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店名 |
吉野鯗(よしのすし)
|
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ジャンル | 寿司、日本料理、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
06-6231-7181 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄御堂筋線淀屋橋駅 11番出口 徒歩4分 本町駅から416m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
24席 (2階 カウンター8席、テーブル16席 ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1841年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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以上おしまい!
…が、 #冷徹な事実 にして #冷酷な現実 なのであるが、それではあんまり「愛想なし」なので。
箱寿司というか大阪寿司の良いところは、パッチワーク的模様が目を慰め、一つ一つの具の味わいの微妙な違いの妙に箱庭的趣向があり、全体にキチッとしていて破綻していない感じが、東海林さだお風或いは/及び椎名誠風にいうところのスリーピーススーツの事務方管理職的なニュアンスを帯びているところ
…とは、東夷どころかエチゴ県央の田舎モンキーキノボリさんの偏見である事は条理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー(世界基準©︎副島隆彦)である事、いうを待たぬ。
大阪で仕事。アレコレを済ませあとは新幹線で移動するだけ。
立っているのは本町界隈。
さてなんか食べようかと食べログのアプリを開くと「行きたい」の欄に印を付けた店の中にこちらの名前を見出す。
そーいえば先の偏見ばかりで、まともに箱寿司というのに真剣に向き合った事がないな、と、寺島実郎みたいな事を考え出し、ここはひとつ、御指南たまわろうじゃねえか、と、口の中で呟き、足を向ける。
店に入る。中はいきなり打包、包起コーナー。
売り場の品の良い老紳士に
「こんにちわ、一人ですが食べられますか? 」
と、声をかけるとお二階にどうぞ、と、エレベーターが指さされ、これに従う。
扉が開くと食卓が幾つかと奥に「く」の字のカウンタ。
カウンタ席に案内され、中を覗くとまな板とかお寿司を押す箱とかが並んでいて、ほほう、ここで作ってくれるのか、と、思いながら、昼の定食の箱寿司に太巻きのついたのと、「せっかくだから」と意味不明な言い訳をしつつ、徳利を一本所望。
待つ事しばし。
唐突に突き出しがきて、飲み物がないのにどうきようかな? と、思ってると、ちょっとしてから酒が来る。
慌ててはいけない。
錫のちろりを持ち上げ杯に注ぎ、たぶん、老舗のビルになっちゃったような店だから、灘か伏見の月並み調なのに違いない、と勝手に決めつけながら手首を返す
と!
ほのかな甘みとベトつかず気品のある切れ口。思わず若い職人さんに
「旨いね、これ銘柄は何? 」
と尋ねると、してやったり、という感じてニヤリと
「静岡の酒です、初亀と言います」
と、返され、おおお、と、腹のなかで唸る。これ、紋切り型で言うと
「老舗の看板にアグラをかかず創意工夫に精進している」
という事になるか。
ま、とにかくご案内の「イ゛ーーーーッ! 」とくる飲み口なオールドファッションドなホワイトクレイン(仮 とかオフィシャルクリサンティマム(仮 とかでなかったのは何より。
杯に二回ほど口をつけ、カウンタを伺うが、箱寿司作成の動作に入る気配は、ない。
どーしたんだろ? といぶかっていると、
「お待たせしました」
と、先の青年職人がお盆に寿司を載せて持ってくる。
どうやら実際の調理、割烹は奥の厨房で予め作り、注文の都度、一片(ひと貫? )ずつ取り出し、アセンブルして出すらしい。
箱寿司の製造工程を考えてみれば当たり前なのだが、じゃあなんでこんな「つけば」もどきのカウンタを? と思うが、まあ、マーケティングとプロモーションの世の中としては、これも一つのプレゼンテーション、なんであろう。
昼の定食には白味噌椀か船場汁が付くという。
プレゼン盛んな店では船場汁に決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、日本で萩本欽一氏とならび、唯一大将という尊称を冠される矢作俊彦氏の随筆「サバを、もっとサバを」で脳が煮えているから、とは、世の中には鮨屋の店主を大将呼ばわりする奴だって一杯いるじゃねーか、と、混ぜかえす奴、いいや、東都ではもともと鮨屋の親父は親方という、と、ひけらかす向き、と、様々すぎてうるさいが、「いんだよ細けえ事は! 」と定めているから、黙っている。
そう思いながらキュービック・シェイプの寿司を取り上げ、ぽいぽいと口に放り込んでいくと、メシにも具(タネ)にも酢が勝ち、統一感はあるが味わいとしては見た目ほどの彩には欠け、もぐもぐと咀嚼すると、プレス成形というより冷間鍛造に違い製造工程を経た米飯が口腔で広がり、80年代のジャズ歌手よろしく「あるじゃろー! 」と存在を主張し、早い話が酢と米の味しかしなくなるが、ここで先ほどの初亀を含むと、甘さと酒精が見事に渋滞を切り、平定し、おおお、と膝を打ち、これぞマリアージュ、言い換えればマッチポンプ、などと嘯き、 #だからワタシは嫌われる と憤らない、事もない。