまとめ、
それと同時にコクも引き出したつけ汁として仕上げられています!

そのため食べたときにはベーシックな印象も多少与えながらも、
よくよく見てみるとしっかり練られていることが伝わってきます!

◎カレー粉による味変
そして後半にカレー粉を入れると・・・印象がガラッと変わりますね!(=゚ω゚)

ちょっとアクセント的にカレーが加わる感じになるかと思いきや、
カレー粉を入れた瞬間に完全にカレーつけ麺そのものになります!

もちろんベースである鰯のコクと旨味ははっきり感じられますが、
前面に出てきて主張するのはむしろカレーという感じになります!

一つのつけ麺で2つの味が楽しめるというのは面白くもありますが、
ここまで印象が変わるとちょっと面食らうところもありますね!

なので、途中で一気に違う味にしたいときは入れるといいですが、
この鰯つけ麺の風味をできるだけそのまま楽しみたいときには、
入れるとしてもごく少量にとどめておいたほうがいいでしょうね!

・・・といっても、すでに提供期間は終わってしまってますが!(;゚◇゚)

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、揚げたレンコン、茄子、ごぼうです!
面白いのは素揚げした3種類の野菜が入っているという点ですね!

今回はスープの素材もオイルサーディンということで油が絡んでますし、
油の旨さを生かすという視点がこのトッピングからも見えてきますね!

やはり動物系+魚介に比べて、魚介のみだとコクに弱さが出るので、
そのあたりをトッピングも含めて上手く補ってきた印象ですね!

でもって、3種類の野菜とも油と合わさることで旨さを増しますしね!

◎麺
麺はこちらのお店が得意とする自家製の平打ち麺となっています!

ほどよい歯切れの良さとプリッとした弾力が同居した食感で、
このあたりもこちらのお店の王道の旨さと言っていいでしょう!

そして今回の麺の大きな特徴は非常に香りが強かったところですね!(*゚ー゚)

鰯の風味を生かしたつけ汁につけても麺が負けないように、
焙煎小麦あたりを加えることで香りを強めていると見られます!

麺を口を含んだ瞬間や、麺を噛んだときなどに香りが上がり、
鰯の濃厚な旨味の中からも小麦の存在感が光るのですよね!

こうした麺とつけ汁のせめぎ合いなどは非常に面白いですね!

◎〆のじゃこご飯
ラストは「〆飯」の「じゃこご飯」(50円)をつけ汁に追加投入します!
そういえばこのじゃこもまた鰯の稚魚だったりするわけですよね!

このじゃこは油で炒めることで香ばしさが高められるとともに、
カリカリした食感が全体の中でいいアクセントになるのですよね!

また、どちらも鰯ということで味の相性は全く文句なしですね!

◎まとめ
今回はひたすら冒険的だった8月の「鯖」よりも食べやすい内容で、
それでいて様々な工夫が凝らされたつけ麺として仕上がってました!

続く11月の「秋刀魚白湯」もできるだけ早く食べに行きたいですね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3370.html

  • 麺と心 7 - 鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)

    鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)

  • 麺と心 7 - 鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)(麺)

    鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)(締めご飯)

    鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)(締めご飯)

  • 麺と心 7 - 鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)(紹介パネル)

    鰯白湯つけ麺(2016年10月限定)(紹介パネル)

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2016/09訪問10回目

4.1

  • 料理・味4.5
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

貝の旨味が生きた味噌ダレに絶品トッピング、そして深川あさり〆めしの秀逸さ! 魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月25~30日)

9月限定の「魚介まぜそばGP」を求めて「麺と心 7」へと行ってきました!

9月はいつものような月別限定が提供されるのではなくて、
レギュラーメニュー化をかけてこちらのお店の社員さん達が
オリジナルメニューで競い合うという形になってたのですよね!

期間を9/1~5、9/7~12、9/14~18、9/19~24、9/25~30と分け、
それぞれの期間に各社員さんが作ったまぜそばが提供されます!

そのうえで限定メニューを注文したお客さんが簡単な採点をして、
その結果をもとにしてレギュラーメニュー化を決める方式です!

本来であればこのうちのいくつかを食べておきなかったのですが、
9月は忙しかったため1つだけ食べに行くのが限界といったところで、
それならとミッキーさんによる9/25~30のまぜそばを狙いに行きました!(`・ω・)+

メニュー名は「魚貝味噌MAZESOBA ~貝出汁FEVER~」となっています!

以前にこちらでミッキーさんが作ったまぜそばを食べたことがあり、
これが締めのご飯も含めて非常にクオリティが高かったのですよね!

なので、今回のまぜそばにもかなりの期待が持てそうな気がします!

おー、これはなかなかそそるビジュアルとなってますね!

◎トッピング
ホタテの時雨煮にはまぐり、軽く砕いたイカフライにレアチャーシュー、
みじん切りの玉ねぎ、かいわれ、海苔がトッピングされています!

さらにかいわれの下に甘辛く炊かれたダイス状の肉も入っています!

レアチャーシューはいつもながらもしっとりとしたもので、
はまぐりは貝の旨味があふれ、玉ねぎは清涼感を運びます!

ただし、タレも強めなので玉ねぎの主張はそこまで強くきません!
自分は玉ねぎが強く出すぎるよりはそのほうが好きなのですが!

そしてホタテの時雨煮ですが、これは非常においしいですね!(=゚ω゚)

ホタテの持つ深い旨味とともに生姜によるさっぱり感もあり、
なおかつしっかりと染みわたった甘辛い醤油の風味も良く、
こうした具材を取り入れるあたりにはセンスも感じますね!

また、意外と面白いのがこの砕いたイカフライなのですよね!

サクッとした食感やイカの香ばしい風味もさることながら、
あえてマヨネーズ風味のイカフライを使ってるのですよね!

まぜそばってマヨネーズの風味とは相性が良かったりする一方で、
それをそのまま投入すると味を強く支配したりしてしまうのですが、
これはイカフライの風味なのでマヨの長所だけが生きてるのですよね!

マヨとまぜそばの相性の良さを感じさせつつ目立ち具合を抑える、
このアイデアはこのまぜそばの中の隠れたポイントになってました!

また、海苔が醸し出す磯の風味も貝の風味の効いたタレとよく合ってます!

◎タレ
そしてメインとなるタレの風味ですが・・・これは間違いないですね!(●・ω・)

あさりなどの二枚貝のだしと味噌、これが合わないはずはありません!
味噌汁でも定番ですし、この組み合わせは鉄板の旨さがありますね!

以前に「Junk Story」で食べた「濃厚貝出汁味噌」を彷彿とさせる、
王道の貝と味噌のハーモニーを楽しむことができる味噌ダレです!

