「天神橋筋商店街」南端にあるミシュラン・ビブグルマンに選ばれた大人気のカレー屋さん♪スパイシーさと旨味が高次元でバランスしている、万人ウケし易いスパイスカレーを堪能♪ : ガネーシュ N

日曜日の朝から『天神橋筋商店街』をぷらぷら。時間は１０時３０分。何処かで朝食をと思っていたんですがイマイチこれ！ってお店が見付からない。と思っている内に１１時００分近くになってきました。もう朝食と言うよりも昼食の時間になっちゃったなぁ。と言う事でお店の方向性をランチ向きの感じに変更。向かったお店が、
「カリー＆チャイ　ＧＡＮＥＳＨ　Ｎ」さん
でした。
こちらはこの天神橋筋界隈でもトップクラスに人気のある『ミシュランガイドブック２０１９』のビブグルマンにも選ばれた行列が出来るスパイスカレーのお店ですね。
お店の場所は日本一長いアーケード商店街とも言われる『天神橋筋商店街』の南端である『天神橋筋１番街』のアーケードが切れた通りから一本更に南の通りで一本東側の筋が交わる交差点の所にありました。
お店の前に到着した時間は１０時５０分。
ふむ、開店時間の４０分前だと流石にまだ誰も並んではいないなぁ、と思いながら一脚だけ置いてあった木製のウェイティング用の椅子に座って待っていたら、１０時５５分に次のペア客が訪れて、その直後にも次々とお客さんが訪れ来て開店３０分前の１１時００分で合計１１名になりました。流石開店前から大人気だなぁと思っていたんですが、その後は思いの外行列の人数は伸びずに最終的には１６名の方がお待ちでしたね。
と言う事で、待つ事４０分の１１時３０分の時間通りにいよいよ開店です。待っている間は店内から良い感じのスパイスの香りが漂ってきて私の嗅覚を刺激しまっていたので本当にお腹ペコペコになりました。
トップで入店待ちしていた私が当然一番で入店。そのままカウンター席の一番端っこに着席です。
ちなみにこちらのお店の席数は、カウンター席７席、二人テーブル１脚、四人テーブル１脚が有りました。
着席後、メニューを見ながらどのカレーをいただくか暫し検討した結果、
「あいがけプレート」￥１，０００
を注文です。
このカレーは、日替りカリー＋ダール（豆と野菜のカリー）＋インドのおかず二種＋インドサラダがワンプレートに乗っかったカレーなんだそうです。本日の日替りカリーは「キーマ＆フライドエッグ」でした。
また、ライスはパスマティライスと日本米から選べたのでパスマティライスでお願いしております。
それとパクチーの有無も聞かれているので有りにしてみました。
その他ではオプショントッピングは無し、ルゥーとライスの量は普通盛りでオーダーしました。
でも、辛さは別に聞いてこないんですね。段階をおった辛さの選択って言うのはこのお店では特に無いようですね。
で、カレーライスはオーダー後１１分で出来上がってきました。
では、届いたばかりのカレー皿全体を俯瞰で眺めてみましょう。
ルゥーは２種類。日替りカレーのキーマ＆フライドエッグとダール。
その２種類のルゥーの間にはパスマティライス。
そしてパスマティライスの上には副菜的なサブジ２種類とカチュンバイが乗っかっており、細かく千切られた少しのパクチーも散らされるよう振りかけられていました。
じゃ、カレーをいただいてみましょう。
まずは２種類のルゥーから。
キーマ＆フライドエッグは少しだけ辛味がありますが、辛さ耐性が全く無い私が少しだけって思う程度なので、普通の人からしたら辛い内には全然入らない辛さなんでしょうねぇ。キーマは初めは豚かな？と思ったんですが豚とはちょっと違う少しクセのあるお肉なんですよねぇ。肉身だけでなく骨まで細かく砕かれて入っていましたから特になんでしょうけど。このクセの感じはひょっとしてこれは羊でしょうか？でもクセがこのルゥーのスパイスとはとても相性がよくてとっても美味しいんです。このクセを上手に旨味に変えてくれるルゥーに仕上がっているんですよね。後、ルゥーの上にちょこんと乗っていたフライドエッグなんですがこれは簡単に言うと目玉焼きですね。黄身まで完全に固まった感じの普通の目玉焼きでした。
ダールの方なんですが、豆は形が崩れる程によく煮込まれていますね。ルゥー自体もとてもサラサラです。豆以外に玉葱？、トマト？、黒胡麻なんが入っていました。ルゥーの色合いはほぼ黄色なんですが少しの茶色が混じった感じでしょうか。このルゥーなんですが全く辛くない。スパイシーさよりも豆や玉葱、トマトなんかの甘味がよく出てるんてしょうかねぇ。でも、その分旨味はとても高いルゥーに仕上がっていましたよ。
次にライスの方もいただいてみましょう。
インドの高級なインディカ米であるパスマティライス。糖質はジャポニカ米の約半分とヘルシーなお米でもあります。ちなみに私は選ばなかった日本米の方は国産ひとめぼれを使用しているそうです。で、肝心のパスマティライスはこの手のインディカ米らしくパサパサした舌触りなんですが噛み締めてみると意外にもしっとりした感じのホンの少しのモチッリ感もあるんですね。でも、それはあくまでインディカ米の中での話であってジャポニカ米に比べたら全然ですからね。そこはお間違いないように。ただ、このパサパサ感がカレーライスにはピッタリ来るんですよねぇ。特にスパイスカレーのようなサラサラしたルゥーには本当にピッタリです。
そんな感じでカレーライス全て平らげたのですが最後に副菜的な２種類のサブジとカチュンバイの事にも触れておきましょう。
まずはサブジから。
２種類あるサブジの一つは玉葱のサブジ。もう一つがポテトとグリーンピースのサブジ。両方共ホンのちょこっとしか乗っかっていないのでどうこう言う程ではないんですが、まあ、簡単に言うとカレー味の玉葱とポテトの炒め蒸しって言う感じかな。少しだけスパイシーなご飯のかおかずって言う印象でしょうか。まあ、普通です。
それとインドのスパイシーサラダ的な料理であるカチュンバイですが、具材は、トマト、大根、胡瓜、レッドオニオン、笹切りされた生姜って感じでした。チャートマサラなのかなぁ？の酸味と独特の硫黄っぽい香り、何か柑橘系っぽい酸味、チリパウダーっぽい辛味なんかが、カレーでホンの少しモッサリ＆ヒリヒリした口の中をサッパリしてくれますね。これは本当にカレーによく合うサラダだなぁ。
そんな感じでカレー全てを完食です。
スパイシーな旨味は高いですが辛さは殆ど無いのでどんな人でも食べ易い万人ウケするスパイスカレーに仕上がっていました。カップルやご夫婦、友達連れって言うお客さん達ばかりでしたが、ひょっとすると小さなお子様でも楽しめるカレーライスなんじゃないかなぁと思いました。そう言う意味では行列に並ぶって事以外は家族連れでも楽しめそうなお店でしたよ。