激辛漫遊記　大阪大阪天満宮　中国酒家 福龍園編　～貸切りで麻辣な料理を愉しむ～ : 福龍園

約２年ぶりの貸切りです

店主は我々の事を変態と呼び､我々は店主を変態料理人と呼びます

だから､変態料理人による､変態達の為の変態四川料理

この日も変態達とその友人達と１２名が集結して麻辣な料理を堪能しました！


●麻辣が効いた旨い料理と一般的に旨い料理

　初参戦や普通に辛いのが好きレベルの方々もいたので
　全てが激辛レベルの料理では無く､激辛と一般的に旨い料理を混ぜたお任せ料理です

　■カンパチの造り 麻辣ソース　
　　先ずはウォーミングアップの麻辣の効いたカンパチの造りから
　　造りとしては､かなり厚切りのカンパチに辛さよりも痺れが強いソースが
　　隙間なく､満遍に掛けられ､盛られた造りは赤褐色でエアーズロックの様です
　　カンパチの旨味を邪魔しない適度な刺激のソースが絶妙
　　胃袋の奥がジワリと温かくなってウォーミングアップ完了です
　　四川って内陸地ですが､こんな料理って在るのでしょうか？

　■豚耳と皮蛋が入った中国風サラダ
　　辛くない前菜です
　　ゼラチン質を含んだ豚耳を重ね合わせて蒸したものを大きめな賽の目切りにしたもの
　　皮蛋､胡瓜､トマト､ハムも同じ程の大きさに切って胡麻油を効かせて合えて在り
　　豚耳がゼラチン質と軟骨が同居し､食感が面白く､味わいも程良い仕上がり
　　胡瓜と皮蛋の相性が良いのは定番ですね
　　
　■口水鶏　よだれ鶏
　　四川料理の代表的な冷菜のひとつ
　　四川省出身の文筆家が､著書の中で｢その美味しさを想像しただけで
　　よだれが出てしまう｣と書いたことからその名がついたと云われています

　　この日は､丸鶏１羽を仕入れて､料理に使用しているとの事
　　しっとりした肉質の蒸し鶏に結構なインパクトの麻辣なソースが掛かっています
　　味わい濃く､痺れよりも辛さが強いソースなので紹興酒が進みます

　■大海老と芥藍菜の豆豉炒め
　　辛くない料理です
　　ＮＧの海老が使われているので食べていません

　■牛肉と芥藍菜の豆豉炒め
　　大海老と芥藍菜の豆豉炒めの代替料理です
　　海老の代わりに牛肉を使用しています
　　芥藍菜は油と相性が良く炒め物に多用される中国野菜
　　豆豉の深みのある味わいとやや苦みのある芥藍菜の味わいとが
　　良い感じでマッチしています

　■ラム肉とマコモ茸の沙茶醤炒め　
　　マコモ茸はマコモの根元に出来る肥大した茎の部分
　　ラム肉もマコモ茸も大好きな食材ですが､沙茶醤って海老の成分が含まれているんですよね
　　残念ながら食べれませんでした

　■辣子鶏
　　重慶を起源とする四川料理の代表的な料理のひとつ
　　鶏肉の唐揚げを大量の唐辛子や花椒などと共に炒めて
　　麻辣の風味を愉しむ料理です

　　この日仕入れた丸鶏を使って､大ぶりの鶏肉をカリっと揚げて
　　何種類もの唐辛子､花椒､葱と一緒に炒めて在ります
　　前出の変態料理人の店主は調理場で咳込みながら調理していました
　　ピリッと舌を刺す様な唐辛子の刺激､口内火傷しそうな熱々の肉汁
　　美味しいけど､危険極まりない一品でした！

