映えこそないものの、やはり秀逸な美味しさでした　〜ニューオータニ大阪〜 : 大観苑

今回、「GO TOキャンペーン」の大阪府民限定クーポン付きプランでお邪魔しました。

ちなみに、ニューオータニ大阪には人間ドックでお邪魔したことはあったのですが、宿泊したこともなければ、レストランを利用したこともなく、、、今回お初の利用となります。

とはいえ、自宅の最寄り駅から３駅程度の場所にあるホテルということもあり、特段夕食の予定も決めず、ただ「ナイトプール」だけ予定をしておりました。

チェックイン時に確認すると、「ナイトプール」は18時～22時までの利用可能とのことだったので、早めに夕食を摂らないことには利用できない、、、
そんな中、ホテル内のレストランは比較的どこも17時～でしたので、中華料理であるこちらをチョイスしました。


----【店内】----
ホテルの３階にあり、以前は大きな大きなガラス越しに大阪城を眺めることができたようですが、2019年秋に真横に「よみうりテレビ」の新社屋ができてからは、どうやらさっぱり大阪城が見えなくなってしまったみたいです。
大阪城を見渡せる展望がある意味 特長だった空間としては、なかなか厳しい状況になってしまったようですね。
なお、店内は100席を超える広々空間でとてもラグジュアリー感があります。
さすがは、ニューオータニです♡


コースの選択も可能だったのですが、この日はアラカルトでいただきました。
２人でいただいたものは以下。
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●前菜の盛り合わせ
●ふかひれ 姿煮
●北京ダック（５本）　※１本からオーダーが可能です。
●黒酢 酢豚
●五目やきそば
※ここに、白ワイン（リースリング）のボトル１本を。

お会計は37,000円強也。
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まずありがたいことに、「前菜盛り合わせ」「黒酢 酢豚」は３～４人前皿、５～６人前皿とポーションが２種類から選べるのですが、、、
スタッフの方が ”お二人では多いと思いますので、量を調整させていただくことも可能でございます” とお声がけくださいました。
中高年の私たちにはありがたい限り(笑)


（前菜の盛り合わせ）
姫胡瓜、蒸し鶏の葱ソース添え、くらげ、トマト というビジュアルにはいたってシンプルな内容です。
ここ最近トレンドの ”創作中華スタイル” とは違って、比較的地味な佇まいです(笑)
が、一口いただいてびっくり、、、思わず おぉぉ～♡ と声をあげたわたし達。

姫胡瓜：甘酢がなんともゼツミョーで、水分量とシャキシャキ感のバランスがサイコーです。
蒸し鶏：蒸し鶏のしっとり感に、これでもかに微細に刻まれた葱ソース。まろやかな胡麻油と塩味がいいアクセントで美味です。
くらげ：ちゅるちゅるコリコリ、、、こんな食感のくらげはお初の経験♡ それでいて軽やかな味わいでいくらでもバクバクいけちゃいそうな美味しさです。
トマト：「たかがトマト」というひと言で済ませてしまえばそれで終わりなんですが、こちらもまた水分量とトマト本来の甘さや酸味のバランスがゼツミョーで美味しいんです。

決して華やかさはなく、素材としても地味は地味ですが、４種いずれも極めて秀逸な味わい。
いただいたリースリングとこれまたよく合いました♡


（ふかひれ 姿煮）
何年ぶりでしょう、スープではなく「姿煮」をいただいたのは！
思い出せば、25年以上も前、銀座の「福臨門」で接待でお邪魔して人生初にいただいた時以来(笑)
ちなみに、いざ、目の前にお持ちいただいた器をみると、、、表面がただただ茶色な印象でこれまた地味のひとこと。
普段いただく「ふかひれスープ」（といっても、卵やらキノコ類たっぷりで ふかひれ 控えめのやつ）と比べると、華やかさはないんですよね、、、
ただ、スタッフの方にお取りわけいただいて一口いただくと、、、
おぉぉぉぉ～♡
濃厚で、でもすっきりした味わいのスープに、しっかりとコリコリ感を感じられる ふかひれ♡
しっかりと口の中で「ふかひれ」が躍ってくれます！
そぅ、ただただ「ふかひれ」と向き合える、ふかひれ そのもの、実に美味しゅうございます。
地味だけど、その存在感と味わいの破壊力はハンパなく秀逸でございましたーーー！


（北京ダック）
こちらは、薄皮で包んだスタイルでご提供くださいます。
一口がっつくと、甘辛く焼き上げてダックの肉肉しさがまず楽しめます。
パリパリ感と、ぎゅぎゅっという肉感と、、、そして、なんとも必要以上に存在感がないがらも、ダックと静かに交じり合うモチモチ食感の薄皮。
美しいバランス、いと美味しゅうございました。


（黒酢 酢豚）
画像をご覧いただいて分かるように、こちらも比較的地味なビジュアルの一皿です(笑)
なお、こちらも丁寧に取り分けてサーブしてくださいます。
豚肉はまずは、カリッと食感、その後すぐにじゅわぁ～とした味わいが気持ちよく襲ってきます。
そこに、甘みと酸味のバランスがゼツミョーで、上品なまろやかさの黒酢ソースが、豚さんの旨みがぐぐっと後押ししてくれます。
シンプルだけど、黒酢と豚さんの美しいハーモニーです！


（五目やきそば）
麺は１本も見えないほどのたっぷりの具が添えられた五目やきそば、、、さすがに地味なビジュアルでないです(笑)
こちらは、麺が細麺ストレート、加えて、麺の味わいが前面に主張しすぎない軽やかな食感です。
もちろん、麺がもっちゃりと塊になっていることもありません。
具と麺が極めてよく絡んで、その絡んだままお口の中に運べて、当然口の中で美しく絡んだ味わいが広がります。
なんと、美しい五目焼きそばだこと♡
しっかり二人で完食でした。


地味だけど、正確で洗練された美味しさ。
華やかさはないけど、楽しさがあふれるひととき。
とてもステキな夏の想い出の夕食となりました。

ごちそうさまでしたーーーー！
そして、ありがとうございました！！


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おひとり女子度　　　♡♡♡♡♡
またお邪魔したい度　★★★★★
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