道頓堀チック日本酒バー : どうとんぼり　ぜん

平日の夜、午後10時飲み会開始！（爆）

どんなけ酒が好きやねん。

で、待ち合わせですが、

金龍ラーメンの前。

既にこの時点で嫌な予感が。

道頓堀の中相合橋の前にある3階建ての大きなビルの前で待機。

雨の中、傘を差して茫然と待ち続ける私。

・・・

来ぬ


先程移動中に携帯電話で念の為に連絡の上、
「金龍ラーメンとは・・・相合橋の近くの大きなビルの金龍ラーメンで
間違いあるまいな？」と問うた時、

「えっ？・・・はい、そこです。○○○○と○○○した店です。」

「？？・・了解」

面倒くさいので聞き返さなかったが聞き返すべきだったか（汗）

やはり来ぬ！
雨は止まぬ！

再び電話をかけねばなるまい

ぷるるるるるるるるる

「はい・・・」

「うぬは今どこにおる？」

「はっ？（汗）・・あの・・・金龍ラーメンの前にいますけど・・」

「わしも金龍ラーメンの前におるぞ。相合橋の前の金龍ラーメンで間違いあるまいな？」

「いえ・・あの・・・御堂筋沿いの金龍ラーメンの前です。この前○○さんと○○
したところの・・・今からこちらに来ていただいて・・・」


「この雨の中ルー・フランクを待たせるとは超笑止！今すぐ傘をその辺に投げ捨てて
全速力で雨の中を走ってくるがよい！」


約30秒後、雨の中息を切らしてずぶ濡れになった相方が登場です。

これでそれがしの気も晴れたというもの、ぬほほほほほほほほほ！！

ただでさえ時間がないので目の前にあるこちらの居酒屋に訪問決定。

実は飛び込み訪問ではなく、2回目。
意外と穴場で知られていませんが隠れ屋的存在でゆっくりお酒が飲める店です。

ただ今日はあまりにもシチュエーションが悪い。
推定滞在時間1時間を切っておりますゆえ。

地下を降りて店内に入ると和服の似合うちょっと「蟇目良」に似たダンディな感じの店主がおられます。
決して愛想笑等しない人なので見る人によっては無愛想と取らわれるかも知れません。
実は私も若干そう思ってます（笑）。

平日のこの時間なので先客はゼロ。
雨が降ってますし、これは致し方ないですね。
逆にこっちは貸切感覚で気持ちゆっくり寛がせて頂きましたが、店主は本日の客の入りに
若干ご不満の様子です。

前回来た時も感じたんですがコスパは決して良くないんですよね～。
道頓堀のど真ん中（やや東より）という場所柄、梯子酒の２軒目等に使用されそうですが
普通の居酒屋感覚で入ると割高感を感じると思います。どちららと言えば日本酒をゆっくり
飲めるバー感覚で使用するのがベストかも知れません。地下と言っても要するに地上が
道頓堀商店街なら地下１階は道頓堀川そのものの位置なので一番奥に座れば道頓堀を
ゆっくり眺めながら飲む事が出来ます。

今日は時間がないという事で店主にお願いして出来るだけ料理時間のかからないものを
お願いしました。

お造りの五種盛り
白子
なまこ

料理はいずれもかなり本格的で居酒屋というよりは割烹、本格的な日本料理店に近いレベル。
この店は日本酒の種類がかなり豊富で日本酒好きになたまらない店なんでしょう。
まだ然程マスコミズレしておらず、訳の分からん「知ったかぶりアホたれ客」にも
知られていない様ですので落着き度は抜群です。

そんな錚々たる日本酒の銘酒が置かれている店でこちとら神器の３種、

生ビール
チューハイレモン
ハイボール

以上を注文！（爆）

店主からすればさぞや歯ごたえのない客だった事でしょう。

ただ一つ難点が・・・

この店ハイボールのサーバーがどうも店の外（バルコニー）に置かれてあるらしく、
座った席のすぐそばにあるバルコニーへの裏口を開けてそこで注がれているのですが
その間戸を開けっ放し・・・・

冬なのでチョー寒いんですけど！（笑）

とは言えハイボールのジョッキを運ぶ訳ですから戸を閉めてしまっても
どのみち開けないといけないのでこれは致し方ないか。

春や秋なら逆に風が入って気持ちがええんでしょうね。

ただ店主、もうちょっとニコッしてくれへんかな？（苦笑）

いや、逆にいつもニコニコしてたら気持ち悪いか？（苦笑）

せっかくなので店主お勧めの超辛口の日本酒をいただきましたが、
残念ながら超バカ日本酒舌につきその真価は分かりかねます。（汗）
たださすがに刺身には見事に合致しましたね。

なぜか来るたびに好きになる、不思議な店です。

意外と常連になるかもです。

地下が嫌いな女性の方々もこの店は超お勧めです。

雰囲気よし
料理よし
眺めよし

ただ・・・寒い時期はこの店でハイボールを注文するのは避けた方が
良さそうですわ！（爆）