　■ふかひれと鮑の煮込み
　　こんな正統派の料理も作れるんですね(笑)
　　この店で､こんな高級な料理を食べるのは初めてです
　　ふかひれは､流石に姿煮に使用する｢排翅｣ではなく
　　繊維状に解れた｢散翅｣ですが､やっぱ高級感が在りますね
　　それに加えて鮑まで入っているんです
　　餡の味わいは上湯に醤油等を加えた｢紅焼｣なのであっさりスッキリ
　　単なる変態料理人じゃなく､腕利き料理人で在る事を再認識しました

　■金目鯛の蒸しもの葱と香菜風味　
　　皿からはみ出す位の大きさの金目鯛の蒸し物です
　　高級魚の蒸し物って広東料理の上質な料理のひとつ
　　またまたこんな正統派の料理が出てくるなんて二度驚き
　　蒸籠で蒸し上げた金目鯛にタレを掛け､大量の葱と香菜を盛って
　　高温に熱した油を上から注いで､香り付けして在ります
　　淡白で上品な味わいの白身魚が蒸してあるのでふっくら柔らか
　　骨離れも良く､タレと葱､香菜と共に食べると舌がとろけそうな美味しさ
　　目玉の周囲や頬肉もほじくり返しながら食べました！

　■超級麻婆豆腐
　　この店の代名詞とも云える本格四川麻婆豆腐
　　単に麻辣がガツンと効いているだけではなく､バランスが良く美味しんです
　　豆腐は崩れたクラッシュ系ですがよく煮込まれて旨味が移っています
　　表面には盛付後の追い唐辛子と花椒がたっぷり
　　｢辣｣は最初からストレートに攻撃してきますが､｢麻｣は後からジンワリ
　　小生でも結構な辛さと痺れを感じるのですが､余りの美味しさに箸が止まらないんです
　　変態調理人の本領発揮､渾身の一品でした！

　■光麺
　　〆の一杯は､予想に反して全く辛くない光麺でした
　　光麺って広東料理のでは､全く具材の入らない汁そばの事
　　コース料理の〆で登場する事が多いあっさりとした麺料理です
　　超級麻婆豆腐で散々舌の痛点を攻撃した後の優しい味わい
　　激麻辣料理で上がったテンションをクールダウンするのに最適な一杯でした

スパークリングワイン
Lambrusco Grasparossa di Castelvetro Secco(伊)

紹興酒
陳年紹興貴酒 10年
紹興酒古越龍山陳年８年
紹興花彫酒５年　　


●最後に

　会社が谷町四丁目に在った頃は週イチでランチで通っていましたが
　深江橋に移ってからは､この日の様な貸切り食事会でしかお邪魔できなくなりました
　久しぶりに食べましたが､やっぱりこの店は美味しんです
　我々変態を良く理解した､変態料理人が作る変態料理は絶品です
　また次の機会を愉しみに・・・
　ご馳走様でした！
　

『再編集』

定期的に貸し切って激辛料理を堪能しています！

店主は我々の事を変態と呼び､我々は店主を変態料理人と呼んでいます

この日も１年ぶりに変態７人でランチタイムを貸し切って

変態料理人による､変態達の為の変態四川料理を堪能しました！

四川料理の店なので､普段から麻辣の効いた料理を数多く調理している筈ですが

我々に向けた変態的な料理は普段中々調理する機会が無い様で

期間が空くと､変態料理が調理したい欲求が沸き上がり､我々に｢そろそろ・・・｣と連絡を入れて来る事もＷ

そんな四川料理店が大阪天満宮の東側に在る『中国酒家 福龍園』なんです


●割と有名なお店なんです

　お店は大阪天満宮の東側の飲食店が点在する決して賑やかではない一画に在ります
　天満宮の南側の通りを東へ進んで２つ目の角を左折､北へ向かった途中辺りです
　
　マンションの１階のテナント店舗で､決して著名な四川料理店とは思えない店構え
　まぁ煤けた赤色の庇テントが中国料理店で在ろうと思える唯一の主張でしょうか？？
　カウンター５席､４名掛けテーブル２席､席かどうか？？なカウンター２席の計１５席
　麻辣の効いた料理を作ると狭い店内にカプサイシンが充満して
　客が咳込んでしまう事も在るんです(笑)

