クッチーナ ウエキ | 解答ルパンな日々 : ラ クチーナ イタリアーナ ウエキ

最近デパートでシチリアのお菓子カンノーロを売るのに忙しく、ランチ営業をしていなかったクッチーナ　ウエキ。確かにカンノーロは美味い。しかし来年からはディナー営業も中止するとなると今のうちに食べておかないといけないと思いランチ営業へ。 

もちろん頼んだのはシチリア名物イワシとウイキョウのシチリア風ブカティーニ。大盛りで。これはこの店で最も美味しいパスタであるだけで無く、EPAも摂取出来て健康にもいい。
 
大根のポタージュ。
 
自家製フォカッチャ。
 
シチリア名物イワシとウイキョウのパスタ大盛り。シチリアはイワシ（sardine)の語源となったサルディニア島の近くにあり,イワシが良く獲れるのだ。
 
美味い！　サービスの奥さんによるとパスタをシチリア産のものに戻したらしい。以前のパスタも腰があり美味しかったが、今回のパスタはシチリアの太陽の元で育った小麦感があり、さらに美味しさアップ。
 
余ったイワシはフォッカチャの上に載せてすべて平らげる。
 
そしてカンノーロ。この店ではこれを食べないと後悔する。今回はいつものピスタチオ入りの物ではなく、リコッタチーズとブラッドオレンジのジャムが入ったもの。端にちょっぴりピスタチオ。これもなかなか美味しい。
 
カフェオレと小菓子。カフェオレはカンノーロとよく合う。
 
大阪に多過ぎるくらい何軒もあるイタリア料理店。その中で生き残っていくためには選択と集中が大切だ。ミシェランビブグルマンのシェフがディナー営業を中止するという決断にはさまざまな心の葛藤があったと思う。しかしお菓子としてのカンノーロは誰でも作れる訳ではなく、とても美味しいので集中した方が成功する可能性は高いと思う。私といえば残されたランチ営業で、イワシのブガッティー二をひたすら食べるのみ。  

美味しかった。ごちそうさま。  

イワシのパスタが美味しかったクッチーナウエキ。ミシェラン・ビブグルマン店だ。高齢化が進み、貧乏な老人が増えてくる日本ではミシェラン・ビブグルマンという立ち位置は最も望ましいと思う。 

カトラリーはシンプル。
 
もちろん頼んだのはシチリア名物、イワシとウイキョウのシチリア風ブカティーニ。
 
ブロッコリーの冷製スープ。冷たさがごちそう。
 
イワシのブガティーニ大盛り（＋２００円）。腰のある太いパスタは私の好み。ブガティーニはパーフェクトなアルデンテでシェフの丁寧な仕事ぶりが感じられる。
 
美味い！　腰のある太めのパスタにレモン風味のイワシのソースがよく絡みえも言えぬ美味しさ。最近食べたパスタの中では最も美味しいもののひとつ。
 
余ったパスタソースは自家製のフォッカチャに載せて食べる。これも美味い。イワシの脂はEPA豊富なので健康のために残さず食べるべき。
 
さらにこの店ではデザートも楽しみのひとつ。ピスタチオクリームが入ったシチリアのお菓子カンノーロは、行儀が悪いが、手で持って食べると美味さ爆発。ナッツの女王と言われるピスタチオは不飽和脂肪酸やビタミンEが豊富で体にいい。
 
アイスオーレ。カンノーロとよく合う。ストローは紙製で環境に配慮している。小菓子は小麦を使わず作られているので体にいい。
 
美味しくて体にいいを実践するような好ましいメニュー。炭水化物は多めだが、抗酸化物質が多いので、それほど気にしなくてもいいだろう。単にヘルシーだけだと絶対続かないと思う。  

美味しかった。ごちそうさま。  

たまにはパスタでもとクッチーナ　ウエキへ。北堀江にあるシチリア料理の店だ。ランチは週末のみらしい。 

カトラリーはシンプル。
 
頼んだのは今月のシェフのおすすめパスタランチ。大盛りで。
 
ブロッコリー冷製ポタージュスープ。
 
自家製フォッカチャ。
 
シチリア名物イワシとウイキョウのブガッティー二。
 
美味い！太くて腰のある麺にイワシとレモンの効いたシチリア風ソースが絡み、えもいえぬ美味しさ。来週にでもまた食べに行きたくなる味。
 
デザートのピスタチオを使ったシチリア菓子カンノーロ。これこれここに来たらこれを食べないと。ありえない美味しさ。
 
アイスコーヒー。カンノーロと合う。
 
７月２７日は世界ふしぎ発見でシチリア特集をやるらしい。シチリア大好き人間としては見逃すわけにいかず、早速録画予約。楽しみだ。  

7美味しかった。ごちそうさま。  

シチリア料理専門店クッチーナ　ウエキ。夏限定の冷やしパスタを味わいに行った。１２時開店だったがまたもや早く着いてしまい、１１時５０分頃入店。良い子は真似をしてはいけません。

 
店内はゴージャスではないが落ち着いた癒される雰囲気。

 
頼んだのは冷製スパゲッティ—・アッラ・ノルマ。普段定番で出している揚げナスのトマトソースパスタを冷製にしたもの。もちろん大盛りで。１０００円＋２００円。

 
ニンジンの冷製スープと自家製フォッカチャ。ひんやりした少し塩味の効いたスープは夏にぴったり。

 
揚げナスとトマトの冷製スパゲッティ—。冷製にするために生のリコッタチーズをゴロゴロ入れ、揚げナスにビネガーをかけているという。

 
美味い！冷製パスタなのに素晴らしいアルデンテ。少し酸っぱくなった揚げナスとの相性も最高。トマトソースのグルタミン酸が口腔粘膜を刺激してえも言えぬ美味しさ。あっという間に完食。

