曽根崎の個室居酒屋で、怒涛の鶏料理づくし。 : 鳥専門個室 兼続

鶏肉が好きです。

実家に住んでた頃の夢は、「鶏の丸焼きを誰にも邪魔されず、一人でむさぼり食べること」でした。
（小食化して、実現はしていない）

牛も豚も美味しいけど、やっぱり鶏。鳥。トリLOVE！

…そんな思いが通じたのか、
先日友達に誘われたのは、鶏料理メインの個室居酒屋さんでした(^^)

『焼き鳥　兼続』

場所は曽根崎、お初天神の斜め向かいにあるビル内です。

私達は入り口奥の個室に案内されました。
二人だから、入口近くのカウンターに案内されるのかと思ってたら、
普通に6人くらい座れそうな席やった！
ありがたや。

こちらのお席は扉のある完全個室ではなく、暖簾を下ろして仕切る方式でした。
でも奥まっている場所だったので、周りの声は気にならなかったですね。

さて、今回友人がコースを予約してくれてました♡

★七草コース★
9品3000円の人気コースだそうで。
飲み放題は別で付けてもらいました。

3時間999円飲み放題＋プレミアム飲み放題500円

私達は、プレミアムに含まれていた、エクストラゴールドで宴を開始しました！
仕事上りで疲れてるから、ビールが染みるわ。。


【お通し/鶏皮ポン酢和え・茹で枝豆】

まず思ったのは盛り付け凝ってるな、ということ。
私も結構個室居酒屋に伺ってますが、インスタ映えしそうなお通しが出て来たのは今回が初めてですw

枝豆はニンニク風味。
ニンニクのすりおろしとオイルで絡めてるのかな？　塩気が利いて、いきなりお酒がススムクン。

鶏皮ポンズは濃いめの醤油味。

前菜から攻めてるなあ～。

【和風地鶏の水炊き鍋】
お出汁の入った鍋は最初から設置してあり、前菜を食べてる時に鍋の具材を持ってきて下さいました。
２人分にしては量多い…。間違ってないかな？と思ったくらい。

認識した具材としては、エノキ・白菜・白ネギ・人参・焼き豆腐・つくね・鶏モモ肉・ラディッシュ。

「沸騰したら入れて行ってくださいね＾＾」
と店員さん。

ぐつぐつ沸いている白湯風味の出汁に、ゆっくりと具材を入れ込んでいきました。
つくねと鶏モモが食べごろになった時に、お箸投入♪

お出汁はあっさりして、普通にごくごく飲めそう。
つくねは軟骨が入っているのか、コリコリ食感です。
鶏モモ柔らかし。

テーブルに薬味がなかったので、店員さんに依頼すると、
まさかの「ゴマ」「ネギ」「柚子胡椒」の３種盛小皿が出てきてビックリしました…。
想像してたのといい意味で違う。

【蒸し鶏の創作棒棒鶏サラダ】
棒々鶏と冠されたメニューやけど、鶏が霞むくらい野菜てんこもりでした。

かぼちゃ・さつまいも・蓮根・レタス・パプリカ・プチトマト・ラディッシュ・舞茸etc..

写真では伝わらないかもですが山盛りで、普段家で飲んでる時ならこれで満腹になりそうな量やった。

お野菜も新鮮でした。

☆【但馬地鶏の炙り刺身 三種】
今回のイチオシです。

鶏モモ・ムネ・砂肝の刺身。

これもまたフォトジェニッ！と言いたくなる盛り付けです。

飾りの紅葉の葉はもちろんのこと、キュウリやアボカドの飾り切りが周りに配されていて、
食べるのがもったいないくらい。（食べるけど）

その中で一番美味しいし、また食べたいと思ったのが、砂肝の炙り刺身です。
砂肝って、いつも火を通してしか食べないから、生に近い食べ方が初めてで。

柔らかくコリコリ、臭みがなく、出されたごま油に浸して食べると丁度よい感じ。

【麓赤鶏の手羽先唐揚げ】
塩風味の手羽揚げで、一人二本出されました。
「スダチ塩でお召し上がりください♪」とのことで、
皿に盛られたスダチをきゅっと絞り、小皿の塩をつけてパクっとお口へ。

サクサクして美味しいですね。

ただ、塩が盛られてる小皿が小さめで、手羽先の付け方が難しかったので、
ちょっと皿を大きめにしてくれるといいかなと思いました。

【オススメ地鶏の焼鳥３種】
ますはタレ付きつくね。温泉卵とセットで。
みっしりとした肉の重量があるつくねで、食べ応えありでした。

温泉卵を絡めて食べたいと思っていたのに
友人に卵を独り占めされて、とても悲しい気分になりました。


その後は、ネギマと鶏モモ（だったかな？）

ネギマはタレ、モモは塩でした。

【〆の雑炊】
１合はありそうなモリモリご飯と生卵、ネギ、生姜を運んでこられました。
鍋の〆だそうな。
消していた火を強め、沸騰させてお米をIN！

お腹一杯のはずなのに、雑炊はサラサラ食べられるマジック…。

【甘味・季節のシャーベット】
ゆずのシャーベット・生クリーム添えでした。

今回一緒に行った友人は、大食漢というわけではないけど、
出された料理は（刺身のツマでもハンバーグ添えのセロリでも）残さず食べる人物なんですが、
怒涛のボリューム鶏料理オンパレードでお腹の限界点に達したらしく
「ごめん、デザートはよろしく！」と言って、真っ白に力尽きていました。

感想を一言で言うならば、ボリュームがあるけど、思った以上にお安くて美味しく飲める店。
気心の知れた仲間とワイワイするのにはいい空間だと思います。