　店主の浅見さんは､日本の四川料理の祖と云われている陳健民の系譜
　孫弟子筋になる様です
　正統四川料理を修業し､研究熱心な料理人です
　｢麻(山椒のシビレ)｣と｢辣(唐辛子の辛さ)｣を変幻自在に操る達人です　　⇐ 褒めすぎたかなｗ
　そんな本格的な四川料理店なので話題性が在り人気の店なので
　グルメ系の情報誌等への露出も多いんです


●久し振りに刺激的な料理でした

　ここ数回の料理は､比較的温和で麻辣加減も控えめ
　｢随分と人間が丸くなっちゃったなぁ｣って店主をからかって居たのですが
　今回は前菜から結構刺激的な料理が続きました
　初参加のメンバーの中には､リタイヤし掛けた人もいた程です

　■よこわの豆板醬ソース
　■蒸し鶏の花椒ソース
　■皮蛋､蛸､豚耳の辣醤ソース
　■花韮と排骨の黒胡椒炒め
　■鱧と四方竹の豆豉炒め
　■天然大海老とマコモダケの唐辛子炒め
　■鶏手羽元激辛煮込み
　■超級 麻婆豆腐
　■超激 正式担々麺

　この日１番麻辣が効いたヒィ～ハァ～な料理は蒸し鶏でした
　舌を刺す様な辛さの刺激と歯医者の麻酔の様な痺れ
　それでも美味しく食べられるから不思議です


●今までに食べたもの　

　■蒸し鶏四川ソース
　■茹で豚麻辣ソース
　■四川風サーモン造り
　■皮蛋､胡瓜､蛸､ハムの腐乳和え
　■博多地鶏辛子炒め
　■ヒラメの姿揚げ 辛みソース掛け
　■烏賊とロマネスコの四川炒め　
　■水煮牛肉　
　■超級麻婆豆腐
　■麻辣麺
　この日も呑んだ暮れ仲間のH氏とK氏と小生を中心に１１名で貸切りました
　今回は我家の激辛大好き長女も初参戦
　全ての料理に手を付け､想像していたよりはパンチが無かったとの事
　このコメントを聞いて､間違いなく親娘で在る事を再認識しました(笑)


　この日は呑んだ暮れ仲間のＨ氏が幹事で年末の激辛納め
　１０数名でお店を貸し切って激辛四川料理を堪能しました！
　■口水鶏
　■牛肉ともやしの四川風和え
　■胡瓜､茄子､鴨､牛舌の冷菜 花椒風味
　■鯨肉と葉玉葱の炒め
　■牡蠣と茄子､春雨の麻辣煮込み　
　■辣子炸鶏球
　■超級 麻婆豆腐
　■麻辣炒麺
　相変わらず旨辛い料理の数々
　｢麻｣の痺れと｢辣｣の辛さが絶妙です
　今回の目玉料理は鯨肉と葉玉葱の炒め
　中国料理で鯨肉って使うんですね
　しかも海の無い四川料理で・・・
　辛くない料理ですが､この日１番のお気に入りでした！


　この日は呑んだ暮れ仲間のＨ氏経由で店主より非常招集が掛かった！
　有名ブロガーＫ氏と共に緊急激辛会(ゲキシンカイ)となった(笑)
　どうや店主が新手の飛び道具入手し､その実験台として店では変態の部類に属す我々がターゲットになった様ですｗ
　お勧めは何かと黒板メニューを眺めていると､このメニューには無いスペシャル料理を出すと店主が一蹴