貝をはじめとした魚介の旨味がしっかりと味噌ダレに宿っていて、
味噌の深い旨味を引き出しつつもほんのりした甘みでカドは抑え、
油脂によってコクを重ねるなど、そのバランスもまた秀逸ですね!

さらにこのまぜそばには「煎り酒」なるものがついているのですよね!

「煎り酒」というのは江戸時代などにはよく使われていた調味料で、
日本酒に梅干などを入れて煮立たせてアルコールを飛ばしたものです!

ミッキーさんは過去のまぜそばでもお酒を活用したことがあって、
今回の「煎り酒」の登場はそのことを思い出させてくれましたね!

こちらの「煎り酒」だけでも何か魚介系の旨味が移されていて、
アルコールがほぼ飛ばされているのでキツさもありません!

これを味変としてかけるのですが、これがまた効果的なのですよね!

ほんの少し残ったアルコールの風味が貝味噌ダレとよく合っていて、
さらにこの「煎り酒」に忍ばされた旨味がタレに加わってくれます!(*゚ー゚)

◎麺
麺は平打ち気味のプリンとした弾力の強い麺となっています!

この麺はまさにこちらのお店の王道とも言えるようなスタイルで、
ほどよい歯切れの良さとプリッとした弾力が上手く調和していて、
まぜそばでもラーメンでも何にでも合う万能性の高さを見せます!

貝系の具材はどれもプリッとした弾ける感じを持っていますし、
それと共通した食感を見せてくれるという点も面白いですね!

◎深川あさり〆めし
そして締めご飯としてこの「深川あさり〆めし」が注文できます!

いやいや、これってそのまま食べても十分いけそうなのですが、
それでも残ったタレとまぜて食べるためのご飯なのですよね!

ちなみに上にちょこっとだけかかっている粉末は山椒です!

とりあえずタレに入れる前にあさりとご飯を食べてみましたが、
いやはやもうこれだけで十分に味が完成しているではないですか!

それでもタレとまぜて食べてみましたが・・・これはびっくりですね!(゚◇゚)

今まで食べてきたまぜそばの締めご飯として間違いなく1位です!

あさりの時雨煮が入るという飛び道具も忍ばされていますが、
とにかくこの締めご飯と貝味噌ダレとの相性は文句なしですね!

以前に作られたまぜそばでもピリ辛なめたけをご飯に加えるなど、
締めご飯に一品加えるという工夫に強みを見せてはいたのですが、
今回のあさりの時雨煮を加えた締めご飯は群を抜いていますね!

貝の旨味の効いた味噌ダレとあさりの時雨煮の甘辛い風味、
それとご飯が一体化ですから、旨いに決まってますからね!

◎まとめ
一つのまぜそばとしても見事で、「煎り酒」も非常に効果的、
さらに締めご飯でここまでうならせてくれたのは感激でしたね!

一見するとイカフライや煎り酒などが変化球に見えるのですが、
冒険的でありつつもその旨さの構成は王道を強く感じさせるもので、
レギュラーメニューを張るにふさわしい一杯だと思わされましたね!

貝味噌というスタイルもまたレギュラーでもおかしくないですし、
新しさと安心感をしっかりと共存させた実にいいまぜそばでしたね!

ちなみにこのまぜそばはこのときのGPで優勝されたことによって、
その後もこちらでレギュラーメニューとして提供されています!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3332.html

  • 麺と心 7 - 魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)

    魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)

  • 麺と心 7 - 魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(麺)

    魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(麺)

  • 麺と心 7 - 魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(深川あさり〆めし)

    魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(深川あさり〆めし)

  • 麺と心 7 - 魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(紹介パネル)

    魚貝味噌MAZESOBA(2016年9月末)(紹介パネル)

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2016/08訪問9回目

4.0

  • 料理・味3.9
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ミキサーにかけたサバに醤油ダレで味付したかのような超ドロドロのサバつけ汁! 鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)

8月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
今回は昼訪問でしたが、このお店に昼に行くのはひさびさですね!

いつもは夜営業の開始時間を狙って訪問していましたので!

さて、8月の限定は鯖(さば)を使った魚介白湯となっています!

サバというと節素材としてラーメンでもよく使われますが、
こちらのサバ白湯がどんな路線で来るのか気になりますね!

なかなか一筋縄ではいかないラーメンを提供するお店ですので!(*゚ー゚)

ということで、「濃厚 鯖のどろつけ麺」がやってまいりました!

つけ汁を見るに、かなりのどろ感に仕上がっているようですね!
味変用にしょうがとみょうがの2種の薬味も用意されています!

◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・ぬおっ、これは強烈などろ感ですね!(=゚ω゚)

これはもうつけ汁と呼んでいいのかどうか迷ってしまうような、
「醤油ダレで味をつけたサバのペースト」そのものという感じです!

まさかここまでのどろ系のつけ汁で来るとは思っていませんでした!

今回のつけ汁はサバの身はもちろん骨も溶け込んでいるようで、
もうサバをひたすら煮込んでペーストにしたような感じです!

そのため、麺をつけようとしても全然つけ汁に沈まないのですよね;
そのままつけ汁の上に麺が乗っかったような感じになります!

でもって、濃度が著しく高いので麺をすするのも大変です!

麺を勢いよくすすってもなかなか麺が上がってこないですからね!

ペースト状のつけ汁ということもあって麺との絡みは非常にいいので、
麺を完全に沈めてつけるのではなく、1/2ぐらいをつければ十分です!

そして中盤からは生姜やみょうがによって変化を加えていきます!

つけ汁の味わいはほんと100%サバと言ってもいいほどなので、
生姜などで好みのさっぱり具合をプラスするといいでしょう!

また、裏技としては早い段階でスープ割りを注文してしまって、
そのスープ割りで濃度を調整するといった方法もありますね!

今回のつけ麺のアイデアのもとは冷や汁あたりにあるのですかね!

青魚のペーストと薬味類といったあたりには共通性がありますし!

ただし、こちらのつけ汁は温かいものとなってはいますし、
味噌は使わないなどいろいろと大きな違いはありますが!

なので、締めはスープ割りで濃度を調整しながら、
ご飯にかけて食べるといった方法もアリでしょうね!(*゚◇゚)

◎トッピング
つけ汁の中には玉ねぎ、白ねぎ、甘夏の皮が入っています!

麺の上にはレアチャーシュー以外にかいわれが乗っているので、
レアチャー以外の具材は全て薬味類と言ってもいい感じですね!

なので、薬味を駆使しつつサバの風味を楽しむつけ麺とも言えます!

甘夏の皮はそのまま丸ごとかじってしまうと少々苦くなるので、
ときどきちょっとずつかじるというのが良さそうに思います!

レアチャーシューは厚めのカットなので非常に食べごたえがあります!

