牛肉の旨味を堪能できる和風出汁のスープ茶漬けはランチや飲んだ後の〆にピッタリ♪ : カジュアル割烹 Shun

難波でのランチ。千日前をプラプラしている時に目に留まったお店が、
「カジュアル割烹Ｓｈｕｎ」さん
です。
入店はお昼にしてはちょっと遅めの１３時４０分。入店してみると先客は、オープンキッチン前のカウンター席にペアのお客さんが１組とお一人様のお客さん１名の合計３名の方が座席に座っていらっしゃいました。こちらのお店のカウンターの席数は１１席なので結構空いてます。まあ、お昼から少し過ぎていますからね、こんなもんでしょう。ただ、こちらの座席はカウンター以外にも店内の奥に四人掛けテーブルが多分５脚程有り、そちらにもお客さんは数組程いらっしゃいましたから３名しかいないって訳ではないんですけどね。
さて、席にも着けたし何を食べるか検討しましょうか。と言う事で、メニューを見ながら暫し検討した結果、数種あるランチメニューの中から今回チョイスしたのは、
「前菜６種盛り付け Ａ５ランク牛しゃぶロース スープ茶漬け」\1,280
です。
注文後２～３分でまずは、
（１）前菜６種盛り付け
がサーブされてきました。この前菜の内訳は、以下の６種。料理名の説明をしれくれたんですが、一度聞いただけでは覚えきれないので名前を間違っているものもあるかもしれませんが、その点はご了承下さい。
①ブリのかぶら蒸し
ブリ一切れとカブが一切れが凄く小さな土鍋風のお椀の中に入っています。ブリの味はそれなり。カブは若干酸っぱさが強い味付けですね。
②ポテサラ
玉子の黄身が濃厚。燻した感じの味付けもする美味しいポテサラです。
③サーモンとチーズ
甘めの強いクリームチーズ（かな？）とスモークサーモンですね。燻製とチーズは、そりゃ～合いますよね。
④穴子の高菜巻
高菜の甘酸っぱい味付けの後にほんのり穴子の風味が追っかけて来る感じがイイですね。
⑤抹茶のカステラ
しっとりした生カステラっぽいカステラです。そんなに抹茶感は無く、甘さ加減もイイ塩梅です。前菜よりもデザート的に食べた方が良いかなぁ～と思うカステラでしたね。
⑥鶉卵の燻製
鶉の卵をサクラチップで燻製にしてあるのかな？でも、燻製感は低めですが丁度良い感じでもあります。
（２）Ａ５ランク牛しゃぶロース スープ茶漬け
この前菜達を食べ終わる頃にメインである土鍋に入ったスープ茶漬けが届きました。土鍋にの中にはご飯とその上にこんもりとしゃぶしゃぶ用の薄切りされた牛肉が盛られています。霜降り具合がとても綺麗ですね。その他、芽ネギと玉アラレも散らされています。また、このスープ茶漬けの他に別皿で薬味として、白和え、塩昆布、山葵も付いており、それと箸休めに沢庵、胡瓜の浅漬けも付いています。
店員さんがこのお茶漬けを持って来た時にスープをポットから注ぎ込んでくれます。また、併せて店員さんから以下の二つの説明がありました。
①土鍋は熱々なので触れないように。
②まずはスープでお肉をしゃぶしゃぶて食べる。
との事です。
では、言われた通りまずはしゃぶしゃぶしてお肉をいただいてみましょう。半生なお肉はイイ感じのレア感を伴って、これは美味しい牛肉です。流石国産Ａ５ランクの牛肉ですね。
次にちょっと出汁だけをいただいてみましょうか。レンゲで一口だけ掬って啜ってみます。品名の通り牛肉を使った動物系の出汁に和風の鰹と昆布と思われる魚介系の出汁と醤油で味付けしたスープなんですね。思っていた以上に牛肉の旨味も濃厚に味わえるスープに仕上がっていますねぇ。うん、美味いです。
次にお肉とご飯を一緒にいただいてみますね。お肉の旨味がご飯にも移り美味しいスープ茶漬けとしていただけます。
次に薬味も入れて味の変化も楽しんでみましょう。
まずは白和えから。白和えは豆腐らしいまろやかさがスープに加わり牛肉の尖った旨味を少し和らげる感じになります。ただ、インパクトも低くなりますけどね。
次に山葵を入れてみましょう。これは香り高い山葵ですねぇ。少しツーンとした感じがサッパリ感を上げます。ただ、山葵は何かイメージ通りのスープ茶漬けの味になっちゃうだよなぁ。普通の出汁茶漬の味にね。また、これに塩昆布を加えると更に出汁茶漬けっぽさって言うか普通っぽさがアップしますね。でも、決してそれが悪いって訳ではないんですけどね。
そんな感じで一杯完食です。上述の通り最後は薬味による味変も楽しみましたが、私の好みで言えば、白和えも山葵も塩昆布も薬味は全く入れない方がイイかなぁ。やっぱり牛肉とスープとご飯を入れて牛々した感じをストレートに食べるのが一番美味いスープ茶漬けだと思います。