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snowdropさんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
フランス料理 キ フー キ（la cuisine français Qui Feu Qui）
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ、ワインバー |
|
予約・ お問い合わせ |
050-5596-4512 |
| 予約可否 |
予約可 ※23時以降の御予約、御来店はお電話で御相談承っております。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
大阪メトロ御堂筋線本町駅2番口より徒歩5分 本町駅から312m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥15,000～￥19,999 ￥4,000～￥4,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥10,000～￥14,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、AMEX） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
10席 （カウンター6席、テーブル4席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | ソムリエがいる、テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 ※ランチタイムのみ可能です。(18時まで) |
| ドレスコード | 特に設けていませんが、短パンやジャージ、サンダルなどではなく、フランスの紳士や淑女気取りで、お洒落して来て頂けたら嬉しいです。 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2018年9月14日 |
| 電話番号 |
06-6575-7361 |
| 備考 |
◆食物アレルギーをお持ちのお客様◆ |
| 初投稿者 |
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フレンチには珍しく、通し営業されている点が目に留まったキ・フーキさん。
よくよく伺うとお肉、しかもジビエに特化した内容でされているとか。ますます気になる…
そこで、ジビエなら秋冬（と決まっているわけではありませんが）のうちに、と思い立って
お邪魔してきました。今回は、17時（！）まで利用可能なランチ、HINAKA（￥4,400）を。
するとこれが本当に個性的で、かつ、突き詰めたフレンチ？いや、お肉料理？だったのです。
・お肉のパラディー（or 鴨のタルタル）
まず、この前菜のパンチがすごい。色とりどりのお野菜の盛り合わせのプレートは流行りでもあり、
よく見ると思うのですがざっくり、そのお肉バージョン！色とりどりのお肉…素敵。野菜好きとは
言えない私はああいうプレート、映えはするけど実はそこまで嬉しくなく、お肉だったらいいのに、
などと妄想していましたが、それが叶いました笑。長野のうさぎ、泉南鴨、阿波尾鶏など（全部は
覚え切れない）それぞれが適した調理法でさまざまな味わい、食感に仕立てられています。中でも
スイスの仔牛のタンを生ハムにしたものがふわふわで、印象的でした。合わせるソースも５種類も
あってそれもフランボワーズソースとか、凝っていて楽しい一方で、そんなにあるとどれが合うか
わからなくなってくるし、むしろなくても美味しく頂ける。その意味で、あえて言うならソースは
少し弱い気も。ただ、お野菜とセップ茸のムースも美味しく、テンション終始上がりっ放しでした。
・パン
私も好きなgoutさんのバゲットに合わせるのは､ バターではなくてパテ。自家製のこのパテがまた
美味しいんです。最初は鴨レバーでしたが嫌なレバー臭さは全くなし、まったりしたコクの純度が
高くて勢いが止まらずあっという間に食べ終えてしまうとまた、バゲットを出して下さるのですが、
今度は別のパテやリエットが添えられてこれまた美味しい…そのループでもうバゲットだけで十分、
ランチになりそうな。肝心のお肉が食べられなくなると困るのに２回お代わりした後漸くストップ、
でもいつもコースはお腹が苦しくなるのに不思議とこの時はバゲットを食べまくっても平気でした。
・白いお肉 北海道産仔七面鳥のコニャック蒸し
そしてこの日一番、めちゃくちゃ美味しかったのが仔七面鳥。七面鳥、というと今まではぱさぱさ
したイメージでいたのですが全然、違う。レア仕上げでしっとりしなやかしこしこ、全部まとめて
昇華したような、絶妙な食感でした。またソースも素晴らしく、濃厚でコニャックの香りの余韻の
残し方も、付け合わせのきのこ（これもセップ茸だったかな）を含めて好き！しかない一皿でした。
・赤いお肉 蝦夷鹿
私としては今回は白いお肉が圧倒的。だったのでどうしても影が薄めになってしまう（すみません）
のですが、こちらも血の濁りがなくクリアでかつ旨みの濃い赤身肉、イチボとラムシンの食べ比べ
で堪能できました。それももちろん、処理も火入れもきっちり見極められていてこそだと思います。
・デザート
・コーヒー（or ハーブティー）
お肉にも負けない、濃厚極まりないチョコテリーヌとピスタチオバター。お茶菓子も出てきました。
と、お肉で勝負しているだけのことはありました。
独創的なスタイルの面白さとクオリティの高さは、唯一無二。お肉好きなら訪れてみて損はないはず。
CPもすごくてこのお値段でこの充実度？となりましたが､ これはまん防明けで奮発して下さったのも
あるようです。確かにパラディーだった。とはいえ通常モードでも楽しめることには変わりないかと。
店内は黒を基調としたシック…なのかな、暗くてよく見えないのでそこのところは正直、私には判別
が難しいというか、人を選ぶかもとは思います。というのもお昼だからでしょうが、ドアを開けたら
お子さんと鉢合わせ、てっきりお客さんかと思いきやシェフのお子さん達がテーブルで勉強？されて
いたのは少々びっくり。オープンスタイルの厨房にも出入りされるので傍目には大丈夫か心配で見て
しまうのと、フレンチと考えたら違和感はありました。がまあ慣れますし笑、なによりそれを上回る
他にはない魅力があるのは間違いない。私自身はまた、季節を変えてお邪魔したいなと思っています。