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店名 |
安来家
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、寿司 |
予約・ お問い合わせ |
06-6661-7383 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
東天下茶屋駅から74m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
44席 (カウンター6席 テーブル18席 お座敷20席) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可) |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 2台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1955年 |
お店のPR |
地元に愛されて60余年【安来家】伝統と革新が融合した本格日本料理店
阿倍野の住宅街にひっそりと、本格会席料理の日本料理店としてお店を構えます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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阪堺電車上町線・東天下茶屋電停より西へ徒歩2分ほど歩いたところ。阿倍野区晴明通にある、創業が1955年という本格会席料理の日本料理店です。ランチタイムに利用しました。
この地名を見てピンときた方も多いはず、この辺りは平安時代の陰陽師・安倍晴明の生誕の地とされており、ここのすぐ近くに安倍晴明神社が鎮座しています。
お店は「阿べの 安来家」と「安来家 HANARE」が隣り合っていて、「阿べの 安来家」はカウンター席とお座敷、「安来家 HANARE」はテーブル席の仕様となっています。といっても厨房は共通で、出される料理も同じだそうです。
ランチメニューは「昼会席(揚げ物付)」(6,000円)、「昼会席」(5,000円)、「昼鮨会席」(4,500円)、「縁高弁当」(3,000円)ののほか、「うな重」(3,000円~5,000円)も用意されています。
今回や予約の際に「昼会席(揚げ物付)」をお願いしていました。通されたのは2階の掘りごたつになってるお座敷です。二間になっていて、襖を外して繋げることも可能とのこと。
高級そうな座卓には予め折敷がセットされ、席に着くとすぐに厚手のおしぼりが出されました。その前にアルコール消毒等の感染対策を行っていることは言うまでもありません。
すぐに先付が出されました。涼しげなガラスの器に蓬入りの胡麻豆腐が鎮座し、その上に雲丹、アスパラガス、枸杞の実、山葵が盛られ、カダイフが飾られています。初夏を感じさせる鮮やかな一品です。
煮物椀は長芋とアコウに微塵にしたオクラが乗せられ、丁寧に出汁を引いた澄まし汁が満たされています。上品な旨みを持つアコウは澄ましにに合いますね。オクラは種を取って微塵にしているとのこと。手間の掛かっていそうです。
お造りは重厚な器で出されます。初鰹、鯛、槍烏賊が盛られ、各種のあしらいが添えられています。初鰹は独特の風味が軽めで食べやすく、鯛は適度な熟成があって旨みが強いですね。
焼八寸は陶器の八寸皿に盛られています。銀鱈の味噌焼、帆立の衣揚げ、鰻の八幡巻、子持ち昆布、出汁巻玉子など。小さい器は木の芽和えのように見えるが、これはアスパラガスと帆立が和えたものです。
ガラスのカップは牛肉の時雨。ミニトマトが合わされていて旨みが立ちつつ爽やかな風味も楽しめます。「ちまき」に見えるのは笹に包まれた鯛の寿司です。
焚合せはなんと「柏餅」です。柏葉の上に色鮮やかな生麩が乗せられています。柏葉を開けると丸いお餅にきぬさや、赤蒟蒻、蓬麩が添えられていて、上品な風味の餡が掛かっています。
餅の中には小豆餡の代わりに鶏肉のそぼろが詰まっていて、出汁の利いた餡との絶妙のハーモニーを示しています。
揚物は初鰹のフライと蛍烏賊の衣揚げに酢橘が添えられています。抹茶塩が白味噌のタレでいただくとのこと。どちらも揚げることによって旨みが封じ込められて、濃厚な風味が楽しめます。実にダイナミックな一品です。
御飯はちりめん山椒がちらされています。香の物はべったら漬、胡瓜の糠漬、大豆若布です。お味噌汁には若布やなめこが沈んでいます。
デザートはイチゴのテリーヌを中心に、サクランボ、ビワ、ブルーベリー、パイナップルが盛られています。上品な料理の数々の最後を締める爽やかな取り合わせです。
各料理は季節感に溢れるとともに、革新的な工夫がみられました。そして器にも心遣いが感じられます。ここは隠れた名店だと確信しました。