アメージング : ワインと日本酒、時々シェリー

久しぶりに行った、ワインと日本酒時々シェリー

俺の居場所はポールボジション(店の一番奥の席)

落ち着く。

全てうまいね。今日のフィノもよいわー。
マスターと近況の話をして過ごすプライスレスタイム。

昔ほど頻繁には行けんが、また行こう。

久しぶりにシェリーに。
40歳のラストシェリー。
今日も旨いし、楽しいお酒。

ダイエットに成功して１つ寂しいのは食べることが出来る絶対量が減ったこと。だから、食べるものも吟味せんとね。

店につくとエモンさんはポテサラをオーダー済み。

今日はキーマカレーはオーダーしないのでカレーのオムレツはオーダー。スパイシーでうまいね。

野菜のアヒージョは熱がしっかり入っていてオイリーで美味しい。

気まぐれピザはキノコがベース。新しい感じでとても良かった。


お酒は、フィノと日本酒。
落ち着く。安定感が半端ではない。

日曜日休みになって行ける機会が減ったこと。
だから、こそ往ける時はとても貴重。

今日も楽しかった。ありがとう。("⌒∇⌒")

食べログで上げるのは３回目ですが行った回数は20回を軽く越えると思います。それほどに居心地良く、コストパフォーマンス良く、美味しく過ごせるお店です。


実に三ヶ月ぶりの訪問。友人の「隊長」は半年ぶり、もう一人の友人「嘘つき」は１年ぶりといっています。ご無沙汰して申し訳ない。【筆者の休みが日曜日で、お店は以前日曜日も営業していたのですが、結婚、奥さんの出産を機に日曜日が休みとなったのが行きにくくなった個人的な理由です。】


この日のオーダー。まずは見なくてもメニューに記載されている「枝豆のポテサラ」と「特製キーマカレー」をオーダーします。
友人の嘘つきは遅れてきました。
ビールに甘い酒(隊長)とハイボール(嘘つき)をオーダーします。

枝豆のポテサラは安定の美味しさです。


ここからこの日は肉ばかりオーダーしていました。
(隊長曰く「肉の運動会」らしいっす。(笑))


ササミと長芋の生海苔マヨ
【オーダーが小鉢で来て「あ、芋がダブった！」と思いましたが、ダブったことで同じ芋でも食感の違いが味わえて楽しめました。生海苔とマヨネーズの味付けが丁度良くて、３人でバクバクと一気に食べきる最高の導入でした。】

ラム肉のピンチョモルーノ
【筆者はお肉の中でも羊がかなり好き。それを串焼きにしてくれた一品。香辛料が良く効いている。噛めば噛むほど香辛料とラム肉の旨味が口に広がります。これは店に常々おいて欲しいな～♪と、思える味わい深さでした。】


自家製豚バラ肉の炙り
【味をしっかり浸けたバラ肉の炙り。旨くない訳がなく、蕩ける食感とそれに伴う味と脂が舌に広がります。ここにシェリーのフィノを流す！とても良い。とても良い。たまりませんな。】


牛サガリの黒にんにくソース
【肉の運動会、フィナーレは牛肉。マスターが小粋な演出をしてくれました。「豚バラと付け合わせが一緒なんで趣向を変えてポテサラと豚タンのスモークをつけました。」素晴らしい心配り。肉は勿論抜群に旨く、付け合わせも単品で力をもっているので、一皿で二度美味しく…フィノが進みます！】


肉の運動会を終えて一行が最後に食べたのが、特製キーマカレーです。


お店の看板メニューとして不動であるのかと思いきやマスター曰く「最近はオーダーする人減りました。」とのこと。調理に時間がかかることからオーダーが敬遠され勝ちとのことでした。残念です。ここのお店にきて特製キーマカレーを(一人客なら量的に仕方ないですが二人以上で)頼まないのは、USJに行ってハリー・ポッターエリアに行かないのと同じくらいの損失です。それくらいに全体の中でも中心的な存在を占めていると思います。


私たち３人は今回も美味しく特製キーマカレーを頂きました。隊長はいたくここのキーマカレーが好きでどの様な体調でも食べれると豪語していました。それは良く分かります。インフルエンザで高熱出ていても(その様な状態で来店しませんが…)出来るなら食べたい！そう思わせる力を秘めています。実際今回のキーマカレーも夏野菜ギッシリで旨味とスパイシーさが最高のカレーでした。


土曜日に伺ったこの日、お客さんはひっきりなしに来ていました。予約が基本的に出来ないので店を覗くしかないのですよね。まー、あのドキドキ感はあれで楽しいんですが("⌒∇⌒")

土曜日は比較的満席になるのが早いです。
平日は金曜日は少し早い目に一杯になります。

狙うならオープン直ぐか、オープンのお客さんが一周し始める19:30くらい。お客さんが二周目になる21時から22時も狙い目です。

注意して欲しいのはどこかのお店に行って締めにカレーでもで来店しないでください。カレーだけのオーダーは受け付けていませんからね。("⌒∇⌒")


座裏には美味しいお店が沢山ありますが、是非体調を整えて二人以上で一軒目に来てください。席につくなり「カレー」と言いましょう。マスターより「時間がかかりますが」と説明を受けたら「よろしくお願いします。」と返答しましょう。カレーをオーダーしてからお酒を注文して最高の時間を過ごしてくださいね。

2017 10/28⇒2017 10/29
に、かけての話

お初天神にある「天和」っていうお店で嫌な思いをして、その記憶が冷めない時間…

こんな感じで１日を終えるのは、これまでの食に関してストイックにやってきた自分と、全ての食材、全ての料理人の可能性を否定しかねない。と、思い難波に泊まれることを良いことに「ワインと日本酒、時々シェリー」に行きました。

