香港華記茶餐廳 | 解答ルパンな日々 : 香港華記茶餐廳 大阪心斎橋支店

南船場にある香港華記茶餐廳。久しぶりに行った。今香港そのものは民主化を求めるデモで大変な混乱の中にあるので、実際行くよりもここで食べた方がいい。 

水はレモン入り。
 
先ず頼んだのはこの店の名物、香港ワンタン麺。９５０円＋税。
 
運ばれてきた香港ワンタン麺。
 
美味い！　干し貝柱や干しヒラメから採った澄み切った海鮮スープが細いが腰がある麺に良く絡み、えも言えぬ美味しさ。スープそのものは昔の揚子江ラーメンのスープによく似ている。塩味系では最も美味しいスープのひとつ。
 
自家製のエビワンタンはプリプリで美味い。
 
次に頼んだのは牛バラと腸粉の煮込み。１０８０円＋税。腸粉は初体験だ。
 
しばらくして運ばれてきた牛バラ肉と腸粉の煮込み。美味しそうなビジュアル。
 
美味い！　甘辛く煮込まれた牛バラは柔らかく、口の中で解ける。
 
腸粉は牛バラスープとよく絡み、なかなかの美味しさ。皮のヒダヒダの中にスープが入り込み美味しさをアップさせている。なるほどこういう食べ方もあるのかという感じ。
 
久しぶりに来たがやはり安定の美味しさ。香港のB級グルメはかなり網羅されているので飽きない。そしてエビワンタン麺というキラーコンテンツもある。いい店だなあ。  

美味しかった。ごちそうさま。  

南船場にある香港華記茶餐廳大阪心斎橋支店。香港の人気ファーストフード店。久しぶりに行った。 
水はレモン入り。
 
頼んだのはスペアリブの土鍋御飯。この店で私が最も好きなメニューだ。香港ソーセージ入りのものも美味しいだろうと思うが、加工肉は発癌性が強いので止めておく。
 
運ばれてきたスペアリブの土鍋御飯。蓋を開けた時の湯気の感じがうまく撮れている？
 
スペアリブと空芯菜がたっぷり。美味しそう。
 
湯気が収まるとこんな感じ。
 
美味い！　スペアリブとスープで炊かれた土鍋御飯の相性は最高。提供直前に入れられる特製醤油が隠し味になっている。
 
鍋の底のおこげもごちそう。
 クレイポットライスは作るのに時間がかかるので、ファーストフード店ではあまり歓迎されないメニューだ。例えばシンガポール料理ヒルマンでもクレイポットを使った料理はあるが、クレイポットライスはない。その意味でもこの店は貴重。  美味しかった。ごちそうさま。  

年越しラーメン第４弾。南船場にある香港華記茶餐廳大阪心斎橋支店。香港海老ワンタン麺を求めて。 
店内はシンプルでコージーな感じ。
 
水にはレモンが。
 
店のイチオシ。香港海老ワンタン麺。１日３０食限定だが、これまで売り切れていたことは無い。
 
美味い！平目の干物と貝柱で採った出汁は塩味も控えめで上品ながらもどこか懐かしい味。かって梅田にあった揚子江ラーメンのスープに味が似ている。スープは薄味なので他のメニューを頼むと味がぼやけて美味しさが解りにくなることがあるので注意。麺は細麺なのに腰がある。
 
ワンタンはエビがプリプリでかなり美味い。
 
本格的香港海老ワンタン麺は茶酔楼　時の葉でも出しているが、麺もスープも味が異なる。両者を食べ比べてみるのも面白い。ただこちらの店の方が海老ワンタン麺を１日中出しているのでアクセスは良好。  美味しかった。ごちそうさま。  

定期的に通っている香港華記茶餐廳大阪心斎橋支店。南船場にある。

 
ウーロン茶。

 
ゲソの天ぷら。居酒屋メニュー。安定の味。

 
エビワンタン麺。この店代表するメニュー。

 
麺は細いのに腰がある。

 
ワンタンはプリプリのエビが入っており、平目の乾物と干しエビから採ったスープと味わうと美味さ爆発。

 
ただこの日の夜は、中国人団体客が入っており、大量の料理の注文が一気に入ったので、料理をする店主の奥さんはテンパっており、いつものスープの繊細な美味しさを味わうことが出来なかった。通し営業なので、この店は夜は早めの来店が吉。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。
 
 

南船場にある香港華記茶餐廳（ホンコンワーキーチャーチャンテン）大阪心斎橋支店。料理の材料や調味料も全て香港から取り寄せているらしい。気軽に香港の味を楽しめる店。基本店内での店員同士の会話は中国語。インバウンド中国人ありきの店。

 
水はレモン入り。

 
いろいろ頼んでそれなりに美味しかったのだが、やはり群を抜いて美味しいのは海老ワンタン麺と豚スペアリブの土鍋御飯。この日は両方頼んだ。先ず海老ワンタン麺。９５０円＋税。

 
運ばれてきた海老ワンタン麺。美味しそうなビジュアル。

 
美味い！細麺なのに腰がある。この点が最も印象的。新町の茶酔楼時の葉の海老ワンタン麺に唯一匹敵する味。この店では夜もこの味を楽しめるのでいい。

 
ワンタンはエビがプリプリ。スープも平目の乾物と干しエビから採った澄んだスープはどこか懐かしい味が。あの塩ラーメンの名店揚子江のスープの味に似ている。

 
次に頼んだのが豚肉のスペアリブの土鍋御飯。１３８０円＋税。

 
加熱された土鍋御飯に最後に特製醤油をかけて仕上げる。

 
スペアリブももちろん美味しいのだが。

 
土鍋御飯で最も美味しいのはメイラード反応で作られた香ばしいオコゲ。特製醤油で味付けされたオコゲはえも言えぬ美味しさ。

 
比較的短期間に通ったので店の人にもすっかり顔を覚えられ、たどたどしい日本語でいつもありがとうございますと言われる。店で飛び交う中国語を聞いていると、大阪に居ながらプチ香港気分を味わえる。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。
 
