無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
06-6211-3030
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
家族と頂く至福のなにわ料理
口コミが参考になったらフォローしよう
moiutya
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
moiutyaさんの他のお店の口コミ
かどやホルモン店(東梅田、北新地、大阪梅田(阪神) / ホルモン、焼肉)
お料理 雨ニモマケズ(大江橋、なにわ橋、東梅田 / 日本料理、居酒屋)
和源(大阪阿部野橋、天王寺、天王寺駅前 / 居酒屋、日本料理、海鮮)
石挽き十割蕎麦 玄盛(北新地、西梅田、東梅田 / そば、居酒屋、日本酒バー)
ぺぺらーめん(北新地、西梅田、大江橋 / ラーメン)
大衆すし 謹賀(北新地、西梅田、東梅田 / 寿司、居酒屋、海鮮)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
浪速割烹 喜川(なにわかっぽう きがわ(浪速割烹 㐂川))
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
06-6211-3030 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
大阪メトロ「なんば」から徒歩5分 日本橋駅から318m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Diners、Master) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
昼:サービス料5% 夜:サービス料10% 3階お座敷(5名様〜8名様)は、別途お部屋代を頂戴致します。 |
席数 |
35席 (カウンター23席、座敷3〜4名(1室)、座敷5〜8名(1室)) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) 8名様以上はカウンターでの貸切りとなりますので、要相談。 3階お座敷(5名様〜8名様)は、別途お部屋代を頂戴致します。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
12歳以下のお子様は御入店いただけません。 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
固定費ゼロ。決済手数料3.24%で気軽にカード決済を導入できます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
家族の一人に祝いごとかあり、こちらのお店を予約して訪れた。法善寺横丁にある浪速割烹の老舗。3回目の訪問だが、前に訪れてから10年ぶり。とても懐かしく感じた。
二階の個室に案内される。家族ての来訪ということで、予めコースをお願いしておいた。
まずは、乾杯。家族みんなで喜びを噛み締める。苦労はあったが報われたことに皆であらためて安堵する。
料理が運ばれてくる。ます凌ぎはしろ菜スープ、前菜はとびあらと帆立と春菜の白和えが供される。スープは優しい味わいで、胃の腑を温めてくれる。また、白和えは、とびあらや帆立、春菜のバランスが良く、それぞれの旨味が引き立てあっている。
続いて、楽盛が用意される。皿には蛍烏賊の醪味噌添え、山菜の天ぷら、菜花、白魚の握り寿司、唐墨の紫蘇巻き、百合根、プチトマト蜜煮が綺麗に盛り付けられている。
蛍烏賊は醪味噌で頂くと、烏賊本来の旨さがとてもよくわかる。また、山菜や菜花は春を感じさせてくれる楽しい一品。白魚の握りもいい。何より、唐墨が柔らかく、程よい塩加減でとても旨い。日本酒が進む。
次に、割鮮が緑の皿で供される。非常に華やかで、祝いの席に相応しく感じる。油目、伝助穴子醪味噌添え、蛸バジルソース、細魚梅ソース、泥障烏賊胡麻油、中トロづけ、鰯マリネの七種。どれも趣向を凝らしており、美味しいが、特に気に入ったのは、伝助穴子と蛸バジル。対極にある味わいだけれど、それぞれ素材の味をうまく引き立てている。これまた日本酒が進む。
煮物椀は豚か鴨から選べるとのこと。私が選んだのは鴨。蓋を開けるととてもいい香りが漂う。鴨に椎茸、米を練った団子、そして芽葱などの吸口が美しくあしらわれている。ますは出汁を一口。淡い塩味だけど鴨の脂が溶け出し、旨味は充分。次に鴨を頂く。鴨は火を通し過ぎず、表面だけ色が変わり、中はロゼ色。噛み締めると野趣溢れる旨味が広がる。また、米の団子も出汁が染み込んでとても旨い。とても秀逸で、和食の花形であることを再認識した。この時、豚の椀も味見したが、こちらは鴨以上に品よい味わいだと感じた。旨かった。豚の椀が出されたのは初めてであり、驚きを禁じ得ない。
続く焼物は、本諸子の山椒焼き。山椒と醤油の香りが本当に香ばしい。頭からかぶり付く。カリッとした食感に続いて、諸子の淡白だけど深みのある味わいが広がり、最後に山椒の香りが優しく立ち昇る。こんなに旨い諸子を頂いたのは初めてである。
温菜は、桜鱒の低温オイル煮。うすい豌豆と唐墨のソースで頂く。桜鱒は低温の油で煮られ、中は生の状態。これをうすい豌豆のソースに絡めて頂く。塩味を抑え、桜鱒の旨味がよくわかる。量は多めだけど、軽やかに頂くことができた。
続いて、若牛蒡と厚揚げの炊合せが供される。出汁をいっぱい含んだ厚揚げはとても旨い。さらに浜納豆で風味付けした若牛蒡が文句なく旨い。素朴な一品がこんなに旨いのは、やはり老舗の風格だと感じる。
創菜と言われる主菜が運ばれてくる。蛤のしんじょう、飯蛸、車海老、蛤、そして筍や菜花などが、青海苔の餡でまとめられて洋食器で供される。フレンチも学んだ大将しか作れないであろう、和と洋が融合した一品。餡掛けの餡も残さず食べて欲しいと言うことで、スプーンも用意される。
見た目はフレンチの香りがするものの、やはりベースは和食。海苔と出汁の香りの間から、蛤や筍の香りが漂う。意外にしっかりした味付けだけれど、素材の味を活かしている。蛤のしんじょうは濃厚な旨味の固まり、海老や蛤もイキイキした味わい。筍や菜花も微かにほろ苦さを活かしている。そして、これらの食材を纏める青海苔味な餡掛けは、食材から出た旨味と青海苔、そして出汁の旨味を蓄えている。皆、最後の一滴まで楽しんだ。
飯は、自家製山椒ちりめんと青紫蘇の千切りを混ぜたもの。これに味噌汁と松茸昆布と大根ぬか漬けが用意される。
ちりめんご飯は、ちりめんの風味に青紫蘇の千切りが軽やかで、とても美味しく頂けた。この山椒ちりめんは、子供らの要望もあり、土産として買って帰った。また、大根ぬか漬けは、添加物が一切使われてない昔ながらの漬物。シンプルイズベストという感じで、本当に旨い。この漬物をバリバリと音を立てて食べ、白飯をかきこみたいと思わせるものだった。
最後の水菓子は、ヨーグルトアイスと苺とオレンジ。爽やかな甘みはとても心地よく、今日の料理の〆を飾るのに丁度いい。最後まで美味しく頂けた。
お料理は、基本である塩味にメリハリをつけ。素材の味をうまく活かしている。また、和洋のいいところを取り、コースの進行も楽しく感じた。また、接客も丁寧で過不足なく、祝いの日に相応しく心地よく食事を頂くことができた。また店を出るときには、対象から丁寧なご挨拶もいただき、とても好感が持てるもてなしだったと思う。家族の祝い事の席に旨い料理と好感が持てるもてなしで、至福のひとときを過ごすことができた。10年間訪れてなかったが、次は近いうちにに訪れて、今度はカウンターで、好きな料理を、大将と話をしながら選び、味わっていきたいと思う。