　ってな事で店主が我々を実験台にすべく料理はこんな感じ・・・
　■蒸し鶏の激辛麻辣ソース
　■茄子と春雨の激辛煮込み
　■マンガリッツァ豚の激辛辣醤炒め
　■超激スーパー麻婆豆腐
　■皮蛋豆腐
　■搾菜
　■大蒜が効いた優しい辣醤湯麺
　　店主が手に入れた新手のの飛び道具の正体はJA京都のフレッシュのブート･ジョロキア
　　去年までは世界一辛い唐辛子でしたが､現在はトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー に王座を奪われました
　　とは云え､春雨煮込み､マンガリッツア､麻婆豆腐には１から１．５個投入されています
　　我々クラスになるとこの程度では食べれないなんて事は有りませんが､明らかに辛さが進歩しています
　　口に入れるとストレートに舌を刺激します
　　料理によっては､更にハバネロも加えてあり､料理毎に違う辛さが愉しめます
　　そしてジョロキアの特徴は辛さが後を引かない事
　　ある意味爽やかな刺激なんです
　　辛いと云いながらも､問題なく食べ終えた我々に対し､店主は変態には敵わないと嘆いていました
　　今度は店主も一緒に食べる会を催そうって云ったら､断固拒否との事でしたｗ
　　この日も旨辛な料理を堪能する事が出来ました！


　｢舌を刺す様な辛さと歯医者の麻酔の様な花椒の痺れ｣
　ここ数回分のアップしてなかった､逸品をレビューします
　
　■茄子と豚肉のラージャン煮込み　超激
　　この日の日替定食の超激辛バージョン　←裏技です(笑)
　　ご飯やスープ､副菜がセピア色に感じるほど鮮やかな赤色です！
　　辣醤なので山椒の痺れはさほどではありません
　　鷹の爪、生島唐辛子、唐辛子パウダーが多用されていて､旨辛な一品に仕上がっています
　　御飯がすすんでおかわりしちゃいましたｗ

　■超級麻辣湯麺　超激
　　超級なので､デフォルトでも激麻辣な一品ですが､それを更にレベルアップ！
　　花椒が効きまくりです(笑)
　　口の中は正に歯医者で麻酔を打たれた時の様な痺れ！
　　この日は体調がイマイチだったのか？それとも耐辛強度が落ちたのか？
　　汗まみれ､鼻水垂れまくり､涙目とまるで一般人ｗ
　　そんな姿を見た店主はニコニコでした(爆)

　■正式担々麺　超激
　　汁なし担々麺です！
　　良く混ぜて食べろとの店主からの指示
　　麺に満遍なく辛味ペーストが纏わり付きます
　　ただ旨味､辛み､痺れたっぷりのスープが無い分インパクトに欠けます
　　スープを完食しない分健康には良いのでしょうが・・・

　　毎度の事ですが､ランチタイムにこんなの食べれるのって幸せです(笑)


　旨辛な四川料理で暑気払い
　この日は呑んだ暮れ仲間のＨ氏が幹事の激辛会（げきしんかい）の集まりに参加
　この会は激辛な､旨辛な四川料理を愉しみながら呑んだ暮れる集まりです。
　１２名でランチタイムを貸切って､店主懇親の料理と紹興酒を堪能しました！

