ＪＲの高架下のイタリアンで軽く夕方飲み♪ : イタメシヤ 8

土曜日に大阪はキタに行った際に軽く夕方飲みしてから家に帰ろうと思い立ち寄ったお店が、
「イタメシヤエイト」さん
でした。
こちらは店名が示す通りカジュアルな感じのイタリアンのお店ですね。
お店の場所は『新御堂筋』の『鶴野町北交差点』よりも一本南の『毎日放送』がある交差点を放送局とは反対側に入って１００ｍチョイ程歩いた『ＪＲ京都線』の高架下にありました。
入店時間は１７時５５分。
こちらのお店の席数は大箱過ぎてハッキリした数は分からなかったのですが、入口の右手側に二人テーブル４脚、四人テーブル１０脚、キッチンを挟んだ入口左手側にカウンター席５席、二人テーブル３脚、四人テーブル４脚、八人テーブル１脚が、多分有ったと思いますが、正確ではないと思います。
私は二人テーブルの一つに通され着席です。
ちなみにこの時点での先客はペア客３組、トリオ客３組、カルテット客３組が多分いらっしゃったと思います。これも正確ではないと思いますけどね。結構早めの時間の割りには人が入っている方なんじゃないでしょうか。その後も次々とお客さんは訪れていました。土曜日とは言えなかなかに人気があります。
さあ、席にも着けたし、まずはドリンクからオーダーしましょう。店員さんから
「９０分飲み放題」￥１，５００
をオススメされ、かなり心が動いたのですが、そんなにガッツリって気分ではなかった事と時間的に９０分もいられないなぁと思い、ここは極々軽く、
１．「ゆずサワー」￥４３８
でお茶を濁す程度にしておきました。このサワーはグラスの底に柚子皮の甘煮が溜まっており、サワーに柚子皮らしい柑橘系の爽やかな風味と酸味と甘煮らしい甘味を与えていたサワーでしたね。
じゃ、続いてフードもオーダーしていきましょう。本日は以下の三品をオーダーしております。
２．「前菜盛り合わせ」￥４８８
比較的小さな細長いお皿のなかには以下のようなタパス達が入っていました。
（１）手羽のスパイシーチキンフリット
手羽が１本。スパイシーさは抜群。辛さも適度でガツンとした手羽のフライドチキンになっていました。美味しかったです。
（２）ズリのスパイシーコンフィ
砂ズリが２個。砂ズリのグニュコリッとした食感が気持ち良いです。味付けは確かにスパイシーって言うかカレー味。クミンっぽいスパイスが強いのは良いのですが、塩味が結構強いのは気になりました。
（３）オリーブ
ブラックオリーブ２個、グリーンオリーブ２個。元々の塩漬けの具合なのか、それとも塩の抜き具合なのかは分かりませんが、適度な塩気でどちらのオリーブもオリーブらしい風味が良かったですね。
（４）鯛のカルパッチョ
鯛の刺身が２キレ。スパイシーって言うかクミンっぽい風味のソースがかかっていたのですが、淡白な鯛の刺身に合っているのかどうかは疑問でした。スパイシーさはそんなに強くないのに完全に鯛の刺身に対してスパイシーな感じが圧勝でしたからね。これだったならもう少しサッパリめのソースが良いんじゃないかなぁって気がしました。
（５）生ハムムース
正方形のクラッカー１枚の上に塗り付けられた生ハムムース。生クリーム感よりも、良い感じに生ハムの熟成肉の旨味と塩辛さが出ている生ハムムースでしたが、それ以上にクラッカーの塩気が強い。ちょっとクラッカーの塩味が邪魔でしたね。
３．「エビのアヒージョ」￥５８８
４．「バケット」￥２８８
丸いウッドプレートの上にのっかった小さな鉄鍋に入ったアヒージョがサーブされてきました。ウッドプレートの上にはアヒージョだけでなくオプションで付けたバケット４枚も併せてのっかっています。アヒージョの具材なのですが、小海老が４尾としめじですね。上から極少量ですがみじん切りされたパセリも散らすように振りかけられていました。海老はプリプリと言うよりもフニュフニュした感じ。これがもっとプリッとした噛み心地だったら良かったのになぁ。しめじの噛み心地は良かったんですけどねぇ。オリーブオイルの味付けは兎に角ショッパイ。塩が少し強過ぎますね。主役の海老も海老自体の旨味よりも塩味が完全に圧勝でしたしね。みじん切りされたニンニクも入っていましたし、赤唐辛子もマルッと一本入っていましたが、ニンニクのパンチ力や赤唐辛子の辛味はすごく弱かったと言うよりも殆ど感じなかったですね。兎に角塩味が強いアヒージョでした。
５．「女王のピッツァ・マルゲリータ」￥８８８
お店の入口を入るとまず目に飛び込んでくるのが黄色い色した立派なピッツァ釜。こんな立派なピッツァ釜が有るのならやっぱりピッツァも注文しなければならないでしょう。ピッツァのサイズは直径２５ｃｍ弱くらいでしょうか？想像したいたよりも大きかったです。生地は耳が盛り上がったコルニチョーネのナポリ風の生地。全体的に中身がよく詰まった感じの重めの生地だったかなぁ。個人的には生地の中に適度な空間のあるもう少し軽やかな生地の方が好きですが、食べ応えはこっちの方があるのかな。具材はマルゲリータなのでシンプルにトマトソース、モッツァレラ、バジルと言ったところ。トマトソースの酸味と甘味はほどほど。モッツァレラは自家製との事だったのですが重めのモッツァレラだったなぁ。お値段的にも当然水牛ではなく乳牛のモッツァレラなんでしょうね。重めの生地、重めのチーズ、酸味・甘味弱めのソースの中でバジルの苦味がキリッとピッツァの味を締めてくれていましてね。まあ、そんな感じのマルゲリータでした。
そんな感じに１時間程ノンビリ飲み食いしてお店を後にしました。
お店の雰囲気といい、全体的に濃いめの味付けといい、お値段的にも若者向けのお店なのかな。カジュアルな気分で気軽に飲み食いしたい時には良いお店なのかなぁと思いました。