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食べログ ラーメン OSAKA 百名店 2023 選出店
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横浜の名店「支那そばや」の技術を継承する大阪の絶対的王者。
2022年5月4日(水・祝日)
大阪遠征最終日の本日は約3年1ヶ月振りにこちらの店を訪問です。
当初予定していた店は臨時休業と知り、急遽予定を変更してこちらを訪れる事にしました。
尚、次に訪問する店はこちらの出身である事から、先ずはこちらの味を舌に焼き付けようと考えた次第です。
こちらは創業21年を迎える大阪を代表する名店で、店主の「橘和良」氏は「故・佐野実」氏を師と仰ぐ「佐野ジャパン」の一員でもあります。
開店の58分前に到着すると、店の前では既に7名の先客が開店待ちの状況です。
外待ちの間に注文を尋ねられ、今回は未食である「中華そば」を選択しました。
すると、何故か定刻の30分前に開店し、着席すると待つ事18分ほどで待望のラーメンが到着です。
透明な醤油スープには油や刻みネギが浮いていて、細麺の上にはチャーシュー、穂先メンマ、笹切りネギ、海苔が盛られています。
先ずはスープを飲んでみると、若干輪郭を保った醤油の風味や塩味と共に、緻密でいて重厚な出汁の味わいが口の中に広がります。
出汁は鶏や豚の動物系に乾物魚介や昆布と思われるものの、自ら味わう限りでは魚介節が至って明確に突出している様に感じます。
また、スープからは乾貝柱と思しき僅かな風味を感じると共に、普段は極めて検知し難い鮭節の風味が舌に微かながら伝わります。
一方、タレには醤油の旨味が存分に保たれてはいるものの、若干残された醤油の角が舌に触り続ける事で次第と口が飽きて来ます。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、靱やかなコシと共に茹で切った小麦の豊潤な風味を感じます。
そして、滑らかな細麺にはスープが存分に絡み込み、噛み締めると麺の甘味とスープの旨味が重なる事で味わいに一段と厚みが増します。
次にチャーシューを食べてみると、豚肩ロースと豚バラ肉の煮豚が何れも若干厚めにスライスされています。
肉質はパサ付く事なく潤いを保っていて、深めに染みた醤油ダレの風味が背景となって赤身の旨味や脂身の甘味が舌に存分に伝わります。
尚、最後に再びスープを飲んでみると、魚介の風味は自らの姿を潜める反面、冷めるに連れて醤油の角が一段と輪郭を現す様に感じます。
食べ終えた感想ですが、麺は「支那そばや」に匹敵する仕上がりである反面、スープは多彩な旨味の調和に些か欠ける印象が否めません。
醤油は旨味と共に僅かな角を残していて、尚且つ魚介の風味が立ち過ぎている事から旨味の相乗効果に欠いてしまっている様に感じます。
とは言え、以上はあくまでも「支那そばや」と比較しての話であり、実にハイレベルなラーメンである事には若干の異論すら有りません。
一方、こちらの味をインプットする目的は存分に果たせた為、これから今回の遠征の終着点であるお弟子様の店に向かいたいと思います。
ご馳走さまでした。
「つけそば」の味に只々脱帽。
本日の昼は大阪から横浜に戻る前に、前から気になっていたこちらの店を初訪問。
今朝は早々に目が覚めた為、暇に任せて店に向かった結果、開店一時間前に店に到着していました(笑)
私が一番乗りの客でしたが、開店30分前ほどから続々と人が集まり始め、開店と同時に即満席の状況です。
カウンター席に着いて看板メニューの「つけそば」をネギ抜きで注文し、待つ事10分ほどで麺とつけ汁が別々の器で登場しました。
麺は見た目にもしなやかな平打ちの中太麺で、麺の肌艶からは加水率が高めの熟成麺と予想されます。
一方、つけ汁はサラリとした醤油系の温かいスープで、表面には香味油と唐辛子、あと背脂に似た細切れの脂身が浮いています。
先ずはつけ汁を少し飲んでみると、想像以上に強烈な酸味と甘味が舌を直撃します!!
出汁は恐らく動物系と魚介節系だと思いますが、如何せん酸味が強過ぎて出汁の味が良く分かりません。
次に麺を食べてみると、茹で加減が柔らかめながらモチモチとした食感がしっかりと残されていて、滑らかな肌からはツルンとした心地の良い喉越しが感じられます。
一方、冷水でしっかりと締められた麺からは、その冷たさ故に小麦粉の旨味はあまり感じられません。
そして、いよいよ麺をつけ汁に潜らせて食べてみると、つけ汁単独の味からガラリと印象が変わり、驚くほどの美味しさです!!