　この日の特別料理はこんな感じです！

　■イシモチ造りの四川ソース
　　先ずは準備運動って感じでピリ辛なお造り
　　いしもちの旨味を邪魔しないピリ辛ソースとの相性が抜群！
　　この日の料理に期待が持てます(笑)
　■蛍烏賊と皮蛋の冷製
　　これって極々普通の料理！
　　途中部下から電話が入って､席を外してる間に食べ損ね(涙)
　■合鴨の四川ソース
　　鴨の火入れ具合いが程よく柔らかい噛み具合
　　噛むとカモの風味が口の中に広がります！
　　四川風の旨辛ソースと鴨の風味が混ざり合って絶妙です(笑)
　■蒸鶏肉と搾菜の激辛ソース和え
　　ストレートに辛さが伝わって来て､そのまま後を引く感じ！
　　この日の料理の中で１､２番の辛さ(笑)
　　鶏の蒸し具合も絶妙でしっとり・・・・
　■小鮎の唐揚特製甘辛ソース
　　甘辛ソースって云っても全く辛さは感じないｗ
　　南蛮漬の様な一品
　　最近､辛くない料理も結構取り入れてるなぁ・・・
　■黄韮と鱧の甘辛炒め
　　これまた辛くない一品(汗)　←激辛大好きの我々に有る意味挑戦的？
　　朝〆の活鱧を魚屋から仕入れたとの事！
　　揚げた鱧の衣にまとわる甘辛ソースが絶品！旨い！
　　この料理は､麻辣系以外で､我々を唸らそうと云う店主の策略の一品なのかもｗ
　■マコモ茸と大蝦の炒め
　　海老はアレルーギーなので食べていません(汗)
　　周囲の評判は麻辣が程好く､モコモダケのシャリッって食感と海老のプリッとした食感が絶妙との事
　■霜降り黒毛和牛の酸辣煮込み
　　四川料理の代表格水煮牛肉の酸辣版！
　　口の中でとろけそうな霜降り牛の旨味と程良い酸味とがピリ辛と相まって絶妙に旨い！
　　酸味とピリ辛が口の中で爽快感を引き出してます
　■スーパー四川麻婆豆腐
　　この店の代名詞とも云える本格四川麻婆豆腐
　　納得の旨さ！
　　麻と辣のバランスが程好く､油に移した唐辛子の辛さと､生の青唐辛子の辛さの効かせ方が程好い
　　麻と辣をガツンと直球で効かせるのも良いが､こんな緩やかながら辛さの複合系みたいな感じも面白い
　　兎に角みんな､箸やレンゲが止まらない(爆)
　■ガーリックの効いた牛肉炒飯
　　この料理にも店主のひと工夫が有るらしい・・・　←最後まで分らずｗ
　　牛肉を使っている割にはあっさり､高菜(搾菜かも？)の味わいといい感じ！
　　店主からクレームが出たが､麻婆豆腐ののせて食べても絶品(爆)
　■特製担担麺
　　〆はこれまた店の代名詞の特製担担麺
　　一般的な担担麺に有りがちな胡麻や芝麻醤の甘みが控えめなのが嬉しい
　　普段この店で食べてる様な超激辛ではないが〆にふさわしい一品でした！

　今回は我々の闘争心をかき立てる様な超が付く激辛の料理が無かったのは残念でしたが(汗)
　旨辛を再認識する料理や全く辛くないけど激旨な料理の数々
　今までストレートで真っ向勝負してきた店主が､緩急を使った幅の有る攻め方に変化・・・
　ストレート勝負では中々ねを上げない我々に対する攻め方を変えたと感じましたｗ


「歯医者の麻酔」の様な花椒のシビレ
　この日は朝から口が辛いもんモードｗ
　辛いもん→激辛→辛さと痺れ→｢歯医者の麻酔｣→福龍園ってな感じで福龍園へ
　結構混んでいて､４名掛けテーブルで相席
　目の前では極普通の担担麺で汗まみれで悪戦苦闘している若いサラ―リマンが・・・
　この程度で辛いんだぁと思いながら｢超級麻辣湯麺の超激辛｣を註文！　←超級の激辛って？
　多分今年になって初めてこの店で激辛料理を註文しました

　■超級麻辣湯麺の超激辛
　　登場と同時に花椒の香りが鼻を刺す！　←極普通の担担麺のサラリーマンは目がテン
　　スープをレンゲでひと口啜ると､口の中が痺れまくりで｢歯医者の麻酔｣状態
　　｢麻｣の痺れと｢辣｣の辛さが絶妙でスープが旨い！
　　麺を食べ進めると､以前には無かった汗と鼻水が・・・・
　　麺を完食した頃には汗まみれで鼻水をかんでいました(汗)