 
私はおっさんなので基本デザートは頼まないのだが、この店だけは別。カンノーロシチリア—ノドリンクセットを頼んだ。６００円。

 
 
カンノーロはブロンテ産ピスタチオをたっぷり使ったピスタチオクリーム。見よこの美しいグリーン。アイスカフェラッテとの相性もいい。美味さ爆発。

 
今回は白い炭水化物を摂ってしまったが、たまにはいいだろう。しかもピスタチオナッツは体にいいので罪悪感も軽減される。トマトソースも体に良さそうだ。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。
 
 

北堀江にあるシチリア料理専門店クチーナウエキ。私はシチリア大好き人間だ。お昼のパスタランチが美味しかったので連休最終日夜に予約して行ってみた。

テーブルに案内されるとこの日のメニューが。シチリアは魚介系イタリアンが中心なのでこの日もメインの一品を除いて全て魚介料理。オリーブオイルと魚介。長生きできるかも。

食事前にシェフが挨拶に。シェフの植木　崇文氏はシチリア南東部のラクサの星付きレストランで１年を含む４年半イタリアで修業したという本格派の職人タイプ。これは楽しみだ。

淡路産天然真鯛と泉州水ナスのカルパッチョ。水ナスの食感と鯛のコリコリ感が口の中でうまくまとまり美味しい。

パンとオリーブオイル。

和歌山産舌平目のシチリア風インヴォルティーニ。インボルティーニとは、インヴォルト(伊involto)の複数形で、包んだ、くるんだ、巻いた等の意味。シチリア地方では魚を薄く延ばし、そこにパン粉、松の実やレーズン、ニンニク、トマトソースなどを包み込んで煮たり焼いたりするらしい。他にはない独特の味。

足長エビのシチリア風クスクス。シチリアはアフリカに近いのでアフリカ料理の影響を受ける。左側のサンバル風ソースで味にインパクトを付ける。クスクスなんて久しぶりに食べた。

北海道産生ウニとプチトマトのぺペロンティーノ。シチリアでもタオルミーナの青い洞窟（グロッタ　アズール）という店で生ウニを食べたが日本の生ウニほど美味しくは無かった。きっと暑いのでウニのエサの昆布がイマイチなのだろうと思う。故に日本のウニパスタの方が本国より断然美味い。

美味い！パスタソースがほとんどウニで出来ており、えも言えぬ美味しさにうっとりとなる。ソースはもちろん残さずパンに付けて食べた。

オレンジとウスイエンドウ豆のリゾット、北海道タラの塩リゾット添え。地味だがなかなか美味い。タラの火入れがの具合が完璧。

そしてデザートである。もちろんデザートはカンノーロ。シチリアのスイーツで固い生地の筒の中にリコッタチース＋生クリームを入れたもの。手で取って食べるというスタイルもいい。今回はアーモンド側から撮ってみた。

カフェオレ。

私は普段いつもの癖で、色々な店で料理を自分向けにカスタマイズしてしまうが、こちらのコース料理は変更不可なので、店が提供したものを食べた。いずれもシチリアの素朴な魚介料理でなかなか良かった。デザートのカンノーロは素晴らしい。派手さは無いが広々した落ち着いた空間で時間を気にせずゆったりと食べれるのでいい感じ。

美味しかった。ごちそうさま。

北堀江にあるシチリア料理専門店、クチーナ　ウエキ。私はシチリア大好き人間だ。１０年前に長女がスイスの高校に通っていて、父親参観の帰りに、ミラノ経由でシチリアのタオルミーナに行って、プチ休暇を取って魚介料理を楽しんで以来、すっかりシチリアのファンになっている。さて５年連続ミシェランビブグルマンのこの店の実力とは？

店内はシンプルでゴージャスでは無いが品がいい感じ。シェフが料理担当、奥さんが給仕担当。従って給仕は通常の店よりレベルが高い。水と追加で頼んだブラッドオレンジジュース。

いつもは炭水化物摂取制限のためデザートの付いていないコースににするのだが、この店ではデザートが有名で、デザートの販売の為に店を休業するくらいなので、デザート付きのコースを頼んだ。もちろんパスタは大盛りで（笑）。

フォッカチャと淡路産タマネギのポタージュスープ。

丹波笹山産猪のラグーソースとリコッタチーズのリングイネ大盛り。美味しそうな外観。猪の量もたっぷり。リングイネは、断面は楕円形のパスタ。

美味い！とろみのある猪のラグーソースにチーズが一部溶けてリングイネによく絡み、えも言えぬ美味しさ。大阪の納得できるパスタランチに追加決定。https://tabelog.com/matome/9447/

さてデザートである。今回はこの店のイチオシデザート、カンノーロを頼んだ。カンノーロとは筒状に揚げたサクサクの生地にリコッタチーズの入ったクリームをたっぷり詰めたシチリアを代表する伝統菓子で、シチリアの星付きレストランで修行したシェフのこだわりが詰まった本場の味らしい。クリームの手前にあるのがシチリア名物ピスタチオ。向こう側にアーモンドを付けるという凝りよう。

美味い！紙で包んで食べると甘すぎない上質な甘さが口の中に広がり、女子ではないおっさんでも幸せな気分になる。

カフェラッテで流すと余韻がさらに広がる。

パスタでも楽しめデザートでも楽しめるこの組み合わせはお勧め。これは夜にも行っていろいろ楽しむべきだろう。近日公開予定。

美味しかった。ごちそうさま。