もちろんそのまま食べてもレアチャーらしい旨味が楽しめますが、
つけ汁につけてサバの風味と合わせるとまた違った魅力も出ますね!

◎麺
麺はかなり太めのもっちり感のある太麺となっています!

食べ始めの頃は多少のがっしり感とプリッとした質感も出しつつ、
食べ進めるにつれてもっちり感と風味の良さが立ってくる麺ですね!

麺単体としての主張もけっこう強く持った麺ではあるのですが、
今回はつけ汁の主張が強烈なので、つけ汁優位ではありましたね!

さすがにこのつけ汁以上の主張を見せる麺はあまりなさそうですが!(●・ω・)

今回は途中でつけ汁を飲まずに普通に食べ進めたのですが、
それでも最後はこの状態になってつけ汁がなくなりました!

もはやスープ割りをするかどうか迷うまでもなかったですね!

さすがに麺300gでここまでなるつけ汁はそうそうないと思います!
著しく高い粘度でもない限りはこれほどつけ汁は減らないですしね!

◎まとめ
今回はここ数ヶ月ぐらいのこちらの限定の中では最も攻めた内容で、
それゆえにかなり人を選ぶ要素も含んでいるのは間違いないですね!(`・ω・)+

冒険心の強さという点では初期の魚介白湯の限定を思い起こさせますね!

なので、苦手な人はとことん苦手と感じる内容ではありますが、
逆にハマると何度もリピートするぐらいになる力もありますね!

これだけサバの風味をとことんまで味わえるつけ麺はないですし!

とにもかくにも最後までサバに圧倒されるつけ麺でございました!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3242.html

  • 麺と心 7 - 鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)

    鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)

  • 麺と心 7 - 鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)(麺)

    鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)(後半の図)

    鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)(後半の図)

  • 麺と心 7 - 鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)(紹介パネル)

    鯖のどろつけ麺(2016年8月限定)(紹介パネル)

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2016/07訪問8回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

タコ風味のタレにタコの酢の物でマリネ風の味わいも楽しめる一杯! 冷製タコまぜそば(2016年7月限定)

7月(2016年)の限定を求めて「麺と心 7」へと足を運んでまいりました!(`・ω・´)ゝ

初日である1日に限定を食べに行くのは初かもしれないですね!
いつもはもうちょっと遅めの時期に行くことのほうが多いですし!

今回はラーメンの素材としては非常に珍しい「タコ」なだけに、
これは行かねばタコねばということで急いで行ってまいりました!

初日だから限定目当ての人で開店前から並んでいるかと思ったら、
特に普段と違いもなく、ちょっと拍子抜けしたりもしましたが!

というわけで、「冷製タコまぜそば」がやってまいりました!

しかしこのビジュアル・・・もはや完全に西洋料理の域ですね!

そうでありながら麺の上には大葉、奥にはたこせんがあるなど、
よくよく見ると和洋折衷的な要素もけっこう強かったりしますが!

◎タレ
まずはタレの味わいですが・・・おぉ、これは純粋にタコですね!(●・ω・)

タコそのものの風味って日常ではあまり意識しなかったりしますが、
タコをかみ締めたときに広がる風味を煮詰めたような味になってます!

それでいて白湯らしく、クリーミーなまろやかさもありますね!
ただしどろっと感は控えめで、冷製向けに比較的サラリとしてます!

◎トッピング
トッピングのタコはバジルと塩で風味付けされた完全な洋風仕様で、
麺の上には大葉、粗挽きの黒胡椒、ピーナッツが散らされています!

左下に見えるマッシュルームとしめじのソテーは味付けは軽めですが、
やはり他の具材と同様に西洋の香りを感じさせるものとなっています!

◎全体の味
そしてまぜそばらしく全体をがっつりとまぜ合わせてからいただくと、
タコの旨味の中から大葉や黒胡椒、赤玉ねぎによる風味の変化が顔を出し、
タコの冷製冷やしパスタとでも呼べるような味わいを楽しむことができます!

奥にあるたこせんは砕いて麺と絡めても、途中でそのまま食べても、
たこせんらしく具材のタコをはさんで食べてもどの方法でもいけます!(=゚ω゚)

たこせんという文化はかなり地域が限られるので補足しておきますと、
たこやきをこのせんべいに乗せて食べるのを「たこせん」と言いますが、
それと同様にこのせんべいそのもののことも「たこせん」と呼びます!

ただし原材料にタコは入っておらず、実際は大きめのえびせんなのですが!

さて、タコの旨味を生かしたタレと冷製パスタ的な感覚が楽しめる一杯ですが、
もともとタコってそれほど味が強くないので、タコが主役でありながらも、
「タコの主張が強烈に攻めてくる」タイプではないという側面もあります!

そこに面白い変化をつけてくれるのがこれなのですよね!(*゚ー゚)

◎タコの酢の物
味に変化をつけるためにセットでついてくる「タコの酢の物」です!

まぜそばって後半にお酢をかけて味に変化をつけることが多いですが、
そこに「タコの酢の物」を使ってくるというのはまた面白いですね!

この酢の物をまぜそばにかけてしっかりとまぜてから食べると、
その瞬間は「あっ、完全にタコの酢の物の味だ」となるのですが、
食べ進めるとタコ白湯のタレとこの風味が一つに合わさることで、
タレの持つまろやかさやタコの旨味が逆に際立ってくるのですね!

でもって、タコのマリネ風を思わせる旨さも同時に生まれてきます!

なので、この酢の物をかけてからが本領発揮とも言えるかもです!(*゚◇゚)

◎麺
今回は冷製のまぜそばということで、麺の質感もみずみずしいですね!

もちもち感を強く主張するよりも、プリッと弾けるような感じが強く、
またそれでいて風味も楽しめる、涼しげな印象の麺となっています!

麺単体で強い主張を見せるというより、タレや具材と合わさることで、
夏向けの涼しげな一体感を演出するといった感じの麺になってますね!

◎まとめ
基本の風味においてタコを主軸にした麺料理は非常に珍しいですし、
それほど風味の強い素材ではないタコをどのように生かすかを考え、
和の素材と西洋料理の感覚をミックスした面白いまぜそばでしたね!

タコがどんな風に麺料理になるのかを見せてくれた涼やかな一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3188.html

  • 麺と心 7 - 冷製タコまぜそば(2016年7月)

    冷製タコまぜそば(2016年7月)

  • 麺と心 7 - 冷製タコまぜそば(2016年7月)(タコの酢の物)

    冷製タコまぜそば(2016年7月)(タコの酢の物)

  • 麺と心 7 - 冷製タコまぜそば(2016年7月)(麺)

    冷製タコまぜそば(2016年7月)(麺)

  • 麺と心 7 - 冷製タコまぜそば(2016年7月)(紹介パネル)

    冷製タコまぜそば(2016年7月)(紹介パネル)

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2016/06訪問7回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

王道の鰹白湯つけ汁にトマトとバジルソースによる斬新さの融合! 濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月限定)

「麺と心 7」に6月(2016年)の魚介白湯の限定を求めて行ってきました!

