ワインがすすむ！絶品 クレピネットは必食！土佐堀のステキなトラットリア！ : キオッチョラ

今日は食べロガーな集まり。
欠員が出たということで、急遽、代打のお声をかけて頂いての参戦！
代打、五月山公園！がんばります！

内容は飲み物代別の4000円のコース
ということで、キオッチョラさんにおじゃました。
阿波座にはなかなか来ることがないですが、阿波座の駅から土佐堀通りまで歩いていくと、雰囲気が良さげなお店が何軒かあります。
侮れないなぁ。阿波座。

今回は8人での食べロガーな集まり。
お一人は少し遅れて来られるとのことで、集合時間19時30分でとりあえず7名でのスタートです。

人数も多いので、各自グラスで頼むよりボトルで頼んだ方が安くて色々、楽しめそうなのでペアリングスタイルでワインを注文。

では、乾杯はスパークリングワインで
こちらのお店、ワインリストはなさそうでしたので、お店の方に欲しいワインを伝えます。
自分の中でおまかせでワインを選ぶ時のポイントと思っていることは
「はっきりと予算を伝えること」だと思っております。
今回は「5000円までのスパークリング」とお願いしました。
2種類持って来て頂いて、軽く特徴を説明して頂けます。
セレクトは

ロータリ ブリュット　(4500円)
イタリアのスプマンテ。
シャンパ－ニュと同じ発酵方法の瓶内2次発酵で作られるスパークリングワイン。
シャルドネ100％で少しふくらみのある味わい。
寒い日の乾杯にはめっちゃスッキリよりもやや豊かな味わいの方がいいかも。

では、かんぱーい！

●アミューズ
グジェールとイベリコ豚の生ハム

チーズ入りのシュー皮のことを「グジェール」というそうです。
一口サイズでパクっと食べると、モチリとした食感の生地にふわりと広がるチーズ風味。
生ハムの塩気も心地よく、スパークリングワインがすすみます。

●前菜盛り合わせ
わかさぎエスカベッシュ　いわしマリネ　ほうぼうを生ハムでしめたカルパッチョ　ウニのフラン
徳島阿波鶏もも肉の自家製ハム　パテ ド カンパーニュ　低温調理のトリュフ風味の鴨肉

お店の方に「やや辛口タイプの5000円までの白ワイン」をお願いすると、4種のワインを持って来てくれはります。
その中から、
ドメーヌ ディルレ カデ アルザス2013　(4800円)
フランス アルザス地方のビオワイン。
ビオディナミという特殊な有機農法で作られたブドウを原料にしています。
いわゆる自然派ワインというやつですね。
自然派ワインはものにもよりますが、そうでないものに比べて喉越しや口当たりがスムーズで
独特の「うまみ」を持っているものが多いです。
前菜系で良く使われる「酢」「魚介」「生ハム」「緑色系の野菜」「貝類」「あっさりめの肉料理」
など幅広く相性がいいものが多いので、盛り合わせ系にはぴったりやと思います。

ワインの香りは青りんごやジャスミンやライチの爽やかで官能的な優しい香りで
すぅーと喉を滑らかに流れていき、じんわりと優しくほどよい甘さが口中に広がって、さっと消えます。
前菜の中では、
ほうぼうを生ハムでしめたカルパッチョ　ウニのフラン　パテ ド カンパーニュ　
と特にステキなマリアージュが楽しめました！

●魚料理
赤海老と帆立のフリット

お店の方に「少し樽が利いている5000円までの白ワイン」をお願いします。
3種類の中から
コンパス シャルドネ2014　(4500円)
カリフォリニアの少し樽の利いたシャルドネです。
フライの揚げた香ばしさと樽の香ばしさがいい感じに同調。
シャルドネはレモンをかけたくなるような料理にはピッタリの相性を見せるので、とてもいい感じです。

●パスタ
ウニと浅利のアーリオ エ オーリオ

ワインは「5000円までの白ワインで料理に相性といいもの」でお願いします。
女子店員さんがイナマ ヴィン ソアヴェ ソアヴェクラシコ2016(4800円)を持って来てくれはったので
それでお願いします。
イタリアのヴェネト州のワインです。
魚介料理にはいい相性です。

実は自分、生ウニが苦手なんでウニをのけてパスタと浅利部分でワインと合わします。
爽やかな青草のような香りですっきりしながらも、ほんの少しの甘苦さがニンニクと浅利出汁が効いたパスタと
いい相性。
ウニはパスタを食べた後に、パクリと頂きました。

●肉料理
クレピネット
クレピネットとは「網脂」です。
「網脂」で包んだ料理のことをそういう風に言うらしいです。
こちらのクレピネットはハンバーグのようなものということで赤ワインをチョイス。

お店の方に「5000円までの渋みが少なめの赤ワイン」をお願いします。
5種類ほどの赤ワインから
マッテオ コレッジア　バルベラーダルバ2014　(5600円)
イタリアのピエモンテ州のワインです。
ピエモンテの赤ワインは「バローロ」という渋みの強いワインが有名ですが、同じピエモンテの
バルベーラ ダルバは比較的優しい渋みで程よくフルーティーでふくよかな優しめのワインです。

今日の料理の流れを見ていて、ガッツリ系の味付けでは無く素材のうまさを引き出す工夫のある味付けのような感じだったので、肉料理に同調するようなワインをチョイス。

運ばれて来たクレピネットは何やらよくわからないですが、お口に入れてみるとビックリ！
かなり粗めの豚肉とホルモン様もの。
ほんのりポルチーニも香っているかなぁ。
ぐいぐいと心地よい肉とホルモンの食感と溢れ出すうまみ。
網脂のクニりとした食感と豊かなうまみもたまらん！
絶品ハンバーグ！
これは絶対、食べた方がいい逸品です！

●デザート
ビアンコマンジャーレとティラミス
飲み物はエスプレッソ

ビアンコマンジャーレは「アーモンドの種を使ったブラマンジェ」とのこと。
杏仁豆腐ですね。

ティラミスはコーヒーの苦みが活きたタイプ。
自分的にはかなりうまいティラミスやと思いました。

あれこれ話していると、もう23時過ぎ！
楽しい時間はあっという間や！

お誘い頂いた幹事様、ありがとうございました！
ワインがどんどんススむステキなイタリアンでした！

ごちそうさまでしたー！