正真正銘焼きたてのほかほかしゅわわ～なチーズケーキ : りくろーおじさんの店 なんば本店

＜お店について＞
1956年西村陸郎氏が菓子卸業として創業。
1975年より（株）千鳥屋、1985年に（株）西村千鳥屋、1991年には（株）リクローに改称。
今では看板商品である「焼きたてチーズケーキ」の発売開始は1984年。
"りくろーおじさんの店"としてのオープンは、1989年4月のことで、こちらの旧店舗が1号店。
こちらの店舗は、旧なんば本店が移転オープンするかたちで2014年4月8日にグランドオープン。

・駐車場
なし

・イートインスペース
1階…リクカフェ STAND（カウンター席のみ）
2階…喫茶室陸カフェROOM


＜商品＞
■焼きたてチーズケーキ…税込695円
・直径…約18cm（6号）
・原材料名…卵、牛乳、クリームチーズ、バター、砂糖、小麦粉、レーズン、安定剤（ゼラチン、増粘多糖類）
・消費期限…冷暗所で当日中・冷蔵で3日
デンマークの工場から直輸入しているクリームチーズを使用し、各店舗に併設されたキッチンで1回に12個ずつ1日に何回も焼き上げている焼きたてチーズケーキ。
底には自家製シロップに漬けたカリフォルニア産のレーズンがちりばめられているのがホール（アントルメ）の状態でも外側から確認できますが、実際にレーズンが入っているのは底全面ではなく外側（円周）部分のみ。
そのため、もしレーズンが苦手な方もいただくのであれば、井桁（＃）のようにカットすれば、中央の□部分はレーズンなしのカットになります。
焼き上がるとすぐさま店頭に並べられ、焼き上がりを知らせる鐘が鳴らされます。
そして、「焼きたてが買える♪」と心躍るお客さんの目の前で、フワフワこんもりと膨らんだ焼きたてのチーズケーキの表面に、りくろーおじさんの焼印をジュッと焼き付ける。
…凄い演出です。
1回に焼きあがるのは12個。
12個なんてあっという間に売れ切れますが、またすぐに焼き上がるので大丈夫。
購入時は10名弱の列で並び始めて5分程…2ロット目での購入。
焼きたてがいただきたかったので、店内奥の"リクカフェ STAND"と呼ばれる簡易スペースですぐにいただきました。
なお、こちらの店舗は2階に"喫茶室陸カフェROOM"という喫茶店がありそちらでしたらゆっくりといただくことができるようですが、その場合、1730円の「超焼きたてチーズケーキドリンク（ポット）セット」を注文する必要があります。
目の前で焼きあがった正真正銘の焼きたてをいただくだけならこちらで十分。
利用した1階の"リクカフェ STAND"は、ガラス越しにキッチンを見ながらいただくカウンター席。
目の前ではキッチンでスタッフが慌ただしくチーズケーキを作っていますし、背面には焼きたてではないチーズケーキの販売所（焼きたてではないかわりに並ばずに購入できる窓口）に通じる廊下や2階の喫茶室に通じる階段があるので、人の往来がそこそこあり、落ち着いて食事を楽しむような場所ではありません。
ただ、私のように別に誰かと会話を楽しむとか座ってゆっくり休憩するつもりはなく、"ただ単に焼きたてのチーズケーキをがっつり食べたい"場合の臨時的なイートインスペースと割り切って使用する分には何ら不都合は感じません。
おもむろに箱から取り出して食べる準備を始めると、スタッフが木製の丸皿とナイフ、それに取り皿まで用意してくれました。
そして、手際よくカットまでしてくれました。
焼きあがった瞬間を目視確認した正真正銘焼きたてのチーズケーキ。
冷めるにつれて表面のシワも増えていきますが、まだそれほどシワができないうちにいただくことができました。
もちろんまだ温かく、ふわっふわ。
フォークを通すと、シュワシュワ～っとスフレの気泡が潰れる音が聞こえます。
卵たっぷりミルクたっぷりなスフレチーズケーキ。
外側に並ぶ甘いレーズンがまた良いアクセントに。
油脂類は植物性油脂ではなくバターやチーズといった動物性油脂使用なので、口内に残るチープな油脂感もなし。
チーズ感は控えめですが、チーズケーキとしてではなくいちケーキとして、とても美味しい。
無心で食らいついてしまいました。
少しずつ値上がりしているようですが、それでも6号サイズでこのお値段。
CPも良いと思います。


■陸ブレンドティー（アイス）…税込215円
オーガニックのアイスティー。
テイクアウト可能な蓋付きプラスチックカップでの提供。
特段美味しい紅茶というわけではありませんが、ケーキのお供の水分としては十分です。
ちなみに、2階の"喫茶室陸カフェROOM"ではカップでの提供で540円。