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食べログ 喫茶店 百名店 2022 選出店
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店名 |
アラビヤコーヒー(ARABIYA)
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受賞・選出歴 |
喫茶店 百名店 2022 選出店
食べログ 喫茶店 百名店 2022 選出店
喫茶店 百名店 2021 選出店
食べログ 喫茶店 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 喫茶店、カフェ、サンドイッチ |
予約・ お問い合わせ |
06-6211-8048 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
大阪市営地下鉄御堂筋線「なんば駅」14番出口から徒歩2分 大阪難波駅から252m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
50席 (カウンター7席、テーブル43席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1951年2月9日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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年が明けて2017年になった、1月7日のこと。
昨年12月30日に訪れていたにもかかわらず、1泊2日の日程で、再び大阪の街を訪れていました。
冬の時期なので、趣味の写真撮影にはさほど重点を置かず、「グルメ」に予算を集中投下する目的で。
何せ大阪は他ならぬ「食いだおれの街」ですからねー。
JR大阪駅に到着後、地下鉄御堂筋線に乗り込んで、なんばの地に降り立っていました。
到着後最初に入ったラーメン屋さんがいささか期待はずれだったこともあり、どこか良いお店がないかと探していたのです。
外出先でもスマフォであらゆることがこなせて、自分たちはいい時代に生きていますねー。
・・・なんて考えていました。
このすぐ後に、人ごみの喧騒とは全く無縁の、長い長い歴史を持った異空間へとタイムトリップできることになろうとは知らずに。
ラーメンを食べた後だったので、当然のごとく、お腹はいっぱいの状態でした。
したがって、すぐに入ろうと思えば、候補は必然的にデザート屋さんとかカフェとかにしぼられてきます。
ミナミの街に、そういうイメージはあまりないと思いますが・・・。
去年の年末も、千日前ですばらしい純喫茶に当たったばっかりだし。
どこか、他の人に自信を持ってお勧めできる喫茶店とかないかなあ、、、
とまあ、そんなことをやっているうちに偶然発見したのが、こちら「アラビヤコーヒー」さんでした。
お店ですが、ビックカメラから千日前通をはさんで向かい側に立ち、ラウンドワンの西側の路地に入って、2本目の曲がり角を左に曲がったところにあります。
世間がイメージするなんばの街とは程遠い、人通りもさほど多くない閑静な街の中に立地しています。
こういう裏路地にある店って、意外にも当たりの確率が高かったりするんですよねー。
どんなコーヒー店なのか、期待が高まってきます。
それだけですでに歴史を感じさせる店舗外観を写真に収めた後、お店のドアをくぐります。
中へ入っていくと、「いらっしゃいませー」と、愛想のよい挨拶が。
見てみると、2、3人の店員の方が、せっせと切り盛りをしているのが目に留まりました。
それでもってさすがは大阪、店内には多くの人が。
一瞬、カウンター席以外座るところがないのではないかと思って、ひやりとさせられましたが・・・。
テーブル席が1席だけ開いているのが目に留まったので、そこに荷物を降ろし、一息ついたのでした。
店員の方が、メニューを持ってきてくださいました。
メニューはラッピングされた紙1枚だけで、しかも片面印刷のシンプルなものです。
よく「軽食・喫茶」と書かれているお店にあるような、ごちゃごちゃした料理のたぐいが全くないのが好印象です。
ここはコーヒー専門店、せっかくなので美味しいコーヒーをいただいて帰らなくては。
どれにしようか、しばしの間迷っていましたが・・・。
メニュー表に、コーヒー別の苦みと酸味のバランスが表記されていたので助かりました。
加えて「力強い苦みと酸味」という一文が書かれていたのが決定打になって。
本日のコーヒーは「ダッチコーヒー」に決定!!
お腹いっぱいの状態で入店したとはいえ、コーヒーを飲むときに、何かいっしょに食べるものくらいはあった方がいいと思いました。
そう思って、改めてメニュー表を眺めてみると・・・。
ありました、「ホットケーキ」!!(・∀・)
しかも何と「カナダ産ピュアメープルシロップ使用」との添え書きまで!!
ある種のこだわりみたいなものが感じられて、実にいい感じです。
かくして、オーダーは「ダッチコーヒー」と「ホットケーキ」の組み合わせに落ち着いたのでした。
コーヒーが出てくるのを待っている間、店内をじっと見渡していました。
照明はほどよい明るさですが、飾り付けられた種々の装飾品が、実にレトロなのです。
中でも、お店の真ん中あたりにあった「木製のメニュー表」が目に飛び込んできたときには、ちょっとした衝撃を覚えました。
写真を参照して頂きたいのですが、レトロの中のレトロといった感じで。
詳しくは分かりませんが、創業当時からあってもおかしくない雰囲気を醸し出していたり。
「1951.2.9」の表記を見て、歴史の重みをひしひしと感じていたりしたのでした。
やがて、注文していたダッチコーヒーとホットケーキが、目の前へと運ばれてきました。
コーヒーは熱々なので、猫舌の自分は少しだけ冷ましてからいただこうと思い。
先に、ホットケーキの方を食べてみることにしました。
いっしょについてきた「カナダ産ピュアメープルシロップ」をたっぷりかけてから、一口・・・。
おいしいっ。☆。.:*:・'☆O(≧▽≦)O☆。.:*:・'☆
マーガリンの風味とメープルシロップのやさしい甘さが、ふわふわの生地とコラボレーションして。
何というかもう、スイーツ♪♪って感じです。
子どもの頃に家で焼いてもらっていたホットケーキの味を、少しだけ思い出したりしていました。
つづいて、ダッチコーヒーの方も一口。
こっちもおいしいっ。☆。.:*:・'☆O(≧▽≦)O☆。.:*:・'☆
メニュー表の「力強い苦味と酸味」という解説文は、まさに看板に偽りなしでした。
やや苦味が主体ですが、それを酸味の方がしっかりと支えている感じで、実に深みのある味わいを醸し出しています。
ここまでおいしいコーヒーが出てくる辺り、さすが歴史あるコーヒー専門店といったところです。
もっとこういうコーヒーを提供するお店が増えてくれればなあ、とか、ひとり考えたりしていました。
「ダッチコーヒー」という名前のコーヒーを提供する店は多くないので、これはもう絶対ですね!!
しばしの間、レトロな空間でゆったりくつろいで。
お店を後にする時間が、やってきました。
上に書いた年代ものの看板とか、その他の装飾品をどうしても写真に収めたかったので。
お金を払う直前に、ちょっとだけ勇気を出して。
マスターの方に「すみません、写真を撮らせてください」と言ってお願いしました。
マスターの方は、快く応じてくださいました。
撮影位置が他のお客さんのすぐそばだったので、自分もいつもに比べ神経質になっていたのですが。
おかげさまで無事、雰囲気ある店内装飾を、写真という形でおみやげにすることに成功しました。
なんばの街といえば、世間ではとにもかくにも、人で溢れかえる歓楽街のイメージが強い印象ですが・・・。
ちょっと路地裏に入れば、こんな静かな異空間も体験できるんだということを、もっと多くの人に知ってほしいです。
それでもって雰囲気ばかりでなく、コーヒーの方も、お店の長い歴史に裏打ちされたハイレベルな味わい。
ミナミを訪問する際には、ぜひ立ち寄ってみていただきたいコーヒー専門店です。