つけ汁の強い酸味と甘味は、麺と一緒に食べる事で想像以上に緩和されていて、ここで漸く麺と出汁の旨味がクッキリと姿を現し始めます。
因みに、出汁は恐らく鶏と豚の動物系と魚介節、それに昆布だと思われます。
次につけ汁に浮いたチャーシューを食べてみると、軽めに味付けが施された豚バラ肉ですが、豚肉自体の旨味が驚くほど濃密で、今まで食べたチャーシューの中ではトップクラスの美味しさです!!
食べ終えた感想ですが、食べる前は「大勝軒」のつけ麺に似た味わいを想像していましたが、実際に食べてみると麺もつけ汁も全くの別物で、私個人的にはこちらの方が圧倒的に美味しいと思います。
つけ汁を飲んだ時は、あまりの酸味の強さにガッカリさせられましたが、麺をつけ汁に潜らせて食べてみると想像を遥かに覆すほどの美味しさで、完全にそのギャップにやられました(笑)
やはりラーメンは麺やスープの味よりも、それらの味のバランスが命という事です。
次に訪れた時には、メニューを見ていて気になっていた「中華そば」や「名古屋コーチン玉子かけ御飯」、そしてあの素晴らしいチャーシューが使われた「黒豚めし」にも挑戦したいと思います。
ご馳走さまでした。
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Moon0417
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店舗情報の編集
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店名 |
カドヤ食堂 総本店(かどやしょくどう)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
ラーメン 百名店 2023 選出店
食べログ ラーメン OSAKA 百名店 2023 選出店
ラーメン 百名店 2022 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2022 選出店
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食べログ ラーメン WEST 百名店 2019 選出店
ラーメン 百名店 2018 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2018 選出店
ラーメン 百名店 2017 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば |
お問い合わせ |
06-6535-3633 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
このお店は「大阪市鶴見区鶴見4-1-18」から移転しています。 |
交通手段 |
大阪メトロ長堀鶴見緑地線・千日前線 西長堀駅から366m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
14席 (カウンター6席 テーブル4名掛け×2) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり(30分400円) |
空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2001年11月6日 |
備考 |
2010年6月30日(水)移転オープン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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2023年12月2日(土)
本日は大阪に立ち寄ったついでにこちらの店を約1年半振りに訪問です。
今更説明するまでもなく、関西エリアでは絶大な人気を誇る超有名店です。
開店1時間47分前に到着すると、店の前に待ち客は誰も見当たらない状況です。
尚、店頭には待合席が4席のみ出される為、早めに着いて座りながら待つのがお勧めです(笑)
あと、開店は一応11時となっていますが、週末は大抵10時30分頃にはオープンされる様です。
外待ちの間に注文を尋ねられ、今回は実に4年半振りとなる「つけそば(並)」を注文しました。
そして、開店と共に店内に案内され、指定された席に着くと待つ事4分ほどでつけ麺が到着です。
冷水で締められた中太平打ち麺は整然と折り畳まれていて、透明な醤油スープの中にはチャーシュー、穂先メンマ、ナルト、刻みネギ、唐辛子の粉末が仕込まれています。
先ずは麺を食べてみると、多加水寄りの平打ち麺が適度な硬さに茹でられていて、モッチリとした弾力と共に清々しい小麦の風味を感じます。
次にスープを飲んでみると、酸味や甘味が施された醤油ダレの風味や塩味と共に、豊潤でいて厚みに満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。
出汁は恐らく鶏や豚の動物系に乾物魚介や昆布と思われますが、何かが突出する事なく凡ゆる素材が一体となって旨味の層を構築しています。
一方、タレは過度な塩味を伴う事なく醤油の香ばしい風味を与えていて、尚且つ甘辛酸の中では取り分け酸味が強めに施されている印象です。
そして、麺をスープに漬けて食べてみると、熱を浴びる事で小麦の甘味が膨らむと共に、麺帯の凝集が和らぐ事で本来のコシが姿を現します。
経験値が上がった今改めて食べた事で、こちらの麺の持ち味が漸く少しは理解出来た様な気がします。
また、艶やかな肌にはスープが存分に絡み込み、スープの塩味と共に鋭利な酸味が重なる事で小麦の輪郭が一際シャープに浮かび上がります。
次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉や豚肩ロースと思しき煮豚が何れも適度な厚みに切られています。
肉質はパサ付く事なく瑞々しい食感を保っていて、染みた醤油の風味が背景となる事で赤身の旨味や脂身の甘味が舌に鮮明に映し出されます。
食べ終えた感想ですが、類稀なる麺の素性が存分に発揮されていて、緻密な計算の痕跡が伺える唯一無二と言っても過言ではない一杯でした。
また、店主の「橘和良」氏は製麺に重点を置いた職人と噂されますが、改めてこのつけ麺を食べるとその意味合いが違和感なく腑に落ちます。
改めて訪れる機会があれば、次回は「豚足」をトッピングして食べてみたいと思います。
ご馳走さまでした。