 

南船場にある香港華記茶餐廳（ホンコンワーキーチャーチャンテン）大阪心斎橋支店。料理の材料や調味料も全て香港から取り寄せているらしい。

 
この日頼んだのは香港風鶏の土鍋炊き込み。２３８０円＋税。

 
運ばれてきた香港風鶏の土鍋炊き込み。美味しそうなビジュアル。

 
鶏と野菜から出た出汁が合わさっていい匂いがする。

 
美味い！オン・ザ・ライスで出汁が御飯に浸みこみえも言えぬ美味しさ。甘辛いタレがたまらなく美味い。かなりの量があったが、あっという間に完食。

 
ただ以前ここで食べたポークリブの土鍋御飯の方が御飯がおこげになってより香ばしく食べることが出来るので私はそちらのほうが好きだ。チキンもライスを土鍋に入れて炊いてくれないかなあ。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。
 
 

南船場にある香港華記茶餐廳（ホンコンワーキーチャーチャンテン）大阪心斎橋支店。早くも再訪した。茶餐廳とは喫茶・定食店のような気楽な食堂のイメージ。

 
前回チキンの土鍋御飯と海老ワンタン麺が、あまりにも本格的で美味しかったので、他のメニューも試してみようと。水はたっぷりレモン入り。

 
今回頼んだのは香港炒めきしめん、干炒牛河（ゴンチャウアウホウ）。人気No1の付箋が貼ってあったので、他力本願的に選んだ。

 
先ずスープ。なかなか美味しかった。上湯が海老ワンタン麺と同じなのでヒラメの乾物と干しエビから採ったものに玉子入り。

 
次にメインの香港炒めきしめん、干炒牛河（ゴンチャウアウホウ）。
　
ダントツ人気でトップに選ばれたのは、炒め麺の中でも日本ではなかなか食べる事のできない麵『河（ホウ）』の定番メニューです。『河粉（ホウファン）』という粉から作られた麺は形がきしめんのように平らなのが特徴。表面はきしめんより少し透明感がある感じです。大きめに切った牛肉ともやしやねぎなどを、老抽（ロウチャウ）と呼ばれる濃い醤油の味付けで炒めます。だからでき上がりの色も濃いですよね。お店によってはべたべたして油っぽいかな～という時もあるのですが、香港人には一番人気でした（香港ナビ）。
 
ということで一番人気なのは事実。さて味はどうか。

 
美味い！シンガポールでのチャー　クエティヤオに似た味で、日本の焼きそばとは異なる。ちょっと甘めのソースは日本のソース焼きそばを食べ慣れた人には、好みが分かれると思う。

 
アジアのB級グルメに詳しい丹保美紀氏によると、ホーファンというのは元々幅が４ｃｍ位の幅広の平打ち麺らしい。しかし中国の広東地方ではクエティヤオをホーファンと混同する人が多いとの由。香港でも混同しているのだろう。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。
 
 

南船場に新しく出来た香港華記茶餐廳（ホンコンワーキーチャーチャンテン）大阪心斎橋支店。実際に香港の有名店の大阪支店らしい。茶餐廳とは大衆食堂と喫茶店を兼ねた香港庶民の憩いの場。シンガポールのコピティアムの様なものだろう。

 
店内はコージーで親しみ易い雰囲気。来日６年目の楊官華氏夫妻が切り盛り。１１時から２１時３０分まで通し営業。例によって中途半端な空いている遅めの昼食時間に突撃。

 
本格香港料理が食べれるとあってテンションが上がる。やっと中華料理も地域別に専門店が出来る中華料理２．０の時代に入って来たような気がする。水は無料でたっぷり。おしぼりと箸はセルフ。

 
先ず頼んだのは一番人気の海老ワンタン麺。９５０円（税抜）。果たして茶酔楼　時の葉で散々食べている海老ワンタン麺とどう違うのか？

 
美味い！麺は細いが腰が強く、スープとよく絡み美味しい。何よりも印象的なのはスープの美味しさ。平目の干物と干しエビから採る透明なスープは、これまで食べてきた海老ワンタン麺のスープの中でも最も美味しいと言っていいだろう。

 
ワンタンの中にはプリプリの海老が入っており、それが美味しいスープと合わさってえも言えぬ美味しさ。時の葉の海老ワンタンに匹敵する美味しさだ。おっと、こっちが本家なのかも。

 
次に頼んだのは、チキンの土鍋御飯（クレイポットライス）１３８０円（税抜）。シンガポールでこれを食べようと色々な店に行ったのだがタイミングが合わず、泣く泣く諦めていたのだ。望み続けていれば、願いは叶う。

 
美味い！チキンは名古屋コーチン。オイスターソースと醤油で煮込まれている。チキンは骨付きで固めだが、チキンから出た出汁とソースが混然一体となっておこげを含めた土鍋で炊いたご飯に浸み込み、ふわっとした美味しい香りを味わう。美味さ大爆発。

 
シンプルだが大変レベルの高い香港料理を味わうことが出来て大満足。完全にはまり、ヘビーローテーションの予感。WHOの分類では発癌性があるかもしれない牛肉・豚肉を外してもこの美味しさ。
http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2015/pdfs/pr240_E.pdf
 
 
美味しかった。ごちそうさま。