今回の限定はジェノベーゼソースを使った鰹白湯つけ麺とのことです!

バジルと鰹の組み合わせ・・・これはちょっと不思議な気がしますね!(●・ω・)

でもこちらのお店は以前から洋風要素と魚介を合わせるのが上手いので、
今回のつけ麺もきっといいバランスに仕上げてくれることでしょう!

ということで、「濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT. ~ジェノベーゼ仕立て~」が来ました!

つけ汁にはいかにもこのお店らしい魚介白湯といった感じですが、
麺の上にはカツオのタタキにトマトソースとバジルソースが乗り、
ちょっと他のお店では見られないようなビジュアルとなってます!

◎トッピング
まずはカツオのタタキを食べてみますが・・・おおっと、これは旨いです!(`・ω・)+

何より驚かされるのはカツオのタタキとバジルの相性の良さですね!
一般にカツオのタタキに使われる薬味よりも合ってるとすら思います!

そういえばカツオのタタキは香りの強い薬味を合わせることが多いですし、
そう考えると西洋の香草であるバジルだって合うとは言えるのですよね!

でもその発想はすぐに出てくるようなものではないですし、
それをこうして実際に取り入れてくるのは見事と言えますね!

もしかすると今回のつけ麺でこれが最大の驚きだったかもです!

ちなみにトマトソースと合わせてもけっこう相性はいいですが、
それでもバランスの良さに関してはバジルソースが数段上ですね!

このカツオ+バジルソースは家で食べる際にもオススメかもですね!

◎麺
麺は非常につややかで、やや透明感とハリのある麺となっています!

もちもち感よりもピシッと引き締まった質感を感じさせてくれる麺で、
非常にみずみずしく、清涼感を運んでくれる太麺となっています!

この麺なのですが、バジルソースとだけ食べても十分いけるのですよね!(=゚ω゚)

バジルソースのほうにもちゃんと塩味がつけられていますし、
この2つだけで完成しているのでは思わされてしまうほどです!

「ジェノベーゼソースとカツオのタタキの冷製まぜそば」でも、
そのまま成立してしまうのではないかと思わせてくれます!

トマトソースはトマトの旨味とともに胡椒の刺激なども効いて、
なおかつ具としても楽しめるようにやや粗く崩されています!

◎香味油
そして中盤以降は2つの香味油を麺などにかけて味を変えることができます!

ラー油、わさび、柚子の3つの香味油の中から2つ選べるのですが、
今回はわさびの柚子という香りの良さそうな香味油を選びました!

この2つの中からオススメを挙げるなら自分は柚子のほうですね!

柚子の香りがよりさわやかさを運んで、さらに柚子皮が入っているので、
それが口に飛び込んで来ることでふわっといい香りが広がってきます!

一方のわさびについてはやや辛味が抑えられているような感じで、
それほど強い刺激をプラスしてくれるというわけではないです!

この香味油をカツオのタタキにかけてバジルソースを絡めつつ、
楽しんでみるというのもけっこういいのではないかと思います!

その食べ方が思いついたのはすでにタタキを食べ終わった後でしたが!

◎つけ汁
さて、主役のつけ汁ですが・・・こちらは純粋な鰹白湯ですね!(*゚◇゚)

つけ汁の中には薬味の青ねぎ以外に具材などは入ってません!

バジルソースに香味油といい、驚きが多いこのつけ麺ですが、
つけ汁に関しては特にひねりを入れない王道のものとなってます!

イメージ的には濃厚系の魚介白湯系のつけ麺のつけ汁に近いですが、
動物系が入っていないためコクはありながらも重さやくどさはなく、
濃厚ではありつつもサラリと食べられるのが特徴となっています!

もし麺とこのつけ汁だけだったら超王道の路線とも言える内容ですね!

◎まとめ
このつけ麺が面白いのが、食べ方に正解が存在しないと言いますか、
食べる人ごとに正解を探すようなスタイルになってるのですよね!(*゚ー゚)

麺をつけ汁に完全につけると鰹白湯のつけ汁が優勢になるので、
非常に王道のつけ麺を思わせる風味へと近づくことになりますが、
浅めにつけると麺についたバジルソースや香味油が優勢となるなど、
鰹白湯のつけ汁とのバランスがつけ方次第で大きく変わるのですよね!

基本的には麺の半分ぐらいの深さまでつけるのがオススメですかね!
そうすると鰹白湯の濃厚さとバジルやトマトの風味が両方楽しめます!

そのうえで自分でバランスを変更しつつ食べるのがいいですね!

また、麺の器に残ったスープでスープ割りもできるようになっています!

バジルソースやトマトソースとだけ合わせて麺を食べてもよし、
香味油も自分で選び、それを麺にかけてもつけ汁に入れてもよし、
麺をつけ汁につけるときも自分でバランスを探りながらつけるなど、
これだけ食べ手の側の自由度が高いつけ麺は珍しいと言えますね!

実際にお店で注文した際には自分でいろいろ探りながら食べてみましょう!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)

    濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)

  • 麺と心 7 - 濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(麺)

    濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(麺)

  • 麺と心 7 - 濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(香味油:わさび、柚子)

    濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(香味油:わさび、柚子)

  • 麺と心 7 - 濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(紹介パネル)

    濃厚鰹白湯つけ麺 IMPACT.(2016年6月)(紹介パネル)

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2016/05訪問6回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

前半は海老の旨味、後半はXO醤の旨味との融合を楽しめる一杯! 濃厚甘海老白湯 ~自家製XO醤餡かけ仕立て~(2016年5月限定)

5月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!(`・ω・´)
今年の5月の魚介白湯の限定テーマは「海老」となっています!

しかも海老は海老でも「甘海老」が使われているとのことです!
甘海老でスープを取ったラーメンってほとんど聞かないですしね!

その「濃厚甘海老白湯 ~自家製XO醤餡かけ仕立て~」がやってきました!
左に見えているのはサイドメニューとして注文したから揚げですね!

表面に浮かぶ大量の海老油に海老ワンタンとレアチャーシュー、
細かくカットされた生玉ねぎに素揚げしたなすに水菜が乗り、
奥には今回のポイントでもある自家製のXO醤が添えられます!

◎スープ
まずはスープですが・・・これは驚くほどに海老一色ですね!(●・ω・)

海老の殻などの持つ香ばしさ、甘海老の身による甘味のある旨さ、
海老の味噌などによるまったりとしたコクがグイグイ攻めて来て、
さらにそこに海老油による海老の香ばしい香りと旨さが広がります!

