洗練された素晴らしいディナーでした : ミチノ・ル・トゥールビヨン

　久々のミチノさん。空中庭園展望台から徒歩10分ほどです。
ディナーは１種類（@12,000円）で、1か月強前に予約をして
2名でお邪魔しました。その日の内容は

・冷オードブル：サンマのビスク
　　華やかで美しい一皿。初めからテンションがあがりました。

・温オードブル：豚のほほ肉とお野菜のポトフ仕立て
　　まつたけ、にんじん、大根に美味しいコンソメ。
　　大根の面取りが美しかったです

・スープ：菊芋のポタージュ　フォアグラのグリエ
　　ぽってり美味しい菊芋のポタージュに、絶品のフォアグラでした

・温前菜：牛タンのスモーク
　　柔らかく美味しい牛タンでした

・魚料理：サワラ
　　辛いペーストを挟んだサワラという私にとっては珍しい一皿。
　　これまでのお料理が完璧ながら優しいお味だったのでコース途中の激変。
　　さすがミチノさん、お上手です

・口直し：シャーベット
　　こういう王道のコース、非常に好みです

・肉料理：シャラン鴨または和牛もも肉。2品ともお願いして2人でシェアしました

・デセール１：マスカットと紅茶のゼリー
　　２つがよく調和されていました
・デセール２：りんご飴
　　過去経験したことのない素敵なデセール。一見より儚いリンゴ飴、
　　非常に美味しかったです

・食後：ドリンクと小菓子3種
　　3種とも美味しい小菓子でした

・赤ボトルワイン：6,000円
　　今回は赤ワインが飲みたく、絶大な信頼を寄せているソムリエさんに
　　予算をお伝えして選んでいただきましたら、やっぱり抜群のチョイス。
　　単体でも非常に好み、お料理すべてに合う秀逸ワインでした

　出来上がりはサービス料10％に課税されて37,000円強の超明朗会計。
　平日の18：30頃で先客は2組。お料理の提供はややゆっくりめで、
入店から3時間強でお店を出ることができました。

　非常に残念なことに、ソムリエさんは年末にミチノさんをお辞めになって
東京へ戻られ、飲食業界から離れられるそうです。それほど通っていない
のに好みとお料理に合うベストなボトルをビシッと決めてくださる
素晴らしい嗅覚の方でしたのに悲しいです。

　1ヵ月ほど前にディナー@11,000円を2名で予約してお邪魔、今回も感激のディナーでした。

　・スープ：サツマイモのカプチーノ仕立て

　　　　ブリオッシュも美味

　・冷前菜：柿と鯖のサラダ

　・温前菜：仔羊のブレゼ　イリコのバーニャカウダ

　・フォアグラ料理：フォアグラと松茸のリゾット

　　　立派なフォアグラのソテーが乗っています。海（はいば）という海藻の食感が素晴らしい。

　・魚料理：イサキのポワレ

　　　ズッキーニのスパゲティとアメリケーヌソースも素晴らしかったです

　・口直しのシャーベット

　・肉料理：3種類の中から、1,000円加算要の2種類を選択してシェアしました

　　　・牛イチボ

　　　　　ここ数年、加算料金にしても硬いイチボに当たっていて倦厭していましたが
　　　　　ミチノさんならと思い切ったのが期待通り。非常に柔らかでいいお肉でした

　　　　・鳩のフォアグラ入りリゾット詰め

　・デセール：バシュランのケースに入れた和栗のアイスクリームと渋皮煮

　　　　ザ・フレンチのデセールでテンションがあがり、当然、美味し過ぎて感激。
　　　　好物のメレンゲ菓子の中には大きな和栗がカットされて鎮座。
　　　　お皿の上の全てのものが抜群に美味しかったです

　・食後：小菓子と飲み物

お相手はコーヒー、私はハーブティ。たっぷりな量で有り難いです

　信頼できるソムリエさんが選んでくださった白ボトルワイン（6,500円）は大好きなもの。
単体でも美味しく、お料理にもよく合う素晴らしいワイン。しかも、他店でいただいた時
よりも数千円お安く、2倍掛けもされていないように思いました。

　出来上がりはサービス料10％に課税されて36,000円強の超明朗会計で大満足です。
　平日の18時頃から、お料理はテンポよく提供くださって2時間強でお店を出られたもの
非常に有り難かったです。

　本当に素晴らしいお店。私にとってはなかなか行きづらいエリアですが、
道野シェフの凄腕と優秀ソムリエさんのタッグを味わいにまたお邪魔したい・・・
次回は低糖質コースをいただいてみたいと思っています。

　ミチノさんのディナーは2種類あり、お高い方（税・サ別＠10,000円）を2名で
予約して平日の18時頃にお邪魔しました。豪勢な食材にたっぷりなお野菜で大満足。内容は、

・アミューズ：時鮭と新玉ねぎ　キャビア添え
　　　　　時鮭の皮目のパリッと感は過去いただいたことのない落ち着き払ったもの。
　　　　　そして身はイクラのごとくのすれっすれのレア感。一皿目から素晴らしい火入れでした

