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店舗基本情報
| 店名 |
ふら～っと。カレー家
|
|---|---|
| ジャンル | カレー |
| お問い合わせ |
非公開 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR難波駅から徒歩約10分 ＪＲ難波駅から255m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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じつはあたし最近、病に負けまして手術をうけました。通院の日は流石にゆっくりしたいですから、すぐに電車に乗らないで、辺りをすこおしだけふらふらしてから帰ります。南の方に桜の花の塊も見え、いいですねぇ、さわやかな風もふいて居ます。大阪ミナミのどまんなかとはいえ、こんな日には季節感もたっぷりと感じられます。
この辺は中心街なのに、民家と商店とオフィスが入り交じって建ってるんですねぇ、ちょいと路肩に鉢植えなんかおいてあって散歩にこころもも安らぎます。とはいえ昼前です、あと30分もすればこの辺のオフィスからどっと人があふれ出てきます。お店もそれに併せてちらほら開いてきてますから、ちょいと食べてから帰りましょう。
意外とお店が少ないこの辺り、定食屋、韓国料理等の看板があります。近くのビルに入ればもちろんもっといろいろとお店もあるんですが、今日はチェーン店の気分にはなりません。南海難波のほうに向かおうかととある交差点で反対側をちらっと。
ええっ、あれは…。いくら何でもなベニヤ板の看板…？？。
近づいてみると「ふらーっと」寄って下さいでもなく「カレー屋」と。ええー、店名ですか？ まぁ近づいてみれば、ベニヤではなかったですけど…。店の前には大きな赤提灯、カレーと「酒」とも書いてあるとおり、入り口は玉暖簾です。いやぁ、いいじゃあないですか。好きですよこいうゆうの。もうひとつの提灯には大きく「バラカツ」です。
扉を開けると左手にはいかにも小料理屋風のカウンター、厨房内の壁はすだれが張り巡らせてあります。右手を見れば蕎麦屋にありそうなテーブル席。これは居酒屋にあわせたと言うよりは、居抜きで入ったと言うことでしょうか。
メニューを見ますと、基本のカレーの他、やはりバラカツカレー押しですね。他に世界の唐辛子カレーというのもあって、違う唐辛子を加えられるようです。この日は一種類しか入荷がないとの事でプリッキーヌカレーになりますと。くだんのバラカツはトッピングで入れたれるようなので、それでお願いしました。
カレールーを小鍋にとって、唐辛子パウダーが加わります。横ではカレー皿を女性スタッフ（奥様でしょうか？）がなんとバーナーで炙ります。すこおし加熱された頃合いでご主人はスタッフの女性に合図。あたしの世代には懐かしいオムライスの型でご飯をぎゅっ、たっぷり型からはみ出してますがご愛嬌というよりサービスでしょう。
ニンニクバターはどうしますと聞かれました、もちろんお願いしましょう。薦められたらことわりゃあしませんよ。ご飯の上にちょいと載せられ溶けていきます。ルーを流したら、バラカツの断面が見えるように半カットしてごはんに寄り添うようにトッピングされました。
おっと忘れていました、瓶ビールをお願いします。流石居酒屋を名乗るだけのことはありますねぇ、朝日と一番搾りとラガーがありますと。バラカツが相手ですからラガーでお願いしましょう。
カレーは基本が香りのよい甘みのあるさらっとしたカレーの様ですね、舌にさほど絡まずに、香りを残していきます。その後、追加された唐辛子なんでしょう、辛さがぐっと押し寄せてきます。食べ進めると少しずつ溶けたニンニクバターが絡んでいって味わいが変わっていきます。
バラカツはというと、なるほどそうでしょうね、下ゆでがしてあって脂身の部分もふ心地よくかみ切れます。東京女子医大前の「どん平」のカツほど煮込んで居ないところがカレーのトッピングとしてほどよい自己主張をしてくれますねぇ。
あたしはカレーはもう少しとろみが欲しいと思いましたが、カツもバターもおもしろい。ビールの品揃えも含めて、隅々に気配りのあるおみせですねぇ、ごちそうさまでした。