もはやスープのどこを取っても海老というぐらいに海老一色で、
とにかく海老の旨さをストレートに味わい尽くすことができます!

海老好きであれば確実に満足できるといっていいスープですね!

もちろんここまで海老が強いと多少人を選ぶ面はあるのですが、
クセを感じさせるような要素はできるだけ抑えられているので、
海老が濃厚でありながら意外に間口が広いとも感じさせてくれます!

そして奥に見えるXO醤を溶かすと風味に大きな変化が出てきます!

どうもこのXO醤は干した貝と干し海老の2つがメインとなっているようで、
これが加わることによって海老だけでなく貝系の旨味がスープに広がります!

なので、XO醤をまぜずに食べると海老100%と言えるような旨さが、
まぜて食べると海老と貝の旨味が融合した旨さを楽しめます!

バランスでいうと 海老2:貝1 といった感じになりますね!(=゚ω゚)

このXO醤はそのままでもクオリティの高い調味料となっているので、
スープに溶かすだけでなく、トッピングにつけて食べるのもアリです!

さらにご飯などに少し乗せて食べたりしてもおいしいでしょうね!
貝や海老などの乾物系ならではの濃厚な旨味を楽しむことができます!

◎トッピング
トッピングのレアチャーシューはいつもながらやわらかな質感で、
海老ワンタンにはプリプリとした小ぶりの海老が入っています!

スープだけでなく、トッピングでも海老を楽しませてくれますね!

なすの素揚げは非常にコクがあり、スープともよく合っています!
新玉ねぎは全体の濃厚さをさっぱりと緩和させてくれる感じですね!

◎麺
そして麺ですが・・・今回は麺も非常に力強い仕上がりですね!

ラーメンとしては非常に太く、もっちり感も強い麺なのですが、
それ以上に麺そのものの風味の強さが印象に残る麺となってます!

この麺の色は配合された焙煎全粒粉によるものだそうです!

焙煎されることで香ばしさが増し、全粒粉の小麦の風味とともに
この強いスープに負けないだけの風味の強さを与えてくれます!

そうした麺なので、麺を噛んで味わったときに旨いのですよね!
この麺の強さのおかげで、決してスープ一辺倒にはなってないです!(*゚◇゚)

◎まとめ
XO醤をまぜる前はどこを取っても海老のみというぐらいの濃厚さで、
食べていて海老に飲み込まれてしまうような感覚になるほどでした!

XO醤をまぜることによって生まれる風味の変化も非常に楽しく、
様々な試みを取り入れるこのお店らしい良さが詰まってましたね!

海老好きであれば、一度は体験してみる価値が十分にある一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 濃厚甘海老白湯(2016年5月限定)

    濃厚甘海老白湯(2016年5月限定)

  • 麺と心 7 - 濃厚甘海老白湯(2016年5月限定)(麺)

    濃厚甘海老白湯(2016年5月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 濃厚甘海老白湯(2016年5月限定)(紹介パネル)

    濃厚甘海老白湯(2016年5月限定)(紹介パネル)

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2016/04訪問5回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

フレッシュな鯛と焼いた鯛の風味、その2つの旨さを閉じ込めた一杯! 鯛白湯そば(2016年4月限定)

4月の魚介白湯の限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
4月のテーマは鯛で、名前はシンプルは「鯛白湯そば」となってます!

2月から牡蠣、雲丹(うに)、鯛というふうに続いてきていますが、
テーマとなる素材の流れは昨年と全く同じものとなっていますね!

ただし今年の5月は海老なので、ここで昨年とまた違いが出ます!
ちなみに昨年の5月ははまぐりで、海老は8月に登場しました!

ということで、4月限定の「鯛白湯そば」がやってきました!
これはまた見た目からして、強烈な粘度の高さが伝わってきますね!

◎トッピング
トッピングは鯛つみれ、たけのこ、レアチャーシュー、海苔、ねぎ、
そして手前に見えている緑の野菜は水菜ではなくてわさび菜です!

このビジュアルだけだと、水菜と勘違いしてしまうかもですね!

まず鯛つみれですが、びっくりするほどに鯛そのものですね!(`・ω・´)

ごくほんのりと柚子の香りも上がってくるつみれなのですが、
それ以上に鯛そのものといった風味が上がってくるのが特徴です!

かまぼこを思わせるようなプリンとした食感にはなっておらず、
「ちょっともっちり感のある鯛の身」といった感じになってます!

レアチャーシューはこちらのお店の看板具材とも言える存在で、
ほどよくやわらかい食感とパンチの効いた風味が楽しめます!

そしてたけのこは和風だしでちょうどいい味に炊かれていて、
最後に焼き目をつけて香ばしさを出したものとなっています!

このたけのこがなかなか秀逸で、味付けもちょうどいいですし、
しかもそこそこ大きめなのに硬さがなく非常に食べやすいです!

このたけのこだけを単独で食べたくなる良さがありましたね!

◎スープ
そしてスープですが・・・これはもう「鯛そのもの」ですね!(●・ω・)

スープも表面にかけられた油脂も、どこを取っても完全に鯛です!
もはやそれ以外の言葉はいらないと思えるほどの鯛っぷりです!

フレッシュな鯛の旨味、焼いた鯛の香ばしい旨味、そうしたものを
全部一体化してスープに溶け込ませたような仕上がりになっていて、
それでいてクセを感じさせない食べやすい風味となっています!

鯛の旨味も強烈ですが、スープの粘度もまたそれに負けない強さで、
ドロリとしたスープがこれでもかと麺に絡みながら持ち上がってきます!

そのまま食べて鯛の旨味をひたすらストレートに味わうもよし、
ねぎやわさび菜を絡めることで刺激を加えながら食べるもよし、
後半は卓上の柚子胡椒で香りと辛さをプラスするのもアリです!

◎麺
麺は中太のプリンと弾けるような食感を見せる自家製麺となっています!
この写真を見てもスープの粘度の高さがひしひしと伝わってきますね!

今回のスープは粘度も高く鯛の風味も強烈に主張してきますが、
この麺も風味・食感ともにいい主張を出してきてくれてますね!

いつもの麺以上にプリッと弾ける感触がダイレクトに伝わってきて、
どっしりとしたスープの中でもちゃんと麺の存在感が立っています!

◎から揚げ
今回はサイドメニューとしてから揚げを1個注文しました!
こちらは1個100円ぐらいで注文できるので手軽なのですね!

また最近は中央のあたりに軽く切れ目を入れて出してくれます!
これによってかぶりついて食べるのが以前より楽になっています!

こちらのから揚げは衣がサクサクで肉質もジューシーなのですが、
以前と比べて下味がよりおいしくなり、衣に胡椒などが入ることで、
ピリッとしたアクセントも加わってさらにレベルアップしました!