・冷前菜：お野菜やフルーツ。香草のアイスやトマトのゼリーが各素材を一体化。
　　　　　これほど効果的なトマトゼリーの投入に遭遇したことがなく感動的でした

・温前菜：リードヴォのヴァンジョーヌ煮込み。お目にかかれないほど立派なリードヴォと
　　　　　絶品ソース。ソムリエさんがお勧めくださってヴァンジョーヌをグラスで少し。
　　　　　最高に幸せな一皿でした

・瓶詰め：お野菜やアジの瞬間スモーク。瓶のフタを開けると芳しいスモーク香が漂って
　　　　　食欲を刺激しました

・魚料理：抜群の火入れのポワレ。ポタージュも美味

・口直し：グラニテ。久々にいただく正統派の口直しにまた気分が上がりました

・肉料理：和牛のグリエ　生胡椒のソース（@1000円加算）
　　　　　3種類からの選択で2人とも。しっかりしたソースに生胡椒という
　　　　　やんわりした刺激が新鮮でした

・デセール：3種類のお花味のマカロン。それぞれのマカロンとナッツを辿って
　　　　　アイスやフルーツをいただくという立体的なものでした

・食後のドリンクと小菓子（4種）

・ロゼボトルワイン（6,000円）、ヴァンジョーヌグラス（1,200円）。
　　　　　今回もリストにないボトルとお料理ゆえの間違いないグラスで
　　　　　高コスパだと思います。単体でも美味しいロゼは、初めから最後までコースに
　　　　　寄り添い、お料理を更に盛り立てる素晴らしいワインでした

　以上にパン1つをいただいて満腹。美味しい、いい意味でクラッシックなフレンチが
いただけて大満足でした。

　お料理はタイミングよく提供くださって入店から2.5時間ほどで食べ終えられたのも
有り難かったです。

　出来上がりはサービス料10％に8％課税され35,000円弱。また是非お邪魔したい素敵なお店です。

　かなり昔から『Meets』の元編集長でした方が絶賛されていて
ずっと気になっていたこちら。当日決定でも対応いただける2種類ある
ランチの違いはメインの品数。お魚とお肉、両方か片方かで800円しか
お値段差はありませんが、お安い方（@3,200円）の事前予約をして
2名で、メイン2種類をシェアさせていただきました。
その日の内容はHP掲載どおりでメモするのに有難かったです。

　・スープ：サツマイモのポタージュ
　　　　　　クリーミーであっさりタイプ。ソテーされた林檎のみじん切りが
　　　　　　爽やかさと食感をプラス。そして添えられたスティックは
　　　　　　単体でも美味しく、スープに入れたら塩味も絶妙に。
　　　　　　“究極の調和”で満たされた絶品スープでした。

　・温前菜：牛蒡と牛すじのクレープ包み
　　　　　　いい意味で地味な具が、葉物野菜やオレンジの皮のフレッシュさ
　　　　　　で華やかに。2種類のチーズでお味の変化も楽しめました。

　・魚料理：鮮魚のポワレ　バルサミコ赤ワインソース
　　　　　　確かカマスでした。こちらもたっぷりのお野菜とソースが美味。
　　　　　　メインがこれだけだったとしても、深いソースのおかげで
　　　　　　お肉をいただいたような満足感が得られたように思いました。

　・肉料理：豚肉のカルボナード（ビール煮込み）
　　　　　　柔らかく、かなり美味しい煮込み。ジャガイモのソテーが
　　　　　　絶妙な火入れで美味しいこと。。。

　・デザート：果物・ソルベ・ケーキの豪華な盛り合わせ。一つ一つが
　　　　　　　丁寧に扱われていると思います。やや苦手なソルベですら
　　　　　　　非常に美味しく思いました。

　・食後の飲み物：お相手は珈琲、私はハーブティ
　
　・ボトルワイン：5,000円。オーストリア産でリスト外の赤

　アミューズはなく、1品目がスープという非常にクラッシックなスタート
でしたが、それ以降の一品一品は軽かったり深みがあったりと、いい意味で
不思議な、これまでいただいたことのないフレンチでした。

　ボトルワインはメニューによりますと4,000円弱からあったと思います。
ほとんどフランス産で他国のものも少し置いてらっしゃるそうです。
　今回、ソムリエさんが静かに選んでくださった赤は予算よりも大幅安で
有難く、また、何より、少し変化球っぽいワインですのに、好みにも
お料理すべてにも抜群に合う素敵なチョイスに感嘆しました。

　休日の12：30頃。すでに2人組と4人組のお客様がスタートされて
いました。お料理の提供はややゆっくりめで2時間弱かかりましたが
ワインを楽しんでいますと苦になりませんでした。
　出来上がりはサービス料10％と税8％加算されて14,000円弱の
超明朗会計。非常に満足しました。

　シネ・リーブル梅田（空中庭園）で映画を観てから徒歩10分ほど
だったと思います。大昔、ヴァリエさんにお邪魔して以来のこちら。
外観はおそらくほぼそのままですが、店内は完全にミチノ・ル・トゥール
ビヨンさんとして、温かく素敵な空気が漂っていました。
　きっとこのランチ、しかも１回くらいではこちらのお店の良さは十分
わからないと思います。またぜひお邪魔させていただきたいです。