香り高い黒トリュフとポルチーニのリゾット＠天王寺 : ブー ジュニア

JR線・天王寺駅のターミナルビルとして、多くの利用客で賑わう「天王寺ミオ」。ここは1995年にオープンした本館と、当初は「天王寺ステーションデパート」として1962年に開業したプラザ館があります。

このプラザ館・中2階は「ミオえきッチン＆ ＬＯＯＰ」として、グロッサリー、スイーツ、フレッシュジュース、デリ、ビール、ワイン、日本酒など、仕事帰りに気軽に寄れるようなショップが揃っています。

人気のため昨年（2019年）の3月に拡大され、新しいお店が5店ほどオープンしましたが、ここはそれ以前から営業されてるビオワインが楽しめるワインバル・ビストロです。

緊急事態宣言も明けてようやく賑わいを取り戻しつつある日曜日のお昼頃、胃腸の調子が優れず何か優しいランチを…っと思いながらこのお店の前を通りかかると、店頭の表示に「リゾット」と記されている。渡りに船とばかりに入店しました。

店内はテーブル席が60席足らず、それほど広くない店内に詰め込まれた感があって、テーブルも小さめ。ひとりあたりの面積は狭いが、奥のソファー席はややゆったりしているようです。

ランチメニューはミラノ風カツレツ、ハンバーグ、本日のパスタ、本日のリゾットとなっていて各1,000円。本日のパスタはシラスのプッタネスカ、リゾットは黒トリュフとポルチーニとのこと。もちろんリゾットをお願いしました。

すぐにサラダが運ばれてきました。小さいお皿にこんもり盛られていて、シャキシャキ瑞々しい。ドレッシングが柑橘系の野性的な風味がして抜群に美味しいですね。

そのうちにリゾットが運ばれてきました。クリーム色のライスの上にスライスされた黒トリュフが散らされています。実にいい香り。

ライスを口に運ぶとさらにトリュフの風味が広がります。ライスはほんのわずかに芯を感じる炊き具合。これはまさしくアルデンテです。ブイヨンの風味も豊かで、優しい風合いです。

ポルチーニとパンチェッタの旨味にトリュフの香りが加わって、優しい味わいの中に特徴的な風味が加速される…これは旨いな。

今回、久しぶりに訪ねたこのお店、以前の時も好印象だったが、スタッフのサービスも適切で今回も満足でした。これからも利用したいと思います。

JR天王寺駅の直上、「ステーションプラザてんのうじ」から名前が変わって「天王寺ミオプラザ館」になった駅ビルの中2階にあるお店です。ここはビオワインやオーガニックコーヒーがウリのワインバル・ビストロ。駅施設の中だけあって朝8時から夜の23時半までの長時間営業していてカフェとしても使える実に便利なお店です。

遅めの勤務の日、早めの昼食を食べてから出勤しようとこの前を通りかかったら、いつもは混んでいるのにたまたま空いていたので入ってみました。店内はテーブル席が60席足らず、それほど広くない店内に詰め込まれた感があって、テーブルも小さめ。ひとりあたりの面積は狭いが、奥のソファー席はややゆったりしているようです。カウンター席もあるにはあるが、料理の受け渡しに使われていて実際には使われていない様子。全席禁煙なのはいいですね。

ランチは850円からのメイン料理に、前菜、サラダ、パンorライスが付くかたち。コーヒーは＋50円、デザート盛りは＋200円で付加することもできるようです。注文は一番人気とあった「洋食屋のハンバーグステーキ・自家製デミグラスソース」（950円）をお願いしました。

割とすぐに前菜が運ばれてきました。手作りハム、スパニッシュオムレツ、フリットなどが美しく盛られています。フリットは温かくて中身は魚。このほろ苦さはワカサギ？美味しいです。これはワインがほしくなりますね。

続いてサラダ。小さいお皿にこんもり盛られていて、シャキシャキ瑞々しい。トッピングは牛蒡のチップスかな？お皿が小さくてフォークではちょっと食べにくいが、テーブルが小さいから仕方ないのかな？

ライスと共にハンバーグが運ばれてきました。ちなみにハンバーグにはパンではなくライスにすることにしています。いわゆる「洋食」とライスとのマッチングは最高やからね。

またここのライス、ツヤツヤふっくらで美味しい。

ハンバーグは見事に肉厚ですね。付け合わせの野菜もふんだんに盛られている。

デミグラスソースはオーソドックスな仕上がりだが旨みが凝縮されていていい感じ。意外にもボリウムがあって満足感が高いです。
コーヒーを追加しました。ここのコーヒーは元大リーガー（ワタシ的には近鉄のエースという印象が強いが…）の野茂がお奨めしているオーガニックコーヒーとのこと。酸味が強くなく薫り高いこのタイプのコーヒーはストライクです。紙コップなのはテイクアウトできるためなんでしょうか。

駅施設内のお店ということで適切なサービスだと思います。このお店、思ってた以上にハイレベルでした。これからちょくちょくお世話になります。