噂に違わぬさすがのクオリティ!!! : 難波 鮨 栞庵 やましろ

元ネタはこちら
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https://ameblo.jp/fry2567/entry-12645195946.html

こんなご時世なんで例年のようにみんなでワイワイ忘年会ができません。

個人的には全く気にならないのでしたいところなんですが。

じゃぁとりあえず2人で軽くしよう。

せっかくならいいところで。

と言う事で食べ歩き仲間が一杯行っていて気になっていたお寿司屋さんでしようと言う事で姉貴的姐さん…

それ姉さんやん…

いや、わてが友人なんて言うのが恐れ多いほどの方ですがいつも良くしてくれている姐さんを誘って宗右衛門町へ。

道頓堀の裏手にあるビルにそのお店はあります。

今日のお店は8F。

8Fまで上がるとすぐそこに入口があります。

難波 鮨 栞庵 やましろ。

東京の銀座でミシュラン1つ星を取ったお店の姉妹店として今年の6月にオープンしたお店です。

このご時世、コロナ対策は万全です。

個室が3部屋とカウンター、そしてテラス席があります

テラス席からは道頓堀が一望できます。

今の時期はちょっと寒いかもしれませんが暖かくなったらこちらでのんびりと言うのもよさそうですね。

わては高所恐怖症なので遠慮しますけど(笑

我々はカウンター席で。

やっぱりお寿司屋さんの醍醐味はカウンター席ですよね。

職人さんが目の前で握ってくれるのが最高です。

メニューはこんな感じ
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https://ameblo.jp/fry2567/entry-12645161051.html

ビールで乾杯してからの先付

先付だけで絵になります

タラの白子豆腐、炙り帆立の酢味噌がけ、たこ柔らか煮、丸十の蜜煮、いぶりがっこマスカルポーネ挟み、甘海老の昆布締め。

帆立はプニっとしたところに酢味噌が上品に絡んできます。

まるで酢味噌じゃ無いかのような感じやけどしっかり酢味噌。

なますがまたイイ味を出していますね。

たこの柔らか煮は柚子胡椒がメッチャ合います。

丸十の蜜煮はサツマイモの甘みを邪魔しない上品なあまさが特徴的。

ちなみに丸十はさつまいもの産地、鹿児島の島津家の家紋、丸(○)に十で丸十と読むそうです。

いぶりがっこのマスカルポーネはこの2つの相性が素晴らしい。

これはマスカルポーネのようなチーズを使っているけど日本酒にピッタリと言うような感じ。

完全に和の物になっています。

甘海老の昆布締めは甘海老プリッとしてるのに柔らか～い♪

昆布〆によって旨味が増幅されていて旨味爆発です。

さてここからはにぎりが登場です。

黒いお皿がお寿司の色を惹きたてます。

見事な所作で提供されるのは剣先イカ。

飾り切りが美しいですねぇ～

シャリは赤酢です。

口に含んだ瞬間にフワッと広がる赤酢の風味、柔らかくもあり食感もしっかりしたそこにイカの甘味と軽く炙った香ばしさ。

これが見事にマッチしていて素晴らしい味わい。

酢橘の香りも素晴らしいアクセント。

今まで食べたイカの中で一番美味いのは言うまでもありません!!

隣で姉さんが私が左利きなのに気付いてちゃんと左利き用に提供してくれている!!!と感嘆の声。

やはり一流店はこういった気遣いができるお店なんですね。

続いてはこはだ。

江戸前寿司の定番ですね。

これを食べたらその店のクオリティがわかるという人もいる位難しい食材。

酢の加減が絶妙ですね。

飾り切りも斑点の間をきれいに通しています。

味といい人生一のこはだです。

続いては鯛。

兵庫産の鯛は身が噛んだ瞬間は柔らかいけどしっかり締まっている食感からの鯛の旨味がしっかり。

さすが瀬戸内の荒波に育てられた鯛ですね。

素晴らしいですね。

続いてはマグロ赤身の漬け。

ちょんちょんと仕上げのゴマを付ける所作もいいですね。

漬けの濃厚さだけでなくさっぱりとした風味も感じます。

実はこれシャリとネタの間に柚子が入っているんです。

この柚子の風味がまた素晴らしいアクセントになっています。

これ1人で10貫食べれますよ～

まぁそういう食べ方をするお店ではないんですがね(笑

続いては握りから離れて鰤のたたき。

食べた瞬間のけぞるくらいの皮の香ばしさ。

それに身の旨味。

スゴイの一言!!

