スパイスのパラダイス「ミックスカレーレッド」＠Columbia8北浜本店さん : コロンビア エイト 北浜本店

先日「Columbia8北浜本店」さんに行ってきました。
2ヶ月ぶりの訪問になります。

こちら「ミシュラン2018京都・大阪」においてスパイスカレー界初のビブグルマンに選出される快挙に加えて、Japanese Curry Award 2017メインアワードに輝いた10店中大阪から「旧ヤム邸」さんとともに選出され、もはや大阪スパイスカレーの名実ともにエース格の一店ともいえるお店。
「カレーしか考えられへん…」のオギミ〜ル☆店主は、現在4店舗を展開中ですが、ここ北浜本店でオーナーシェフとして毎日腕を振るわれています。

13時45分ころ到着。外待ち1名。
ほどなく入店できました。

この日はオギミ〜ル☆さんと男性スタッフの2名体制。
店内ひっきりなしにお客が入れ替わり、たいへん賑わっています。
最初、カウンター中腹に陣取りましたが、1人客のため、カップルで来られた後客の方にドンドン席を譲り、ついに入口真横の席まで移動しました。^^;
注文は今日のお目当て「ミックスカレーレッド」でお願いしました。
前回、キーマカレー＋野菜カレーの「ミックスカレー」をいただきましたので、花火（辛口キーマ）＋野菜カレーの「ミックスカレーレッド」がどれほど違うのか、興味津々です。

7分ほどでオギミ〜ル☆さんの手ずからサーブしていただきました。
今日は「左手にシシトウ…」の例の説明は抜きでアイコンタクトのみ。(^_-)

前回の「ミックスカレー」より見るからにスパイス度を増し、なみなみと注がれた「ミックスカレーレッド」はスパイスの粉まみれといったビジュアル。^^;
聞きしに勝るスパイス感満載となっています。

「花火」からいただいてみると、辛みは確かに「キーマカレー」よりパワーアップしていますが、痛みにまでは行き着かず、香辛料のオンパレードといった様相。
「花火」と通常キーマとではスパイス自体の構成を変えられているそうで、30種類程度と言われるスパイスは一体どれくらい物量投入されているのでしょう。
一口いただくごとにスパイスの爽快感が鼻孔を突き抜け、いかにも薬膳的な、デトックス効果満点といった感覚がからだを駆け巡ります。
これにシシトウの苦味とマンゴージュースの甘味を交互に楽しむことで、舌がリセットされ、またフレッシュなスパイス感を継続して楽しむことができます。

またミックスカレーには、「野菜カレー」がミックスされているので、レッドといえども辛み的には中和された感じ。
メニューの辛みの順番は、［花火＞ミックスカレーレッド＞キーマカレー＞ホウレン草キーマカレー＞ミックスカレー＞野菜カレー］の順でしょうか。

辛みとスパイス感をメインに味わいたいのであれば、「花火」がベストチョイスといえるのでしょう。

ただ、これに旨みの視点を加えると、北浜本店のみで提供される100％ベジタブルな「野菜カレー」がミックスされることによって旨味・甘味が倍増される感じなので、今回の「ミックスカレーレッド」が一番私好みのメニューとなりそうです。

今回も抜群に美味しかったです。(^^)
ごちそうさまでした。
またデトックス効果を満喫するために定期的に訪問させていただきます。
ありがとうございました。

本日2戦目は「Columbia8北浜本店」さんです。

12時半前に到着。外待ち15名強。
平日も大人気で何度か撤退していましたが、土曜日もさすがですね。
それにしても、この北浜の一角は、カシミールさん、ガネーシュmさん、そしてもちろんこちら、その他にもカレーの名店がひしめいて大阪一と言ってもいいくらいの密度で、本町すら凌駕するほどの充実ぶりですね。

並ぶ前に訪問の有無を聞かれ、初めての場合は野菜カレー、キーマカレー、ミックスカレーの中から選ぶようにということで、「ミックスカレー」をオーダー。堺筋本町店を経験済みではありましたが、あちらではヌードルライスでした。

13時20分ころ入店。
店内は南米系の音楽が軽快に流れるなか、逆Lのカウンターに9席。
店舗は狭めですが、年季の入った本店らしく居心地のよい雰囲気があります。
ご店主のオギミ～ル✩さんは多才でDJもやられているそうですが、風貌がそれっぽいので気どりがあるのかと身構えていたら、真逆の低姿勢に愛想の良さ。常連、一見にこだわらず気軽に声をかけてくれてとっても気さくです。
Columbia8さんは、北浜本店(2008年)以外にも、堺筋本町店(2010年)、阿波座店(2011年)、上本町店(2017年)と、旧ヤム邸さんと同様、順調に店舗展開されていますね。

10分ほどで着皿。
ワンプレートに粘度の低いシャバシャバ系で、大阪スパイスカレーらしい具沢山なビジュアル。
初めての場合、オギミ～ル✩さんから左手にシシトウ、右手でスプーンという例の洗礼を受けます。
シシトウの苦みがスパイスの辛みや旨みを良く引き出すそうです。

早速いただくと、野菜カレーとキーマカレーがすでにミックスされており、混然一体といった印象。
濃厚で複雑な約30種類というスパイス群に野菜の甘みとキーマの旨みが合わさり、抜群の美味しさデスね！
イケメンのご店主にお味もこれでは、老若男女人気があるのも頷けます。
鶏ガラを丸1日煮込んだ出汁の効いたキーマカレーももちろん激旨なのですが、こちらは野菜カレーのズバ抜けた美味しさが特長だと思いました。
野菜カレーは個人的には寝ぼけた感じになりやすくあまり感激したことはないのですが、こちらはスパイス感と、カボチャ、ニンジン、ジャガイモなどの豊富な野菜や豆類の甘味・旨味とのバランスがグレイト！
シシトウもそうですが、結構な量のスライスタマネギのピクルスもスパイスカレーを優しく、より複雑な味わいにしてくれて実にイイですね。
また、4つ切りにされたゆで卵も4か所で味に絶妙な変化を生み、素晴らしいと思いました。
辛みは、花火やレッドは未経験ですが、デフォルトでもそこそこしっかりとありますね。辛みと旨みのバランスは流石と思いました。

カレーを食べ終わると、ミックスカレーに付くマンゴージュース（キーマカレーにはグレープフルーツジュース）が疲れた舌をしっかりリフレッシュしてくれました。

最後に、またシシトウかじりに来て下さいネ！というご挨拶もこちららしいですね。
ここも再訪確実！次回は花火かレッドでヨロシク。
ごちそうさまでした〜(^^)