以前は下味が今と比べてずいぶんと控えめだったのですよね!
でも今は何もつけずに食べてちょうどいい味付けになっています!

◎まとめ
今回はとにかくストレートすぎるほどにストレートな鯛の風味で、
あえて変化球でない剛球を投げ込んできたような旨さでした!

なので、鯛らしさを求めるなら確実に満足できるでしょうね!

どこをどう切り取っても鯛一色といった濃厚ラーメンでした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 鯛白湯そば(2016年4月限定)

    鯛白湯そば(2016年4月限定)

  • 麺と心 7 - 鯛白湯そば(2016年4月限定)(麺)

    鯛白湯そば(2016年4月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 鯛白湯そば(2016年4月限定)(紹介パネル)

    鯛白湯そば(2016年4月限定)(紹介パネル)

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2016/03訪問4回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

これぞウニというスープと魚介餡を絡めた麺による新機軸のまぜそば! 濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)

3月の限定を求めて「麺と心 7」へと行ってまいりました!
今月の限定はウニを使った「スープまぜそば」とのことです!

しかし「スープまぜそば」とはなかなか斬新な路線ですね!
いったいどういう感じに仕上がっているのか気になります!

ということで、「濃厚雲丹のスープまぜそば」がやってきました!

この横に長い器で提供されたのは今回が初めてですね!
ちょっとそのビジュアルだけで驚いてしまいました!

提供されると、まずは店員さんが食べ方の説明があります!

まずスープだけを飲んでみてウニの風味を味わった後、
魚介餡が絡んだ麺だけを食べてその風味を楽しんでから、
全体をまぜてまぜそばとして食べるという流れのようです!

◎スープ
そこでまずはスープですが・・・これはウニそのものですね!(`・ω・)+

「ウニそのもの」以外にしっくり来る言葉がないというか、
あえてほとんどひねりを入れずにウニの旨さを打ち出していて、
ウニの持つまったりとしたまろやかさと海の香りが一つとなり、
これが麺に絡むとさらに旨いだろうなぁと思わせてくれる味です!

それでいて生臭さが全くないので嫌味に感じる部分は皆無です!

◎魚介餡が絡んだ麺の風味
そして麺の風味ですが・・・こちらは海苔が生きていますね!

緑がかった魚介餡は魚介の旨さも感じることができますが、
それ以上にベースとなっている海苔の風味が効いています!

この魚介餡と麺だけでも十分に一つの料理として完成しています!

◎全体の味
そして全体をまぜ合わせると、2つの個性が一つにまとまります!(●・ω・)

クセを抑えてまろやかに仕上げられたウニのソースの旨さに
魚介餡の海苔の磯の香りが加わることで海らしさが強まります!

また粗挽きの黒胡椒がけっこう多めに加えられていることで、
まろやかさの中にピリリとした刺激も時折顔を出してくれます!

まろやかなソース+黒胡椒の組み合わせはカルボナーラ的でもありますね!

カルボナーラに比べるともうちょっとすっきりとした風味ですが、
まろやかさの中から軽く刺激を出す構成は共通してると言えます!

また、このソースならパスタと合わせても何ら違和感はないでしょうね!

ウニを大量に使いながらもクセがきれいに抑えられていますし、
これは女性も含めてかなり幅広い層に好まれる力があります!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、味玉、れんこん、ねぎ、糸唐辛子です!

レアチャーシューはいつもよりも厚切りで食べごたえがあります!
麺と絡めて食べる感じではなく、合間に単独で食べるものですね!

れんこんは優しい味付けがほどよく、食感にアクセントをつけます!

まぜそばってどうしても食感の面では単調になりがちなので、
こうした具材が入っていると最後まで飽きずに食べられますね!(=゚ω゚)

味玉は熱の入り具合が非常に良く、さらにまろやかなソースと
味玉の持つまったりとした風味がいい相性を見せてくれます!

そしてねぎの辛味もまったりとした中でいい刺激を加えます!
食べていると意外とこのねぎが最後まで効いてくるのがわかります!

◎麺
麺は軽く平打ち気味の加水の高いもっちりとした麺となっています!

ただ、まぜそばでよく見る主張の強さを感じさせる麺ではなく、
質感が非常になめらかで、みずみずしさの強い麺ということで、
まずウニと魚介餡の海の香りを麺に乗せて運んできたうえで、
その表面の質感と食感の心地良さで相乗効果を与える感じです!

今回のような上品なまろやかさを持ったソースには非常に合いますね!(*゚ー゚)

◎まとめ
ウニという素材はできるだけ高い濃度で楽しみたくなるものですし、
そういう点ではタレの量がほどよい今回のまぜそばは良かったですね!

昨年の3月もまぜそばにつけ麺と2つのウニ白湯を楽しみましたが、
今年のまぜそばはそれらを超える仕上がりだったと言えそうです!

何より素直にウニそのものの旨さを味わうことができながら、
魚介餡や麺もウニを生かす形での相乗効果を発揮していて、
最初から最後までウニの旨さをひたすら堪能できましたからね!

ウニが好きな人はもちろん、クリーミーなソースのパスタが
好きな人などもこれはかなりオススメと言って良さそうです!

4月は鯛の白湯ということで、こちらもまた楽しみになってきますね!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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  • 麺と心 7 - 濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)

    濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)

  • 麺と心 7 - 濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)(麺)

    濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)(紹介パネル)

    濃厚雲丹のスープまぜそば(2016年3月限定)(紹介パネル)

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2016/02訪問3回目

4.0

  • 料理・味4.1
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

牡蠣の土手鍋を思わせる牡蠣と味噌の濃厚な出会い! 牡蠣白湯(2016年2月限定)

2月の限定を求めて「麺と心 7」へと足を運んできました!
2月のテーマは牡蠣ということで、牡蠣の魚介白湯となります!

調べてみたところ昨年の2月も牡蠣の白湯となっていますね!

昨年は第1弾も第2弾も基本の形は牡蠣+味噌となってましたが、
今年はどのような形の牡蠣白湯になるのか気になるところです!(*゚ー゚)

◎から揚げ
今回はひさしぶりにサイドメニューのから揚げも注文しました!

サクサクカリカリの衣にジューシーな肉質という旨さはそのままに、
衣に粗挽きの黒胡椒が入ることでピリッとした刺激が出ましたね!

以前のバージョンも良かったですが、今のはさらにいいですね!
しかも真ん中あたりに切れ目が入っているので食べやすいです!

◎スープ
さて、牡蠣白湯のスープですが・・・これは牡蠣がガンガン来ますね!(`・ω・)+

昨年の第2弾に匹敵するか、あるいはそれ以上の牡蠣の強さですね!
そして今年も牡蠣+味噌だれという組み合わせになっています!

