こんなに盛り沢山で税込み千円！本場の味☆品数豊富なワンプレートランチ : サンタ ルチア

◇複数回訪問（2017年7月）
3年半ぶりにサンタ ルチアさんのランチへ。
以前から豪華な前菜盛り合わせ付きで、コスパ抜群のランチでしたが
今回さらに、パワーアップしてました！

■ランチメニュー（以下、全て税込み）
・ワンプレートランチ　1,000円
　本日のメイン、本日のパスタ、サラダ、スープ、パニーノ、デザート
・スペシャルワンプレート　1,990円
　鶏もも肉のカツレツ、本日のパスタ、サラダ、スープ、デザート、コーヒー

■ピッツァメニュー（単品）トマト系
・ナポレターナ1,890円：アンチョビ、にんにく
・マルゲリータ2,100円：モッツァレラ、バジル
・上記2種のハーフ＆ハーフ　2,180円
・マルゲリータ　コンフンギ　2,000円
（モッツァレラ、マッシュルーム、バジル）

トマトを使わないピッツァは
・ビスマルクビアンカ　2,300円：モッツァレラ、卵、バジル

ピッツァも有名ですが、今回は千円と思えない品数の以下を注文。

◇ワンプレートランチ　1,000円
注文から5分少々で、超豪華なセットが到着～
メインのプレートに、ボウルにはスープパスタ、
スープや、パニーニサンド、可愛いデザートまでが1つのトレイに。わ～い♪

■本日のスープ
まずは冷たいスープをひと口・・
おぉ！なんか、めっちゃエキゾチックな味～
人参をベースにクミンを大胆に効かせ、絞ったフレッシュオレンジも使うそう。
イタリアンでは珍しい、パンチある独特のクセ。
オーナーさんによると、フレンチのシェフ直伝のレシピだそう。納得～

■本日のメイン
メインは鱈のミルクソースとナポリ風コロッケ。
しっとりホクホクした鱈の切り身、
サラリとしたミルクソースは、玉葱の甘味と小麦粉のとろみが素朴な味わい。

本場のナポリ風コロッケは、潰したじゃが芋に
パルメザンやモッツァレラチーズのコク、イタリアンパセリなどハーブの風味も。
カリカリした衣も香ばし～い！これ、好き！

サラダには、すりおろし玉葱の甘味と酸味が効いたドレッシングが。
サフランライスも、鱈のソースによく合う～！
メインの1皿だけでも、小食の人なら満腹になっちゃいそうな充実度！

メイン料理は3～4日単位で変わるらしく、この日の鱈以外にも
サーモンや肉団子を使う日もあるそうです。

■本日のパスタ（牛肉のスープパスタ）
一見、フォーのようなビジュアルのパスタ。
牛肉やにんじん、散らしたパルメザンに、葱や温泉卵がラーメンチック？

ツルツルと細～いカッペリーニに、
スープは牛テールや牛タンベースで、唐辛子オイルがピリ辛感をプラス。
シンプルなのに旨味の効いたピリ辛スープで
柔らかい牛肉や温泉卵がトロリと絡み、暑い夏でもスルスル食べられました。

■パニーニサンド
ミニサイズながら、サンドも本格的！
しっとりほのかな甘味のパニーニに、トロリとろけるデンマーク産のチーズ、
ナポリのサラミにトマトやハム、レタスなど。

デザートは、みかんを乗せたパンナコッタ？
ミルクの風味が詰まった濃厚なコク、まろやか～な味わいにハマる！

今回はちょっと想像と違う個性派パスタで
ベーシックなパスタを食べたい欲は、ちょっと満たされませんでしたが・・

アレンジが効いたスープや、本場の味のコロッケ
千円と思えない品数を考えると、コスパは十分。
祝日のお昼どき、2階も3階も客席が埋まる相変わらずの人気ぶりにも納得。