　　スープも完食した頃には決して辛過ぎる訳でも無いのに涙目ｗ
　　明らかに耐辛強度が落ちていると再認識しました
　　そんな人並な小生を見た店主は満面の笑みで｢今日は優しくしたのに｣と勝ち誇った様に云いました(爆)


　超が付くほど大阪では有名な四川料理店
　その割りにはえっと思える様な､お世辞にも有名店とは思えない店構え(汗)
　店内は高さが中途半端で座り心地が良くない椅子のカウンターと狭いテーブル席
　１５名入ったら満席になるだろう狭い店内は決してアコモデーションは良く無いんですｗ
　店主は日本の四川料理の祖と云われている陳健民の系譜
　正統四川料理を修業し､研究熱心な料理人です
　｢麻(山椒のシビレ)｣と｢辣(唐辛子の辛さ)｣を変幻自在に操る達人です(褒めすぎたかなｗ)
　達人であるが故､雑誌や新聞､グルメ系のブログに頻繁に登場しています
　最近ではＭｅｅｔｓの天満特集で｢天満界隈三大中国料理店｣のひとつとして取り上げられてました！

　ランチタイムは麺飯類と定食が中心
　｢日替り(四川料理ぽく無い料理の場合も有りますが)｣はお得感が有り人気です

　お勧めなのは四川系の麺飯類と麻婆豆腐
　｢麻｣と｢辣｣は自由に選ぶ事ができます(激辛以上は１００円ｕｐ)
　註文する際は｢チョイ辛」「激辛」「超激」「麻強め」等､各々の好みをリクエストします
　特に｢超激麻｣レベルは花椒(四川山椒）のシビレが凄く､仲間内では｢歯医者の麻酔」と呼んでいます

　お勧めのランチメニュー
　■スーパー担々麺（香辛料多目でスープにコクが有ります）
　■咖哩摩沙辣麺（いわゆるカレー麺ですが､他所では食べられないこの店独自の旨辛麺）
　■麻辣湯麺（牛肉入りの山椒のシビレと辛さの両方が愉しめる麺）
　■辣醤湯麺(豚肉と野菜入り唐辛子味噌ベースの辛味そば)
　■正式担々麺（汁なし担々麺､唐辛子の辛さがストレートに伝わります）
　■酸辣湯麺（酸味のあるピリ辛麺）
　■麻辣牛肉会飯（牛肉入りマーラー味あんかけ丼､｢会｣は火へんに会）
　　いつも全て超激辛で註文します！
　　ランチタイムにはミニサイズで追加できる｢ひと口麻婆豆腐｣｢ひと口炒飯｣各２００円が有ります
　
　ディナータイムの訪問は数回程度
　いつもおまかせメニューなので黒板メニュー以外は見た事が有りませんＷ

　ある日のメニューはこんな感じ・・・
　■揚げ小茄子の前菜(チョッと辣の効いた小エビのそぼろ掛け)
　■四川風カツオのたたき(これは四川料理ではなく創作料理､でも旨い)
　■麻辣鶏(鶏肉の山椒ソース掛け、花椒が効いていて｢歯医者の麻酔状態｣)
　■ラムの唐辛子炒め(ラム独特の風味と辛さが絶妙)
　■豚肉の唐辛子ソース(少し甘味のある辛味ソースと豚肉がマッチ)
　■エビのコショウ炒め
　■水煮牛肉(牛肉の四川風煮込み､牛肉の脂身の甘味と唐辛子のバラスがいい)
　■酸辣湯(酸味と辣油のスープ)
　■四川麻婆豆腐(通常食べているものより､大人しい感じで辛さは程々)
　■正式担々麺(汁無し担々麺)
　　店主渾身の超激麻辣を難無くクリアすると､店主からは｢変態｣の称号を与えられますＷ
　　一時期は小生が｢ごめんなさい｣するのを見たい店主と超激辛バトルが続きましたが(汗)
　　最近は程々の辛さや､辛くない料理を愉しんでいます！