牡蠣+味噌というと、牡蠣の土手鍋でも定番の組み合わせですしね!

味噌もきつさはなく、全体のまろやかさを高めるような感じで、
その中から牡蠣の旨味とクリーミーさがグイグイと押し寄せます!

風味はほぼ牡蠣と味噌のみと言っていいぐらいの牡蠣攻めです!

そして途中で店員さんのオススメどおりにミンチを溶かします!

なんとこの奥に見えるミンチも牡蠣でできているみたいです!
牡蠣のミンチが乗るラーメンなんて他ではまず見ないですね!

そうすると・・・今度はピリッとした辛味が立ってきますね!(●・ω・)

牡蠣ミンチそのものもやや辛めの刺激的な味付けとなっており、
さらにその周りに添えられたラー油の風味も全体と絡みます!

面白いことに、それによってちょっと担々麺ぽくなるのですよね!

これはラー油の持つごまの風味と辛味のあるミンチが合わさり、
それとまろやかなスープが合わさるがゆえの効果なのでしょう!

使われている素材だけを見れば決して担々麺ではないのですが、
この「牡蠣の担々麺」的な感覚が出てくるのは面白かったです!

食べ進めるとラー油の主張が薄まるので担々麺ぽさも減退し、
牡蠣白湯と牡蠣ミンチのスパイス感が合わさる感じになります!

どちらかといえば前半のほうが牡蠣をストレートに味わう感じで、
後半はそこに刺激によって変化を加えるような形になっています!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、牡蠣ミンチ、小松菜、
ニラ、刻み玉ねぎ、糸唐辛子という構成になっています!

レアチャーシューは写真では1枚しかないように見えますが、
実際は牡蠣ミンチのすぐ下にさらにもう1枚入っています!

レアチャーシューはつい最近レシピが変えられたようで、
以前に比べるとレアっぽさが少し抑えられていますね!

風味については以前のものと大きくは変わっていませんが、
前のものよりも万人受けしやすい風味になった感があります!

自分の場合はどちらかと言えば新しいバージョンが好きですね!(=゚ω゚)

前のがすごく好きだった人は少し物足りなく感じるかもですが!

小松菜はほんのりとした苦味がいいアクセントになってましたね!

ニラや玉ねぎなど主張が強めの野菜が合わせられていますが、
牡蠣もかなり強いのでこれらの野菜を合わせても負けませんね!

◎麺
麺はけっこう太めでプリンとした食感の麺となっています!
このタイプの麺はこのお店では珍しい印象がありますね!

こちらのお店というと平打ちで歯切れの良さが光るタイプの麺や、
強烈にもちもち感を主張する極太麺などがよく登場しますが、
今回の麺はそのどちらとも違ったタイプの特徴がありますしね!

けっこう太いものの極太というほどの太さにはなってないですし、
もちもち感というよりはプリンと軽く弾ける食感となっていて、
味噌系のスープとの相性の良さを感じさせる麺となっていますね!

今回はそのままスープも飲み干すという形で完食しましたが、
締めにご飯を投入して牡蠣味噌雑炊風にするのもアリでしょう!

3月にはウニ白湯が登場するので、もちろんこちらも狙っていきます!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-2987.html

  • 麺と心 7 - 牡蠣白湯(2016年2月限定)

    牡蠣白湯(2016年2月限定)

  • 麺と心 7 - 牡蠣白湯(2016年2月限定)(麺)

    牡蠣白湯(2016年2月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 牡蠣白湯(2016年2月限定)(紹介パネル)

    牡蠣白湯(2016年2月限定)(紹介パネル)

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2016/01訪問2回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ブリの旨味をガッチリ引き出しブリ大根風に仕上げた一杯! 鰤白湯つけ麺 ~鰤タタキ添え~(2016年1月限定)

1月の限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」へと行ってきました!
今月のメニューはブリを使った「鰤白湯つけ麺」とのことです!

しかしながら、率直に言うとブリはけっこう苦手だったりします(;゚ω゚)

ブリの照り焼きなどは食べますし、ブリ大根などもいけますが、
ブリやはまちの刺身や寿司は苦手で特に血合いがダメなのです;

血合いの部分をカットしてしまえば普通に食べられはしますが、
それでも脂の乗りを生かした魚はあまり得意ではないのですよね;

自分にとって数少ない苦手な食べ物が一部のブリ料理なのです;

なので、「鰤白湯」と聞いたときは期待よりも不安が先にきました;

とはいえ、こちらのお店の月別限定は必ず食べに来ていますし、
「このお店なら大丈夫だろう」と信じて足を運んできました!

ということで、その「鰤白湯つけ麺」がやってまいりました!
麺の上はブリのタタキと海苔のみとシンプルになっています!

ブリの持っている個性をダイレクトに生かした路線なのでしょう!

◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・あっ、思ってたよりもこれはいけますよ!(*゚◇゚)

たしかにブリの持っている旨味と個性はガッチリと出ていますが、
ブリの持つ自分の苦手とする要素はこれと言って感じられません!

というのも、ブリだしを生かして少し甘めの醤油ダレを効かせた味わいは
「ぶり大根」がモチーフと思われ、かなり間口の広い味になってるのですよね!

クセの強いブリがつけ麺に合っているのか不安もありましたが、
なるほど「ぶり大根」路線のつけ麺となれば安心ができますね!

◎麺
また、ブリという個性の強いつけ汁に合わせることを考慮してか、
今回の麺は色が濃いめで、小麦の風味が一段と強くなっています!

おそらくは焙煎小麦をいつもより多めに配合しているのでしょう!

そして食感もむっちり感が強く、風味と食感ともに主張が明確で、
前半は表面のハリのある質感が前面に出て、食べ進めるにつれて、
麺そのものの持っているもっちり感がだんだんと際立ってきます!

今回はこの麺が非常においしく、麺単体で食べてもおいしいですし、
つけ汁と合わせてもつけ汁の主張に負けない強さを見せてくれていて、
今回のつけ麺の最大の功労者と言ってもいい役割を見せてましたね!(●・ω・)

麺の風味そのものがいいだけに刻み海苔はなくてもいい感じでした!

◎トッピング
つけ汁の中には「とろみ大根」と名付けられたものが入っています!

大根に小麦粉系の衣をつけたうえでしっかりと炊いたものですかね!
表面はとろりとしていて、噛むと味の染みた大根が中から出てきます!

この大根のおかげで全体の「ぶり大根」らしさも強調されていて、
自分としてはタタキ以上にこちらをもっと食べたかったほどです!

ブリのだしと大根ですから、合わないはずがないものですし、
つけ汁との一体感という点でも素晴らしいものがありましたね!