全体のボリュームは、ちょっと控えめかな？
品数が多いとテンションが上がる、女性がターゲットなのかも。

他のパスタやメインはもちろん、こちらの名物であるピッツァも
近いうちに食べてみたくなりました。

ごちそうさまでした！

うつぼ公園の周辺には、魅力的＆個性的なイタリアンが多いですが、
中でも老舗と言えるのが、サンタ ルチアさん。

何年も前から、ランチはもちろんディナーでもお邪魔していましたが
少しメニューが変わったと聞き久々にランチへ。

ランチはパスタランチ945円、又は
ワンプレートランチ　平日980円（祝日は1,350円）の2種類。

ワンプレートのニョッキ、美味しそうだけど（祝日は）千円超えかぁ・・と迷っていると、
中から有名イタリア人オーナーシェフが登場。
「Prego！（どうぞ！）」と言われれば、気弱な日本人、そりゃあ入ってしまいます。

急な（さらに幅まで狭い）階段を上り、2階へ。
3階にも客席がありますが、2階でも十分スリリング（特に、下りが一番怖い）

小じんまりしたフロアには、2名用テーブルが4つと6名用テーブルが1つ。
12時半頃には半分ほどの席が空いてましたが、
13時には満席になるほどの人気ぶり。

オーダーしたのは、
◇Pranzo A　945円
前菜盛り合わせ、本日のパスタ、フォカッチャ

こちらのランチ、一番の楽しみがボリュームたっぷり、大きなプレートの前菜。
前菜が美味しいイタリアンは、この近辺だけでも
イルベッカフィーコさんやASSEさん、
バール マッティーナさんなど数多くありますが、
個人的には、最もイタリアを感じられるのが
サンタ ルチアさんの前菜という気がします。

登場した大きな前菜プレート・・これこれ～、このすごい充実感！

■前菜盛り合わせ
*南瓜のスープ
サラリとした喉ごし、ハーブの風味に加えピリリと唐辛子の刺激も強め。
南瓜の甘く優しい印象を覆す、初めての味。
おかきのようにクリスピーなクルトンも印象的。

*お米のサラダ
まろやかなマヨネーズベースのお米サラダ。
ツナや胡瓜、玉葱、パプリカもいい食感。
お米をサラダにする発想、日本ではない異国感。

*鶏のフリット
やや薄くかたい食感の鶏カツレツ。
紫玉葱のソースは、卵抜きのタルタルソース風。
前菜の鶏カツレツは、やっぱり揚げたてサクサクなイルベッカフィーコさんが好みかな～

*フォカッチャ
大胆にオイルが使われ、驚くほどもっちもち。
ちぎろうとするとオイルがジュワッと浮くほど。
岩塩の塩気もしっかり。もっと食べたかった・・

他にも
赤く色づいた、軽いチリ風味のマッシュポテト、
人参と菜の花のオイルマリネ、
ほうれん草フリッタータ（イタリア風オムレツ）
すりおろし玉葱ドレッシングのサラダなど、味わいもバラエティ豊か。

■スパゲティポモドーロ（バジルとトマトのソース）
本来はペペロンチーノでしたが、
この日はにんにくNGだったので、お願いして特別に作って下さったのがこちら。
こういうところがさすが老舗店、有難いです。

もうもうと湯気で見えないほど、熱々のパスタ。
ヘルシー志向の日本人がひるむ位、表面にはオイルがたっぷりと。
フレッシュトマトの甘みに、程よい塩気、
チーズのコクにバジルの爽やかな風味と、もう目が覚めるほど美味しいトマトソース。

シンプルなのに、何でこんなに美味しいのか・・
このトマトソースが食べたかった！と感動する、イタリアにいる気分に浸れるパスタでした

惜しむらくは、フォカッチャが前菜のみの提供で
せっかくのたっぷりトマトソースを、フォカッチャにつけて食べられなかったこと。

どのお料理もオイルや塩、ハーブの香りなどがハッキリと伝わるような
日本人向けの手加減が一切ない、潔い味付け。

食べているお客のそばで、食器をガチャガチャと片付けるのは閉口しますが、
それも本場っぽいと言えなくもないかな・・？

コスパの点では、激戦区なのでやや微妙ですが、
建物も料理もサービスも、どこか日本ではない独特の雰囲気を味わえるお店。
次は新しいワンプレートランチか、久々にマルゲリータを試してみようと思います。

ごちそうさまでした！