えっと、このお店に関してはコメントサボっているんで、行った回数は20回は確実。30回の手前くらいかな？毎回驚き、安心感、幸せを与えてくれる稀有な存在です。

行った時間、深夜の0:15～1:00です。台風22号が近づく中(後で聞いた話ではマスターはプライベートでも大変な時期であったとのこと。)来店。しかもオーダーしたのは「(シェリー酒の)フィノ」「鴨の生ハム」で合計1300円。それにも関わらず嫌な顔１つせず、いつもと同じ気さくな対応。味はいつも通りの安定感とスパイシーさ。

素晴らしい。

これだよ、これ。飲食店に私たちが求めるのは。

お客さんに対して、常連であろうが一見であろうが最大の仕事をすること。
その距離感が抜群。
常連ならば味を知っている。ぶれない味を提供する中で最近の話を聞く、そこでその常連に応じた話をふり、会話の中でお互い心地よいポイントで次の会話にいく。時に聞き上手、時に盛り上げ役と変えることができる。話術の巧みさ。
一見さんに対しては味を知ってもらうこと。立地で決して最高とは言えない中で足を運んでくれたかたへのパフォーマンス。客に与えるコスト以上の満足感。次を期待させるスパイスの魅力。それらが合間って誰かに教えたくなる高揚感。

これからも応援するお店だ。

食事は「誰とどこで、何を食べるか」だ。
そこにいくら付加価値がつくかで人生は豊かになると思う。
お正月、家族で賑やかに食べる何気ないおせち。
週末、気心のおけない仲間と店での美味なる食事。
告別式終わり、故人を偲んで食べる精進揚げ。

様々だ。様々で良いのだ。でも「嫌な思いを我慢して食べる砂を噛むような食事」はあってはいけないと思う。

このお店にはそれがない。いつも楽しい。
食事は楽しくするもの。ここはいつ来てもそれが出来る。

だから
もう一度いう。

私はこのお店をこれからも応援する。

今、難波で熱いのは「座裏」。裏難波よりひっそりしているのがまず良いです。あんなに明るいと高島屋と変わりません。明るい路地は単なる通路です。

そんな暗がりの中でしかも地下に店を構える、少し入るのを躊躇うお店。それが「ワインと日本酒、時々シェリー」です。

事前情報は３ヶ月程前の関西ローカルの深夜放送。放送直後からタイミングをずらして行くのはいつものこと。客の入りが一周回って一見さんかリピーターさんかが別れるくらいの時期だからです。

今回は３人で来訪。
まずは看板にもあるシェリー酒を頂きます。私はフィノをオーダー(白ワインっぽいの)。こちらが辛口です。と、マスターから教えて頂きました。シェリー酒は初体験。どんな感じかな？一口飲むとマスターが言う「ワインとブランデーを足した様な感じです。」と、いうのがよくわかりました。口当たりはワイン、うまさはブランデー。良いところを個性として出し、良くないところは他方の長所が補い打ち消す感じです。私はワインが苦手ですがブランデーは好きです。ただ、ブランデーをいきなり飲むのは食事としてどうかと思いますがシェリー酒なら自然に食事にもあいます。

さて、オーダーしたのは
１、香潤鶏のテリーヌ
２、スパイシーローストポーク
３、里芋とつぼ漬けのポテサラ
４、豚ばら肉のスパイシー炒め(メニュー外)
５、特性スパイシーキーマカレー
順に説明します。

１、香潤鳥のテリーヌ
テリーヌははじめて行くお店でわりとよく頼むメニューです。
寿司でいうコハダや玉子。和食の椀物。中華の炒飯。の、位置付けです。つまりそのお店の「モノサシ」です。作りおきや何気ないものにどれだけしっかり仕事をするか。それを見せてもらいます。イヤらしい客だとたまに自分でも思いますが、性分ですのでお許しを。
一口食べて、その上品な鶏の旨味と脂と香り。シェリー酒とマッチング具合。「はい。当選確実」となりました。

２、スパイシーローストポーク
さらっと食べれる肉もほしいところ。出てくるスピードも嬉しいです。こちらも火入れが実によくしっとりといけます。当然、シェリー酒との愛称もよく食べる度に食欲が増す感じです。

３、里芋とつぼ漬けのポテサラ
一体どういうこと？里芋？つぼ漬け？と、思いました。ポテサラ自体は嫌いではないです。つぼ漬けを使っているのが気になりオーダー。店としてスパイシーな肉が多いことから相反する舌休めにも力をいれている様子が伺えます。里芋のホクホク感、つぼ漬けの少し癖のある食感がいいですね。

４、豚ばら肉のスパイシー炒め(メニュー外)
はじめは麹漬けをオーダーしようとしたのですが切らしているとのこと、で、マスターが代替案として切り出してくれた品です。よくよく考えたら二品目と四品目は豚がダブっています。しかし、部位と調理の仕方の違いでこうも表情が変わるか？と、驚きました。これまたシェリー酒に合うのです。シェリー酒は万能飲料？いえいえマスターの腕でしょう。

５、特性スパイシーキーマカレー
オーダーしてから完成まで30分はかかります。始めに名言されましたが注文しました。この品はこの店の「マストオーダー(必食の一皿)」です。たっぷりの野菜がスパイシーなキーマカレーに全てあいます。サマースカッシュ、オクラ、トマトetc...この一皿を食べに来るだけでも良いと思えます。ただしマスターから「キーマカレーだけは勘弁してね。」と、釘を刺されました。原価率から考えたら当然だと思います。

店の雰囲気、マスターの配慮、客の筋。名店です。直ぐにリピートしたくなりました。毎週行きてー。