そしてもう一つのトッピングであるブリのタタキなのですが、
苦手かと思いきや思っていたよりもすんなりといけましたね!

血合いの部分も臭みが抑えられ、ことのほか食べやすかったです!

得意かと言われればさすがにそういうわけではないのですが、
クセを抑えつつブリらしいまったりした風味が生かされていて、
ブリ好きの人であれば確実に満足できる仕上がりとなっています!

また、自分のようにやや苦手な人でもいけるラインに調えられてもいます!(*゚ー゚)

ただ、このつけ麺の中で最も人を選びそうな要素ではありますが!
どうしても苦手そうならタタキだけ外してもらってもいいかもです!

・・・って、普通はブリが苦手な人はこれを注文しませんよね(゚◇゚)

◎まとめ
ブリの白湯というだけでそれなりに人を選ぶつけ麺ではありますが、
その中でやや苦手な人にも十分に納得できる水準に調えてきたのは
「さすがはこのお店だな」と思わせてくれるものがありましたね!

ちなみに残ったつけ汁へのご飯投入やスープ割などもできたのですが、
麺を食べ終わった時点でつけ汁がほぼなかったのでそのまま飲みました!

ブリの強い個性と、ぶり大根の安心感をともに楽しめるつけ麺でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-2931.html

  • 麺と心 7 - 鰤白湯つけ麺

    鰤白湯つけ麺

  • 麺と心 7 - 鰤白湯つけ麺(麺ととろみ大根)

    鰤白湯つけ麺(麺ととろみ大根)

  • 麺と心 7 - 鰤白湯つけ麺(紹介パネル)

    鰤白湯つけ麺(紹介パネル)

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2015/12訪問1回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.7
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

蟹殻や蟹の身、蟹味噌に蟹オイルと蟹づくしの一杯! 濃厚 蟹そば(2015年12月限定)

12月の月別限定を求めて「麺と心 7」に行ってきました!
12月は冬らしく「蟹」をテーマにした限定となっています!

これはいかにも濃厚さを感じさせるビジュアルですね!

手前に見える蟹味噌のペーストに奥に見える蟹の身のあんかけ、
そしてどんぶりの外側のあたりには蟹オイルがかかっています!

◎スープ
まずはペーストやあんかけはまぜずにスープを飲んでみます!

その味ですが・・・うん、スープだけで実に濃厚な蟹風味です!(●・ω・)

蟹の殻や身などを中心にした旨味がしっかりと引き出されていて、
さらにどろっとした粘度の高さが濃厚さを強くアピールしてきます!

また、蟹のオイルも蟹の持っている香ばしさをプラスしてくれます!

ただし、動物系の白湯に蟹を合わせるタイプではないので重くはなく、
濃厚さを楽しめながらもさらっと楽しめるのが大きな特徴ですね!

このあたりがこのお店の女性人気の高さの背景にもあるのでしょうね!

そして蟹味噌のペーストは蟹味噌らしい旨味が詰まっています!
それでいてクセは控えめなので人をそこまで選ぶ感じでもないです!

そしてもう一つの蟹あんかけは蟹の身などの旨さが堪能できます!

蟹味噌と蟹の身というそれぞれの個性が一つに味わえるのはいいですね!

それぞれスープに溶かし込むことで蟹の風味を一気に増すのもいいですし、
両方のペーストもあえて軽めにまぜておくという方法もいいでしょうね!

そうするとそれぞれのペーストの多い部分で味の違いが楽しめますし!(=゚ω゚)

今回は試しませんでしたが、卓上の柚子胡椒を加えるのもよさそうです!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、ねぎ、かいわれ、ピンクペッパーです!

ピンクペッパーがトッピングされているのは非常に珍しいですね!
香りは胡椒ながらも辛さは控えめで、見た目と香りを演出しています!

レアチャーシューはいつもながらのむっちりとした食感が楽しめます!

◎麺
麺はこのお店らしい焙煎小麦が入った平打ち麺となっています!

前半は歯切れの良さを、後半はプリンとした弾力を楽しめる麺ですが、
今回はいつもよりも弾けるような食感に力点が置かれていた印象です!

粘度の高いスープをたっぷりと身にまといながらも麺の主張も負けず、
お互いが存在感を強く見せることにより相乗効果を発揮しています!

◎締めご飯
そして仕上げにライス(小)を頼んで雑炊風に食べました!
やっぱり蟹を使ったスープはご飯との相性が非常に光りますね!

お店のほうでもオススメしている理由がよくわかるおいしさです!

◎まとめ
今年の蟹白湯は蟹の旨さをとにかくストレートに出すことに力が注がれていて、
蟹味噌、蟹の身、殻などのそれぞれのパーツの旨さも一つ一つ堪能できるなど、
まるで一つの蟹がそのままラーメンになったような旨さが味わうことができます!

蟹が好きであればまず間違いないラーメンと言っていいですね!

これでもかというぐらいに蟹を堪能することができるラーメンでした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-2882.html

  • 麺と心 7 - 濃厚 蟹そば(2015年12月限定)

    濃厚 蟹そば(2015年12月限定)

  • 麺と心 7 - 濃厚 蟹そば(2015年12月限定)(麺)

    濃厚 蟹そば(2015年12月限定)(麺)

  • 麺と心 7 - 濃厚 蟹そば(2015年12月限定)(締めご飯)

    濃厚 蟹そば(2015年12月限定)(締めご飯)

  • 麺と心 7 - 濃厚 蟹そば(2015年12月限定)(紹介)

    濃厚 蟹そば(2015年12月限定)(紹介)

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かーと*

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店舗情報(詳細)

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
掲載保留 麺と心 7

このお店は休業期間が未確定、移転・閉店の事実確認が出来ないなど、店舗の運営状況の確認が出来ておらず、掲載保留しております。店舗の掲載情報に関して

受賞・選出歴
ラーメン 百名店 2020 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2020 選出店

ラーメン 百名店 2019 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2019 選出店

ジャンル ラーメン
住所

大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋4-12-13 1F

交通手段

地下鉄谷町線の阿倍野駅5号出口から徒歩2分位
阪堺電軌上町線の阿倍野駅から徒歩3分位

阿倍野駅から394m

営業時間
  • ■営業時間
    11:00~15:00(L.O)
    18:00~20:30(L.O)
予算

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
~¥999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー可

サービス料・
チャージ

pay pay 使えます

席・設備

席数

14席

(カウンター6席、テーブル8席(4人掛け×2))

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

空間・設備

カウンター席あり

メニュー

料理

魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

サービス

テイクアウト

お子様連れ

子供可

ドレスコード

特にありません

ホームページ

http://ameblo.jp/warm-heart-shacho/

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2013年5月11日

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とよつねとよつね(12427)

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