『美味しいお菓子はひとを幸せにする』やまもとさん、そういう気持ちで作ってるでしょ？ : やまもと菓子店

初めて購入したときの生ケーキが、ほんっとにおいしかった。
だから 次は焼き菓子も買ってみようと思ってからすでに11ヶ月が経つ。

すぐデブデーブになるので そんなにたくさんのスイーツを食べ歩けてないですけど、食べ歩けてないのに、こちらのお菓子がおいしいのは 体が反応するよ！
並んでるからそんな気になる　とかじゃないんですよね。（←キホン、並びたくない人です）

今回は、女友達と会うのに、そのご家族と、そして自分ちに、ちょっとした珈琲のおともが欲しかった。
焼き菓子てみやげ購入の出番です。
16:25、待ちは7,8人くらい･･･約束時間は17:40。ヨシ！いける！！

*"チョコレートのポルボロン" 270yen　
SNSの写真で見ていて、自信作みたいだし ファンが多いみたいだし、欲しかった。
そもそも私はチョコを愛しているし。
*"林檎とパルミジャーノチーズのクッキー"248yen
*"胡桃とメイプルシュガーのフィナンシェ"227yen
*"ピスタチオとレーズンのパウンドケーキ"302yen

ポルボロンは３ヶ購入。
ポルボロン！…
ポルボロンて何なのかを 買ってから調べる。(笑 無知ですみません）
スペインのお菓子だそうです。３回名前を唱えると、願いが叶うらしいですよ！！

ポルボロン ポルボロン ポルボロン。３回願いを唱えながら食べました。当然です。笑

！ もっと堅く見えていたけど、ホロさくっ！とした食感。
それがポルボロンの特徴らしいですけど、いいなぁ、やみつきになりそうな気持ちよさ。
チョコレートがだいぶほろ苦いんです。
厚さがあるからボリュームあるのに、甘ったるくなくて、オトナのチョコレート菓子です。
おいしー
常備菓子にしたいー（※太ります）
〈余談〉友人の息子はチョコ菓子にうるっさいらしいのですが、ベタ褒めしていたらしいですよ^^

林檎とパルミジャーノ、とくにチーズクッキー好きのひとにはドまんなかだと思います。
くどくない程度にチーズの香りが立っていて そこで上質豊かなきもち。
リンゴの乾燥甘煮が生地に入っています。
ワインと合う････

お酒感がひかえめだから選んだ"ピスタチオとレーズンパウンドケーキ"
ピスタチオの粗いクラッシュがたくさん。
レーズンと合わないわけないね。。
生地が、しっとりしすぎてなくて･･･、具材が多いのに もちろんパサ感はゼロ。なにこの絶妙！天才的な生地。
生地には白ワインが入っていました。
ほの甘いけど、そりゃこれもお酒と合うよねー
家族３人で、うまうま　言いながら珈琲と頂きました。
13㌢くらいの塊で買うと1300円くらい。今度は塊で買うのもいいかなぁ
２週間くらい日持ちするみたいです

（フィナンシェはプレゼントしたので食べてません）

全体的に、オトナのあじわい！クッキーでさえも。
もう、すきすき。

ただ、みんなこぞって生ケーキを買っていくのがうらやましかった･･･
今度は生ケーキ＋焼き菓子を買いに来たいです。

正式な名前はわかりません。「ゆずのチーズケーキ」レアタイプです。

全体的に、粉雪のような 削り状のホワイトチョコレート。
とても繊細なくちどけのムース状のレアチーズケーキ、
コアには甘さのおさえたカスタードクリームが入っています。

ゆずの風味に主張はなく、あとで ああ、この柑橘のさわやかさは…柚子か。と思う程度のほんのりさです。
ケーキの下部に、あえて小さくまとめたクランブルが、３つ、４つ、敷石のようにごろん、ごろん、と入っています。
クランブルの味は軽快で甘め、さわやかで柔らかく甘酸っぱいチーズケーキ生地の、対照的なアクセントになってます。ナルホドナー。

ぱくぱく食べちゃいます。
後味は、ゆずとチーズムースのさわやかさが、すぱっと残ります。

２個食べしちゃう人は、チョコレートや栗などの濃厚系と、セットで食べたら、
この世のケーキの半分以上をわかったような、フレッシュなキモチになることでしょう！

噂の噂の、「やまもと菓子店」お初です。
わが家では たまにしか買わないケーキ。

まずは、お店のネーミングが好きです。
ソボクであったかくて、横文字系よりもホッとするセンスです。

さて、"何時に開くかわからない"つわもののお店ですが、せっかく平日休みなので初挑戦。
しかもクリスマス用！
14:50に来てみました。いちばん乗りです。
さいわい 暖かなクリスマスday
シャッター開いていて、幸せなことに、ひとりせっせと作るオーナーさんが見える

何時に開くかわからないってどーよ？というレビューも見られます
確かにそれは難儀な難関ですが、
たったひとりできりもりするケーキ屋さん、
こうやって どんどん出来ていくケーキたちを ガラス越しにわくわく待つのも、、ひとつの醍醐味…かもしれません。よ。

ショウケースの一番奥にチョコプリン
そしてゆずのチーズケーキが並んで見える
ガトーショコラは 丸くつややかに黒光りしている
薄いグリーンのクリームに苺がたくさん乗ったのは、見た目がかわいいなあ
ああ！そこに苺のショートケーキをたくさん持ってきたあ！（さすがクリスマス！）
普段つくられてるとwebで見ていたのと違い、形がオーソドックスver.です。
クリスマスだから特別、かなぁ
うっとり。
最後にモンブランがやってきて、ハートはトドメ。★

（中略）

家族３個分買うつもりが、ワクワクしすぎて５つ購入。←バカ

「ケーキはどこのでもそれなりに全て美味しい」と豪語する父
『苺のシャンピニオンクリームのショートケーキ』を食べて、これは美味しいわ！と目を見張っていました。

『ピスタチオとホワイトチョコの苺タルト（名前適当）』は母
見かけがホントに愛らしく、小ぶりな芸術作品みたい。
甘すぎない上品なピスタチオとホワイトチョコ。←ひとくちゲット
う~ん ホワイトチョコ好きはノックダウンだな！

『モンブラン』サイズは控えめ。
カシスが乗っかっていて、中からも出てきます。
栗とカシスを合わせた、穏やかで華やかな味。ほぉ…おいし
タルト生地が固めで食べにくいのはご愛嬌。

『ガトーショコラ』。
このツヤ感。。こんなにツヤがでるものなの？うっとり
ボリュームもあり。
中からやはりカシス。
カシスとチョコ。合わないわけがない。
アートのような美しさと、よい後味だけが口に残るチョコレートと。

＊＊＊

いやー…
私はそんなスイーツフリークじゃないから、他と比べてどうのこうの語れる人間じゃない。
けど、
明らかに食したあとの"おいしさの感動"がちがう。

『美味しいケーキはひとを幸せにする』は、本当なんだなぁって
思い知る、「作品たち」でした。
やまもとさんは、幸せなひとですね。

とくべつな時にはやっぱりこちらに並んでしまいそうです。