炭火の香りがずっと残っていて余韻も素晴らしいです。

続いてはこの元気な車海老を串で形が乱れ無ようにします。

そして茹でて綺麗な色に仕上がります。

それを華麗に捌いていただいて握っていただきま～す♪

この海老の旨さですよ。

柔らかくもありしっかりした食感から来る旨味がスゴイ。

いやぁクセと言うものなんて存在せずただただ旨味。

美味い!!!

さすがに高級店なんでガバガバ飲んでというわけにはいかないんですがやっぱりお寿司なら日本酒が欲しくなるので秋鹿 純米生酒 全量山田錦しぼりたて。

姐さんにお酌をしていただきいただきま～す。

日本酒にピッタリな赤貝。

包丁を入れえると反り返る活きの良さ。

そしてこの歯応えの凄さよ。

こんな赤貝食べたことがない!!

こちらも華麗に捌いて握ってもらって登場するのは鯵。

間に挟んであるネギがナイスアクセント♪

わさびてなく生姜なところもいいですねぇ。

たまらなく美味しいです。

続いては茶碗蒸しですがただの茶碗蒸しではないです。

なんと海鮮とシャリの茶碗蒸し。

茶碗蒸しにシャリが入っているなんて初めて!!!

どんな感じなのかなぁ～

あ～シャリの酢がスゴイ効いてて抜群に美味い。

そう、まるでリゾット!!

だしもバッシバシに効いていて何度も言うけど抜群に美味い!!

蛤の酒蒸煮。

芽ネギの彩りも美しいですね。

貝臭く無くプリップリでしっかりした蛤の食感。

桑名の人も満足間違いなしですね。

握りに戻り再び華麗なる動きで握っていただくのは…大トロ!!!

口の中でとろける甘味に余計な言葉はいりません!!

次は厚岸産の馬糞雲丹をお皿に盛り付けて…

雲丹いくらの登場!!

いくらも北海道産のものです。

掬ってみると底からシャリが!!

チョコンと盛られた山葵のアクセントとともに素晴らしい味のコンビネーション。

もう言葉はいらないとはこの事。

あれ??さっきもこのフレーズ使ったような…

言葉が出なくなる位のクオリティがスゴイです。

続いては軍艦ですねぇ。

って黒いアイツの正体は…

やっぱりキャビア軍艦!!

めっちゃキャビアが入っています。

大事なことやからももう一回言います。

めっちゃキャビア入っています。

めっちゃ入っているキャビアですけど塩っ気と海苔の風味の一体感が素晴らしい。

多すぎたらキャビアの塩っ気が勝ってしまってただただ塩っ辛いものになりますがそんなこともなく海苔の香りとも抜群のマッチング。

お皿の黒との色合いも最高ですね。

カステラ玉子はホンマに見た目はカステラ。

魚のすり身を使っているが魚臭く無くホンマにカステラっぽい!!

でも魚の風味はちゃんとするのがすごいなぁ。

多分魚卵は使っていないんでしょうね。

魚卵を使ったらもっと魚臭くなりますもんね。

煮穴子はきれいな形。

たまに安いところなら崩れているところあるけどさすがにここではそんなことは絶対にありません。

うん、入れた瞬間口の中で融ける

そこからわさびの風味がしてから穴子の旨味がスゴイ!!

こんなのうちの娘に食べさせたら少食のクセに10貫位ペロッと食べちゃいそう。

続いては鯛蕪。

鯛も大きめ。

蕪がとろけますねぇ。

鯛の旨味に柚子が効いているのも素晴らしい。

こんな椀物ならいくらでも食べれます。

こちらは江戸前寿司のお店なんで〆と言えば干瓢巻き。

わさびの加減が絶妙で干瓢にめちゃくちゃ合う。

干瓢もやわらかく美味し～♪

最後の汁物は浅利の赤出汁。

アサリもプリップリ～♪

デザートに抹茶プリンとバニラアイスが出てきて終了。

全24品で税抜15800円のコースでした。

いやぁ、普段来ることのない高級店でしたけどさすがのホスピタリティとお味。

職人さんと色々話をしながらカウンターでお寿司をいただけるこの喜び。

いつもみたいなワイワイな忘新年会もいいけどこういった特別な空間でゆっくりとする忘年会もいいじゃないですか。

特に今年は特別なんですから。

基本は予約があった方がイイみたいですけど飛び込みでも大丈夫なようですので是非こういう時期だからこそのお店だと思います。

ホンマ美味しかったし最高でした。

ごちそうさまでしたぁ～♪